経理は転職して年収アップを目指す!転職を成功させる具体的な方法とは?

経理は転職して年収アップを目指す!転職を成功させる具体的な方法とは?

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経理として着実に経験を積んできた人は、年収アップのために転職を考えるケースも少なくありません。

今よりもいい待遇で転職を成功させるには、どうしたらいいのでしょうか?

現状の年収に満足していない人は、経理の平均年収やどのくらいの経験を積んでから転職すべきかを知っておきましょう。

今の会社に見切りをつけるポイントも紹介していきます。

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経理の平均年収は499万円で高め!

日本の平均年収はおよそ420万円と言われているのに対し、経理の平均年収は499万円と高めです。

財務や管理会計などはさらに専門性が強いため、経営や金銭管理などに関係する職種は、全体的に年収が高いということが分かります。

経理 平均年収(全体) 20代 30代 40代 50代
経理 499万円 385 万円 502 万円 576 万円 676 万円
管理会計 563万円 440 万円 561 万円 686 万円 784 万円
財務 543万円 396 万円 544 万円 678 万円 822 万円

年収ごとの仕事内容

次に、年収ごとにどのような経理業務をこなしているのか、ご自身の状況と照らし合わせながらみてみましょう。

年収1,000万円〜

役職は財務・リスク管理などの責任者や部長以上で、経理経験が10年以上ある40代~50代が該当します。

上場企業での決算や上場支援など、高度な財務業務の経験、英語力が必要です。

年収800~999万円

マネージャーやリーダー、経理・IRの責任者で、経理歴8年以上、簿記2級以上の資格を持つ30代後半~50代が多い年収レンジです。

上場企業での経理や財務経験、決算リーダー経験、英語力も求められます。

企業規模が小さい場合は、総務や広報の責任者を兼任するケースも多いようです。

年収600~799万円

経理部の課長やリーダー職で、30代~40代前半が多く該当します。

簿記2級以上の資格、もしくは知識を持ち、実務経験は5年以上の管理職経験者はこのくらいの年収が見込めるでしょう。

年収400~599万円

経理の課長候補やIR経験者、経営分析の担当者などの年収レンジです。

簿記2級以上のスキルを持ち、経理経験が3〜5年程度、かつ英語力も兼ね合わせています。

300~399万円

役職がなく、経理経験3年未満もしくは未経験に多い年収です。

簿記3級もしくは2級以上の知識を持ち、年齢は20代~30代前半で、売掛金・買掛金管理や経費精算などが日々の業務になります。

参考:一般社団法人 人材サービス産業協議会(転職賃金相場2018)
http://j-hr.or.jp/wp/wp-content/uploads/tenshokuchingin2018.pdf

年収をアップさせるには経験値を上げることが大切

経理はどの程度の業務をこなしているかでスキルが分かるため、経験を積むごとに年収も上がりやすい傾向です。

しかし会社によってはステップアップできる順番が決まっていることが多く、実力があっても若手は決算などの重要な業務はやらせてもらえない会社もあります。

経理では「年功序列」が強い傾向があるので、「仕事が遅く要領が悪い40歳」と「テキパキと仕事をこなす30歳」では、前者の方が年収は上です。

年齢とともに年収はあがっていきますが、実力を評価してほしい人には物足りないと感じてしまうでしょう。

経理の転職で有利になる資格やスキルとは?

経理で年収アップする効果的な方法とは?

経理で年収を上げたい場合は、以下の2つの方法しかありません。

現職でステップアップ

一番リスクが少ない方法は、今の職場でステップアップすることです。

「資格をとって手当をもらう」「上司に気に入られる努力をする」「やる気をアピールして業務の幅を広げる」などが、手っ取り早い方法として挙げられます。

業績のいい会社へ転職する

2つ目は、給与水準が高い会社への転職です。

給与水準がいい会社は、つまり業績のいい会社となります。

零細企業では、ベテランの経理であっても雑務から決算までを少人数でこなし、使えないシステムに苦労しながら安い給料で働いています。

一方で大企業の経理は、優秀で豊富な人材と最新の設備の中で、雑務はアウトソースしながら付加価値の高い仕事をこなしています。

20代の転職なら経理がオススメ!未経験でも採用されやすい経理の仕事とは

こんな会社の経理は年収アップの見込みなし?

今の会社に残るか、転職して年収アップを狙うかは、以下の3つのポイントが決め手になります。

会社の業績が悪い

会社の業績が伸び悩んでいると、どんなに難しい資格を取ろうが、新しい業務に挑戦しようが、年収は上がりません。

さらに会社の景気が悪いと、売り上げを生まない経理などの事務職から人材を削ったりしていく傾向が強いです。

経理は会社の数字を間近でみられる仕事ですので、自分の会社がどんな状況なのか、もう判断できたのではないでしょうか?

