社会人として働いていると、定時まで仕事を終わらせることが理想だと思います。
しかし「毎日定時までに仕事が終わらない」「仕事が終わらなくてストレスがたまる」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
この記事では定時までに仕事が終わらない原因について解説します。
定時に帰られるようにする対処法や、定時に帰りやすい仕事もご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
定時までに仕事が終わらない原因
定時までに仕事が終わらない原因は大きく「個人」と「会社」に分けられます。
例えば能力不足で定時までに仕事が終わっていないのであれば個人が原因になり、人手不足で1人に対する仕事量が圧倒的に多い場合は会社が原因だと考えられます。
定時までに仕事が終わらない原因をいくつかご紹介します。
効率が悪い
仕事の効率が悪い方は、定時までに仕事が終わらないことが多いです。
その理由は単純で1つの仕事にかかる時間が増えるからです。
例えば、効率が良い方であれば2時間で終わらせられる仕事を1日で4つ行う必要があるとします。
効率の良い方は「2時間×4つ=8時間」で仕事を終えて定時で帰れます。
しかし効率の悪い方は1つの仕事に2時間以上かかってしまい、4つの仕事が終わるのは定時を過ぎてからになります。
このように効率が悪い方は、定時に仕事を終わらせることは難しいです。
優先順位が付けられていない
優先順位を付けることができていない方は、定時までに仕事が終わらないことが多いです。
上記でお伝えした「効率が悪い」ということに関係してくるのですが、優先順位に付け方で仕事の終わるスピードが変わります。
例えば、優先度の低い仕事に時間をかけてしまうと、自ずと定時までに仕事は終わりません。
反対に優先度の高い仕事に時間をかけて優先的に取り組んでいくと、作業効率が上がり定時までに仕事を終われます。
「仕事が終わらない」と悩めば悩むほど正しい優先順位を付けられなくなるため、悩んでいるときこそ冷静に考えることが大切です。
スケジュール管理ができていない
スケジュール管理ができていない方は、定時までに仕事が終わらないことが多いです。
スケジュール管理ができていないと時間を意識することがなく、だらだらと仕事をしてしまう傾向があります。
また「明日やれば良いか」と後回しにしてしまうことが多く、結果的に仕事がたまってしまい定時までに仕事が終わらないという状況に陥ります。
そしてパンパンのスケジュール管理でも意味がありません。
自分にあったスケジュール管理が大切です。
管理しやすいスケジュール帳の書き方とは?手帳とアプリはどっちが良い?
自分で全てをやろうとする
仕事を全て自分でやろうとする方は、定時までに仕事が終わらないことが多いです。
仕事には得意・不得意があるため全て自分でやろうとすることは非効率で、わからないことを全て自分で解決する必要はありません。
その問題に直面したことがある方に相談すると、数分で問題が解決すると思います。
また自力でこなせる仕事量は決まっているため、他人に頼らなければ定時までに仕事を終わらせることは難しいです。
単純に仕事量が多すぎる
単純に仕事量が多すぎる場合は、定時までに仕事が終わらないことが多いです。
この原因は個人ではなく会社になるのですが、上記でもお伝えしたように自力でこなせる仕事量は決まっていると思います。
もし定時までにこなせる仕事量を数値で表示すると10だとして、毎日10以上の仕事量を任せられると、自ずと定時までに仕事が終わらない状況に陥ります。
そのため「仕事が終わらない」と悩んでいる方は、まず自分に見合った仕事量なのか確認するようにしてみてください。
仕事で評価されない人の10の特徴!会社の評価基準と評価される5つの習慣!
