三井住友ファイナンス&リースは、東証一部に上場している大手リース会社です。
企業に対してリースやファイナンス、経営サポートなどのサービスを提供していて、リース業界ではトップクラスの売上高を誇ります。
そんな三井住友ファイナンス&リースへの転職を考えている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、三井住友ファイナンス&リースの転職難易度について解説します。
転職する方法や、募集されている中途採用に関する情報もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
三井住友ファイナンス&リースの転職難易度は高い?
三井住友ファイナンス&リースは企業に対してサービスを提供しているリース会社なので、一般的な知名度はあまり高くないのですが、リース業界でトップクラスの売上高を誇ります。
そんな三井住友ファイナンス&リースの転職難易度は高いです。
そもそも、リース業界は全体的に転職難易度が高くなっています。
しかし、三井住友ファイナンス&リースに転職できないわけではありません。
実際に転職を成功させている方は存在するため、三井住友ファイナンス&リースへの転職を諦める必要はないです。
三井住友ファイナンス&リースの転職難易度が高い理由
三井住友ファイナンス&リースの転職難易度が高い理由としては、求められている人材のレベルが高いということが挙げられます。
三井住友ファイナンス&リースの中途採用求人では、
- セキュリティに関する知見のある方
- アーキテクチャーの経験のある方
- ロードマップを描ける方
- Javascript やフロントエンド開発の経験がある方
など、いくつもの条件が定められています。
すべての条件を満たす必要はないと思いますが、専門的な経験や知識が求められるので、転職難易度が高いと考えられます。
さらに、三井住友ファイナンス&リースは転職先として人気があります。
「三井住友フィナンシャルグループ」と「住友商事」の双方と関連会社となり、「金融×商社」という組み合わせを実現できたため、多くの方が転職を希望しています。
三井住友ファイナンス&リースへの転職希望者が増えれば増えるほど、転職難易度も高くなるでしょう。
三井住友ファイナンス&リースに転職する方法
三井住友ファイナンス&リースに転職する方法は大きく2つあります。
1つ目が三井住友ファイナンス&リースの採用ページで募集されてる中途採用求人に応募する方法です。
採用ページでは、「システム企画部 デジタル開発室」の中途採用求人のみが募集されています。
具体的な募集期間は掲載されていないため、常に募集していると考えることができます。
2つ目が転職サービスを活用する方法です。
転職サービスとは、中途採用求人を掲載している「転職サイト」や、転職に関するサポートサービスを提供している「転職エージェント」などを指します。
これらの転職サービスでは、三井住友ファイナンス&リースの採用ページで募集されていない内容の求人を取り扱っている可能性があります。
三井住友ファイナンス&リースには、営業部や管理部なども存在するため、システム企画部以外の求人を取り扱っている可能性は十分にあるでしょう。
転職サービスを活用して転職する方法について詳しくご紹介します。
三井住友ファイナンス&リースの求人が掲載されている転職サイト
転職サイトを活用して転職するには、まず三井住友ファイナンス&リースの中途採用求人を掲載している転職サイトを見つける必要があります。
しかし、三井住友ファイナンス&リースの中途採用求人を掲載している転職サイトはありませんでした。
転職サイトには「応募数を増やしたい」と考えている企業が求人を掲載するため、三井住友ファイナンス&リースは求めている応募数は確保できていると考えることができます。
ただし、三井住友ファイナンス&リースで退職者が続出したり、事業を拡大するために人出が必要になったりした場合には、転職サイトに中途採用求人が掲載されるかもしれません。
いつ転職サイトに三井住友ファイナンス&リースの中途採用求人が掲載されるか分からないので、今のうちに登録しておくことをおすすめします。
転職エージェントの非公開求人に注目
転職エージェントには、一般に公開されない「非公開求人」というものがあります。
非公開求人とは、三井住友ファイナンス&リースが求める人物像をキャリアアドバイザーに伝えて、条件に合った転職者を紹介してもらう仕組みです。
膨大な数の応募から条件に合った人材を見つける手間が省けるため、転職先として人気がある大手企業が利用していることが多い採用方法になります。
そんな非公開求人であれば、三井住友ファイナンス&リースの中途採用求人を取り扱っている可能性があります。
三井住友ファイナンス&リースの非公開求人を取り扱っている可能性が高い転職エージェントは下記の通りです。
