転職エージェントが必死に見えることがあるのはなぜでしょうか。
この記事では、転職エージェントが必死に行動する背後にある主な理由をまとめました。
加えて、必死な態度に対する効果的な対応策を詳しく解説します。
「転職エージェントが必死で使いにくい」と感じている人にも、おすすめの内容です。
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目次
転職エージェントが必死で胡散臭い原因を紹介
転職エージェントとのやり取りで「しつこいな」と感じたことはありませんか。
必死に感じるエージェントの背後には様々な理由があります。
ここでは、エージェントが必死と感じてしまう原因をまとめました。
メールや電話の連絡がしつこい
転職をサポートするエージェントは、最適な紹介をするために頻繁に連絡をとることがあります。
しかし、何度も連絡が来ると、求職者としてはストレスを感じることもありますよね。
エージェントが早く転職活動を終了させたいというプレッシャーからくる場合も考えられます。
結果として成果に結びつけるために、エージェントからの連絡がしつこくなると考えられます。
電話のしつこい転職サイト・エージェントの対処法!連絡を無視したらどうなるの?
内定承諾を急いでいる
エージェントは企業から依頼を受けているため、早く内定をもらうことが評価の材料となります。
サービスの利用中に急かされていると感じることもあるでしょう。
内定承諾のため、エージェントから圧力を感じる可能性もあります。
必死と感じてしまう原因には、成果を急いでいることがあげられるでしょう。
条件に合わない求人を強引に紹介してくる
エージェントから「これはちょっと合わない」と思う求人を紹介される可能性もあるでしょう。
エージェントにとっては、求職者が早く仕事を見つけることが最優先です。
場合によっては最適でない求人を紹介してしまうこともあるのです。
条件に合わない求人を紹介された場合は、希望通りではないことを正直に伝えましょう。
上から目線で面談が行われる
エージェントが経験豊富だと、まれに上からのアドバイスを受けることがあります。
必死なあまり、丁寧な対応をしてもらえない場合は注意しましょう。
ただし、転職成功のためのアドバイスとして割り切るとスムーズに進む可能性があります。
キャリアカウンセラーの相性が悪ければ、担当者の変更申請がおすすめです。
転職エージェントが必死な理由
転職エージェントがどうしてあんなに必死なのか、その理由を紹介します。
エージェントは業界の特性やビジネスモデルが独特な仕事です。
業務を理解することで、コミュニケーションも円滑に進むでしょう。
転職エージェントで内定辞退したらしつこい!理由と対処法を紹介します
企業から手数料を得るシステムだから
転職エージェントのビジネスモデルは、求職者を企業に紹介し、その結果として企業から手数料を得るというものです。
つまり、早く求職者に転職先を見つけることがエージェントの利益に直結します。
この利益追求の構造が、エージェントの必死な行動につながることがあるのです。
エージェントが利益を得るためには、なるべく多くの求職者を企業に紹介しなくてはいけません。
人材業界は流動が激しいから
人材業界は競争が激しい上に、求職者のニーズや市場の動向が常に変わります。
エージェントは相撲市場の動きに即応する必要があるでしょう。
この激しい流動性が、エージェントの積極的な行動につながることもあります。
必死という印象を受けやすい業務内容であることは確かです。
キャリアアドバイザーのノルマが決まっている
エージェントの中には、キャリアアドバイザーにノルマを設定している企業も少なくありません。
ノルマを達成するため、求職者に対して積極的に行動することが求められる場合もあるでしょう。
仕事に関わるノルマ設定が、エージェントが必死に行動する理由と考えられます。
むかつく転職エージェントが担当に!うざい・しつこいと感じた時の対処法を伝授します
転職エージェントが必死?不安に感じた時の対応
転職エージェントの必死な態度に不安を感じたことはありませんか。
ここからは、そんな時にどのような対応が有効なのか具体的に解説します。
エージェントとの関係を良好に保ちつつ、転職活動を進めるためのポイントを掴んでください。
良好な関係を築く努力をする
エージェントとのコミュニケーションは転職成功の鍵と言えます。
連絡が多すぎる、要望が強すぎると感じる場合でも、感じたことを適切に訴えましょう。
お互いの期待値や希望する対応を調整する努力が重要です。
転職エージェントが役立たず!無能な担当者に当たった時の対処法を紹介します
連絡はこまめに対応する
エージェントからの連絡が多いと感じる場合、求職者の迅速な対応が解決のきっかけとなることがあります。
素早く反応することで、エージェントからの不要な連絡が防げるでしょう。
