街を歩いていると目にする機会が多いイオンに就職や転職を考えている人は多いと思います。
しかし実際に働くとなると評判・経営方針・年収などが気になりますよね。
そこで今回はイオンの評判・年収・福利厚生、さらには転職するまでの流れについて徹底解説していきます。
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目次
一目でわかるイオンの評判
イオンリテールは縦割り組織の体制が強く、社内の風通しが悪いと言った評判がある一方、人間関係は良好で社内の風通しもよく働きやすいと言った評判もあります。
若手社員にも一定の裁量を与えて仕事を任せる風土があり成長を実感している社員も多いです。
給与面では実力主義の要素が強いですが努力した分給与に反映されます。
残業時間も比較的少ないことからークライフバランスが取りやすく、仕事と家庭を両立している社員も多くいます。
そのため、イオンリテールの評判は比較的良いと言えます。
イオンはどんな会社?
イオンリテールは世界13カ国に約300社を展開するイオングループの中核事業会社として、全国に「イオン」「イオンスタイル」を展開しています。
また新業態・新事業なども積極的に推進し、利用するお客さんへ感動を提供している総合小売業です。
年齢・性別・学歴・国籍などあらゆる要素にとらわれない「真のダイバーシティ経営-多様な人材の多様な価値観に基づく働き方の実現-」を目指しています。
事業方針・経営理念
イオンリテールでは基本理念としてお客さまを原点に平和を追求し人間を尊重し、地域社会に貢献するとしています。
さらに小売業が平和産業かつ人間産業であり地域産業であると信じ、その使命を果たす企業集団として永続するために、お客さまを原点に絶えず革新し続けることを基本理念として誓っています。
社会に貢献したい人・平和を追求したい人・お客さんファーストでつねに革新し続けたいといった基本理念に共感できる人はイオンリテールにマッチしている人材と言えますね。
事業内容
BEYOND The CHALLENGE〜挑み続ける先に、見える明日がある〜をコンセプトに多くの事業を推進しています。
さまざまな変化に対応し新たな価値を提案するため、既存の総合スーパーに囚われず新たな店舗「イオンスタイル」を展開しています。
イオンスタイルは専門性の高い商品・品揃えによりお客さんに対し最高のショッピング体験を提供する店舗です。
小売業はこうあるべきだという決められた「カタチ」ではなく、お客さんの変化を捉えつつ商品・売場・サービスを進化・深化させています。
売上
2023年2月現在において1兆7515億円の売上があります。
物価高騰により一般家庭のみならず企業にも大きなダメージを与えている中、これだけの売上を叩き出すのは優良企業です。
また経営基盤がしっかりしているからこそ、高い水準の売上を挙げられますね。
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従業員数
2023年2月現在で正社員は23024人、時間給社員は91294人です。
新型コロナウイルス流行で雇用の削減などがさまざまな会社で実施されていました。
しかしイオンリテールでは、正社員・時間給社員両方の雇用を十分確保していることから優良企業です。
イオンの薬剤師の転職難易度
中途入社の場合であっても、実務経験がなく薬剤師としての仕事はほとんど未経験に近い状態でもなんら問題はありせん。
薬剤師免許は必須となりますが、薬剤師を志している人の多くは薬剤師免許を持っているため、免許の条件さえクリアしてしまえばイオンリテールへの転職はそこまで難しくないと言えます。
イオンの薬剤師の平均年収は550万円程度
2023年6月現在における平均年収は550万円となっています。
入社後キャリアを積み昇給した際、店長クラスでは700万円となり課長クラスでは1000万円まで年収をアップすることは可能です。
下記ではイオンリテール以外の薬剤師の平均年収を表にまとめてみました。
企業名 | 平均年収 |
---|---|
スギ薬局 | 約536万円 |
クオール | 約485万円 |
日本調剤 | 約481万円 |
アインファーマシーズ | 312万円 |
他の企業で働いている薬剤師と比較すると、イオンリテールの年収550万円は高めに設定されていることが分かりますね。
イオンの薬剤師の福利厚生は充実している?
福利厚生として雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険などがある他に以下の福利厚生も完備されています。
- 社員持株会制度
- 育児休暇制度
- 介護休職制度
- 社員割引制度
よってイオンリテールの薬剤師として働く場合、しっかりとした福利厚生が完備されている状況下で働けます。
イオンの薬剤師の休日・休暇制度は整っている?
主に有給休暇・慶弔休暇・出産・育児休暇などがあり年間休日は120日以上です。
さらにイオンリテールでは長期休暇の取得が可能であり、最大20日連続で休暇を取ることが可能です。(10日×2日の休暇で取得も可能)
そのため、イオンリテールで働く薬剤師の休日休暇制度は整っています。
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イオンの薬剤師の残業時間は多い?