- dodaエージェント
- マイナビ金融 AGENT
- パソナキャリア
- ビズリーチ
- ランスタッド など
そして、転職エージェントは、面接対策や面接の日程調整など転職に関することを幅広くサポートしてくれます。
プロのサポートを受けることで、三井住友ファイナンス&リースの転職難易度は低くなるでしょう。
どの転職エージェントが三井住友ファイナンス&リースの非公開求人を取り扱っているのか分からないので、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。
三井住友ファイナンス&リースの中途採用情報
三井住友ファイナンス&リースで募集されている中途採用は、「システム企画部 デジタル開発室」のみです。システム企画部 デジタル開発室では、「デジタルツール開発チーム」と「先端開発チーム」の2つに分けられていて、転職者の経験やスキルによって配属先が決まります。
各チームの特徴は下記の通りです。
「デジタルツール開発チーム」
「新しいテクノロジーを駆使し、経営課題を解決するイノベーションを起こす」をモットーに、 主にWEBシステム開発や、アプリケーション開発をするチーム。
プロジェクトは社内外問わず、さまざまな業界へアプローチすることが可能。
「先端開発チーム」
AI・RPA・IoTといった最先端の技術に挑み、「これまで実現できなかったことを、テクノロジーで可能にしていく」ということをミッションに掲げている。
最近では、機械学習の最新技術を用いて、さまざまなビジネス上の課題解決に向き合っている。
そして、どちらのチームでの勤務条件は統一されています。
システム企画部 デジタル開発室の勤務条件は下記の通りです。
雇用形態 | 正社員 |
---|---|
就業時間 | 裁量労働制導入(所定労働時間7.5時間) |
休日・休暇 | 完全週休二日制、祝祭日、年末年始(12/29~1/3) |
給与・賞与・待遇 | 経験・能力などを考慮して、給与額が決定する |
昇給 | パフォーマンスに応じ年1回の給与改定を実施 |
勤務地 | 東京都千代田区 (リモートワークも可能) |
応募するには、三井住友ファイナンス&リースの採用ページにある「ENTRY(応募フォームはこちら)」をクリックし、必要事項を記載して送信してください。
応募する前に詳しい仕事内容が記載されているので、しっかりと確認することをおすすめします。
各チームで求められている知識や経験は「三井住友ファイナンス&リース 採用情報」から確認してみてください。
三井住友ファイナンス&リースの企業基本情報
三井住友ファイナンス&リースは1963年に設立されて、1968年からリース事業をスタートさせています。
本社は東京都千代田区に構えていて、従業員数は3,600人を超えています。
また、拠点は海外にも進出していて、10カ国に16の拠点を構えています。
三井住友ファイナンス&リースでは、「リース/延払・ファイナンス・レンタル・経営サポート・デジタルソリューション」などのサービスを提供していて、リース業界ではトップクラスの売上高を誇ります。
そして、2018年に「三井住友フィナンシャルグループ」と「住友商事」の双方と関連会社となったことで、「金融×商社」という組み合わせを実現し、さらなる成長を続けています。
三井住友ファイナンス&リースの平均年収
三井住友ファイナンス&リースの平均年収は、800万円〜850万円と言われています。
日本の平均年収は約430万円になっているので、日本の平均を大きく上回っています。
また、三井住友ファイナンス&リースは2018年に「金融×商社」という組み合わせを実現したこともあり、2018年から平均年収が右肩上がりです。
三井住友ファイナンス&リースの業績が著しく低下することは考えにくいので、平均年収は年々増加すると言われています。
そして、三井住友ファイナンス&リースで役職に就いている方は、年収1,000万円以上もらっていて、部長クラスになると年収は1,300万円を超えているでしょう。
これほど平均年収が高い企業はそう多くないので、「転職して年収をアップさせたい」という方にもおすすめできる企業です。
三井住友ファイナンス&リースの福利厚生
三井住友ファイナンス&リースが転職先として人気がある1つの理由として、福利厚生が考えられます。
三井住友ファイナンス&リースは他の企業よりも福利厚生が手厚いです。
設けられている福利厚生は下記の通りです。
- 各種社会保険完備
- 昼食補給金制度
- 各種年金制度
- 財形貯蓄制度
- 産前・産後欠勤制度
- 在宅勤務制度
- 各種住宅制度
- 育児休暇制度
- 通勤手当
- 健康管理
- スポーツクラブ利用 など
