SMBCファイナンスサービスは、クレジットカード事業や信販事業を展開している大手金融会社です。
三井住友フィナンシャルグループの総合金融会社で、2020年7月にクレジットカード会社「セディナ」と合併し、業界トップクラスの売上高を誇ります。
そんなSMBCファイナンスサービスへの転職を考えている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、SMBCファイナンスサービスの転職難易度について解説します。SMBCファイナンスサービスに転職する方法などもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
SMBCファイナンスサービスの転職難易度は高い?
SMBCファイナンスサービスは、大手金融持株会社「三井住友フィナンシャルグループ」の総合金融会社です。
信販事業やクレジットカード事業を中心に展開していて、「三井住友カード」の子会社としてサービスを提供しています。
そんなSMBCファイナンスサービスの転職難易度は高いです。
SMBCグループは一般的な知名度が高いことから、転職先として人気を集めてるため、SMBCファイナンスサービスの転職難易度も高くなっていると考えることができます。
ただし、SMBCグループ内では、比較的転職しやすいと言われています。SMBCグループでは、三井住友銀行・SMBC日興証券・三井住友カード」などが圧倒的に転職難易度が高いです。
SMBCファイナンスサービスは、「SMBCグループへ転職したい」と考えている方にとっては転職難易度が低いと感じるかもしれませんが、「クレジットカード・信販業界へ転職したい」と考えている方にとっては転職難易度が高く感じるでしょう。
SMBCファイナンスサービスへの転職難易度を低くする方法
SMBCファイナンスサービスの転職難易度は高いですが、業界に関する専門的な知識・経験があると、転職難易度を低くすることが可能です。
中途採用では、「即戦力で働ける人材を確保したい」と考えるため、専門的な知識・経験があれば、採用担当者からの評価を得やすくなり、転職しやすくなります。
SMBCファイナンスサービスでは、「クレジットカード・信販・トランザクション」の事業を展開しているので、これら3つの業界に関する専門的な知識・経験が必要です。
さらに、業界に関する「資格」を取得していると、より採用担当者からの評価を得ることができ、グンと転職難易度が低くなります。クレジットカード・信販業界に関する資格は下記の通りです。
- クレジット債権管理士
- クレカウンセラー
- クレディッター
- 個人情報取扱主任者 など
資格を取得するときは、「需要のある資格なのか」ということを確認するようにしてください。
需要の高い資格を取得できていれば、SMBCファイナンスサービスへの転職難易度は低くなります。
SMBCファイナンスサービスに転職する方法
SMBCファイナンスサービスでは、ホームページで中途採用が募集されていません。
ホームページには「現在、募集しておりません。」と掲載されています。
「現在」ということは、不定期で中途採用の募集をしていると考えることができますが、募集されていない期間はホームページからSMBCファイナンスサービスへ転職することが不可能です。
ホームページで募集されていない期間に転職を望まれる方は、転職サービスを活用してみてください。
転職サービスとは、中途採用の求人を掲載している「転職サイト」や、転職に関する幅広いサポートサービスを提供している「転職エージェント」などを指します。
これらの転職サービスであれば、SMBCファイナンスサービスの中途採用を取り扱っている可能性があります。
「1日でも早くSMBCファイナンスサービスへ転職したい」という気持ちがある方は、ホームページで募集されるのを待つのではなく、転職サービスを活用してみてください。
SMBCファイナンスサービスの求人が掲載されている転職サイト
SMBCファイナンスサービスの求人が掲載されている転職サイトを探してみましたが、見つかりませんでした。
基本的に転職サイトに求人を掲載している企業は、「応募数を増やしたい」という考えがあります。
SMBCファイナンスサービスほど大きな会社であれば、転職サイトのサービスを活用しなくても、一定以上の応募数は確保できているため、求人が掲載されていないのでしょう。
ただし、SMBCファイナンスサービスで退職者が続出したり、事業を拡大するために人材が必要になったりした場合には、転職サイトのサービスを活用するかもしれません。
