企画職は人気の高い職種ですから、一旦別の企業に就職したものの、やっぱりあきらめきれない…!と企画職への転職を検討している方もいるのではないでしょうか。
しかし人気があるだけに競争率は高く転職難易度も高め。
企画職へ転職したいのであれば転職エージェントの利用がおすすめですが、どのサービスを利用すればいいのかわからない方も多いことでしょう。
この記事では企画職へ転職を検討している方向けに、おすすめの転職サイト・エージェントをランキング形式で紹介していきます。
目次
1位 ビズリーチ
ビズリーチは年収600万円以上に特化した転職サイトです。
利用者の経歴を見てヘッドハンターが声をかけてくれるシステムなので、所属しているヘッドハンターはとても優秀な人ばかりです。
スカウト制の転職サイトのため、高いスキルが要求されますが、しっかりと見合ったスキルを持っていれば良質な求人を紹介してもらうことが出来ます。
ビズリーチのメリット
- 取り扱っている求人の年収が高め
- ヘッドハンターがとても優秀
- 有名企業や外資系企業の求人を多数取り扱っている
ビズリーチを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 男性 |
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年齢 | 42歳 |
職種 | プロモーション企画・戦略 |
地域 | 東京都 |
転職前の年収 | 700万円 |
転職後の年収 | 900万円 |
性別 | 男性 |
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年齢 | 47歳 |
職種 | チャネル開拓 |
地域 | 東京都 |
転職前の年収 | 700万円 |
転職後の年収 | 1100万円 |
2位 DODA
求人数 | 100,000件以上 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | 営業職・事務職・企画職・エンジニア職 |
DODAのメリット
- 多数の転職エージェントと提携しているため、自分に合うエージェントを見つけやすい
- 求人数が多い
- 取り扱っている求人情報のジャンル・役職の幅が広い
DODAを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 26歳 |
職種 | PR系 |
地域 | 大阪府 |
転職前の年収 | 200万円 |
転職後の年収 | 240万円 |
性別 | 男性 |
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年齢 | 28歳 |
職種 | マーケティング |
地域 | 東京都 |
転職前の年収 | 350万円 |
転職後の年収 | 500万円 |
3位 リクナビNEXT
求人数 | 6,000件 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | 営業職・事務職・企画職・エンジニア・販売職 |
リクナビNEXTは第二新卒の転職活動にも活用できる転職サイト・エージェントです。
第二新卒は就活に失敗して別ジャンルに転向する人も多いので、リクナビNEXTで取り扱っている求人も未経験OKの求人が中心となっています。
また、エージェントサービスを取り扱っていないので、自力で転職先を探したいと思っている時に便利ですし、エージェントサービスを希望するのであればリクナビNEXTと提携しているリクナビエージェントを使えるので問題ありません。
リクナビNEXTのメリット
- 第二新卒向け・未経験OKの求人が多い
- 自分で情報を集めるのに便利
- 求人の更新頻度が高く、新着求人数も多い
リクナビNEXTを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 男性 |
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年齢 | 27歳 |
職種 | マーケティング |
地域 | 福岡県 |
転職前の年収 | 300万円 |
転職後の年収 | 400万円 |
性別 | 女性 |
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年齢 | 29歳 |
職種 | 商品リサーチ |
地域 | 東京都 |
転職前の年収 | 350万円 |
転職後の年収 | 500万円 |
4位 リクルートエージェント
求人数 | 約100,000件 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | エンジニア職・企画職・営業職・販売職 |
リクルートエージェントは転職支援実績No.1という肩書を持っています。実際に、大手ならではのコネクションの強さを活かし、中小企業から大手まで幅広い求人を取り扱っているので、利用者の転職成功率は高いです。
それに加えて取り扱っている求人数も多く、多数の求人を紹介してもらうことが出来ます。そのためたくさんの選択肢の中から最も良い職場を探したい時にとても便利です。
リクルートエージェントのメリット
- 求人数(特に非公開求人数)が多い
- 紹介してもらえる求人数が多いので選択肢も広がる
- 面接対策がしっかりしているので初めての転職でも安心
リクルートエージェントを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 男性 |
