日本電信電話(NTT研究所)は、日本のインフラを支えているNTTグループの持株会社です。
日本電信電話(NTT研究所)自体では、事業やサービスを提供していないのですが、NTTグループの基盤となる研究開発をしている部署があります。
そんな日本電信電話(NTT研究所)への転職を考えている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、日本電信電話(NTT研究所)の転職難易度について解説します。
日本電信電話(NTT研究所)に転職する方法や、中途採用情報もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
日本電信電話(NTT研究所)の転職難易度は高い?
日本電信電話(NTT研究所)は、大手通信事業会社グループ「NTTグループ」の持株会社として設立された会社です。
日本電信電話(NTT研究所)自体では、事業を展開していないのですが、NTTグループ全体の基盤的研究開発の推進をしている「NTT研究所」という部署があります。
そんな日本電信電話(NTT研究所)の転職難易度は高いです。
日本電信電話(NTT研究所)は、NTTグループの基盤となる研究開発を推進しているため、中途採用で求められるレベルがとても高いです。
ただし、日本電信電話(NTT研究所)へ転職できないわけではありません。
実際に日本電信電話(NTT研究所)へ転職している方は存在するので、「転職難易度が高いなら無理だね」と諦める必要はないです。
日本電信電話(NTT研究所)で募集されている中途採用の応募資格を満たしている方であれば、誰でも転職できるチャンスがあります。
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日本電信電話(NTT研究所)の転職難易度が高い理由
日本電信電話(NTT研究所)の転職難易度が高い理由は、大きく2つあります。
1つ目が、日本電信電話(NTT研究所)ということです。
日本電信電話(NTT研究所)は、大手通信会社「NTTグループ」の持株会社になるので、転職先として高い人気を誇ります。
また、日本電信電話(NTT研究所)は、日本のインフラを支えている企業ということもあり、世間からの知名度が高いです。
転職先として人気があり、世間からの知名度が高ければ、日本電信電話(NTT研究所)の中途採用に応募する方が増えるので、自ずと転職難易度は高くなります。
2つ目が、中途採用比率が低いということです。
日本電信電話(NTT研究所)が公表している中途採用比率は下記の通りです。
- 2018年度:8%
- 2019年度:16%
- 2020年度:25%
中途採用比率とは、その年に入社した正規雇用労働者に占める中途採用の割合になるので、2020年度のデータに基づくと、100人のうち25人しか中途採用で入社していないということです。
2018年度では、100人のうち8人しか中途採用で入社していません。
同じ通信業界には、中途採用比率が40%を超えている企業もあるので、日本電信電話(NTT研究所)の転職難易度は高いと考えることができます。
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日本電信電話(NTT研究所)に転職する方法
日本電信電話(NTT研究所)に転職するには、ホームページで募集されている中途採用に応募する方法が挙げられます。
日本電信電話(NTT研究所)では、「キャリア採用」として、「研究・開発職」の中途採用が募集されています。
日本電信電話(NTT研究所)は持株会社なので、営業やエンジニア、マーケティングなどの職種は募集されていません。
日本電信電話(NTT研究所)の「キャリア採用担当」宛に、メールを送信することで、募集されている中途採用に応募できます。
そして、日本電信電話(NTT研究所)は、転職サービスを活用しても転職することが可能です。
転職サービスとは、企業から依頼を受けて求人を掲載している「転職サイト」や、転職に関するサポートサービスを提供している「転職エージェント」などを指します。
これらのサービスを活用することで、応募しやすかったり、転職に関するサポートを受けたりできるメリットがあります。
日本電信電話(NTT研究所)は、研究・開発職しかないので、転職サービスでホームページで募集されている職種以外を取り扱っている可能性は考えにくいです。
転職サービスを活用して、日本電信電話(NTT研究所)に転職する方法について詳しくご紹介します。
日本電信電話(NTT研究所)の求人が掲載されている転職サイト
まずは、日本電信電話(NTT研究所)の求人を掲載している転職サイトを見つける必要があります。しかし、日本電信電話(NTT研究所)の求人が掲載されている転職サイトは見つかりませんでした。
