営業職で働いていて「企画職で働いてみたい」「営業職で培った経験を企画職で活かしたい」と思っている方は多いのではないでしょうか?
この記事では営業職から企画職へ転職することについて解説します。
転職を成功させるコツや面接でのアピールポイントなどをご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
営業職から企画職へ転職することは難しい?
営業職から企画職へ転職しようと考えている方は、「未経験だと難しいのかな…」「異業種になるから転職できないのかな…」と悩まれると思います。
結論からお伝えすると、営業職から企画職へ転職することは可能です。
簡単なわけではありませんが、未経験でも転職できます。
実際に営業職から企画職へ転職した方は多く、営業職で培った知識量やコニュニケーション力は企画職で活かせれます。
また「こうすればもっと売れるのに」という改善点などを営業職の頃から考えていた方は、その経験も活かすことができます。
未経験で異業種への転職は難しいと言われますが、営業職から企画職へは転職可能です。
営業職から企画職へ転職する5つのコツ
営業職から企画職へ転職することは可能なのですが、決して簡単なわけではありません。
少しでも希望通りに転職するためには、いくつか「コツ」をおさえておく必要があります。
コツをおさえて転職活動をすることで、営業職から企画職へ転職できる可能性が高まります。
そこで営業職から企画職へ転職するコツを5つご紹介します。
企画職のことを理解する
1つ目のコツが「企画職のことを理解する」ということです
企画職のことを理解すると、どのようなスキルが求められてどのような人材が採用されやすいのか理解できます。
求められるスキル・人物像を理解することができれば、営業職から企画職へ転職できる可能性は高まります。
営業職から企画職へ転職する際は、まず企画職について理解するようにしてください。
企画職の種類と仕事内容について詳しくご紹介します。
企画職の種類と仕事内容
企画職は大きく5つに分けることができます。
企画職の種類と仕事内容は下記の通りです。
商品・サービスの企画
企業の新しいサービスや商品の企画・開発を行う職種です。
新商品だけではなく既にある商品の改良やリニューアルなども企画します。
販売促進
新しく生み出したサービスや商品が購買や契約などにつながるための企画を行う職種です。
例えば、スーパーでの試食販売やシールを貯めると景品と交換できるシステムなどを導入して効果を分析します。
宣伝企画
広告を活用して1人でも多くのお客様に情報を届ける施策を企画する職種です。
宣伝企画が活用する広告は「テレビ・電車・新聞・SNS」など幅広く、ターゲット層にあった広告を企画します。
広報・PR宣伝
企画のように企業側から広告するのではなく、テレビやネット記事などで商品を紹介してもらうための施策を企画する職種です。
プレリリースの作成・発信なども業務の1つです。
営業企画
営業戦力や販売戦力を企画して営業活動を支援する職種です。
パンフレットや提案資料の作成、競合他社の情報収集など効果的な営業アクションの提案などを行います。
企画職には上記の職種があり、それぞれ求められるスキルも異なります。
企画職で求められるスキルを習得する
2つ目のコツが「企画職で求められるスキルを習得する」ということです。
転職を成功させるためには「採用する価値がある」と思ってもらう必要があります。
採用する価値があると思ってもらうためには、企画職で求められるスキルを習得していることが大切です。
ただし企画職で求められるスキルは、前職にあたる営業職で習得していることがあります。
例えば企画職ではプレゼン力・コミュニケーション力が求められるのですが、営業職で培っていると思います。
このように営業職で培っているスキルもあると思うので、培っていないスキルを中心に習得すると営業職から企画職へ転職しやすくなります。
自分の強みと弱みを把握する
3つ目のコツが「自分の強みと弱みを把握する」ということです。
営業職から企画職への転職に関わらず希望通りに転職するためには、自分の強みと弱みを把握することが大切です。
自分の強みと弱みを把握することで、どのように自分を売り込めば良いのか理解できます。
人事の方が「一緒に働きたい」と感じれば、転職は成功します。
そのような気持ちになってもらうためには、まずは自分で自分を把握する必要があります。
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現職の仕事を辞めずに転職活動を行う
4つ目のコツが「仕事を辞めない」ということです。
上記でもお伝えしましたが、営業職から企画職へ転職することは簡単なことではありません。
さらに転職活動に時間がかかってしまう可能性があります。
もし仕事を辞めて転職活動をしていると無職の期間が続いて、「1日でも早く企画職に転職しなくてはいけない」と焦ってしまい、希望している企業とはかけ離れた企業へ転職してしまいます。
