ピタジョブは転職の際に注目されることが多くなってきたサイトの一つです。
利用者数が着実に増えていることから、自分も使ってみようとサイトにアクセスする人が多くなる傾向がありますが、他の転職サイトとは少し異なる様相があるので注意しなければなりません。
どのようなメリットやデメリットがあるのかを理解した上で利用しましょう。
どんなスタンスで転職活動を進めていきたいと考えている人に合っているサイトなのでしょうか。
目次
一目で分かるピタジョブの評判
サポートは手厚い? | △ |
---|---|
相談はしやすい? | △ |
嘘はつかない? | △ |
第二新卒でも使いやすい? | △ |
対応は丁寧? | △ |
色んな職種に転職できる? | ◎ |
求人量は多い? | ◎ |
たくさんの求人は紹介してもらえる? | △ |
サイトは利用しやすい? | ◎ |
在籍中でも利用しやすい? | △ |
電話連絡はしつこくない? | ◎ |
ピタジョブの口コミ一覧
年齢 | 28歳 |
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性別 | 男性 |
前職 | システムエンジニア |
転職前の年収 | 460万円 |
転職後の年収 | 500万円 |
転職理由 | 仕事が多すぎて辛い |
年齢 | 34歳 |
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性別 | 男性 |
前職 | 食品系営業職 |
転職前の年収 | 430万円 |
転職後の年収 | 560万円 |
転職理由 | もっと稼げるようになりたい |
年齢 | 29歳 |
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性別 | 女性 |
前職 | 銀行の営業職 |
転職前の年収 | 440万円 |
転職後の年収 | 400万円 |
転職理由 | 子育てに適した職場で働きたい |
ピタジョブのメリット
- 広く求人を探すことができる
- こだわりのポイントから検索が可能
- 企業情報の集めやすさがトップクラス
- スカウト募集をかけられる
- 転職に成功するとお祝い金をもらえる
広く求人を探すことができる
ピタジョブでは転職市場に流通しているかなりの数の求人をカバーしているのがメリットです。
掲載している求人の数は20,000件以上を維持していて、求人サイトの中でもかなり数が多い部類に入っています。
これは求人の網羅性を高めるための努力をピタジョブが行ってくれているからです。
ピタジョブは独自に獲得してきた求人に加えて、企業サイトで各々の企業が出している求人情報、有名な人材紹介会社が公開求人として提供している求人情報を合わせて検索できるようにしています。
そのため、職種や業種なども広くカバーしていて、どのような方向性で転職したい人にとっても魅力的な求人が含まれている可能性が高いのが特色です。
求人を自分で探してみたいという人はピタジョブを使うと良いものが見つかる可能性が高いでしょう。
こだわりのポイントから検索が可能
ピタジョブは検索機能が充実しているのも特徴です。
求人検索を行うためのサイトとして機能しているため、その独自性を発揮することでユーザーを獲得しようと考えています。
その方針としてテーマ別、カテゴリー別の検索が代表例です。
年収がいくら以上、駅から徒歩何分以内、ある市区町村内の求人といった条件であれば一般的な求人サイトでも検索ができます。
しかし、そのような数値的な考え方では分類できないものをテーマやカテゴリにしているのがピタジョブの特色です。
安定企業の求人、働きやすい企業の求人、働きがいのある企業の求人といったテーマによる分類が行われています。
ベンチャー企業の求人、自慢できる求人などの特徴的な分類も多く、検索してみると意外な出会いがある可能性があるでしょう。
一方、会員登録すると自動化されたアルゴリズムによるマッチングを行い、おすすめ求人を紹介してくれるシステムも導入されています。
自分が持っているスキルや資格、語学の特技などや、希望している職種や業界などを加味して適切なものをリストアップしてくれるのが魅力です。
企業情報の集めやすさがトップクラス
転職活動をする上では企業の情報を徹底的に集めることが重要ですが、労力がかかることは否めません。
ピタジョブを利用すると企業情報をよく理解できるだけでなく、自分に合っているかどうかもジャストシステムによって作られたアルゴリズムにより比較することが可能です。
ピタジョブには個々の企業データが蓄積されているので、売上高や成長率、平均年収などの細かな情報が集約されています。
その情報を参照して吟味することもできますが、自分に合っているかどうかをグラフ化して表示してもらえるようになっているのが特色です。
想定年収まで算出されるようになっているので、応募したときにどの程度稼げるかも予測できるでしょう。