配属される店舗によってはほとんど残業が無い場合もありますが、平均10時間程度の残業はあります。
一般的な薬剤師の平均残業時間は約12.6時間です。
イオンリテールの薬剤師は平均残業時間より2.6時間残業時間が短いため、残業時間は少ないです。
イオンの薬剤師へ転職するまでの流れ
選考フローはSPIと面接(2回)となります。SPIでは一般常識の問題が出題される傾向が多いです。
一方面接では入社してやりたいことや希望部署、長所や短所など一般的に面接で質問される内容を聞かれる可能性が高いです。
そのため、SPIと面接の対策はしっかり行い当日を迎えるようにしましょう。
大手企業に転職するメリット
大手企業に転職するメリットとして以下の内容が挙げられます。
- 経営基盤が安定しており倒産のリスクが低い
- キャリアパスが多岐に渡り自身のキャリアを計画しやすい
- 充実した福利厚生が提供されている
- ブランド力と信頼性により社会的な地位が高まる
詳しい内容を見ていきましょう。
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経営基盤が安定しており倒産のリスクが低い
大手企業は経営基盤が安定しており倒産のリスクが低いと言われ、市場シェアや資本力が強く持続的な収益を上げられる経済的な基盤を有しています。
そのため経済的不況や競争の激化などの影響を比較的受けにくい傾向にあります。倒産リスクが低い企業で働くことは、従業員の経済的な安定性の確保や家族の安定にも寄与します。
ただし全ての大手企業が安定しているわけではありません。
市場環境の変化や経営上の問題などにより、大手企業でも倒産や経営不振のリスクが発生する場合もあります。
したがって企業の財務状況や競争力を評価する際には独自の調査や情報収集が必要です。
キャリアパスが多岐に渡り自身のキャリアを計画しやすい
多くの大手企業では複数の部門や事業領域を抱え異なる部門やプロジェクトに移動することで、さまざまな経験を積めます。
たとえば営業・マーケティング・人事・研究開発など異なる職種や専門分野でのキャリアパスが存在します。
よって大手企業では自身のキャリアを多角的に計画し、異なる経験やスキルを獲得することができます。
また組織内の広範なネットワークやリソースを活用することで、自身の目標に合ったキャリアパスを構築することも可能です。
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充実した福利厚生が提供されている
大手企業は従業員の満足度や働きやすさを重視しているため充実した福利厚生を提供しています。
健康保険や有給休暇などの福利厚生は当然完備していますが、そのほかに従業員の働きやすさや生活の質を向上させるため福利厚生施設やレクリエーションなどを提供している場合があります。
具体的には従業員食堂・フィットネス施設・子育て支援・保育施設・社内イベントやレクリエーションプログラムなどが該当します。
さらに従業員の貢献度や業績に基づいて賞与や特別報酬制度などを支給している場合もあり、モチベーションや働く意欲を高めています。
ブランド力と信頼性により社会的な地位が高まる
大手企業では長期間にわたって安定した経営維持をした実績があります。それにより社会的な信頼性が非常に高いです。
企業の信頼性が高いと消費者・ビジネスパートナー・株主など幅広いステークホルダーからの支持や信頼を得られます。
これにより企業の成長や競争力を強化し、新たなビジネスチャンスやパートナーシップの創出につながることがあります。
大手企業に転職するデメリット
大手企業に転職するデメリットとして以下の内容が挙げられます。
- 柔軟な働き方が制約される可能性がある
- 責任範囲が限定され、業務の幅が狭い場合がある
- 企業文化に適応する必要がある
- プレッシャーの中で業務を遂行する必要がある
詳しい内容を見ていきましょう。
柔軟な働き方が制約される可能性がある
多くの大手企業では大規模な組織を抱えており複雑な業務プロセスがあり、柔軟な働き方を適用することが難しいです。
組織全体の一貫性や効率性を確保するために、一定のルールや手続きが必要とされます。
さらに職業柄多くのプロジェクトやクライアントと関わります。
業務の要件やクライアントの要求に応えるために、特定の時間や場所での勤務が必要となる可能性もあり、より一層柔軟な働き方が制約されます。
責任範囲が限定され、業務の幅が狭い場合がある
大手企業では組織が複雑化し役割や職務が細分化される傾向があります。
それぞれの従業員は専門分野や特定の業務に特化することが求められ、これにより責任範囲が限定され業務の幅が狭くなります。
一定のプロセスや規則に則って業務を遂行することが求められることも多く、これにより責任範囲が限定され業務の幅が狭くなる場合があります。
とくにコンプライアンスや規制要件の遵守が重要な業界では制約がさらに厳しくなるケースも否めません。
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企業文化に適応する必要がある
大手企業では複数の部署やチームが連携して業務を進めることが多いです。
チームワークや協調性を重視する場合、従業員は企業文化に適応・協力して働く必要があります。
また企業文化は企業の目標や方向性にもとづいて形成されています。
大手企業では組織全体が共通のビジョンや戦略に向かって進んでいくことが求められます。
よって従業員は企業文化に共感し目標達成に向けた行動を取ることが重要です。
プレッシャーの中で業務を遂行する必要がある
大手企業はつねに多くの競合他社と品質や価格などを競争しています。
業界内でのリーダーシップを維持するためには業績の向上や成果の達成が求められます。
そのためプレッシャーにさいなまれる中でもプレッシャーに負けずひたすらに業務を遂行できる力が必要になります。
しかし多くの大手企業では従業員をサポートするためのリソースや環境も整備しており、チームワークや助け合いを通じてプレッシャーに対処できます。
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イオンで働く薬剤師の年収は高め
イオンのドラッグストアで働く薬剤師の年収は高い傾向です。
同業他社と比較しても、多い給料が受け取れるでしょう。
福利厚生もしっかりしており、働きやすい環境が期待できますね。
イオンで薬剤師として働くためには、これからのキャリアパスを考えて転職活動を始めてください。