スクウェア・エニックスに転職するなら？年収・難易度・評判を徹底リサーチ

スクウェア・エニックスは、コンピューターゲームやスマホゲームの企画・開発・販売、出版などを行っている会社です。

2003年に「ドラゴンクエストシリーズ」で知られる株式会社エニックスと「ファイナルファンタジーシリーズ」で知られる株式会社スクウェアが合併して誕生した会社で、国内有数のゲームソフトメーカーとして広く知られています。

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一目で分かるスクウェア・エニックスの評判

スクウェア・エニックスはどんな会社？

事業方針・経営理念

スクウェア・エニックスは上記の理念や経営指針のもと、会社の運営を行っています。

エンターテイメントを提供する企業らしく、流行や世の中の流れなどに敏感で、常に新しいことにチャレンジしていく精神を大事にしています。

事業内容

デジタルエンタテインメント事業

コンシューマーゲームを中心としたゲームの企画・開発・販売を行っています。

また、オンラインゲームの企画・販売・運営、スマートフォン向けのゲームの企画・配信・運営などあらゆるデジタルコンテンツを手掛けています。

アミューズメント事業

アミューズメント施設へ向けた、業務用ゲーム筐体の企画・開発・販売を行っています。

また、同グループのアミューズメント施設である「タイトーステーション」の運営にも携わっています。

出版事業

ゲーム関連書籍にとどまらず、コミック雑誌の発行も行っています。

また、メディアミックスによる実写ドラマ化、アニメ化、舞台化、その他グッズの企画や制作、販売も行っています。

ライツ・プロパティ等事業

グループのコンテンツを中心にグッズ展開、ライセンス管理などを行っています。

また、オフィシャルショップやオフィシャルカフェショップなどの企画・運営も手掛けています。”

売上

スクウェア・エニックス株式会社の2017年度の売上は、1636億4100万円と好調です。

なかでもデジタルエンタテインメント事業の好調さが目立ち、少し出遅れたと見られていたスマートフォンコンテンツも順調に売り上げを伸ばしてきています。

「ドラゴンクエストシリーズ」、「ファイナルファンタジーシリーズ」といったキラーコンテンツを持っていることから、多数あるゲーム会社のなかでも手堅い会社であると言えるでしょう。