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年齢 | 24歳 |
職種 | 広報 |
地域 | 宮城県 |
転職前の年収 | 250万円 |
転職後の年収 | 320万円 |
性別 | 女性 |
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年齢 | 35歳 |
職種 | 商品企画 |
地域 | 神奈川県 |
転職前の年収 | 400万円 |
転職後の年収 | 560万円 |
5位 マイナビエージェント
求人数 | 70,000件以上 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | 営業職・事務職・企画職・エンジニア職 |
そのため、中小企業や未経験OKの求人を多数取り扱っており、年齢が若くてこれから新しい職種に挑戦してみたいと思っている方にはかなりおすすめと言えるでしょう。
在籍しているエージェントも大手なので優秀な人が多く、的確なアドバイスを貰うことが出来ます。
マイナビエージェントのメリット
- 公開求人・非公開求人の量がトップクラス
- 若年層の転職に強い
- 中小企業の中心が多く、未経験でも転職しやすい
マイナビエージェントを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 男性 |
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年齢 | 26歳 |
職種 | WEBデザイナー |
地域 | 沖縄県 |
転職前の年収 | 200万円 |
転職後の年収 | 350万円 |
性別 | 女性 |
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年齢 | 28歳 |
職種 | 広報 |
地域 | 神奈川県 |
転職前の年収 | 300万円 |
転職後の年収 | 400万円 |
6位 イーキャリア
求人数 | 700,000件以上 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | 営業職・事務職・企画職・エンジニア |
イーキャリアはソフトバンクが運営している転職サイトです。
取り扱っている求人が700,000件以上と転職サイトの中でも圧倒的な求人数で、求人の年収の幅も300万円~1,500万円以上とかなり幅広い人を対象としています。
転職サイトなので転職サポートサービスはありませんが、転職エージェントの非公開求人も掲載されているので、情報収集に便利です。
イーキャリアのメリット
- 他の転職エージェントの非公開求人もチェックできる
- 転職エージェントからスカウトメールが届くので自分に合う転職エージェントを探しやすい
- 掲載されている求人数が多い
イーキャリアを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 男性 |
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年齢 | 29歳 |
職種 | マーケター |
地域 | 東京都 |
転職前の年収 | 400万円 |
転職後の年収 | 500万円 |
性別 | 女性 |
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年齢 | 30歳 |
職種 | サービス企画・開発 |
地域 | 埼玉県 |
転職前の年収 | 400万円 |
転職後の年収 | 600万円 |
7位 エン転職
求人数 | 5,000件 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | 営業職・事務職・エンジニア職・企画職 |
そのため、他の大手には掲載されていない中小企業の求人が多く、未経験の職種への転職にかなり便利と言えるでしょう。
また、サイトの造りもシンプルで、必要な情報がしっかり記載されているので、サイトがとても見やすい点も評判が良いです。
エン転職のメリット
- 実務未経験OKの求人が多い
- サイトの造りがシンプルで使いやすい
- スカウトが届くので転職活動がとても楽
エン転職を実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 32歳 |
職種 | 商品企画 |
地域 | 兵庫県 |
転職前の年収 | 350万円 |
転職後の年収 | 500万円 |
性別 | 女性 |
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年齢 | 25歳 |
職種 | イベント企画・運営 |
地域 | 東京都 |
転職前の年収 | 200万円 |
転職後の年収 | 300万円 |
8位 Green
求人数 | 4,000件 |
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対象エリア | 関東・関西が中心 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | エンジニア・企画職・デザイナー |
Greenのメリット
- ベンチャー企業の求人が豊富
- 応募する企業の社長の話を聞くだけでも大丈夫
- スタートアップメンバーの募集が多い
Greenを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 男性 |
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年齢 | 35歳 |
