派遣社員は正社員と比べて仕事が楽なイメージがありますよね。
一方正社員より給与が低くて安定していないという印象もあるでしょう。
しかし無理に正社員として働かなくても、派遣社員として十分なお給料をもらいながら働き続けている人もいます。
どちらにもメリット・デメリットがありますからそれらをよく理解してから自分に合う働き方を選びたいですよね。
この記事では派遣社員の仕事が楽な理由や、そもそも楽な仕事とはどんなものを指すのか、そして派遣の中でも特に楽な仕事について紹介していきます。
ぜひ今後の仕事選びの参考にしてみてください。
目次
派遣は楽すぎ?その理由は
派遣のお仕事というのは、「社員に任せるほど重要ではない単純作業」であることがほとんどです。
ですので、特に頭を使う必要のない難易度低めの業務をすることが多く、全体として業務負担の少ない楽な仕事が多いのですね。
立場的に気が楽なのもポイント
直前にお伝えしたように、派遣社員は「社員にさせるほどでもない作業」を任せられます。
それは失敗しても大きな責任が伴わない仕事、ということでもあり、業務に対してプレッシャーを感じなくて済みます。
派遣社員は指示されたことだけをこなしていれば大きな責任を負わなくていい点で、気が楽な立場だということができますね。
楽な仕事の特徴
一言に楽な仕事といっても、楽に感じるポイントは人それぞれです。
ある人にとっては辛いことが、別の人には苦にならないなんてこともありますからね。
そこで、仕事における楽なポイントを4種類に分けて紹介します。
自分が「これだ!」と思う楽なポイントを見つけて、理想の仕事探しに活かしましょう。
精神的な楽さ
精神的に楽な仕事には下記のような特徴があります。
- ノルマがない
- 覚えることが少ない
- 責任が少ない
業務に対してこういったプレッシャーを感じなくて済む仕事は、精神的に楽な仕事だということができますね。
肉体的な楽さ
肉体的に楽な仕事には下記のような特徴があります。
- ほとんど動かずに仕事ができる
- 待機時間が長い
- 危険な作業がない
派遣の仕事の中には座ったまま仕事をできるものや、やることが特にない待機時間が長い仕事もありますよ。
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人間関係に気を遣わない楽さ
人間関係に気を遣わない仕事には、下記のような特徴があります。
- お客様と話す必要ない
- マニュアル通りに作業すれば完結できる
- 一人で黙々と作業できる
人と話すのが苦手な人などは、こういったコミュニケーションをほとんど必要としない仕事は、がおすすめです。
労働条件の楽さ
労働条件の面で楽な仕事には下記のような特徴があります。
- 残業がない
- 服装自由
- 休日出勤がない
勤務中の服装などに縛りがなく自由度が高かったり、定時で帰れてワークライフバランスが取れる仕事は、労働条件の面で楽な仕事ということができます。
時給が安い=楽とは限らない
時給が安い仕事はその分仕事も楽だろうと思いがちですが、実はそうとも限りません。
一般的なアルバイトも、時給と業務負担は必ずしも比例していないのと一緒ですね。
仕事選びの際は時給だけを判断基準にするのではなく、募集要項の業務内容にも良く目を通して判断しましょう。
楽すぎる仕事① 倉庫作業・ピッキング
派遣の中でも楽な仕事として知られているのがピッキング等の倉庫作業です。
楽なポイントをまとめると下記のようになります。
- スキル・経験不要
- ラフな服装可
- 正規雇用も狙える
倉庫作業は基本的に同じことの繰り返しなので、初めての方でも簡単にこなすことができます。
服層も動きやすいものならOKですので、スーツなどの堅苦しい恰好が苦手な人にも向いています。
倍によっては社員にどうかと声をかけてもらえることもあり、正規雇用を狙うことも可能です。
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楽すぎる仕事② 試験監督
試験監督の仕事も楽な仕事の代表ですね。
楽なポイントは下記の通りです。
- 特に覚えることがない
- テスト中は暇
- 残業がない
精神的・肉体的にも楽で、人間関係を気にする必要もありません。
ただし人気の高い仕事なので、応募倍率は高くなるでしょう。
