「このままいまの会社に勤めていても大丈夫だろうか?」
「将来的にも不安なく働ける仕事はどんなものがあるだろうか?」
と悩み、お調べではありませんか?
新型コロナウイルスの影響で、仕事がなくなってしまった人もいて、自分は大丈夫だろうか?と不安になる人も多いと思います。
そこでこの記事では将来的に安定した仕事はどういったものがあるかを紹介していきます。
将来的に安定した仕事の4つのポイントもあるので、参考にしてください。
将来的に安定した仕事とはそもそも何か?
昔は安定した仕事というと以下のポイントが重視されていました。
- 年功序列
- 終身雇用
- 大企業
- 高収入
- 転勤が少ない
しかし、いまは安定した仕事の定義そのものが変わってきています。
新型コロナウイルス、IT化、働き方改革など、従来の働き方とは大きく異なることが増えてきました。
いままで安定していると思われていた企業も業績悪化にさいなまれ、安定しているとはとても言えない状況に追い込まれています。
ではいまの時代、これからの時代においてどんな仕事であれば、安定していると言えるのでしょうか。
次の項でポイントを確認していきましょう。
将来的に安定した仕事の4つのポイント
将来的に安定した仕事のポイントを4つここでは紹介していきます。
- 在宅で働くことができる
- 独立しても働けるスキルが得られる
- 日常生活に欠かせない商品やサービスを扱っている
- 家での娯楽に関する商品やサービスを扱っている
いずれかのポイントに当てはまれば、将来的に安定した仕事と言えるでしょう。
それぞれ詳しくお伝えしていきます。
ポイント1.在宅で働くことができる
1つ目のポイントは、「在宅で働くことができる」ことです。
新型コロナウイルスの影響により、在宅で働くことを余儀なくされています。
「在宅で働けなくても、コロナが落ち着けば大丈夫」と思われる人もいるかもしれませんが、このような状況がいつまで続くかは誰もわかりません。
またいまの状況がいったん落ち着いたとしても、同じような状況に再度なる可能性もあるでしょう。
在宅で仕事ができる仕事であれば、新型コロナウイルスなどの影響に左右されずに仕事をすることができます。
在宅でもできるということは職場でも働けるので、状況が落ち着けば会社で働くことも視野に入れておけるはずです。
選択肢を広げるという意味でも、在宅で働ける仕事についておくとより安定して仕事をすることができるでしょう。
ポイント2.スキルが得られる
2つ目のポイントは、「スキルが得られる」ことです。
スキルがあれば、会社がどんな状況になったとしても、別のところで働くことはできます。
新型コロナウイルスの影響により、いままで安定だと思われていた会社であっても倒産の危機に瀕しています。
どんな会社であっても、「絶対に潰れることはない」と思うのは危険です。
働いてる会社がなくなったとしても違うところで働けるスキルがあれば、転職することや独立してフリーランスとして仕事を請けることができます。
ひとつの会社でしか通用しないスキルではなく、汎用的に使えるスキルを身につけておきましょう。
例えば、英語のスキルとプログラミングスキルがあれば、日本以外でも働くことができるようになります。
そうすれば日本がどんな状況になっても海外で仕事ができるので、より安心ですよね。
いまスキルが何もないという人は、働きながら身につけていきましょう。
ポイント3.日常生活に欠かせない商品やサービスを扱っている
3つ目のポイントは、「日常生活に欠かせない商品やサービスを扱っている」ことです。
具体的に言えば、食品や飲料、薬品、電気やガス、水道などが挙げられます。
日常生活に必要なものは、新型コロナウイルスの状況や景気がどうであれ、それに左右されることはありません。
生きるために必要になるので、仕事がなくなってしまうことはないでしょう。
ポイント4.家での娯楽に関する商品やサービスを扱っている
4つ目のポイントは、「家での娯楽に関する商品やサービスを扱っている」ことです。