三井住友ファイナンス&リースでは、育児や介護などと仕事を両立できるように、さまざまな福利厚生が設けられています。育児休業制度などはもちろん、「看護休暇」や「育休復帰者向けフォローアップ研修」などの制度があります。
三井住友ファイナンス&リースは、子育てサポート企業として、厚生労働大臣の「くるみん認定」を取得しているほど、両立がしやすい会社です。
大手企業におすすめの転職サイト・エージェント
三井住友ファイナンス&リースをはじめとする大手企業への転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
転職サービスが多すぎて迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
取り扱い求人については、時期によっても掲載内容や掲載の有無が変わります。
また三井住友ファイナンス&リースのような質の高い優良求人はサイトの検索機能ではヒットせず、エージェントからしか紹介してもらえない非公開求人となっていることも多いです。
公開求人の中に三井住友ファイナンス&リースの求人が見つからなくても、諦めずにエージェントに相談してみることで、非公開求人として紹介してもらえることがありますよ。
doda
大手転職支援サービスを提供するdodaは企業からの信頼も厚いので、三井住友ファイナンス&リースの求人を扱っている可能性も高いです。
非公開求人の質が高いことにも定評がありますよ。
また専門分野に特化したコンサルタントを用意しているので、リース業界の転職に関する的確なアドバイスを受けることができます。
さらに登録するだけで非公開求人を紹介してもらえるため、転職サービス選びで迷ったらまず登録しておきたいエージェントの一つです。
レバテックキャリア
転職サイトや転職エージェントには、さまざまな職種・業種を取り扱っている「総合型」と、ある分野に特化している「特化型」の2種類が存在します。
レバテックキャリアは、最大の特徴はITやWeb業界のエンジニア・クリエイター専門で、求人を紹介している「特化型」の転職エージェントサービスです。
紹介していたように、三井住友ファイナンス&リースの中途採用は「システム企画部 デジタル開発室」の募集です。
つまりは技術を持ったエンジニアの採用に重きを置いているということ。
IT系やエンジニアに特化しているレバテックキャリアであれば、三井住友ファイナンス&リースの求人に出会える可能性も高く、エンジニア転職のサポート体制も万全です。
ハイキャリアにおすすめの転職サイト・エージェント
ハイキャリアの転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントも紹介します。
紹介するのは三井住友ファイナンス&リースのような質の高い求人の紹介を特に期待できる、大手求人や好待遇の求人を多く扱う転職エージェントです。
非公開求人の内容を確認するためにも、ぜひ登録してみることをおすすめしますよ。
ビズリーチ
ビズリーチは求人全体の約30%が年収1000万円以上の求人というほど、ハイクラス層の転職支援に特化した代表的な転職エージェントサービスです。
特にミドル層の転職に強く、転職で高年収を狙っていきたい方に最適ですよ。
また他にはない希少な求人と出会える可能性が高いのもビズリーチのポイントです。
三井住友ファイナンス&リースをはじめとする、好待遇の案件が集まりやすいのが特徴なのですね。
パソナキャリアハイクラス
パソナキャリアハイクラスは、リース業界でも多くの転職成功実績を持つ、実力のあるエージェントサービスです。
各業界に特化したエージェントが在籍し、利用者の希望に合わせて的確なサポートをしてもらえます。
その名の通りハイクラス転職にも強みがあり、転職者の年収アップ率はなんと67.1%。(2021年9月時点の調査)
実に3人に2人の年収アップを実現させた実績を持っています。
パソナキャリアハイクラスではそれだけ質の高い求人を揃えているということですから、三井住友ファイナンス&リースの求人を扱っている可能性も十分にあるでしょう。
三井住友ファイナンス&リースの転職におすすめの人物像
三井住友ファイナンス&リースの転職におすすめ人物像は、ITに関する知識・経験がある方です。
三井住友ファイナンス&リースの採用ページで募集されているのは、「システム企画部 デジタル開発室」なので、ITに関する知識・経験がある方が求められています。
求められている人材であれば、転職難易度が高い三井住友ファイナンス&リースでも転職できる可能性が高くなります。
さらに、ITに関する資格を取得していると、より転職しやすいです。資格は合格基準が共通で定められているので、採用担当者から信頼を得やすく、知識やスキルをアピールしやすくなります。
三井住友ファイナンス&リースは転職難易度の高い企業ですが、ITに関する知識・経験がある方や、ITに関する資格を取得している方は、転職することをおすすめします。