日本電信電話(NTT研究所)は、業界屈指の知名度を誇るので、転職サイトに求人掲載の依頼をしなくても、求めている以上の応募数を確保できていると考えられます。
ただし、日本電信電話(NTT研究所)が事業拡大をするために短期間で多くの人手を必要としたりする場合には、転職サイトに求人が掲載されるかもしれません。
また、日本電信電話(NTT研究所)のグループ会社にあたる「東日本電信電話(NTT東日本)」や、「西日本電信電話(NTT西日本)」の求人は掲載していたので、「NTTグループなら、どこでも良い」という方は、転職サイトから転職することが可能です。
転職エージェントの非公開求人に注目
転職エージェントでは、転職サイトに公開されない「非公開求人」があります。
非公開求人とは、一般には公開されない求人で、日本電信電話(NTT研究所)の採用担当者が、転職エージェントに求めている人物像を伝え、条件を満たしている転職者のみを紹介してもらう仕組みです。転職先として人気がある企業が「導入している可能性が高い採用方法になります。
そんな非公開求人であれば、日本電信電話(NTT研究所)の中途採用求人を取り扱っている可能性があります。日本電信電話(NTT研究所)の非公開求人を取り扱っている可能性が高い転職エージェントは下記の通りです。
- dodaエージェント
- マイナビエージェント
- ビズリーチ
- メイテックネクスト
- リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー) など
そして、転職エージェントでは、面接対策や条件交渉など転職に関することをサポートしてくれます。
転職のプロにサポートしてもらうことで、日本電信電話(NTT研究所)の転職難易度を低くすることが可能です。
どの転職エージェントが日本電信電話(NTT研究所)の非公開求人を取り扱っているのか分からないので、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。
日本電信電話(NTT研究所)の中途採用情報
日本電信電話(NTT研究所)で募集されているのは、「研究・開発職」の1つだけです。
募集されている中途採用の募集要項は下記の通りです。
募集職種 | 情報・通信技術に関わる研究・開発職(宇宙・環境・エネルギー分野を重点募集) |
---|---|
給与 | 経験・能力を考慮し、規定によって決定 |
昇給 | 年1回 |
賞与 | 年2回(6月・12月) |
ロケーション | 研究開発センター(武蔵野、横須賀、厚木、筑波)・NTT京阪奈ビル(品川、田町) |
休暇 | 完全週休2日制(土・日 |
日本電信電話(NTT研究所)では、研究・開発職を分野に分けて募集しています。
その分野によって応募資格や仕事内容が定められているので、日本電信電話(NTT研究所)の中途採用に応募するときは、しっかりと詳細情報を確認するようにしてください。
日本電信電話(NTT研究所)で募集されている分野は「日本電信電話(NTT研究所) キャリア採用」から確認してみてください。
日本電信電話(NTT研究所)の企業基本情報
日本電信電話(NTT研究所)の基本情報は下記の通りです。
名称 | 日本電信電話株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目5番1号 大手町ファーストスクエア イーストタワー |
電話番号 | 03-6838-5111 |
設立年月日 | 1985年4月1日 |
資本金 | 9,380億円(2020年3月31日現在) |
発行済株式総数 | 3,900,788,940株(2020年3月31日現在) |
従業員数(連結ベース) | 319,050名(2020年3月31日現在) |
日本電信電話(NTT研究所)は、「世界をリードする技術を創造し、社会、経済、学問分野の進歩に貢献する」という理想に向けて、さまざまな研究・開発をしています。
日本電信電話(NTT研究所)が保有している特許数は約17,000件で、論文・学術講演は1年間で約2,400件おこなっています。
そして、世界の革新企業・機関トップ100を選出している「Derwent Top 100 グローバル・イノベーター」には、9年連続で選ばれています。
日本電信電話(NTT研究所)は、今後も日本の研究・開発を牽引する企業になるでしょう。
日本電信電話(NTT研究所)の平均年収
日本電信電話(NTT研究所)の平均年収は、870万円〜950万円と言われています。
日本電信電話(NTT研究所)は、研究・開発職しか採用していないため、平均年収の水準が高いです。
