日々の仕事で行き詰ると、プライベートの時間も仕事のことで頭がいっぱいになってしまうことがあります。
仕事ができない、楽しくない、ミスをするのが怖い、頭の中は仕事のことでいっぱいで不安になる…。
仕事ができないことから、転職を考えている人も多いのではないでしょうか?
「仕事ができないから転職しよう」
その決断をする前に、少し立ち止まって考えたいポイントがあります。
転職してから後悔しないために、転職先の見つけ方と成功するための方法を解説します!
目次
仕事ができないと感じている人によくある悩み
仕事ができないと感じている人には、いくつかの共通する悩みが見られます。
自分の気持ちと当てはまるものはありませんか?
自分だけが悩んでいるのではないかと孤独感を感じている場合は、まず同じような気持ちを抱えている人もいるということも意識してみましょう。
よくある悩みとさらに自分を追い込むのではなく、自分の悩みを客観視するための確認作業です。
仕事に対して面白さを感じられない
毎日の仕事がルーチン化している場合、仕事に対して面白さを感じられなくなることも多いです。
単調な作業は慣れてくると刺激を感じにくく、面白さを見いだせなくなってしまいます。
また、ある程度仕事にも慣れて要領を得てくると、仕事をこなすだけになってしまい、楽しむことやそこから発展した先のことに目が向けられなくなってしまうこともあります。
面白さを感じない仕事を毎日続けていくことは、いくら生活のために働いているとはいえ苦痛を感じる作業です。
つまらないと思いながら仕事をしている人は思っている以上に大勢います。
仕事がつまらないと感じる理由と手遅れになる前に取るべき解決方法
ミスが改善できなくて上司から見放されたかも
何度も同じようなミスを繰り返してしまい、上司に怒られてばかりいる。
何度注意されても改善しない。そのうち上司から見放されてしまうのではないか…。
ミスをしない人はいませんが、あまりにも同じミスばかり繰り返していると周りからの視線が辛く感じることもあります。
また、ミスをしてしまうことが怖くなり、その緊張感からさらにミスを繰り返してしまうという悪循環にも陥りやすくなります。
成功経験が少ないと、自己肯定感も下がる一方です。
自己肯定感を無理に上げる必要はありませんが、必要以上に自分を責めてしまうのは自分自身を苦しくさせてしまうだけになってしまい、解決策にはつながりません。
どんなに小さなことでも、できている自分に目を向ける時間は大切です。
ミスをした自分を責める時間だけではなく、ミスを繰り返さないための工夫を考える時間も作ってみましょう。
出世していく同期に取り残されている感がある
同じ時期に入社したはずの同期がどんどん出世していき、自分だけが取り残されているように感じる。
同期がいる場合は特にそういった状況に陥ってしまうことも多いです。
「人は人、自分は自分」と、簡単に割り切ることができないこともあります。
割り切ることができないからこそ、さらに自分だけが取り残されていく感覚に耐えられなくなってしまうのです。
人と自分を比べている時は、周りの状況にばかり目が向いて、自分が仕事に求めているものが曖昧になっている場合があります。
なぜ自分がこの企業で働こうと思ったのか、どんな自分の姿を思い描いていたのか、そもそも理想とする自分の姿があったのか。
今後どこで働くとしても、自分がなぜその仕事をしているのかという目的を明確にしておくことは、自分の軸をもつことにもつながります。
自分だけが上司に怒られる
自分ばかり上司に怒られていると、仕事も苦痛に感じ、劣等感や反発心を抱くこともあります。
怒られてばかりいると、視野が狭くなってしまうだけでなく、周りの状況を把握できなくなってしまいます。
適切な判断ができなくなっている場合も考えられます。
どうして怒られているのか、本当に自分だけが怒られているのか、ということを客観的な視点で考える時間も大切です。
うざい…言葉遣い・態度の悪い上司の対処法12選!体験談も紹介
本当に仕事を辞めていいか一度考えてみよう
仕事を辞めてから辞めなければよかったと後悔しないために、一度落ち着いて考えたいポイントがあります。
辞めたい気持ちばかりが膨らんでしまいがちですが、「辞めることはいつでもできる」という気持ちを持つことも大切です。
まだ入社して2年目で仕事に慣れていない
仕事に慣れるまでには、それなりの時間がかかります。
入社して2年目であれば、まだ仕事を覚えている最中の時期であり、これから伸びていくための力を蓄えている時期でもあります。
仕事を完璧にこなすことに目が向いてしまいがちですが、覚えたことを次につなげることも意識してみましょう。
2年間という数字は長いように思えますが、仕事に慣れるにはもう少し時間が必要です。
耐える時期も必要だということを頭に入れて、これまで覚えてきたことをさらに発展させて考える癖を身に付けることも意識してみましょう。
実は仕事ができないのは勘違いかも
仕事ができないと思っているのは、もしかしたら自分だけの勘違いということもあります。
「三日・三月・三年」という言葉があります。
三日・三月・三年という節目は、悩みやすいと感じる時期とも言われているのです。
新しい仕事を始めたとき、三日目は仕事も分からず、職場にも馴染めず、人間関係も不安定な状態です。
三ヶ月目は少しずつ仕事を覚え始め、人間関係も作られていきます。
同時に、「あれ…?」と思うことも増えてくる時期です。
少し周りの環境や状況、人となりが見えてくると、自分の思い描いていたものと比べて悩んでしまうことがあります。
三年目になると、仕事もある程度覚えて要領もつかめてきます。