いつSMBCファイナンスサービスの求人が転職サイトに掲載されるか分からないので、今のうちに登録しておくことをおすすめします。おすすめの転職サイトは下記の通りです。
- doda
- マイナビNEXT
- パソナキャリア
- エン転職
- type転職
どの転職サイトで掲載されるか分からないので、複数の転職サイトに登録することをおすすめします。
転職エージェントの非公開求人に注目
転職エージェントでは、転職サイトで掲載していない「非公開求人」を取り扱っています。
非公開求人とは、一般に公開されない中途採用求人で、転職エージェントで紹介してもらわなければ、応募できません。
転職先として人気がある企業は応募が殺到してしまう可能性が高いので、求めている人物像を転職エージェントに伝えて、条件に合った転職者を紹介してもらっています。
そんな非公開求人であれば、SMBCファイナンスサービスの中途採用求人を取り扱っている可能性があります。
SMBCファイナンスサービスの非公開求人を取り扱っている可能性が高い転職エージェントは下記の通りです。
- dodaエージェント
- マイナビ金融エージェント
- ビズリーチ
- パソナキャリア
- リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー) など
そして、転職エージェントでは、非公開求人の紹介だけではなく、面接対策や日程調整など、転職に関することを幅広くサポートしてくれます。
転職のプロにサポートしてもらうことで、転職難易度の高いSMBCファイナンスサービスへ転職しやすくなるでしょう。
SMBCファイナンスサービスの非公開求人をどの転職エージェントが取り扱っているか分からないので、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。
SMBCファイナンスサービスの企業基本情報
SMBCファイナンスサービスの企業基本情報は下記の通りです。
会社名 | SMBCファイナンスサービス株式会社 |
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本店所在地 | 名古屋市中区丸の内三丁目23番20号 |
東京本社所在地 | 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル |
代表者 | 代表取締役社長 小野 直樹 |
株主 | 三井住友カード株式会社 |
事業内容 | カード事業、信販事業、トランザクション事業、融資事業、その他 |
従業員数 | 3,320名(2021年3月末時点) |
SMBCファイナンスサービスは、2020年7月に大手クレジットカード会社「株式会社セディナ」と合併しています。
合併後も社名は変わらず、「SMBCファイナンスサービス株式会社」です。
大手クレジットカード会社と合併したことで、SMBCファイナンスサービスが提供するサービスの質が向上しています。
SMBCファイナンスサービスの平均年収
SMBCファイナンスサービスの平均年収は、450万円〜500万円と言われています。
日本の平均年収が約430万円なので、日本の平均を少し上回っています。
「SMBCグループで平均年収が450万円〜500万円なの?」と思われたかもしれませんが、クレジットカード・信販業界の平均年収は、約400万円と言われているため、業界内では高い平均年収を誇ります。
ただし、大手クレジットカード会社である「イオンファイナンシャルサービス」や「日立キャピタル」の平均年収は約800万円になっているため、転職時に年収を重要視する場合は、SMBCファイナンスサービスへの転職はおすすめしません。
転職先に何を求めるのかを考えて、SMBCファイナンスサービスに転職するか決めるようにしてください。
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SMBCファイナンスサービスの福利厚生
SMBCファイナンスサービスはSMBCグループということもあり、福利厚生は業界トップクラスに手厚いです。
SMBCファイナンスサービスの福利厚生は下記の通りです。
- 福利厚生施設(宿泊施設・レジャー施設等)
- リフレッシュホリデー制度(特別休暇および補助金の支給)
- 社宅補助
- 財形貯蓄制度
- 持株会制度
- 法定外保証
- 社員貸付金制度
- 住宅手当
- 単身赴任手当
- EAP(メンタルヘルス) など
そして、SMBCファイナンスサービスは休暇に関する制度が充実しています。
SMBCファイナンスサービスで設けられている休暇制度は下記の通りです。
- フレックスホリデー (1年の間に5日間の連続休暇を取得する制度)