服装は基本的にスーツです。
楽すぎる仕事③ チラシ・ティッシュ配り
チラシ・ティッシュ配りの楽なポイントは下記の通りです。
- スキル・経験不要
- 人間関係を気にする必要なし
- 覚えることがほとんどない
チラシやティッシュは中々受け取ってもらえないものだと割り切れば、2.3個の決まったフレーズを言いながら道行く人に配っていくだけです。
難しい作業は一切ないので、気持ち的に割り切れるかだけがポイントですよ。
楽すぎる仕事④ 看板持ち
看板持ちの楽なポイントは下記の通りです。
- 覚えることがない
- 残業がない
- 本当に看板をもって立つだけ
本当の看板を持っているだけ、それだけです。
退屈過ぎることが逆に辛いかもしれません。
派遣の仕事の中でもトップクラスに作業量の少ない仕事と言えます。
楽すぎる仕事⑤ 受付
受付の楽なポイントは下記の通りです。
- 座っているだけの時間が長い
- 残業がない
- ノルマがない
受付にはノルマがありませんので、焦りやプレッシャーを感じることがありません。
お客様と会話することはありますので、人と接することがそれほど苦にならない人におすすめです。
来客がなければやることがないので、あまり出入りが多くない施設なら待機時間が長いでしょう。
楽すぎる仕事⑥ データ入力
データ入力の楽なポイントは下記の通りです。
- 時給が高い
- 体力を使わない
- 集中していればあっという間
データ入力ではアンケート結果や売り上げデータなどをひたすら入力していく仕事です。
基本的なPC操作ができる人なら作業もそれほど苦になりません。
派遣の中では時給が高い方なのもポイントですね。
場合によってはノルマがあることもありますので、集中力に自信がある方におすすめです。
楽すぎる仕事⑦ 配送・買い取りアシスタント
配送・買い取りアシスタントの楽なポイントは下記の通りです。
- コミュニケーションはドライバーとだけ
- 服装に困らない
- 待機の時間が多い
配送・買い取りアシスタントは基本的に男性限定の仕事です。
力仕事ではありますが、引っ越し業者のような重いものを運ぶ機会は多くないので、一般的な男性の体力があれば問題ありません。
動きやすい恰好であれば服装もある程度自由ですし、ドライバーがお客様対応している時間はやることがないので待機となります。
体力仕事と思いきや、意外と何もしない時間が多いのがポイントです。
楽すぎる仕事⑧ コールセンターの受電業務
コールセンターの受電業務の楽なポイントは下記の通りです。
- 時給が高い
- 服装・髪型自由
- 電話越しの対応なので気が楽
コールセンターは電話を受ける仕事のため、基本的に服装や髪形が自由です。
コミュニケーションは必要ですが、電話越しの分対面よりもプレッシャーを感じずに済みます。
専門知識を覚える必要もありますが、その分時給も高いです。
受付時間は決まっているので残業もありませんし、派遣と生活の質を両立したい方におすすめです。
楽すぎる仕事⑩ 一般事務
一般事務の受電業務の楽なポイントは下記の通りです。
- 体力を使わない
- 残業がない
- 会社によっては服装自由
一般事務は他の事務職と比べてそこまで専門性が高くありません。
デスクワークですので体直的に楽ですし、会社によっては服装自由な場合もありますよ。
データ入力スタッフよりも、書類作成や電話対応、各種雑務を任される等業務範囲が広いですが、夏や冬でも快適な環境で業務出来るメリットがあります。
楽すぎる仕事⑪ 施設管理・ビルメンテナンス
施設管理・ビルメンテナンスの楽なポイントは下記の通りです。
- マニュアルがある
- ノルマがない
- 難しい作業がない
商業施設などの設備を点検する仕事で、一見機械に関する知識がないと難しいのでは?と感じるかもしれません。
しかし作業はマニュアルに沿って行うため、実は未経験者でも行うことができます。
ノルマがなくお客様とコミュニケーションを取る必要もないので、精神的に楽な仕事だということができますね。
まずは自分にとっての「楽」が何なのかを知ろう!
派遣社員の仕事が楽な理由や、楽な仕事の特徴、そして派遣の中でも特に楽な仕事について紹介しました。
人によって楽に感じるポイントは異なります。
まずは自分にとって楽な仕事とは何なのかを理解することが、理想の仕事を見つけるための第一歩ですよ。