クレディセゾンは東証一部に上場しているクレジットカード会社です。
「永久不滅ポイント」という有効期限のないポイント制度を導入したことから人気を集めて、2,600万人を超える会員数を誇ります。
そんなクレディセゾンへの転職を考えている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、クレディセゾンの転職難易度について解説します。
クレディセゾンへ転職する方法や、募集されている中途採用の情報などもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
クレディセゾンの転職難易度は高い?
クレディセゾンは東証一部に上場している業界最大級のクレジットカード会社です。
クレディセゾンのカード会員数は2,600万人を超えていて、セゾンカードを発行している方も多いと思いますが、転職難易度はそれほど高くありません。
クレジットカード業界の転職難易度は高いのですが、クレディセゾンは中途採用求人に対する応募資格を定めていないので、誰でも転職することが可能です。
また、ホームページで中途採用求人が募集されていて、応募期間などは記載されていないので、常に募集していると考えることができます。
同じクレジットカード会社の「JCB」でも、常に中途採用求人が募集されているのですが、今までの経験やスキルが細かく定められているため、転職難易度は高いと考えられます。
ただし、クレディセゾンへ転職が「簡単」というわけではありません。
日本にある企業の中ではトップクラスに転職難易度が高いです。
あくまでクレジットカード業界・金融業界の中では、転職難易度がそれほど高くないということです。
「クレディセゾンへの転職は簡単」という認識で転職活動を始めることには、注意してください。
クレディセゾンへの転職難易度を低くする方法
クレディセゾンが募集している中途採用求人に応募資格は定められていないのですが、クレジットカード会社や金融業界での経験があると、転職難易度が低くなります。
一般的に転職市場では、未経験者よりも経験者が優遇される傾向があるので、クレディセゾンに通ずる経験をしている方、転職しやすいです。
また、クレジットカード会社や金融業界での経験がなくても、クレディセゾンが求めている職種の経験があれば転職難易度が低くなると考えられます。
例えば、募集されている職種が「営業職」の場合は、営業経験があるだけで転職しやすくなります。
転職市場では「経験」が重要視される傾向があるので、経験をアピールすることが大切です。
クレディセゾンに転職する方法
クレディセゾンに転職する方法は大きく2つにあります。
1つ目がクレディセゾンのホームページで募集されている中途採用求人に応募する方法です。
クレディセゾンのホームページでは、「セールス&サービス職」と「スタッフ職・セールス職」の2つが募集されているため、どちらかの求人で採用されると、クレディセゾンへ転職できます。
2つ目が転職サービスを活用して転職する方法です。
転職サービスとは、求人が多数掲載されている「転職サイト」や、転職に関するサポートサービスを提供している「転職エージェント」などが挙げられます。
転職サービスでは、ホームページで募集されている内容とは異なる求人を取り扱っている可能性があります。
転職サービスを活用して転職する方法について詳しくご紹介します。
クレディセゾンの求人が掲載されている転職サイト
クレディセゾンの求人が掲載されている転職サイトは限られています。
クレディセゾンの求人が掲載されている転職サイトは下記の通りです。
- doda
- マイナビNEXT
- リクナビ転職
- エン転職
上記4つの転職サイトでは、ホームページで募集されていない内容の求人が掲載されていたため、希望に合った求人を見つけられる可能性があります。
ただし、転職サイトに掲載されている求人には、「掲載予定期間」というものがあり、掲載予定期間を過ぎると、求人が掲載されなくなる可能性が高いです。
数カ月後には上記の転職サイトでは掲載されていないかもしれないので、ホームページで募集されている求人以外を希望される方は、すぐに応募することをおすすめします。
転職エージェントの非公開求人に注目
転職エージェントでは、転職サイトに公開されていない「非公開求人」というものを取り扱っています。
非公開求人とは、クレディセゾンの採用担当者が転職エージェントのキャリアアドバイザーに求めている人物像を伝えて、条件に合った転職者を紹介してもらう仕組みになっています。
膨大な応募数の中から求めている人材を見つける手間を省くことができるため、転職先として人気のある企業は取り入れている採用方法です。
そんな非公開求人では、クレディセゾンの求人が取り扱われている可能性があります。
ただし、一般に公開されないので、どの転職エージェントがクレディセゾンの非公開求人を取り扱っているか分かりません。
クレディセゾンの非公開求人を取り扱っている可能性が高い転職エージェントは下記の通りです。
- dodaエージェント
- マイナビエージェント
- パソナキャリア
- ビズリーチ
- リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー) など
そして、転職エージェントでは、面接対策や必要書類の提出など転職に関することは幅広くサポートしてくれます。
転職者に対して担当のキャリアアドバイザーが付くため、働きながらでもクレディセゾンへの転職活動を進めることが可能です。
どの転職エージェントが取り扱っているか分からないので、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。
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クレディセゾンの中途採用情報
クレディセゾンのホームページで募集されている中途採用求人は、「セールス&サービス職」と「スタッフ職・セールス職」の2つです。
募集されている2つの中途採用求人について詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
セールス&サービス職
セールス&サービス職では、クレジットカードの入会促進や申込受付手続き、各種取り扱い商品(クレジット、ローン、生命保険、損害保険など)案内・諸手続きなどが主な仕事内容です。
勤務先になるのは、全国の高島屋、パルコ、ららぽーとなどの店内クレジットカウンター、営業支社になっていて、自宅から120分圏内にあるクレジットカウンターまたはエリア拠点で採用されます。
転居を伴う異動はなく、異動することがあっても自宅から120分圏内です。
セールス&サービス職はクレディセゾンの本店ではなく、支店で働く求人になります。