職種 | サービス開発 |
地域 | 東京都 |
転職前の年収 | 500万円 |
転職後の年収 | 500万円 |
性別 | 女性 |
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年齢 | 29歳 |
職種 | 広報 |
地域 | 千葉県 |
転職前の年収 | 500万円 |
転職後の年収 | 400万円 |
9位 ワークポート
求人数 | 15,000件 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | 営業職・事務職・企画職・エンジニア |
ワークポートはIT/Web業界に特化した転職エージェントの中でも圧倒的な求人数を誇っています。
その上、事務職から企画・エンジニア職まで幅広い求人を取り扱っているので、自分のスキルに合わせて徐々にスキルアップを目指すことも可能です。
また、スタッフの対応がかなりスピーディーで、出来るだけ早く転職先を見つけたい方におすすめと言えるでしょう。
ワークポートのメリット
- スタッフの対応がとても速い
- 他の転職サイトと比べて提案してくれる求人数が多い
- サイトがとても使いやすい
ワークポートを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 男性 |
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年齢 | 35歳 |
職種 | Webマーケター |
地域 | 宮城県 |
転職前の年収 | 400万円 |
転職後の年収 | 600万円 |
性別 | 男性 |
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年齢 | 28歳 |
職種 | WEBデザイナー |
地域 | 福岡県 |
転職前の年収 | 350万円 |
転職後の年収 | 400万円 |
10位 クリーデンス
求人数 | 1,500~2,000件 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | – |
おすすめ職種 | 営業職・事務職・デザイナー職・企画職 |
クリーデンスはファッション業界に特化した転職サイトです。運営しているのはDODAの関連企業なので、大手ブランドにもコネクションがあり、幅広いファッション関連職の求人を取り扱っています。
また、業界特化型の転職サイトなので、担当者も業界に関して深い知識を持っていると言う点もクリーデンスの強みと言えるでしょう。
クリーデンスのメリット
- 幅広いアパレル関連職の求人を取り扱っている
- 大手の関連企業が運営しているから安心
- コンサルタントが業界に関する専門的な知識を持っている
クリーデンスを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 30歳 |
職種 | ファッションデザイナー |
地域 | 東京都 |
転職前の年収 | 400万円 |
転職後の年収 | 450万円 |
性別 | 女性 |
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年齢 | 35歳 |
職種 | マーケター |
地域 | 京都府 |
転職前の年収 | 500万円 |
転職後の年収 | 700万円 |
11位 パソナキャリア
求人数 | 40,000件以上 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | – |
おすすめ職種 | 営業職・専門職・企画職 |
パソナキャリアは総合型の転職サイト・エージェントです。
最近はハイクラスの案件にも注力しており、年収の高い案件も多数掲載しています。
コンサルタントの対応の評判が高く、サポート能力にも定評があります。
各業界の求人情報をしっかりと収集しているので、業界の事情を踏まえた求人の提案にも対応してもらえます。
専門家による書類選考・面接対策のサポートも無料で受けられるので、企画職への転職を検討している方におすすめのサービスといえるでしょう。
パソナキャリアのメリット
- ハイクラス求人も取り扱う総合型の転職サイト・エージェント
- コンサルタントにサポート能力が高い
- 業界の情報収集を徹底しているので安心
パソナキャリアを実際に利用した人たちの口コミ・評判
12位 ハタラクティブ
求人数 | 約2300件 |
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対象エリア | 全国 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | 全職種 |
ハタラクティブは未経験・第二新卒の求人に特化した転職サイト・エージェントです。
特に20代の転職活動に特化しており、経験や学歴に関係なく求人を紹介してもらえます。
ただ転職をすすめるだけではなく、経歴や状況に合わせて本当に転職活動をすべきかを判断してくれるので、安心して転職活動を任せられます。
専門のコンサルタントが経歴や状況から判断してくれるので、現在本当に転職活動をすべきか迷っているかたにおすすめのサービスです。
ハタラクティブのメリット
- 経験・職歴・学歴関係なしに求人を紹介してくれるサービス
- 企業に合わせた選考対策がある
- 向いている企業を分析してくれる
ハタラクティブを実際に利用した人たちの口コミ・評判
13位 type転職エージェント
求人数 | 約7000件 |