聞かれたことに迅速に対応すれば、エージェントからの連絡を減らせます。
メールや電話での連絡があまりに多い場合、使えるように伝えてもいいですね。
希望している転職時期をきちんと伝える
最初から希望する転職時期を明確に伝えておけば、エージェントからのしつこい対応が減らせます。
転職活動に関わる、エージェントとの認識を一致させましょう。
転職の時期や速度に関する希望がエージェントと一致していない場合、必死と感じてしまうことがあります。
納得できる企業が見つかるまで活動する
転職はあくまで自分の価値観に合う企業を見つけるまで活動を続けることが肝心です。
エージェントの提案に納得できない場合、自分の目的をしっかりと伝えてください。
目標を共有し、エージェントの力を借りて転職活動をすることが重要です。
自分が長くキャリアを積めるであろう企業が見つかるまで、根気強く活動しましょう。
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転職エージェントが必死?利用するメリット
転職エージェントの必死な態度に戸惑うこともあるかもしれません。
しかし、彼らのサービスには数多くのメリットがあります。
ここでは、その具体的なメリットを解説します。
加えて、どのような場面でエージェントの力を借りると良いのか紹介します。
無料で転職サポートが受けられる
多くの転職エージェントでは、求職者から利用料金を受け取りません。
このため、プロのサポートを無料で受けることができます。
お金をかけずに転職活動を円滑に進めることが可能となります。
ただし、転職エージェントによって利用料が異なるので注意しましょう。
転職エージェントがもらうインセンティブとは?仕組みや金額について解説
客観的に評価してもらえる
自分では気付かない長所や短所、市場価値を客観的に評価してもらえることもエージェントの大きなメリットです。
プロの視点からのアドバイスは、自己分析をさらに深められます。
自分に合った業界や職種だけでなく、採用率が高い企業が分かりやすくなりますね。
自分に合った適切なポジションへの応募もしやすくなるでしょう。
企業との連絡と交渉を代行してもらえる
面接日程の調整や給与交渉など、転職活動での細かいやり取りもエージェントが代行してくれます。
そのため、スムーズな転職活動が可能になります。
転職先との交渉が苦手な方にとっては、このサポートは非常に価値があるでしょう。
自分が希望する条件に近い環境で、新しい仕事をスタートできます。
転職活動がスムーズに進められる
転職エージェントのサポートには以下のものがあります。
- 市場動向の解説
- 自分に合った企業の紹介
- 自己PRの方法
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策など
以上を受けることで転職活動全般がスムーズに進行します。
エージェントと協力すれば、効率的に転職活動をすすめられるでしょう。
ひとりで転職先を探すよりも、効率的に企業情報がチェックできます。
転職エージェントが必死?利用するデメリット
転職エージェントには多くのメリットがありますが、気をつけたいデメリットも存在します。
正しい転職活動をするためには、デメリットについても理解しましょう。
以下では、転職エージェント利用時に覚えておきたいデメリットについて説明します。
質の悪いキャリアアドバイザーに当たる可能性がある
エージェントを利用中に、質の悪いアドバイザーに当たる可能性もあるでしょう。
転職エージェントの質は担当するキャリアアドバイザーに左右されることが多いです。
自分に合わない提案や、不適切なアドバイスには十分に注意してください。
エージェントのレベルによって転職先が異なる
エージェントのネットワークや業界知識は各サービスで異なります。
そのため、エージェントのレベルによっては、理想の転職先を見つけられない可能性に注意してください。
エージェントが扱っている求人は限られていることにも気をつけましょう。
エージェントだけに頼らず、自分で求人情報を収集する姿勢も大切です。
求人の紹介を断られる可能性もある
必死なエージェントには、慎重に動くあまり求人の紹介を厳しく判断するキャリアカウンセラーもいます。
希望する求人があるのに、なかなか紹介してもらえない危険性も考えられるでしょう。
これはエージェントが求職者のスキルや経験を考慮した上での結論です。
自分に合った最適な求人を選んでもらえると判断してください。
転職エージェントが必死?良いサービスの見分け方
転職エージェントの選び方は、成功する転職にとって非常に重要なポイントです。
多くのエージェントが存在する中で、自分にあったサービスを見極めることは簡単ではありません。
ここでは、良いサービスを提供しているエージェントの見分け方について、具体的なコツを解説します。