セールス&サービス職への応募方法は、履歴書(写真付き)・職務経歴書をクレディセゾンに提出するだけです。提出先は下記の通りです。
〒170-6073
東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60・53F
戦略人事部 採用グループ
提出した履歴書と職務経歴書が一次選考として扱われるので、志望動機や今までの実績などはしっかりと記入するようにしてください。
スタッフ職・セールス職
スタッフ職・セールス職では、システム企画やシステム構築に関わる要件の確定、Webサービス開発・運用などが主な仕事内容です。
スタッフ職・セールス職では、支店ではなく、本店で働く求人になっているので、勤務地は本社である「東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60内」に限られています。勤務時間や休日休暇などは下記の通りです。
- 勤務時間:9:00~17:30 (1日実働7.5時間)
- 休日休暇:年間休日120日
- 給与:経験やスキル、能力を考慮し、当社規定により決まる
スタッフ職・セールス職への応募方法は、上記でお伝えした「セールス&サービス職」と同じです。
クレディセゾンの本社で働きたいという方は、スタッフ職・セールス職に応募しましょう。
クレディセゾンの詳しい採用情報は「クレディセゾン 中途採用」を参考にしてみてください。
クレディセゾンの平均年収
クレディセゾンの平均年収は、500万円〜550万円と言われています。
日本の平均年収は約461万円になっているため、クレディセゾンは日本の平均を少し上回っています。
ただし、クレジットカード業界の中で、クレディセゾンの平均年収は低いです。
クレジットカード業界で平均年収が最も高い「日立キャピタル」の平均年収は、750万円〜800万円と言われているので、クレディセゾンとは約200万円もの差があります。
もし、転職することで「年収を高くしたい」と考えている方には、「日立キャピタル・三菱UFJニコス・ジャックス」などがおすすめです。
【2022年最新版】日本の年収の中央値は437万円!中央値と平均は何が違う?
クレディセゾンの福利厚生
クレディセゾンは東証一部に上場している大手企業になるので、設けられている福利厚生が手厚いです。
設けられている福利厚生は下記の通りです。
- 年次有給休暇
- 慶弔休暇
- ウェルネス休暇
- 育児休業
- 財形貯蓄
- 社員持株会
- 契約ホテル
- 各種契約スポーツクラブ
- 短時間勤務制度
- リワークエントリー制度
- 介護休業制度 など
クレディセゾンの口コミでも、福利厚生に関する内容が多く見受けられて、「手厚い」「働きやすい環境」など、とても定評がありました。
上記でお伝えした福利厚生外にも設けられているので、転職しても安心・満足して働くことができると思います。
大手企業におすすめの転職サイト・エージェント
クレディセゾンのような大手企業への転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
転職サービスが多すぎて迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
クレディセゾンのような質の高い優良求人はサイトの検索機能ではヒットせず、エージェントからしか紹介してもらえない非公開求人となっていることも多いです。
また求人は時期によっても掲載内容や掲載の有無が変わります。
クレディセゾンの求人の有無や詳細については、エージェントに相談して確かめるのが確実ですよ。
doda
大手転職支援サービスを提供するdodaは、非公開求人の質が高いことでも知られています。
登録するだけで非公開求人を紹介してもらえるため、質の高い非公開求人を狙って登録をする人も多いです。
クレディセゾンのようなレベルの高い求人を扱っている可能性も高いですね。
金融系の案件でも成功事例を多く持っていますから、登録してみて損はないでしょう。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは20代からの支持を集めている、総合型の転職サイト・エージェントです。
完全無料で利用でき、自分の条件に合わせた求人をコンサルタントから紹介してもらうことが可能です。
大手企業の求人もあるほか、これまで様々な人材の転職活動をサポートしてきたこともあり、ノウハウを十分に保有しています。
コンサルタントは皆さんのヒアリングだけではなく、求人の条件や転職での面接の練習にも付き合ってくれます。
大手企業への転職活動もしっかりサポートしてくれますから、強い味方になってくれるでしょう。
ハイキャリアにおすすめの転職サイト・エージェント
ハイキャリアの転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントも紹介します。
紹介するのはクレディセゾンのような質の高い求人の紹介を特に期待できる、大手求人や好待遇の求人を多く扱う転職エージェントです。
非公開求人の内容を確認するためにも登録してみることをおすすめしますよ。
ビズリーチ
ビズリーチは、ハイクラス層の転職支援に特化した代表的な転職エージェントサービスです。
特に40~50代のミドル層の転職に強いですよ。
求人全体の約30%は年収1000万円以上の求人で、クレディセゾンのような条件の良い案件や転職で高年収を狙っていきたい方に最適です。
即戦力の人材を最適な案件に導くことを得意としていますので、金融業界に関する知識や実務経験があるに越した事はないでしょう。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、30代以上のベテラン層でも多くの転職成功例を持っている、実力のあるエージェントサービスです。
もちろんハイキャリア層の転職を得意とする転職エージェントの一つでもあります。
全体として取り扱い求人の質が高く、クレディセゾンのような大手企業の案件が多く集まっていますよ。
専門性の高いコンサルタントが多数在籍しているのも、JACリクルートメント魅力です。
クレディセゾンの転職におすすめの人物像
クレディセゾンの転職におすすめの人物像は、クレディセゾンのビジネス領域において、専門的な知識や資格を有している方です。
例えば、クレジットカード会社で役立たせることができる資格を取得していると、採用担当者からの信頼を得ることができ、転職難易度が低くなります。
クレディセゾンはクレジットカード以外にも、不動産や保険、デジタルマーケティングなどに関する事業も展開しているので、専門的な知識・資格を有している方は多いでしょう。
中途採用では、「即戦力で働ける人材」が求められるため、クレディセゾンのビジネス領域に対する専門知識や資格を有している方には、クレディセゾンへの転職をおすすめします。