通信業界でも高い平均年収を誇り、年収1,000万円以上を目指せる企業になります。
日本電信電話(NTT研究所)の年齢別平均年収は下記の通りです。
- 20代:約550万円
- 30代:約800万円
- 40代:約1,000万円
- 50代:約1,100万円
日本電信電話(NTT研究所)では、30代後半で平均年収である870万円〜950万円を得ることができます。
それ以降は、平均年収以上を得ることができ、年収が1,200万円を超えることもあります。
これほど平均年収の高い企業はそう多くないので、「転職して年収を高くしたい」という方にも、おすすめできる企業です。
大手企業におすすめの転職サイト・エージェント
日本電信電話(NTT研究所)をはじめとする大手企業への転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
転職サービスが多すぎて迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
取り扱い求人については、時期によっても掲載内容や掲載の有無が変わります。
また日本電信電話(NTT研究所)のような質の高い優良求人はサイトの検索機能ではヒットせず、エージェントからしか紹介してもらえない非公開求人となっていることも多いです。
公開求人の中に日本電信電話(NTT研究所)の求人が見つからなくても、諦めずにエージェントに相談してみることで、非公開求人として紹介してもらえることがありますからね。
doda
企業からの信頼も厚いため、日本電信電話(NTT研究所)の求人を扱っている可能性も高いです。
また専門分野に特化したコンサルタントを用意しているので、転職に関して的確なアドバイスを受けることができますよ。
さらに登録するだけで非公開求人を紹介してもらえるため、質の高い非公開求人を狙って登録をする人が多いのです。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、就職や転職全般に強い大手転職サポートサービスです。
業界のノウハウを熟知しているコンサルタントが大勢所属しているのが特徴で、安定した実績を上げてきているため、信頼できる転職エージェントとして評判が高いです。
非公開求人も豊富で、日本電信電話(NTT研究所)のような大手企業の案件や質の高い求人の取り扱いも多いですよ。
ハイキャリアにおすすめの転職サイト・エージェント
ハイキャリアの転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントも紹介します。
紹介するのは日本電信電話(NTT研究所)のような質の高い求人の紹介を特に期待できる、大手求人や好待遇の求人を多く扱う転職エージェントです。
非公開求人の内容を確認するためにも登録してみることをおすすめしますよ。
ビズリーチ
ビズリーチはハイクラス層の転職支援に特化した転職エージェントサービスで、特にのミドル層の転職に強いです。
なんと求人全体の約30%は年収1000万円以上の求人で、転職で高年収を狙っていきたい方に最適ですよ。
他にはない希少な求人と出会える可能性が高いのもビズリーチのポイントです。
日本電信電話(NTT研究所)の求人に出会える可能性も、他のサービスと比べて高いでしょう。
また経営幹部などの求人もそろえているので、転職で幹部層を狙いたい方にもおすすめできます。
パソナキャリアハイクラス
各業界に特化したエージェントが在籍していて、利用者の希望に合わせて的確なサポートをしてもらえるのがパソナキャリアハイクラスです。
その名の通りハイクラス転職にも強みがあり、日本電信電話(NTT研究所)のような有名企業の求人も集まりやすいです。
また転職者の年収アップ率はなんと67.1%。(2021年9が売時点の調査)
実に3人に2人の年収アップを実現させた実績を持っていて、それだけ質の高い求人をそろえているということでもありますね。
日本電信電話(NTT研究所)の転職におすすめの人物像
日本電信電話(NTT研究所)の転職におすすめの人物像は、研究・開発職の経験がある方です。
日本電信電話(NTT研究所)の中途採用では、どの分野でも「研究経験のある方」「開発経験のある方」と定められているので、未経験では転職できません。
どれだけ社会人として魅力的なスキル・実績があっても、研究・開発職の経験は求められます。
また、日本電信電話(NTT研究所)では、宇宙・環境・エネルギー分野を重点的に募集しているので、それらの分野に関する経験がある方は、転職難易度がグンと低くなります。
日本電信電話(NTT研究所)の転職難易度は高いですが、研究・開発職の経験がある方や、宇宙・環境・エネルギーに関する経験がある方には、転職することをおすすめします。