- ピットイン休暇 (2カ月に各1日休暇を取得する制度)
- アニバーサリー休暇 (記念日などライフイベントを事由として取得する休暇)
- 育児休業・短時間勤務
- 短期育児休業
- ボランティア休暇
- 人間ドック休暇 など
SMBCファイナンスサービスは、従業員が働きやすい環境が整っています。
転職先の福利厚生を重要視する方には、SMBCファイナンスサービスへの転職をおすすめします。
大手企業におすすめの転職サイト・エージェント
大手企業への転職をしたい人におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
転職サービスの取り扱い求人については、時期によっても掲載内容や掲載の有無が変化します。
またSMBCファイナンスサービスのような質の高い優良求人はサイトの検索機能ではヒットせず、エージェントからしか紹介してもらえない非公開求人となっていることも多いです。
公開求人の中にSMBCファイナンスサービスの求人が見つからなくても、諦めずにエージェントに相談してみることで、非公開求人として紹介してもらえることがありますよ。
その中でも転職サービスが多すぎて迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね
doda
大手転職支援サービスを提供するdodaは、非公開求人の質が高いことでも評判です。
企業からの信頼も厚いので、SMBCファイナンスサービスの求人を扱っている可能性も高いです。
また専門分野に特化したコンサルタントを用意しているので、金融業界への転職についても的確なアドバイスを受けることができますよ。
さらに登録するだけで非公開求人を紹介してもらえるため、質の高い非公開求人を狙って登録をする人が非常に多いです。
リクナビNEXT
取り扱い求人数が業界でも多く、希望の求人に出会える可能性が高いのがリクナビNEXTです。
金融だけに絞って求人を検索したところ、629件もの求人がヒットしました。(2022/06/15時点)
非公開求人も多いので、SMBCファイナンスサービスの求人に出会える可能性も高いでしょう。
迷ったらまず登録をおすすめしたい転職サポートサービスです。
ハイキャリアにおすすめの転職サイト・エージェント
ハイキャリアの転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントも見ていきましょう。
紹介するのは、大手求人や好待遇の求人を多く扱うハイキャリア転職を得意とする転職エージェントです。
SMBCファイナンスサービスのような質の高い求人の紹介を特に期待できる転職サポートサービスですから、非公開求人の内容を確認するためにも登録してみることをおすすめしますよ。
ビズリーチ
ビズリーチは、ハイクラス層の転職支援に特化した転職エージェントサービスの一つです。
年収1000万円以上の求人が30%以上もあり、転職で高年収を狙っていきたい方には最適です。
特に40~50代の転職を得意としていますので、ミドル層の転職希望者に特におすすめですよ。
金融系の求人も多数扱いがあり、SMBCファイナンスサービスのような質の高い求人が集まっています。
JACキャリア
JACキャリアは、20代のハイクラス転職に強い転職エージェントサービスです。
ハイキャリア転職はミドル世代というイメージがある中、若手世代の転職に力を入れているのがポイントですね。
求人の質も高く金融業界の案件も取り扱っているた、SMBCファイナンスサービスに出会える可能性も高いです。
20代でも大手企業を狙いたい、初めての転職でキャリアアップを果たしたいという方におすすめのエージェントサービスです。
SMBCファイナンスサービスの転職におすすめの人物像
SMBCファイナンスサービスの転職におすすめの人物像は、人から信頼を得ることに長けている方です。
SMBCファイナンスサービスは金融サービスを提供しているので、お客様から信頼されることが最も大切なスキルになります。
そのことはSMBCファイナンスサービスの採用担当者も理解しているので、面接時には「信頼できる人なのか」ということを重点的に確認しています。
また、業界に関する資格を取得している方も、SMBCファイナンスサービスへの転職をおすすめします。
資格を取得していることは自分自身のアピールポイントになるので、需要の高い資格を取得していれば、SMBCファイナンスサービスへ転職しやすくなります。
SMBCファイナンスサービスの転職難易度は高いですが、人から信頼を得ることに長けている方や、業界に関する資格を取得している方には転職をおすすめします。