スキルを生かせるかどうか、こだわりに合っているかどうかといったパラメーターも数値化して見える形になるので、求人の選定ミスがないかどうかを判断した上で申し込むことが可能です。
スカウト募集をかけられる
ピタジョブを利用する上でメリットとなるのがスカウトサービスです。
転職をするときにキャリアアップを目指したい場合には、自分のキャリアを高く評価してくれる企業を選び出すことが必須になります。
それを効率的に行いつつ、高い待遇で働けるようになる可能性があるのがスカウト募集です。
ピタジョブでは匿名でスカウト募集をかけられる仕組みがあります。
自分の職務経歴やスキルなどのパラメーターを記載して公開できるようになっていて、人材を求めている企業はその情報を見てスカウトメールを出せるのです。
特に卓越したスキルを持っている人の場合には、スカウト募集をかけると高い待遇で採用してもらえる可能性が高いでしょう。
転職に成功するとお祝い金をもらえる
ピタジョブを使って転職するとお祝い金をもらえるのもメリットです。
所定の手続きに従って転職をして、さらに三ヶ月間働いた後で自分で申請しなければなりません。
ピタジョブのオリジナル求人に対してカンタン応募でエントリーした場合に限られますが、最大で5万円のお祝い金がもらえます。
ただ自分で見つけた求人に応募して同じ企業に転職するよりもメリットが大きいので、ピタジョブで求人を探すに越したことはありません。
ピタジョブのデメリット
- 専属のコンサルタントはいない
- 非公開求人がない
専属のコンサルタントはいない
ピタジョブを利用する上でのデメリットとして筆頭に上がるのがコンサルタントがいないことです。
多くの転職サイトでは求人情報を公開するだけでなく、転職のサポートを行ってくれるコンサルタントを無料で利用できるようになっています。
相談するとこれからのキャリアについて打ち合わせをしたり、希望にマッチしている求人を探してもらったり、条件交渉をしてもらったりできますが、ピタジョブにはそのようなサポートサービスはありません。
提携しているエージェントサイトはあるので、それを使ってピタジョブ経由で他のサイトのコンサルタントに相談することはできますが、ピタジョブが抱えている求人に特化しているコンサルタントではないことには留意しなければならないでしょう。
専門のエージェントサービスを利用したいのであれば、こちらの転職エージェントがおすすめです。
非公開求人がない
コンサルタントがないのに付随してピタジョブには非公開求人がないのもデメリットです。
人材紹介会社の求人についても公開求人を検索できるだけであり、人材紹介会社が抱えている非公開求人を手に入れるには個々の会社に登録してコンサルタントに相談する必要があります。
非公開求人には高い待遇のものも多いため、ピタジョブで求人を探すことだけにこだわってしまうと魅力的な求人を逃してしまうリスクがあるのです。
ピタジョブはどんな人に向いている?
ピタジョブで転職するのに向いているのは、主に自分で求人を探して応募していきたいという人です。
コンサルタントとのやり取りは必要ないので自分のペースで転職活動を進められます。
公開求人の網羅性は高くて情報量も多く、比較もしやすいので主体的に転職活動をする人には魅力的なサイトです。
ピタジョブで転職するまでの流れ
ピタジョブを使って転職するには会員登録をしてプロフィール登録をすることが必要です。
自分のスキルや経歴、希望の条件などを登録すると求人を見たときに自分に合っているかを判断しやすくなります。
登録を終えたら求人を検索して応募したい求人を決めます。求人情報ページ内にエントリーのための応募フォームがあるので簡単に応募可能です。
これ以降の過程は求人によって流れが異なりますが、大まかには書類選考を経て二回前後の面接を行い、内定が得られたら雇用契約を結ぶという形で転職できます。
ピタジョブの運営会社はどんな会社?
ピタジョブを運営しているのは株式会社ジャストシステムです。
東京に本社を置くIT企業としてソフトウェア開発を中心とした事業を展開してきています。
日本語入力システムであるATOKや文書作成ソフトの一太郎、HTMLやメールを扱うホームページ・ビルダーなどを手がけてきていて知名度が高い企業です。
その事業の基本は未来創造にあり、より豊かに、より快適に過ごせる未来を作り上げるためにソフトウェア開発を基盤としたサービスを提供してきています。
ジャストシステムに会員登録しているユーザー数も690万人ほどいて、システム商品の導入者数も15,000社ほどになっていることを考慮すると高い支持を得ていることがわかるでしょう。
コンピューター・テクノロジーを生かした通信教育なども手がけるようになっています。
その事業拡大の一環として提供しているサービスの一つがピタジョブであり、ソフトウェアとネットワークに強い企業だからこそ独自の方法で魅力を生み出しているのが特徴です。