業務が固定化されている

担当者が決まっていて、新しい仕事を覚えるチャンスが少ない会社も、年収アップは期待できません。

ただし、会社が新しい事業やプロジェクトをスタートさせる場合は、経験したことのない業務に挑戦できる可能性もあります。

しかし多くの場合は、それなりの経理経験を持った人に役回りがいくので、20代や30代前半ではいいチャンスに恵まれる機会自体が少ないようです。

ポジションに空きがない

経理は女性にとっても続けやすいという魅力があるため、育休や産休の制度が整いつつある今、退職する人はあまりいません。

他部署に比べても、経理部は年齢層も高めではないでしょうか?

経理は手に職がもてるのがメリットですが、その分ポジションに空きが出にくく、ひとつの枠を複数人で争うことになってしまいます。

年収がいい会社へ転職を成功させるポイント

年功序列の傾向が強く、会社の業績がよくなければ、早々に転職活動を始めることをオススメします。

しかし転職するだけでは、年収の問題を解決することにはなりません。

どうしたら年収がいい会社へ転職できるのかを考えてみましょう。

若いうちに転職活動をスタートさせる

経理は売り手市場ですので、経験があれば50代でも転職は可能です。

ですが転職するには若いに越したことはありません。

40代より30代、30代より20代です。

とくに目立った実績を持っていない人であればなおさら、ポテンシャルに期待される20代のうちが転職の成功率も上がります。

経理は他の職種と比べても、年齢制限がゆるい傾向があります。

部署の若返り目的の採用もあるので、「若さ」というメリットを生かさない手はありません。

企業が欲しがる実務経験を積む

経理はどんな実務を積んでいるかで、スキルの判断がされやすい職業です。

いい会社へ入社するためには、会社が「欲しい」と思うスキルや経験値が必要になってきます。

あなたが条件のいい会社への転職を望んでいるのであれば、以下のような実務経験を積むべきです。

  • 決算
  • 連結決算
  • 税務報告
  • 監査法人対応
  • 予算管理
  • 原価管理
  • 資金調達

現金出納管理や経費精算の実務をどれだけこなしても、全くアピールになりません。

今のうちから、上記のような業務に積極的に参加し、「売れるスキル」を身につけておきましょう。

簿記1級と英語力の強化

近年の簿記1級の合格率は10%前後と、非常に難しいことが分かります。

試験科目は2級にもあった商業簿記と工業簿記に加え、会計学と原価計算の4科目です。

今の市場であれば簿記2級と実務経験さえあれば転職は優位ですが、中堅クラスへのステップアップを狙っているのであれば、簿記1級が武器になってくれるでしょう。

さらに英語力、具体的にはTOEICのスコアが750点ほどあれば、中小企業から上場企業への転職も期待できます。

35歳以上はマネジメント経験を積む

35歳以上の転職では、マネジメント経験の有無が大きく関わってきます。

主任などの役職についていた経験があるか、部下の指導や評価を行なっていたかなどです。

20代〜30代前半は実務経験さえあれば評価されますが、35歳以上で実務経験だけしかアピールができない人は、年収アップは難しいでしょう。

新人教育や派遣社員の指導など、自ら積極的に動いてみるとアピールポイントになります。

外資系の経理は年収が高いってほんと?

「年収アップを狙うなら外資系が1番!」と考える人も多いかと思います。

外資系の経理は本当に年収が高いのか、どうやったら外資系に転職できるのかをチェックしてみましょう。

日系企業より年収は高めで実力主義

年功序列の日系企業と違い、外資系は実力主義です。

転職では「即戦力」を求められるため、実務経験ありきであることがほとんど、ということを覚えておきましょう。

収入面では、主担当レベルの平均年収を比較すると、日系企業で年収400万〜700万円、外資系で年収500万〜900万円とかなり開きがあります。

同じ仕事をしていても、外資系企業では高収入が得られるということが分かりました。

ではどうやったら外資系に転職できるのでしょうか?

外資系への転職は「実務経験」と「英語力」が重視される!

外資系企業も続々と増えるなか、外資系への転職を成功させている20代・30代も多いようです。

求められるのは「実務経験」と「英語力」の2つ。中堅クラスでも、英語力さえあれば、決算補助レベルのスキルでも転職は可能です。

転職前にはTOEICの試験を受けて、英語力の証明ができればベストです。

さらに現職で英語などの外国語を使用した経験があれば、即戦力があると判断され、転職が叶いやすくなります。

外資系企業の経理へ転職するメリットとデメリット

経理で年収アップを狙うなら転職が一番!

経理で年収を上げる方法は、実務経験を積んで転職することです。

転職するときのポイントは以下の3つを意識しましょう。

  1. 業績のいい会社を選ぶ
  2. 企業が求める実務経験を積んでおく
  3. 簿記1級の資格と英語力を磨く

近年の転職市場は、経理職にとって有利な状況になっています。

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