転職業界では「ミスマッチ」と言われることで、ミスマッチをしないためにも、働きながら営業職から企画職への転職を目指すことが大切です。
転職エージェントを活用する
5つ目のコツが「転職エージェントを活用する」ということです。
転職エージェントとは、無料で転職に関することを幅広くサポートしてくれるサービスです。
求人紹介・面接対策・条件交渉・書類添削など転職に関することは全てサポートしてくれるため、スムーズに企画職へ転職できる可能性が高まります。
さらにキャリアアドバイザー(転職のプロ)がサポートしてくれるため、働きながらでも営業職から企画職への転職を目指せます。
営業職から企画職へ転職できる可能性を高めるためにも、転職エージェントを活用することが大切です。
面接でのアピールポイント
営業職から企画職へ転職する際は面接でアピールすることが大切です。
しかし転職活動以外で自分をアピールするときは少ないため、「アピールポイントってどこ?」と悩まれると思います。
そこで面接でのアピールポイントをご紹介します。
営業職で培った経験・実績をアピールする
営業職から企画職へ転職する際は、営業職で培った経験・実績をアピールすることが大切です。
「企画職へ転職するのに営業職で培ったものをアピールするの?」と疑問に感じるかもしれませんが、必ず企画職で活かせす経験や実績はあると思います。
希望する職種によって活かせることは異なりますが、経験・実績は説得力があります。
そのため営業職から企画職へ転職する際の面接では、企画職で活かすことができそうな経験・実績をアピールしましょう。
ポジティブな転職理由をアピールする
営業職から企画職へ転職することに関わらず、面接では「ポジティブ」な転職理由をアピールしてください。
例えば「ノルマがある営業職がしんどくて転職を希望しました」とネガティブな理由をアピールすると、人事の方は良い印象を受けません。
反対に「営業で培った経験を企画職で活かしたいと思い転職を希望しました」とポジティブな理由をアピールすると、人事の方は良い印象を受けると思います。
転職理由を偽ることはよくありませんが、アピールの仕方は工夫することが大切です。
企業への想いを伝える
営業職から企画職へ転職する際に「企画職へ転職したかった」「企画職で働いてみたかった」など、企画職で働くことへの「想い」をアピールしてしまう方が多いです。
企画職への想いをアピールすることも大切なのですが、希望している企業への想いをアピールする方が大切です。
企画職への思いばかりをアピールしてしまうと、人事の方は「別の企業でも良かった」と受け取ります。
それでは営業職から企画職へ転職できないため、企業への想いを中心にアピールしてください。
営業から転職したい!営業職以外へ転職する方法とおすすめの転職先
営業職から企画職へ転職する際におすすめの転職エージェント
営業職から企画職へ転職する際は転職エージェントを活用することをおすすめしました。
しかし国内には転職エージェントが数多くあるため、「どのサービスが良いんだろう?」と悩まれることが多いと思います。
そこで営業職から企画職へ転職する際におすすめの転職エージェントを2社ご紹介します。
転職エージェントは併用して利用しても問題ないため、気になるものがあれば登録してみてください。
doda
1つ目が「doda」です。
dodaは国内最大級の転職支援サイトで、転職サイトと転職エージェントのサービスが1つになっています。
両方のサービスを受けられることもあり、dodaの登録者は550万人を超えています。
またdodaには「スカウトサービス」があります。
登録しているだけで企業からアプローチしてくれるサービスで、積極的に転職活動をしなくても企画職へ転職できる可能性があります。d
odaでは企画職の求人を約1万件取り扱っているため、希望に近いものを探し出せると思います。
マイナビエージェント
2つ目が「マイナビエージェント」です。
マイナビエージェントは大手人材会社「マイナビグループ」が運営している転職エージェントです。
35歳までの登録者が多い傾向があり、取り扱っている求人も若者向けが中心です。
そんなマイナビエージェントでは、各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しています。
そのため手厚いサポートを受けることができて、営業職から企画職へ転職できる可能性が高まります。
営業職から企画職への転職を目指そう
この記事では営業職から企画職へ転職することについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
営業職から企画職へ転職することは難しいと言われることがあるのですが、しっかりコツとアピールポイントをおさえていれば転職は可能です。
ただし簡単なことではないので、上記でお伝えした転職エージェントを活用して、営業職から企画職への転職を目指してみてください。