転職活動していて、下記のように思う人も多いでしょう。
「どの求人に応募するか迷う」
「求人には応募しすぎないほうがいい?」
「エントリーする基準はどう決める?」
転職活動において複数の企業に応募するのは基本です。自分に合った企業や適性のある職種を見つけるためには、応募してみないとわからない点もあるため、迷ったら応募してみるのがおすすめ。
しかし、転職が初めての人は転職で失敗しないか心配ですよね。転職してから後悔して、また転職活動することを繰り返すのは避けるべきです。
今回は転職で気になった求人にとりあえず応募するのはアリかについて、メリット・デメリットを含めご紹介します。
この記事を最後まで読むことで、
「転職活動で気になった求人にとりあえず応募するのはアリな理由」
「転職で気になった求人にとりあえず応募するメリット・デメリット」
「転職活動の求人応募でより成功確率を上げる方法」
上記が理解できるでしょう。
目次
転職活動で気になった求人にとりあえず応募するのはアリ
転職活動で気になった求人にとりあえず応募するのは、以下3つの理由でアリといえます。
- 応募してチャンスを増やすことが大切
- 迷っているうちに求人の掲載がなくなってしまう
- 実際に応募してみて企業の良さに気づけることも
応募してチャンスを増やすことが大切
転職活動では、とりあえず応募してチャンスを増やすことが大切です。
内定をもらう上でたくさんの企業を受けることは必須。
気になった求人があれば、とりあえず応募することで内定がもらえるチャンスが増えます。
ひとつの求人に応募して、理想的な条件で内定が出る可能性はかなり低めです。
そのため、応募する数を増やして、自分に合う企業をみつける機会を増やすのがおすすめです。
迷っているうちに求人の掲載がなくなってしまう
転職活動でエントリーを迷っていると、求人の掲載がなくなってしまう可能性があります。
転職市場において、優良求人には応募者が殺到します。
応募する人が多いとその分転職者が決まるスピードも早く、先にエントリーした人のほうが採用担当者の目に止まりやすい点で有利です。
転職活動でエントリーを迷っているくらいなら、とりあえず応募してみましょう。
実際に応募してみて企業の良さに気づけることも
転職活動では実際に応募してみると、企業の良さに気づけることもあります。
求人を見て何らかの条件で気になる点があったとしても、実際に応募するのがおすすめ。
選考に進めた場合、採用担当者目線でその企業と自分に適性があると見られています。
そのため、転職活動を始めたら、とりあえず多くの求人に応募してみるのもよいでしょう。
転職で気になった求人にとりあえず応募するメリット
転職で気になった求人にとりあえず応募するメリットは、以下の5つです。
- 企業の担当者と直接やりとりできるようになる
- 複数に応募することで企業の良さを比較検討できる
- 初めての転職なら転職活動の流れに慣れられる
- ダメ元でも採用される可能性が高くなる
- 自分の評価を確認できる
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企業の担当者と直接やりとりできるようになる
気になった求人にとりあえず応募すると、企業の採用担当者と直接やりとりできるようになります。
直接やりとりすると、自分が採用されるときの傾向や流れがわかるようになります。
採用選考を受けた企業が本命でなくても、その後の転職活動に活かせるのがポイントです。
複数に応募することで企業の良さを比較検討できる
転職活動で気になった複数の求人に応募すると、企業の良さを比較検討できます。
求人はそれぞれ給与や、福利厚生などの条件が異なります。
複数の求人に応募することで、各企業の良さやメリット、デメリットを把握するのに役立つのがポイント。
複数の求人をみたり応募したりして、企業を比較したうえで入社したい企業を検討しましょう。
初めての転職なら転職活動の流れに慣れられる
気になった複数の求人に応募すると、初めての転職なら転職活動の流れに慣れられます。
企業の採用担当者とメッセージのやりとりをすることは、転職活動の練習になります。
そのため、たくさんの求人に応募して採用担当者とやりとりする経験が増えれば、スムーズに転職活動が進められるようになるでしょう。
ダメ元でも採用される可能性が高くなる
気になった複数の求人に応募すると、ダメ元でも採用される可能性が高くなります。
転職活動は求人にエントリーしなければ、進みません。
内定がもらえる自信がなくても、応募すれば採用される可能性は出てきます。
とりあえず応募した企業がたまたま人材が足りていなくて、自分の経験やスキルが活かせることもあるかもしれません。
ダメ元でも採用される可能性はゼロではないたので、複数の求人に応募するのがおすすめです。
自分の評価を確認できる
気になった複数の求人に応募すると、自分の評価を確認できます。
ひとつの企業に応募して不採用だった場合、自分のスキルや経験が足りていなかったのか、タイミングが悪かったのかなどがわかりません。
複数の求人に応募すると、なぜ自分が採用されなかったのかがわかるようになってきます。
自分の評価や転職市場における現状の立ち位置を知るためにも、まずは多くの求人にエントリーしてみるのがおすすめです。
転職で気になった求人にとりあえず応募するデメリット
転職で気になった求人にとりあえず応募するデメリットは、以下の4つです。
- 応募しすぎて管理ができなくなる
- 釣り求人の可能性もある
- 応募しすぎて採用されるかが不透明になりやすい
- 採用の日程調整が難しくなる
転職活動での平均応募数はどれくらい?転職成功者は何社に応募する?