公式サイト実績が記載してあるか
転職エージェントの公式サイトに実績が記載されているサービスは信頼できます。
そのエージェントがどれほど信頼されているか、どれだけの転職支援を成功させたかなどの情報が一目でわかるでしょう。
実績の公開は、サービスの透明性を高めるための重要な要素と考えてください。
転職エージェントを選ぶ際にチェックするべきポイントのひとつです。
ぶっちゃけ転職エージェントを使うと採用で不利になるのか、人事のプロに訊いてみた
キャリアカウンセリングが丁寧
良い転職エージェントは、クライアントのキャリアプランを深く理解してくれます。
個人に合わせて、マッチ率が高い提案を行います。
そのため、カウンセリングが丁寧で個別対応が行われているかを確認すると良いでしょう。
面談の雰囲気や相談のしやすさも重要な要素です。
個人のキャリアプランに合った提案が行われ、相談しやすい環境が整っているかどうかをチェックしてください。
扱っている求人に優良企業が多い
エージェントは大手企業の求人を扱っているか、登録前にチェックしましょう。
良い転職エージェントは、幅広い求人情報を提供するために豊富なネットワークを持っています。
とくに優良企業の求人情報が多いエージェントは、信頼性が高いと言えるでしょう。
自分の業界や職種に精通したサービスを選ぶことも、転職に成功するポイントとなります。
所属しているキャリアアドバイザーの数が多い
キャリアアドバイザーのスキルや経験値が高いか確認しましょう。
エージェントの質は、所属しているキャリアアドバイザーのスキルや経験に大きく影響されます。
多くのキャリアアドバイザーが所属しており、それぞれの専門性や経験値が高いエージェントは、より的確なサポートが期待できるでしょう。
公式サイトにキャリアアドバイザーの情報を記載しているエージェントもあるので、チェックしてください。
転職エージェントのメリット・デメリット!どんな人が利用すべき?
転職エージェントで役立つサービス3選
エージェントを活用すれば転職活動がスムーズに進められるでしょう。
しかし、どのエージェントが自分に合うのか、選び方にはコツがあります。
ここからは、信頼のおける転職エージェントの具体的なサービスをまとめました。
doda
dodaは多岐にわたる業界と職種に対応しており、丁寧なサポートが受けられます。
初めて転職エージェントを利用する方にもおすすめできるエージェントです。
国内でも非常に高い知名度を誇る転職エージェントで、求人数が豊富なサービスでしょう。
専門のキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職活動を、親身にサポートしています。
ビズリーチ
ビズリーチは管理職や専門職に特化しており、中途採用のハイクラス求人もそろっています。
プロフェッショナルなキャリアアドバイザーが、個別にサポートを提供していることもポイントです。
とくに、転職で同じ業界を目指す人や、より高いポジションを目指す転職者に適したエージェントです。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、初めての転職から経験者まで対応できる幅広いサポート体制が整っています。
豊富な求人情報と、個人のニーズに応じたマッチングサービスがポイントです。
初心者から経験者まで、幅広い層に利用されている信頼できる転職エージェントと言えます。
転職エージェントが必死?よくある質問
転職エージェントが必死と感じる理由や、よくある質問をまとめました。
それに対する答えも、くわしく紹介します。
- 転職エージェントから説教される・見捨てられるって本当?
- 同性のキャリアカウンセラーに依頼するべき?
- 転職エージェントの利用は絶対にした方がいい?
転職エージェントへの正しい理解を深めるため、情報を確認しましょう。
転職エージェントで相性の合わない担当者に当たったときの対処法
転職エージェントから説教される・見捨てられるって本当?
説教される・見捨てられるという情報に対しては、エージェントの質による部分もあります。
プロフェッショナルなエージェントはクライアントの成功を第一に考えるでしょう。
ただし、厳しすぎる説教をしたり、必要な連絡を取らないことは、信頼できるサービスではありません。
転職について適切なガイダンスとサポートを提供するエージェントを選びましょう。
不安に感じる場合は、口コミや評判を事前にチェックしてください。
同性のキャリアカウンセラーに依頼するべき?
キャリアカウンセラーは同性か異性かよりも、専門性や経験、相性などの要素が重要です。
自分に合ったキャリアカウンセラーを見つけることは、転職活動において大きなポイントと考えてください。
面談やカウンセリングの初回で相性を確かめることがおすすめです。
転職エージェントの利用は絶対にした方がいい?