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対象エリア | 首都圏 |
フリーター | 〇 |
未経験 | 〇 |
おすすめ職種 | 全職種 |
type転職エージェントは首都圏の転職活動をサポートしている転職サイト・エージェントです。
専門のコンサルタントが在籍しており、ホームページ上で顔出しをしているので、どんな人に相談できるのか気になる方におすすめ。
応募書類の添削を徹底的に対応してくれるので、書類選考の通過率が高い事でも知られています。
コンサルタントのカウンセリングに対する姿勢も評価されており、安心して転職活動を任せられるでしょう。
約20年近く首都圏の転職サポートを実施しているので、ノウハウも転職に関する情報も多数保有しています。
安心できる転職サイト・エージェントに転職活動を任せたいと考えている方は、是非利用を検討してみてください。
type転職エージェントのメリット
- 利用者の満足度の高いサービス
- コンサルタントの対応力が高い
- エージェントの情報をHP上で公表している
type転職エージェントを実際に利用した人たちの口コミ・評判
企画職が転職エージェントを使う3つのメリット
企画職が転職エージェントを利用するメリットについて確認しておきましょう。
- 求職者に合う求人をピックアップしてくれる
- 企画職の転職事情を熟知している
- 求職者に代わって待遇面の交渉をしてくれる
求職者に合う求人をピックアップしてくれる
転職エージェントでは求職者のスキルやステータスを考慮して、膨大な求人の中からその人に合った案件をピックアップしてくれますよ。
希望条件に合う求人を1人で探していく作業は、意外と大変で時間がかかります。
検索機能で絞り込めば一発では?と思うかもしれませんが、検索で絞り込める条件は限られていますし、欲しい情報がそもそも求人情報に記載されていないことも。
一方転職エージェントは求人企業に対する理解が深いため、掲載されている事以上の情報を考慮して求職者に案件をマッチングしてくれます。
そのためミスマッチの少ない求人と効率的に出会うことができるのですね。
企画職の転職事情を熟知している
企画職の求人を扱う転職エージェントであれば、その求人や企画職の転職事情に精通したコンサルタントも在籍しているはずです。
業界の事をよく知るコンサルタントにアドバイスをもらいながら転職活動を進めていけるのは、大きなメリットですね。
特に初めての転職をする方や、未経験からの転職を考えている方には、心強いでしょう。
求職者に代わって待遇面の交渉をしてくれる
転職エージェントでは、求職者に代わって企業との待遇面の交渉をしてくれます。
雇用条件や給与面の話は、なかなか自分から企業に言い出しにくいもの。
特に転職経験の少ない方の場合、気が引けてしまって多少不満の残る内容でも妥協してしまうことはよくあります。
転職エージェントではコンサルタントがそういった気を使うやり取りを代行してくれるのが嬉しいですね。
企画職への転職活動で転職サービスを利用する時のコツ
マスコミ業界への転職活動で転職サービスを利用する時には、下記のつのコツを把握しておきましょう。
- 複数の転職サービスを併用する
- 担当者の質が悪い時は変更してもらう
- 連絡はこまめに・早めにを意識する
複数の転職サービスを併用する
転職サービスは、複数併用することによってより効率的に求人を集めることが可能になります。
サイトによってそもそもの取り扱い求人が違ったり、その転職エージェントでしか紹介してもらえない独占非公開求人があったりしますからね。
より多くの選択肢の中から選べるようになることで、1社しか利用しない場合に比べて転職活動の効率も良くなり、理想の求人に出会える可能性が高まりますよ。
またエージェントの複数利用なんてルール違反では?と感じる方もいるかもしれませんが、むしろ一般的な使い方です。
ただしあまり多くのサービスの登録しすぎると、コンサルタントとの連絡や求人の応募状況の管理が大変になってしまうので注意が必要。
2~3個ほどに厳選して利用すると良いでしょう。
担当者の質が悪い時は変更してもらう
どんなに評判の良いエージェントサービスでも、運悪く質の悪い担当者にあたったり、何となく相性が良くないなと感じることもあります。
そんな時は担当以外のスタッフに相談したり、電話窓口を利用するなどして担当者の変更を伝えましょう。
違和感やストレスを感じたまま転職活動を進めていくことは、転職者にとっても担当エージェントにとってもメリットになりません。
申し訳ないからと我慢せず、遠慮なく変更を相談してください。
また、企画職の転職事情に明るいスタッフはいないかと尋ねてみても良いですね。
連絡はこまめに・早めにを意識する
担当コンサルタントからの連絡には早めに返信する等、報告・連絡・相談のスピード感を意識しましょう。
なぜならレスポンスが遅い求職者に対しては、コンサルタントも対応を後回しにしがちだからです。
反対ににスムーズに連絡が取れる求職者は担当に好印象を与えられますし、担当コンサルタントも企業に「約束を守れる・責任感のある人」としてあなたを推薦することができます。
一緒に転職活動を進めていくパートナーであるコンサルタントとの、信頼関係の構築にも繋がりますよ。
転職活動をスムーズに進めていくためにも、こまめな連絡と早めのレスポンスを心がけましょう。
企画職への転職を成功させるためのポイント
企画職は人気が高い仕事の1つですが、その業務内容は多岐にわたります。
そのため実際にどんな仕事をするのか、マーケティングや営業などの仕事とどう違うのかなど、内容を正しく理解できていない人も多いのではないでしょうか?
