「自分にあった環境を見つけるために転職活動しよう!」
様々な理由から新天地を目指して転職活動をする際に、裏からしっかりと支えてくれるのがリクルートエージェントとマイナビエージェントです。
両社ともキャリアアドバイザーという専属のコンシェルジュが転職活動をサポートしてくれるため、転職活動に自信の無い人でもそのノウハウを教わることが出来ると言われています。
しかしコンシェルジュが付くという事は、密な連絡を取り合わなければならないということ。複数人のキャリアアドバイザーと連絡を取り合うとなると、時間が必要になってしまいますよね。
そんな時間のない中で転職活動を行おうとしている人が自身に合っている方を選べるよう、今回はリクルートエージェントとマイナビエージェントの案件数やサポートの違いなどを徹底比較します。
両社のサポートに違いはあるのか?利用する前にわかりやすくポイントを把握して、転職活動を是非とも成功させましょう!
目次
リクルートエージェントとマイナビエージェントはどちらが優れている?
就職や転職を考えると真っ先に思い浮かぶのがリクルートという存在ですよね。
現にリクルートエージェントの同系列がサービスしているリクナビNEXTは、実際に転職をした人の8割が利用していたというのだから驚きです。
しかし、利用者数がそのまま利用価値に直結するわけではありませんよね。転職活動をする上で重視すべきは求人数です。
まずはリクルートエージェントとマイナビエージェントを比較し、客観的に優れている方を見ていきましょう!
リクルートエージェントとマイナビエージェントの求人数は?
公開 | 非公開 | |
---|---|---|
リクルートエージェント | 32,487件(2018年5月) | 173,824件(2018年5月) |
マイナビエージェント | 7,097件(2018年5月) | 22,276件件(2018年5月) |
こうしてみると、流石業界一位のリクルートです。
公開求人では約5倍、非公開求人では約8倍と、マイナビエージェントとの求人数には大きな差が生じているのが分かります。
特に非公開求人は一般公募に掛けられているものより割の良い条件が多く、スキルやキャリアがあれば採用されやすい為、自信のある人にとって非公開求人の多さは大きな魅力となるでしょう。
サービス内容に違いはあるの?
各転職サイトによって、出されている求人の傾向に違いがあると言われています。
そこでリクルートエージェントとマイナビエージェントで出されている公開求人の職種傾向を見てみましょう。
リクルートエージェント
- 1位 営業・販売・カスタマーサービス 10,153件
- 2位 SE・ITエンジニア 10,101件
- 3位 設計・生産技術・品質管理エンジニア 5,228件
マイナビエージェント
- 1位 SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット)2,084件
- 2位 営業職1,448件
- 3位 経営/企画/管理/事務1,126 件
IT・営業が共にTOPに近く、両社とも求人に出されている職種傾向は似通っていると言えますね。
しかし、肝心なエージェントサービスで最も重要なものと言えばキャリアアドバイザーの存在です。
両社とも公式ページより、キャリアアドバイザーの紹介がされていますが、リクルートエージェントはなんとその数たったの5人!
それに比べ、マイナビエージェントでは23人がサイン付きで紹介されています。
もちろん公式に紹介されていないだけで、他にもキャリアアドバイザーは居るのかもしれません。しかしこういった部分でしっかりしていないのは少し不安ですよね。
そもそも、「キャリアアドバイザーってそこまで重要なの?」とお思いの方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
キャリアアドバイザーの重要性
キャリアアドバイザーがしてくれることといえば、非公開求人の紹介や利用者に合ったキャリアを示し、客観的にコンサルティングを行ってくれる事です。
他にも経歴書の書き方や面接を上手く切り抜ける方法など様々な事を教えてくれますが、いちばん大事なのは「利用者のキャリアを正しく把握する」能力なのをご存知でしょうか?
「IT関連の仕事で培ったスキルを、次の転職先でも活かしたい!」そう思って利用する方も多い傍ら「なぜか営業職を勧められる」など、見当違いのアドバイスをされてしまう事も…。
なぜ自身の望んでいる職業が紹介されないのか?その理由は「キャリアアドバイザーが利用者のキャリアをうまく把握出来ていない」からです。
自身が属している業界に詳しくないキャリアアドバイザーが付いてしまうと、持っているスキルが正しく評価されないせいで、別の職種を紹介されてしまう事態に陥ります。
さらに、企業側からの求人に転職者をこぎつけて初めて報酬を得ることの出来るキャリアアドバイザーは、出来る限り利用者の転職活動が成功するように動くのをご存知でしょうか?
また各利用者を担当できる期間が3ヶ月と決まっているのも別の職種を紹介されてしまう原因を担っているでしょう。
このような事態を避けるためにも、自身のスキルをしっかり把握してくれるキャリアアドバイザーかどうかを見極めるのは非常に重要なことです。
リクルートエージェントを利用していて少しでも担当者に不安を覚えたら、マイナビエージェントを利用してみるのも良いかもしれません。
リクルートエージェントを使った人のコメント
良かった点
- 求人の量が圧倒的で、紹介されるものも理想的な案件が多かった。
- 担当者が親身に相談に乗ってくれて、安心する事が出来た。
- 面接対策がしっかりしていて、目からウロコの指摘をしてもらえた。
- 他のサイトでは紹介出来る案件はないと言われていたのに、リクルートエージェントではいくつも紹介してもらえた。
悪かった点
- 勤務地などの要望も出しているのに、明らか異なった場所の案件をいくつも紹介された。
- メール連絡のレスポンスが遅い時があり、年収交渉なども上手く行かないことがあった。
- 電話連絡があまりにもしつこい。
- 紹介された求人情報をネットで調べてみると、俗に言うブラック企業で評判も悪く信頼出来なかった。
リクルートエージェントの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
マイナビエージェントを使った人のコメント
良かった点
- 自分に一番合っている求人を紹介してくれ、エージェントも業界に詳しい人で理解があった。
- 考えもしなかった業界への道があることを教えてくれ、視野を広げてくれた。
- 履歴書などを丁寧に添削してくれて、転職活動をする上で役立つ事を色々と教えてくれた。
- 事務的ではなく親身なサポートをしてくれた。
悪かった点
- 紹介された求人案件と、実際に面接したときに聞いた話とでは大きな違いが有り、信頼出来なかった。
- 担当の対応が最悪で、私のキャリアに対する理解が浅い感じがした。
- 的はずれな提案が多く、希望する条件の求人はあまり紹介されなかった。
- 最初に聞いていた話と違い、企業側が求めている人材と私のキャリアでは違いがあり、面接時に思わず苦笑した。
マイナビエージェントの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
リクルートエージェントに向いている人は?
リクルートと言えば、求人広告や人材派遣、人材紹介などのサービスを手がける大企業です。
その知名度を活かした情報力で、転職活動を活発に行いたいという人に向いています。
更に転職活動が初めての人や、第二新卒といった人に対してもおすすめできます。
様々なジャンルを手がける転職ノウハウを1から丁寧に教えて貰えるため、転職活動のいろはを学ぶことが出来るでしょう。