エージェントを利用するべきかどうかは個人の状況やニーズに応じて変わります。
自分の求める転職先やキャリアプランに合ったサポートが必要かどうか考えましょう。
必要であれば信頼できるエージェントを選ぶと良いでしょう。
ただし、転職活動に迷った場合はエージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントが必死になる?面接に落ちる残念な人の特徴ランキング
ここからは視点を変えて、人事の観点から面接に落ちてしまう人の特徴を紹介します。
転職エージェントの仕事も結構大変なもので、せっかく優良求人を紹介しても、面接がダメで落とされてしまうと、これまでの労力は水の泡。
転職エージェントの場合、紹介だけでなく入職まで決まらないと報酬が支払われないので、面接が苦手な転職希望者は、ほんとにむかつくそうです。
あなたは自分の面接力に自信を持っていますか?
そこで今回は現職の転職エージェントから聞いた、面接で落とされる人の特徴をランキング形式で紹介し、人事視点で各項目の理由や対策を解説していこうと思います。
簡単な私のプロフィールはこちら。
筆者のプロフィール
年齢 | 31歳 |
---|---|
現職 | ベンチャー企業の人事 |
転職回数 | 2回 |
経歴 | 新卒で入社した上場企業から中小企業へ転職。 ブラック気質に嫌気が差し、友人の紹介からスタートアップ企業へ転職、現在、人事・総務として邁進中。 |
1位 自己プレゼンテーション力が低い人
面接は自分という商品を相手に売り込むプレゼンです。
別に初対面の人と、明るく楽しく話せる能力が必要なわけではありません。
重要なのは要点をまとめて、自分の魅力を伝える力です。
しかし新卒時の就活以来、面接を受けてこなかった人の多くは、この自己プレゼンテーション力が欠如しています。
短い時間で1から10まで説明しようと思わない
「では、これまでの職務経歴を教えてください」
面接官がこう質問した場合、あなたに喋ることが許される時間は長くて45秒程度です。
それ以上長くなると、面接官の立場からするとイライラしてきます。
大体、職務経歴書を見れば、あなたがどんな会社で働いて、どんな仕事をしてきたかは把握できます。
それでも質問するのは、書面では書き記せなかった経験・スキルや、強調したいポイントを知りたいからです。
こういった質問の意図を理解せず、1から10までこれまでの経験を語ろうとする人は、その時点で採用熱はかなり下がってしまいます。
概要⇒細部⇒ベネフィット、の順番を忘れずに!
職務経歴を説明する際には、すべてを細かく説明する必要はありません。
まずは新卒から現在までの概要を簡単に説明し、そこから最もアピールしたい仕事について、フォーカスしてください。
もし他に気になるようなことがあれば、面接官から質問をするので、最初からすべてを説明する必要はありません。
そして最後に、過去の経歴から会社にもたらすことができる「ベネフィット」を明確に提示しましょう。
×「2000人規模の案件に携わった経験から、スタートアップの仕組みづくりに尽力してきた」
〇「2000人規模の案件に携わった経験から、今後の新しい事業の立ち上げ時の仕組みづくりにも貢献できます」
志望意欲・やる気が感じられない人
本人にやる気があったとしても、伝え方が悪いせいで、どうしてもやる気がないように見えてしまう人は多いです。
最近では事前に用意できる「志望動機」や「自己PR」などの項目ではなく、面接中の態度や「転職理由」「職務経歴」など、様々な項目から転職者の意欲を評価する傾向が強いです。
そのため前職の条件が不満というだけで辞めた方や、異業種から未経験で転職をする方は、伝え方やマインドの部分を、しっかり準備しておきましょう。
「条件を良くしたいから」というだけで転職するのは危険
転職理由に「年収を増やしたい」「充実した福利厚生に魅力を感じた」などと書いている人は、人事からすると一気に採用する気を失くします。
前職よりもいい条件を求めるというのは、転職では当たり前のことです。
せっかくのアピールの場で、分かり切ったことを言われても、何も心には響きません。
また待遇さえよければどんな仕事でもいい、という人は少数派だと思います。
なぜこの業種・職種・会社への転職を決めたのか。
転職理由が条件で止まっている人は、仕事への意欲が低いと判断されてしまいます。
20代の転職を成功に導く志望動機とは?自己PRのポイントを徹底解説!