転職を成功させるためには、仕事を理解しどう取り組んでいくかを明確にする必要がありますが、具体的にはどのように転職活動を進めていけば採用に近づけるのでしょう。
一言に企画職と言ってもその中には数多くの業務が含まれますが、共通して言えることもいくつかあります。
ここではそういったポイントに焦点をあてて解説していきましょう。
企画職に求められるスキル・人物像を理解する
企画職に求められるスキルや人物像を理解することは、転職活動を進めていくうえで最重要と言っても過言ではありません。
自分の適性やアピールポイントを分析するためにも大切なことですね。
選考の面接対策にもなりますから、転職活動の第一歩として取り組みましょう。
企画職に求められるスキル・人物像①課題の本質を理解する力がある
企画職に求められるスキルとして、まず課題の本質を理解できるということが大切です。
何かを生み出し、新たなプロジェクトとして企画を打ち立てるためには、それよりも前に課題を見つけることが重要。
課題がなければ、新たな企画によって何を解決させたいのかという最終目的が分からなくなってしまうからです。
例えば、グルメ企画を提案したとしましょう。
美味しいものを紹介する、新しいお店を紹介するというような企画がよくありますが、それらを行うことで何を解決させたいのか、またゴールはどこなのかが見えなければ、軸がぶれてしまい、何がしたいのかが分からなくなってしまいます。
しかし、「食べ物を粗末にしている人が多い」「和食離れが著しい」などの現状の課題から、食べ物の大切さや和食の素晴らしさを伝えたいという目的で企画を行ったとすれば、その軸にそってプロジェクトを進められます。
同じ「グルメ企画」でも、課題や目的が明確になっているかどうかで内容の濃さは違ってくるでしょう。
新しいことを生み出すためには人とかぶらないような個性的なアイディアが出せる柔軟さが必要だと思っている人もいますが、それだけがすべてではありません。
必ずそこには前段階となるものが必要なのですね。
企画職に求められるスキル・人物像②企画の内容を関係者にわかりやすく伝えられる
次に、内容を分かりやすくまとめるスキルです。
企画者だけが本質を理解していても、プロジェクトは成り立ちません。
一緒に活動する仲間たちが内容を共有する必要があるので、誰にでも正しく情報を伝えられるように、口頭・書類で伝える力が必要です。
企画職に求められるスキル・人物像③調査力
もう一つ、企画職に欠かせないスキルが調査力です。
良いものを作り上げていくためには、1人の頭だけではなく複数人のアイディアも参考にすることはよくあります。
そのため、いろんな人にアイディアを求める調査や、ヒントを引き出せるような工夫ができる人が求められるのですね。
過去の実績や経験が転職成功のカギ
「企画をするのが楽しそう」という好奇心だけでは、転職は難しいでしょう。
もちろんやる気はとても重要なポイントですが、その企画を行うためには人もお金も必要です。
趣味でやることではないので、責任感はもちろんのこと、ある程度のキャリアがないと企業側も安心して任せにくくなってしまいます。
企画職に転職をしたいのであれば、自分が何かを生み出してきた実績や、それによって成功をした経験をアピールすることが大切です。
未経験の人であれば、前職にかぎらず学生時代のことでも良いですし、趣味で行っていることでも構いません。
具体的なエピソードを話すことによって、企画職に興味を持ったきっかけを企業に伝えることもできますし、成功事例があることで好印象も与えやすくなります。
未経験からでも転職できる?
企画職は専門職ではないので、基本的に未経験や無資格でも転職は可能です。
もちろん経験やキャリアがあった方が有利であることに変わりはありませんが、例えば若い発想が欲しいという企業の場合であれば、キャリアがほとんどない20代でも企画職として採用してくれるケースもあります。
企画職がどんな仕事をするのかを正しく理解し、何に挑戦したいのかを明確に伝えることが大切なので、未経験ということをネックにする必要はありません。
やってみたいという興味があれば、どんどん挑戦していける職種だと言えるでしょう。
どうしても不安だという場合には、求人情報にて「未経験歓迎」と明記しているところに挑戦してみると、採用率も上がります。
営業職から企画職へ転職できる?
実は、営業職から企画職に転職したという人はたくさんいます。
営業職は、販売する商品に対してだけではなく、その業界についても深い知識を持ってお客様に接します。
そのため、長く続けていると営業トークが磨かれるだけではなく、携わった業界についても詳しくなります。
それを長所としていかし、企画職につなげるのです。
「もっとこうすれば売れるのに」という改善点や「こんなイベントをしたら集客しやすいのに」というように、普段の業務からより売りやすい方法を自然と考えることが多い営業職は、プロジェクトを打ち立てる企画職と同じようなことを自分の中で行っています。
それが1つの経験として、アピールできるポイントとなるでしょう。
企画職の転職で心を掴む志望動機とは?