応募しすぎて管理ができなくなる
転職で気になった求人にとりあえず応募すると、応募しすぎて管理ができなくなる可能性があります。
応募する求人が多くなりすぎた場合、返信メールが届きすぎてどれがどの企業か調べるのが面倒になるかもしれません。
また、メールがたくさん届くので転職活動に対するモチベーションが下がる可能性もあります。
求人に応募する場合は管理できる程度の求人に応募して、不採用などで済んだ求人はチェックするようにしましょう。
釣り求人の可能性もある
転職で気になった求人にとりあえず応募すると、釣り求人の被害に遭う可能性があります。
転職サイトや転職エージェントに掲載されている求人には、実際の募集求人とは異なる職種や仕事を紹介される釣り求人があります。
これは求人票には条件の良いことばかり記載し、実際にエントリーして選考に進むと異なる職種や条件で転職を薦められる手口です。
応募する求人が増えれば釣り求人に合う可能性もその分高くなるため注意しましょう。
応募しすぎて採用されるかが不透明になりやすい
転職で気になった求人に応募しすぎると、採用されるかが不透明になりやすいといえます。
実際に求人にたくさん応募すると、どの求人が採用されやすいかが検討付きません。
前述のとおり、応募しすぎることで管理も難しくなり、転職活動が逆に進みづらくなるので、注意しましょう。
採用の日程調整が難しくなる
転職で気になった求人にとりあえず応募すると、採用の日程調整が難しくなります。
もしひとつの企業から内定をもらったまま、他の企業の選考に進むと、内定が出た企業から入社の返答を急かされることが多めです。
そのため、求人に応募しすぎると選考や入社の日程調整がしづらくなって、本来入社すべき企業に入社できなくなることがあります。
日程調整ができる範囲で求人に応募するのがおすすめです。
転職活動の求人応募でより成功確率を上げる方法
転職活動の求人応募でより成功確率を上げる方法は、以下の3つです。
- 企業の情報を細かく確認する
- 条件ごとに応募した求人を整理する
- 転職サイト・エージェントを活用する
企業の情報を細かく確認する
転職活動の求人応募でより成功確率を上げるためには、企業の情報を細かく確認しましょう。
基本的に求人画面には、その企業のメリットや良い点ばかりが目立つように掲載されています。
求人画面を細かくチェックしたり、他のサイトで企業の評判を調べたりしたうえで、応募を決めるのがおすすめです。
条件ごとに応募した求人を整理する
転職活動の求人応募でより成功確率を上げるためには、条件ごとに応募した求人を整理するのがおすすめです。
求人をたくさん応募すると、どの求人がどんな条件だったかわからなくなります。
そのため、応募した求人は条件や待遇ごとにメモして、ひとめでわかるようにしましょう。
応募してから選考に進んだときに、条件等を確認しやすくなります。
転職サイト・エージェントを活用する
転職活動の求人応募でより成功確率を上げるためには、転職サイト・エージェントを活用するのがおすすめです。
転職サイトやエージェントには、膨大な数の求人が集まっているので、自分の希望条件に当てはまる求人が探しやすくなります。
加えて、転職エージェントなら、以下のようなサポートを受けられます。
- 求人の提案
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接スケジュール調整
- 面接同行
- 条件交渉代行
- 入社スケジュール調整
- 入社後のお悩み相談
上記のように、転職活動を始めるところから、転職完了後まで一貫したサポートを受けることが可能。
転職エージェントによって転職サポートの内容は異なるので、自分に合ったサービスを選びましょう。
求人提案に定評のある転職サイト・エージェント
求人提案に定評のある転職サイト・エージェントは、以下の2つです。
- doda
- JACリクルートメント
20代後半が使うべきおすすめ転職サイト・エージェントランキング
doda
dodaの基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数(2023年5月17日時点) | 193,000件以上 |
利用可能地 | 全国 |
利用料 | 無料 |
dodaは公開求人数が15万件を超える大手転職サイトです。
大手企業からベンチャー企業まで求人を保有しているため、自分の希望条件に近い求人が見つかりやすくなっています。
加えて、dodaにはスカウトサービスがあるので、登録しておくだけで企業側からメッセージが届きます。
そのため、現職を続けながら転職活動がしやすいのがポイントです。
さらに、dodaでは専門アドバイザーが転職をサポートしてくれるエージェントサービスもあります。
応募書類の添削や面接対策を受けられるので、転職活動が不安な人にもぴったりです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントの基本情報
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
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公開求人数(2023年5月17日時点) | 13,500件以上 |
利用可能地 | 全国 |
利用料 | 無料 |
JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラスに特化した転職サポートサービスです。
オリコン顧客満足度ハイクラス・ミドルクラス転職で1位を獲得した実績もあります。
JACリクルートメントは名だたる国内外の大手企業求人が豊富。
職種や業界問わず大手企業へ転職したい人にぴったりです
加えて、JACリクルートメントは東証プライム市場上場企業なので、サービス面で信頼できるのがポイント。
どんな転職サイトを使うか迷ったら、一度利用してみるのがおすすめです。
転職で気になって求人にとりあえず応募してチャンスを増やそう
今回は転職で気になった求人にとりあえず応募するのはアリかについて、メリット・デメリットを含め解説しました。
転職活動において複数の企業に応募するのは基本です。
自分に合った企業や適性のある職種を見つけるためには、応募してみないとわからない点もあるため、迷ったら応募してみるのがおすすめ。
ぜひこの記事を参考に転職活動を進めてみてください。