3位 チャレンジ精神・知的好奇心のない人
新しく会社へ入ってくる人へ求めるのは、圧倒的なチャレンジ精神と知的好奇心(向上心)です。
新しい環境のやり方に順応し、これまでの経験を活用してくれる方でなければ、中途採用から活躍するのは難しくなります。
そのため面接の最中で、未経験の業務やスキルが求められたとしても、意欲を見せることが大切です。
「やりたい」「やる気はあります」と抽象的な表現はNG
採用されれば何でも良いと考えている人は、こちらの要望にすべて「やりたい」「やる気はあります」と答えてきます。
しかし口だけでは誰でもそんなことは言えますし、本当にやる気があるのであれば、面接の前からすでに行動を起こしているはずです。
業務上、必要な資格やスキルが分かっているのであれば、面接の前からアクションを起こしてください。
そして期限を設けて、いつまでに業務に対応できるのかまで答えてくれると、面接官からの心証はかなり良くなります。
4位 忍耐力がない人
これまでの職務経歴や面接中の態度を見て、「忍耐力がなさそう」と判断した人は、容赦なく面接で落とします。
企業からすると、中途採用であっても長く働いている人を求めています。
中途採用の場合、すでに「仕事を辞める」という経験をしている分、ストレス耐性に弱いのでは?という疑問は常に付きまといます。
転職回数が多い人は素直に反省の意思を示しましょう
20代で3回以上、30代で4回以上、40代で5回以上転職をしている方は、すぐに辞める人だと評価されやすいです。
そのため過去の転職理由はなるべくポジティブに伝えて、今後はこの会社でキャリアを積み上げていきたい、と真摯に伝えてください。
以前働いていた会社がどんなにブラック企業だったとしても、悪く言ってはいけません。
人事からすると、何も調べずにブラック企業に入る方が悪い、としか思いません。
しかし「あの頃は軽い気持ちで転職をしており、反省している」と伝えて貰えれば、大きなマイナス点にはなりません。
転職回数が10回以上だと転職に不利?採用に結びつけるコツも解説します
5位 当事者意識のない人
中途採用で入ってくる人、特にミドル層の人たちには、近い将来管理職に就いてもらうことを想定しています。
そのため当事者意識や責任感のない人材は、面接で落とされる可能性が高いです。
面接中は様々な角度から質問を行い、あなたに当事者意識があるか判断します。
しっかりとマインドセットをしておき、他人任せな印象を持たれないようにしてください。
転職理由を人・会社のせいにする人は最悪
「せっかく案件を取ってきたのに、技術部と折り合いがつかなかった」
「会社の上層部の考えが古く、やりたいようにやれなかった」
転職理由でこんなことを言われたら、その場で帰ってもらうレベルです。
「あなたは技術部との問題を解決するために、何をしたのか」
「あなたは上層部を説得するために、どんな行動、実績を挙げてきたのか」
少しきつめの口調で↑のような質問をすると、答えられないような人ばかりでした。
あなたが会社を辞めるのは、あなた以外に理由は存在しません。
転職をしたとしても、嫌な部分は必ず出てきます。そんなとき自分で解決しようと働きかけない人材は、会社の癌でしかありません。
普段から人のせいにするのが癖になっている人は、今日から当事者意識を強く持つ必要があるでしょう。
一つの会社の面接で失敗すると今後にも影響を与えます
記事の冒頭でも伝えましたが、転職エージェントと企業の人事は密に連絡を取っています。
エージェント経由の人材を面接したあとは、大体10分後にはエージェントと電話をしています。
その際、面接でとことんダメだった人は、容赦なくエージェントにクレームを言いつけます。
人事も良い人材を確保するために必死です。質の低い人材を紹介するエージェントからは、紹介を受けたくありません。
そして企業からクレームの入った人材は、エージェントの中でも×がつき、良い求人を紹介してもらえなくなります。
しかし繰り返しになりますが、面接で必要なのは圧倒的なプレゼン能力ではありません。
- これまでの実績を端的に伝えること
- チャレンジ精神・好奇心を持つこと
- 当事者意識を持つこと
この3点を守ることができれば、面接でもいい結果を残すことできるでしょう。
転職エージェントは必死にサポートしてくれるサービス
エージェントには個人の目標やノルマが存在することが多くあります。
その達成に向けて必死になるキャリアカウンセラーも多いでしょう。
自身のキャリアを向上させるためにも成約への取り組みが強化されるのです。
転職活動は求職者がしっかりとした情報収集を行い、自分に合ったエージェントを選ぶことが重要です。
自身の希望や条件を担当者にはっきりと伝えることで、スムーズな転職活動が可能となります。
エージェントとの良好な関係を築くことが、成功への道を開く鍵となるでしょう。