海外人気の高いタイトルも持っていることから海外展開にも積極的で、これからさらなる成長が期待されています。

従業員数

“スクウェア・エニックスの従業員数は2,320名、グループ全体では4078名の人が働いています。

中途採用にも積極的で、正社員だけでなく、派遣社員、契約社員などさまざまな勤務形態で働いている人がいます。

募集している多くは特別なスキルを必要とする技術系の職種になりますが、営業職や編集、グッズの企画といった技術職ではない職種もあります。

どの職種も経験者が求められる傾向にありますが、中には未経験者が応募可能な求人もあります。

スクウェア・エニックスの転職難易度

スクウェア・エニックスに転職する際には、一定のスキルや経験が求められます。

人気のゲーム会社であり、求められる経験値やスキルも高いことから転職難易度は比較的高い会社であると言えるでしょう。

ただし、未経験や応募資格に満たない場合でも採用に至ったこともあるようです。

また、正社員のほかに契約社員も多く採用しており、契約社員から正社員を目指すことも可能です。

給与額などは求人情報では明確な提示をされておらず、個人の能力や経験によって決定されています。

スクウェア・エニックスは、中途採用が多く、契約社員や派遣社員も多く働く会社であることから、採用されたあとに会社に馴染めないといった状況になることはないでしょう。

その代わり、即戦力となる能力と確実に実績を上げることを求められるシビアな面がある会社です。

スクウェア・エニックスの待遇

職種に限らず交通費支給、社会保険完備、健康診断など、充実しています。

正社員と契約社員には若干の差が見られます。会社設備も整っていて、待遇は全体的に見て良い会社であると言えるでしょう。

現在募集している職種

シナリオライター

プロデューサー・ディレクター（ソーシャルゲーム）

ゲーム製品営業

社内インフラエンジニア（Windows系）

コミック編集

スクウェア・エニックスの年収は平均1,427万円

スクウェア・エニックスの親会社であるスクウェア・エニックス・ホールディングスの年収は、平均して1,427万円程度となっています。

2022年度の年収は、全国の企業と比較しても高めの金額です。

転職による中途入社の際の給与ははっきりと提示されておらず、経験とスキルによって決定されるようです。

年齢には左右されず、能力重視の傾向にあるため、入社後も実績や能力により年収アップが期待できる環境です。

ボーナス額も実績・評価による変動が顕著なため、仕事に対するモチベーションを保ちやすい環境ではあります。

※参考：株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス　有価証券報告書

転職後の昇給はしやすい？

職種により異なります。

クリエイターやエンジニア等は多数いる中で目立った実績を上げることは難しく、スムーズな昇給は少々難しい傾向にあります。

反対に、営業職は実績が作りやすく、能力次第ではスムーズな昇給が可能です。

ボーナス・賞与は貰える？

スクウェア・エニックスでは毎年、年2回のボーナス・賞与が支給されています。

支給額は評価面談によって決定されるため、実績や能力・評価で多少の変動があるようです。

ちなみに、契約社員の場合には、ボーナス・賞与の支給額は契約段階で決まっており、毎月の固定給に含まれる形で支給されています。

また、過去にはコンテンツのヒットを記念して、アルバイトを含めた全従業員にボーナスが支給されたといった事例もあるようです。

さすがにこういった全従業員へのボーナスは頻繁に発生するものではありませんが、現在もヒットを記念した開発チームへのボーナス支給などは時折行われているようです。

スクウェア・エニックスの福利厚生・待遇は充実している？

スクウェア・エニックスは大企業ということもあり、基本的な福利厚生は整っています。

また、ストレッチ・マッサージルームがあるなど会社内の設備環境も抜群です。

なかでも社員食堂は500円のワンコインで美味しくバランスの取れた食事が食べられると社員にも好評です。

またスクウェア・エニックスでは社員の育成にも熱心に取り組んでおり、研修制度が充実しているほか、語学学習の支援なども行っています。

残業時間

職種や雇用形態などさまざまな要因によって異なりますが、日常的に残業時間が多いといったことはありません。

ただし、繁忙期には、残業が続くといったことも部署によってはあります。

また、勤務形態が部署や職種によって、固定勤務制、裁量労働制、フレックスタイム制の3つに分かれており、それぞれで残業についてや給与についての条件が違ってきます。

固定勤務制は、毎日出社時間と勤務時間が決まっている働き方で、決められた勤務時間を超えると残業代が発生します。

この勤務形態が導入されているのは、総務、人事、事務などで、スクウェア・エニックスの会社の中では少数派に当たります。

裁量労働制は、好きな時間に出社し、好きな時間働くことができるような勤務形態で、実際には出社の必要さえ絶対ではありません。

時間に自由が利く働き方ですが、勤務時間が決まっていないため、長く働いたからといって残業代が支給されることもないので注意が必要です。

これは、ゲーム開発やシナリオライターといった職種に多く見られる勤務形態となっています。

フレックスタイム制は、必ず出社しなければならないとき（コアタイム）と好きなように出社できるとき（フレキシブルタイム）とに分かれていて、毎月決められた時間出社していれば基本給が支払われる仕組みになっています。

基本時間を超えた場合には残業と見なされるため、忙しい部署などでは残業代が稼げる働き方になります。

上記のように部署や職種によって勤務形態は異なり、公式サイトの求人情報にもそれぞれ記載されているので、しっかりとチェックしてから応募するようにしましょう。

特に、裁量労働制の場合には残業代が発生しないということは覚えておいた方が良いでしょう。

休日・休暇

完全週休二日制が採用されており、基本的には土曜日、日曜日は休めるようになっています。

そのほか、祝日や12月29日～1月3日までの年末年始、夏季休暇（5日間）、年次有給休暇、慶弔休暇など、休日は多めに設定されています。

有給休暇も比較的取りやすい環境で、有給消化率は高めとなっています。

福利厚生

スクウェア・エニックスでは上記のような福利厚生を完備しています。

そのほか、毎週水曜日に19時退社デーを設けたり、社内でヨガ教室やウォーキングイベントを開催したりと、社員がリフレッシュでき、健康維持にもつながるような試みを多く導入しています。