新型コロナウイルス の影響で、外出自粛を求められることが増えてきました。
ですので、家でストレス発散ができる娯楽に関する商品やサービスの需要は高まっています。
具体的には、ゲーム、デリバリー、出版電子書籍などが挙げられます。
おうち時間を充実させるための商品やサービスはこれからも求められるはずなので、将来的にも安定していると言えるでしょう。
おすすめの将来的に安定した仕事10選
ここからはおすすめの将来的に安定した仕事を10個ピックアップしてお伝えしていきます。
- IT関連の仕事
- インフラ関連の仕事
- 日用品関連の仕事
- 食料品、飲料品関連の仕事
- 農業の仕事
- 医薬品、製薬関連の仕事
- 介護関連の仕事
- ゲーム関連の仕事
- デリバリー関連の仕事
- 出版(電子書籍)関連の仕事
それぞれ詳しく説明します。
おすすめ1.IT関連の仕事
1つ目のおすすめは、IT関連の仕事です。
プログラミングが義務教育に組み込まれるなど、注目度の高い仕事でもあります。
具体的には以下の仕事などが挙げられるでしょう。
- ITエンジニア
- ITプログラマー
- Webデザイナー
- Webライター
- Webマーケッター
いずれもパソコンがあれば在宅で働くことができ、外出自粛という状況でも関係ありません。
ある程度のスキルがあれば、独立してフリーランスとして働くこともできます。
副業が禁止されていない会社であれば、本業以外の収入を持つこともできるため、積極的に挑戦していくといいでしょう。
とはいえ、「IT業界はスキルがないと働けないのでは?」と思われる人もいるかもしれません。
実は業界的にも人手不足なので、未経験でも1から教えてもらいながら働くことができる企業もあります。
働きながらスキルを身に付けることもできるので、未経験の人にもおすすめです。
おすすめ2.インフラ関連の仕事
2つ目のおすすめは、インフラ関連の仕事です。
インフラとは主に、以下のような業界を指します。
- 鉄道・道路
- 電力
- ガス
- 水道局
- 通信
インフラ関連の仕事は、いずれも生活に必要なものばかりで、どんな状況になったとしてもなくなる可能性は低いです。
また高給で、休みも比較的取りやすいワークライフバランスのとれる企業が多いため、働きやすい会社が多いと言えるでしょう。
特に通信業界に関しては、これから5Gが普及されていくので、将来性が明るいです。
新しいビジネスチャンスも多くあり、今後要注目の業界です。
おすすめ3.日用品関連の仕事
3つ目のおすすめは、日用品関連の仕事です。
日用品関連の業界には以下のような会社があります。
- バス用品会社
- 衛生用品会社
- 化粧品会社
こちらも生活に欠かせないものばかりです。
ただし中小企業は業界内での競争に破れてしまう場合もあり、安定しているとは言い難いです。
古くから続く大企業であれば、安定していると言えるでしょう。
おすすめ4.食料品、飲料品関連の仕事
4つ目のおすすめは、食料品、飲料品関連の仕事です。
将来がどうなろうとも、食料や飲料が必要なくなることはありません。
そのため景気や流行に大きく左右されることは考えにくいです。
また新型コロナウイルスの影響で、健康食品にも注目が集まっています。
外出自粛で運動をすることも難しいため、食品には気を使おうと思われる人が増えています。
コロナ禍でも需要が拡大していますし、今後もなくなることがない仕事なので、安心して働くことができるでしょう。
おすすめ5.農業の仕事
5つ目のおすすめは、農業の仕事です。
食料を生産する農業の仕事も今後なくなることは考えにくいです。
少し前まではIT化によって衰退するとも言われていました。
しかし、いまでは農業とテクノロジーをかけあわせたアグリテックという言葉もできて、成長していくと予想されています。
農業と聞くと、薄給でハードというイメージがある人もいるかもしれませんが、テクノロジーを取り入れることで、効率化され働きやすくなるでしょう。