そのため仕事が単調でつまらないと感じたり、将来への不安を感じたりしやすくなる時期でもあります。
この先に何があるのだろう…そう考えて、転職を考える人も多いです。
悩む時期も悩む内容も一人一人異なるため一概には言えませんが、悩みやすい時期があるということも覚えておきましょう。
悩みやすい時期に簡単に結論を出してしまうのは、今後後悔する可能性も高くなります。
仕事を辞めて後悔しないか
辛いという気持ちを抱えながら仕事をするのはかなり苦痛ですが、辞めるのはいつでもできるということも頭に入れておきましょう。
仕事に対して不満や辛さばかりが高まっていると、すぐに結論を出したい気持ちに駆られることがあります。
しかし、勢いだけで退職を決めるのは今後のリスクを考えると危険な行動でもあります。
転職したいと思う背景には何があるのかということを、落ち着いて整理してみましょう。
今抱えている悩みは、転職したら本当に解決する悩みでしょうか。
職場が変わることで解決できる悩みと、そうではない悩みがあるということも理解しておきましょう。
仕事ができなくて転職したい人が転職先を見つける方法
実際に転職を考える場合、転職先はどのように見つければよいのでしょうか。
大切なことは、一人で悩まないということです。
転職活動の費用のために仕事を続けながら探す
転職活動には思っている以上にお金がかかります。
就職活動期間中の生活費や就職活動で必要なお金のことを考えると、今の仕事を続けながら転職先を探すことで金銭面の不安が軽くなります。
仕事をしながら転職先を探すのは労力が必要ですが、お金の心配をしながら生活するのは想像以上に精神面の負担が大きくなります。
精神的な不安をできる限り軽くする工夫も、転職活動には必要です。
友人や親に相談する
一人で悩みを抱えてしまい、勢いで結論を出したり、一人で抱えすぎて体調を崩してしまったりする場合もあります。
友人や親など、周りに相談できる人はいますか?
誰かに話を聞いてもらったり相談してアドバイスをもらったりすると、冷静に悩みを客観視することができます。
同じようなことで悩んでいる人も近くにいるかもしれません。一人で解決しようとしないことが大切です。
注意!職場の人間には絶対に相談しない
一人で悩まないことは大切ですが、相談する相手は慎重に選ぶ必要があります。
相談相手を選ぶポイントは、“職場以外で、自分の見方になって客観的なアドバイスをもらえる相手”です。
資格を取得してスキルと自信をつける
やみくもに転職活動を行うのではなく、目的をもって次の転職先を見つけることが大切です。
自分のスキルに自信がないのであれば、資格を取得して自分の強みを活かした就職を考えることもひとつです。
転職活動を成功させるには、自分に自信を持つということも重要なポイントになります。
資格を持っていることが必ず就職に結びつくとは言い切れないですが、資格があることで自分の持っている知識を分かりやすく相手に伝えることができます。
自信をつけるという意味でも、資格取得は転職活動の支えになります。
企業研究を真剣に行う
忘れてしまいがちですが、転職活動では企業研究に力を入れることも大きなポイントです。
なぜ前の職場ではなく、自分たちの企業で働きたいのか。
企業はあなたがここで働きたい理由を知りたいと思っています。
自分の気持ちを十分に伝えるためには、企業についてしっかりと研究をしておく必要があるのです。
その企業に惹かれた理由や自分の持っているスキルや可能性を伝えるためには、まず相手を知ることが大切です。
転職エージェントに相談してみる
転職活動の心強い味方として、転職エージェントが挙げられます。
転職エージェントは、専門知識とこれまでの経験を活かして、一人一人に合った転職のサポートを一緒に考えてくれます。
後悔しない転職をするためには、専門的な視点からのアドバイスも必要です。
また、転職者と企業とのマッチングも重要視しているため、自分に合った転職先を見つけられる可能性も高くなります。
仕事ができないと悩む人におすすめ転職エージェント2選
仕事ができないと悩んでいる人におすすめした転職エージェントを2つご紹介したいと思います。
専門家の力を借りながら、自分の力を伸ばしていける企業を見つけてみてはいかがでしょうか?
ハタラクティブ
利用者の年齢層は10代~30代以上と幅広く、様々な学歴や経歴の利用者の転職をサポートしています。
集まっている求人は人柄重視の企業が多く、細かな情報を元に、一人一人に合った企業を紹介してくれます。
これから伸びていく企業や安定した大手企業・中小企業など様々な業界・業種に対応している点もポイントです。
相談しながら企業選択や面接対策の準備ができ、採用後のアフターフォローもしっかりと受けることができます。
就職shop
株式会社リクルートが運営している、対面型の就職・転職支援サービスです。
利用者の9割は20代ということもあり、今後の成長を期待している企業が多く集まっています。
書類選考なしで面接を受けることが可能ですが、面接対策やセミナーなどで準備をしたうえで面接に臨むことができます。
経歴問わず様々な人の転職実績があり、自分に合った転職先を一緒に考えてくれる心強いサポーターになってくれます。
環境を変えて仕事のできる自分を目指そう
環境を変えたことで仕事に対する自分の考え方も変わったという人も大勢います。
後悔しない転職をするためには、今抱えている悩みを客観的に見て解決策を考えることが大切です。
そのためには、一人で悩まず専門家のサポートなどを活用してみることもおすすめです。
自分の可能性を広げられる職場を見つけて、仕事のできる自分を目指しましょう!