スクウェア・エニックスの社風

スクウェア・エニックスは働きやすい環境でしょうか。

社風や文化としては、創造性を重視する姿勢が特徴的です。

ここからは、企業の社風と社員同士の関係性、評価制度について触れていきます。

スクウェア・エニックスで働く環境になっている人におすすめの内容です。

創造性を重視する文化

スクウェア・エニックスの社風は、創造性を重視していることで知られています。

新たな価値を生み出すためには個々の社員の創造力が欠かせないためです。

ゲーム製作というクリエイティブな産業ならではの文化ですね。

会社では、社員一人ひとりが自由に意見を出し、創造的な活動を行うことが推奨されています。

それぞれの社員が自身の才能と情熱を仕事に活かすことが可能でしょう。

アイディアを出すことで、世界中の人々に感動を提供するゲームやサービスを生み出しています。

社員同士の関係性が良好

社員間の関係性もスクウェア・エニックスの社風で重要な要素です。

企業では社員間のコミュニケーションが活発に行われており、社内イベントも豊富に開催されています。

社員同士の交流により、企業全体が一体感を持ち、お互いに刺激を与え合うことが可能でしょう。

各部署間でも協力体制が整っており、共に目標に向かって前進できる環境が整っています。

社内の評価制度が整っている

スクウェア・エニックスの評価制度も、年収に大きく影響します。

社員一人一人が自分の仕事に責任を持ち、結果を出すことで評価される組です。

結果を出せば直接的に昇進や年収に反映されやすいでしょう。

キャリアを積むためには自身の力を発揮して成果を上げることが求められます。

他にも、チーム単位で企業に貢献することも評価の一部となります。

そのため、一緒に働く仲間への協力やリーダーシップも求められる企業です。

スクウェア・エニックスのキャリアパス

スクウェア・エニックスでキャリアを積むためには、人材育成制度を利用しましょう。

中長期のキャリアを築くことで年収アップにもつながります。

成果を出して活躍できる社員になれば、評価アップは難しくありません。

スクウェア・エニックスでは新入社員研修から始まり、中長期的なビジョンが形成できます。

社員研修や人材育成制度が手厚い

社員がスキルを身につけるための研修体制が手厚い企業です。

• TOEIC IPテスト
• 著作権に関する勉強会
• ゲーム開発ツールに関するセミナー

研修では、社会人基礎力から業務知識、技術力まで幅広い知識とスキルが身につきます。

研修終了後は、自身の希望や適性に応じて業務に配属が決まる仕組みです。

担当の業務を通じて、更なるスキルアップを目指せるでしょう。

中長期的なキャリアビジョンを持てる

スクウェア・エニックスでは、中長期的なキャリアの展望も大切にされています。

具体的には、業務遂行能力やリーダーシップ能力を養うことが可能です。

適性があれば専門性のある業務が担当でき、マネジメントポジションを目指すことも難しくありません。

他にも、技術者としてスキルを深化し、専門性を追求するキャリアもあります。

どの道を選ぶにしても、社員一人ひとりが主体的にキャリア形成を行うことが進められています。

スクウェア・エニックスへの転職で気をつけたいこと

スクウェア・エニックスへの転職を考える人向けに情報をまとめました。

求められるスキルと経験、そして転職活動のポイントを理解しておくことが大切です。

業界内でも求人希望者が多い企業なので、倍率が高いことに注意しましょう。

求められるスキルと経験は高い

スクウェア・エニックスで求められる能力や経験値は高いです。

中途採用の場合は即戦力として働かなくてはいけません。

職種にもよりますが、ゲーム開発やデジタルエンターテイメントに関する専門知識やスキルが求められます。

創造性や問題解決能力、チームワークなども重要な能力としてチェックされるでしょう。

求められるスキルや経験は職種によりますが、基本的な能力は抑えてください。

自身が持っているスキルや経験がどのように活かせるかを明確にすることが重要です。

目指すキャリアを明確にする

スクウェア・エニックスへの転職活動では、目指すキャリアをはっきりと考えてください。

スクウェア・エニックスでは社風やビジョンに共感し、それを体現できる人物への需要が高いです。

面接では、自己PRや面接で自分の適正や考えをなるべく詳しく伝えましょう。

特に以下については、エピソードを交えて具体的に話してください。

• 入社後にどんなことをしたいか
• そのために何ができるのか
• なぜこのスクウェア・エニックスを選んだのか

業界全体へのイメージではなく、スクウェア・エニックスでの活躍のビジョンを描くことをおすすめします。

スクウェア・エニックスへ転職するまでの流れ

詳細な流れについては公表されていませんが、だいたい上記のような流れであると予想されています。

書類選考ののち面接というのはどの職種であっても変わらない流れです。

スクウェア・エニックスは従業員のうち8割程度が中途採用であると言われるほど中途採用が多い企業ではありますが、人気のある会社でもあるため、書類選考の段階で落とされる人がかなり多いことが予想されます。

自分のスキルや経験と募集要項とをよく照らし合わせて職種を選ぶようにしましょう。

どうしてもスクウェア・エニックスで働きたいという場合には、正社員で無く、契約社員から正社員を目指すという手もあるでしょう。

面接では、志望動機や転職理由のほかに、やはりゲームについてやスクウェア・エニックスの作品について問われることが多いようです。

面接の場面では、条件面よりも人物を評価する傾向にあるため、出来るだけ自然体で、素直に面接官に向き合うことを心掛けましょう。

基本的に答えに戸惑うような難しい質問をされることはないので、身構えることはありません。

一般にゲーム業界は若い世代が多い職場というイメージがありますが、スクウェア・エニックスでは特に求人の際に年齢制限を設けていない職種が多くなっています。

年齢がネックだと考えている場合にも、一度エントリーしてみてはいかがでしょうか。

スクウェア・エニックスへ転職した人たちの口コミ・評判

大手企業におすすめの転職サイト・エージェント

スクウェア・エニックスへの転職には、転職サイト・エージェントを活用することをお勧めします。

転職サイト・エージェントにはプロのコンサルタントがいるので、しっかりと相談しながら確実な入社を目指すことが可能です。

コンサルタントは独自のノウハウを持っているので、面接が苦手という方や入社試験がある場合などの対処法も教えてもらうことが可能です。

転職が初めてという人やどうしても入りたい会社があるという人には特におすすめです。

ただし掲載される求人は時期によっても異なりますので、非公開求人を含めてスクウェア・エニックスの案件があるかは、エージェントから最新の情報をもらうようにしましょう。

doda