おすすめ6.医薬品、製薬関連の仕事
6つ目のおすすめは医薬品、製薬関連の仕事です。
医薬品、製薬会社もどんな状況でも必要とされる職業なので、安定していると言えるでしょう。
とはいえ、専門性が高く、誰でも就ける仕事ではありません。
特別な経歴があるか、資格を取得する必要があることが多いです。
仕事に付くための条件は厳しいですが、一度就いてしまえば専門性が身につき、安心して働くことができるでしょう。
おすすめ7.介護関連の仕事
7つ目のおすすめは、介護関連の仕事です。
日本では少子高齢化が進んでいるため、今後も需要が途切れる心配はありません。
むしろ人材不足が懸念されている業界ですので、仕事がなくなることはないでしょう。
資格が必要と思われがちですが、介護補助・介護助手の仕事であれば資格はなくても働くことができます。
実務経験を積みながら資格を取得していくこともできるので、キャリアアップしていくこともできるでしょう。
おすすめ8.ゲーム関連の仕事
8つ目のおすすめは、ゲーム関連の仕事です。
ゲームは生活に必要不可欠なものではないので、安定しないのでは?と不安に思われる人もいるかもしれません。
しかしコロナ禍で外出することがなかなか難しくなったこともあり、家でストレスを発散させる方法のひとつとしてゲームをやっている人も多いです。
テクノロジーの進歩もあり、どんどん新しいゲームが発売されていくので、今後も衰退することは考えにくいでしょう。
おすすめ9.フードデリバリー関連の仕事
9つ目のおすすめは、デリバリー関連の仕事です。
新型コロナウイルスの影響で外食の需要が減っている中、逆に増えたのがフードデリバリーです。
いままでは飲食店のスタッフが直接配送する出前が主流でした。
しかし、フードデリバリー企業の勢力が拡大したことで、個人事業主の配送員が飲食店スタッフの代わりに配送することが増えています。
そのためデリバリーを新しく始める店舗も増えており、今後もどんどん増えていくことが予想されるでしょう。
フードデリバリーサービスを提供している会社で勤めていいですし、配送員として個人事業主として働くこともできます。
副業ができる会社に勤めている人であれば、副業としてはじめて見てもいいでしょう。
おすすめ10.出版(電子書籍)関連の仕事
最後のおすすめは、出版(電子書籍)関連の仕事です。
コロナ禍で家で過ごすことが増えたため出版市場は伸びています。
その中でも特に需要が増しているのが電子書籍の分野です。
家で購入し、そのまま読むことができるため、外出が難しいいまの時代とマッチしていると言えるでしょう。
出版物は生活に必要不可欠なものではありませんが、家でもできるストレス発散方法のひとつです。
外出が難しいため個人の読書量が増えていますし、今後もなくなることは考えづらいでしょう。
将来的に安定した仕事を選ぶ上での注意点
将来的に安定した仕事を選ぶ上での注意点は、業界や仕事全体だけで安定しているかどうかを判断せずに、企業の情報もしっかり調べることです。
いくら業界や仕事全体が安定してるからといって、それに当てはまる企業が全て優良企業であるということではありません。
例え将来性のある業界、仕事であっても、自分が働きたくない条件を提示している企業だと安定しているとは言えないでしょう。
将来性だけで見るのではなく、業務内容、社風、社員の人柄など様々な条件も加味した上で、仕事は選ぶようにしてください。
まとめ
将来を安定した仕事にはどういったものがあるのか紹介してきました。
今後安定した仕事を探すときには以下の4つのポイントはおさえるようにしてください。
- 在宅で働くことができる
- 独立しても働けるスキルが得られる
- 日常生活に欠かせない商品やサービスを扱っている
- 家での娯楽に関する商品やサービスを扱っている
ただし、業界や仕事全体だけで見るのではなく、会社の業績がどうなのか?は必ず確認してください。
より充実した生活が送れるように安定した仕事を見つけていきましょう。