定時に帰られるようにする対処法
定時までに仕事を終わらせるようにするためには、原因を解決する対処法を知ることが大切です。
そこで定時に帰られるようにする対処法を3つご紹介します。
明日からでも実践できる対処法を中心にご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
周りの人を頼る
1つ目の対処法が「周りの人を頼る」ということです。
周りの人を頼ることで自ずと自分自身の仕事量が減り、定時までに仕事が終わるようになります。
自分の仕事量が減るということは周りの人の仕事量が増えるということになるのですが、人には得意・不得意があるため分担することが大切です。
その作業を得意としている人を頼ることで、圧倒的に時間を短縮できます。
ただし頼ってばかりいると周りから良い印象を受けないため、自分が得意な作業は積極的にサポートすることが大切です。
お互いに助け合うことで、作業効率が上がり良い雰囲気で仕事できます。
自分のキャパシティを理解する
2つ目の対処法が「自分のキャパシティを理解する」ということです。
上記でお伝えしているように自力でこなせる仕事量は決まっていて、そのことを「キャパシティ」と言います。
キャパシティを理解することで、自分に見合った仕事量だけを受けられます。
もし自分のキャパシティを理解できていない場合は、自分に見合った仕事量以上を受けてしまうことになります。
そのためキャパシティを理解して超えてしまう仕事は受けないことが大切です。
アプリやツールを導入してみる
3つ目の対処法が「アプリやツールを導入してみる」ということです。
企業によっては仕事を効率化させるアプリやツールを導入していると思いますが、していない場合は導入してみることをおすすめします。
近年IT技術が著しく発展しているため、仕事を効率化させられるアプリやツールがさまざまあります。
そして導入することで、30分かかっていた仕事が5分程度で終わることがあります。
無料アプリや無料ツールでも十分なサービスを活用できます。
仕事を効率化できる無料アプリ8選!導入するメリットとポイントを解説
仕事量が多すぎる場合の対処法
上記では個人が原因で仕事が終わらないときの対処法をお伝えしましたが、仕事量が多くて仕事が終わらない場合があると思います。その場合の対処法を2つご紹介します。
上司に相談する
1つ目の対処法が「上司に相談する」ということです。
部下に対して仕事を振り分けているのは上司だと思います。
そのため「仕事量が多くて自分ではこなしきれない」ということを相談すると、仕事量を減らしてくれる可能性があります。
しかし上司は「こなせる」と思って振り分けているため、「能力がないだけ」と判断される可能性があります。
また「仕事を放棄している」と判断される可能性もあるため、あくまで「相談」ということを忘れないようにしましょう。
上司が「反発している・放棄している」と判断することがないように、伝えてください。
転職する
2つ目の対処法が「転職する」ということです。
仕事量が多いということは、会社の人手が足りていないことが考えられます。
人手が足りていない状態で上司に相談をしても、仕事量を減らしてくれることは考えにくいです。
その場合は転職することで、仕事量を減らすことができます。
転職では自分が希望する業界・職種・企業に応募できるため、定時に帰れることが多いとされている仕事に応募しましょう。
定時に帰りやすい仕事
仕事には定時に帰りやすいものと帰りにくいものがあります。
もし定時に帰りにくい人手が足りていない業界の企業へ転職してしまうと、転職後も仕事が終わらないという状況に陥ります。
そのため下記の定時に帰りやすい仕事を参考にしてみてください。
- 工場勤務
- 受付
- ゴミ収集員
- 公務員
- 一般事務
- BtoBの営業職
- 大学職員
- ビル管理 など
安易に転職先を決めるのではなく、事前に情報収集を怠らないことが大切です。
転職を成功させるためには「転職エージェント」の活用が必須
定時で仕事が終わらなくて転職することを決めた方は、「転職エージェント」を活用するようにしてください。
転職エージェントとは無料で転職に関することを幅広くサポートしてくれるサービスで、活用することで転職の成功率を高められます。
具体的なサポート内容としては、求人紹介・面接対策・書類添削・条件交渉・キャリアプランの形成などが挙げられます。
また転職サイトには公開されない「非公開求人」を紹介してもらえるので、転職エージェントを活用することで選択肢が増えます。
しかし転職エージェントは数多くの種類があるため、「どのサービスが良いんだろう?」と悩まれると思います。
そこでおすすめの転職エージェントを2社ご紹介します。
doda
dodaは業界最大級の転職支援サイトで転職経験がない方でも耳にしたことがあると思います。
転職サイトと転職エージェンのサービスが1つになっていることもあり、登録者数は550万人を超えています。
そんなdodaでは転職をサポートしてくれるキャリアアドバイザーの質が高いです。
実際に利用された方からも高い評価を受けています。
そして各業界に精通しているキャリアアドバイザーが在籍しているため、希望する業界ならではのサポートを受けられます。
サポート力を重視したい方は、dodaがおすすめです。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは総合型の転職エージェントで、20代から高い人気を誇ります
実際に35歳までの登録者が多く、取り扱っている求人は若者向けが多いです。
そんなマイナビエージェントでは非公開求人数が豊富で、取り扱っている求人の80%を占めています。
非公開求人は条件や待遇が良いことが多いので、質の良い求人に応募できる可能性が高まります。
全体で取り扱っている求人数も豊富なので、求人数を重視したい方はマイナビエージェントがおすすめです。
仕事が終わらない原因は個人だけではなく会社にもある
この記事では仕事が終わらない原因をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
仕事が終わらない原因は大きく「個人」と「会社」に分けられます。
個人が原因だった場合は上記でお伝えした対処法を明日からでも実践してみてください。
そして会社が原因だった場合は、転職することをおすすめします。
今の仕事よりも自分に合った仕事が見つける可能性もあるので、仕事が定時までに終わらないと悩んでいる方は転職してみてはいかがでしょうか。