エントリーシートを記入する際に一番悩んでしまうのが志望動機ではないでしょうか。
ここでは企画職の転職で心を掴む志望動機について、例を交えながら紹介していきます。
ある程度経験と実績を積んでいる場合
企画職と似たような業務内容によって、実績や経験を持っているというのであれば、それらを具体的に明記しましょう。
企画内容やそれによって得られた数字などを具体的に伝えることによって、説得力のある志望動機になります。
どんな風に書けば良いのか、例文を1つ挙げてみます。
私は、前職で通信端末の販売を行っていました。
お客様が希望する機種やプランを販売し、時には修理で来られるお客様にも対応してきたのですが、お客様の要望を聞くだけの仕事では、なかなか商品の販売につなげられないということに気づいたのです。
そこで私は、スタッフの全体ミーティングの際に「何か企画をやってはどうか」と提案しました。店員がいくら商品をすすめても、お客様は「買わされる」という心理が働き、話すら聞いてくれません。
まずは、お客様の方から商品に興味を持つことが重要だと考えた私は、購入特典としてプレゼントを用意することを思いついたのです。
新規契約+ネット回線の契約でオーブンをプレゼントするなど、できるだけ興味を持ってもらえる内容にしました。
春の新生活応援キャンペーンとして打ち立てた企画は無事に成功し、前月の2倍近くの売上を出すことができました。
この経験が私の自信につながり、企画職に入ることで企業に貢献したいと思い志望しました。
未経験から企画職へ転職する場合
未経験の場合には、ビジネスとしての成功事例が出せないので、趣味や学生時代に行ったことを伝えるといいでしょう。
どんなことをして、それによってどんな変化があったのかを伝えるのがポイントです。
具体的にどのような書き方をすれば良いのか、1つ例を挙げます。
私は、学生時代に文化祭実行委員となりました。
クラスの意見を聞いても、コスプレ喫茶やお化け屋敷といった他のクラスとかぶる内容の候補ばかりが挙がってしまい、何をするのかもなかなか決められない状況だったのです。
そこで私は、一度思考を変えてリサーチをしてみることにしました。学校の生徒全員に「最近はまっていること」をアンケート用紙に書いてもらい、それをすべて集計したのです。
その結果、動画の閲覧というのが多く見られました。それをクラスの出し物にしようと考え、最終的には人気動画ランキングを作成した上で、それらの動画をスクリーンで上映することにしました。
自分の好きな動画が見られるだけではなく、新規開拓もできるということで当日は多くの集客がありました。
映画館のように楽しんでもらうために、ポップコーンやドリンクの販売も行い、見事学年1位の売上実績を作りました。
良いものを作るためには、自分のアイディアだけではなく、多くの人からヒントをもらうためのリサーチも必要だということを学んだので、この経験を活かして企画職の仕事に携わっていきたいと思います。
営業職から企画職へ転職する場合
営業職からの転職の場合、働いている間に身につけた知識や、日常的に考えていたことなどを企画に結び付けていきましょう。
私は、5年間ジュエリーの営業を行ってきました。
生活必需品ではない上に高価であったため、なかなか即決で買ってくれる人はおらず、営業成績を伸ばすのも苦労しました。
1件1件訪問して丁寧に対応することを心がけて仕事をしていましたが、身に付いたのはジュエリーに関する知識ばかりです。
だからこそ私は、もっとお客様が買いやすい環境を作ってあげることが大切だと思い、上司に展示会を提案しました。
広々としたカフェを貸し切り、そこでお茶やケーキを楽しんでもらいながら、展示されたジュエリーも見られるようにしたのです。
友達と一緒に来る女性が多かったので、話が盛り上がると一緒に購入を決めてくれるお客様も多く、初めての展示会では通常の5倍以上の売上となりました。
ただトークや知識が身についているだけでは、お客様は買ってくれません。
購買意欲を高めるような環境や、おもてなしをして気分を良くしてあげる工夫が大切だと感じたのです。
このことがきっかけで、それ以降2ヶ月に1回は展示会を開くよう会社の方針が変わりました。
私の提案が企業を大きく変え、貢献できたというのは一番の自慢です。
多くのお客様に接して市場を理解している自分だからこそ、企画の仕事でも貢献できると考えます。
企画職へ転職するなら転職サイト・エージェントを活用しよう
企画職への転職活動となると人気の高いポジションですから、他のも多数の応募者が殺到することが考えられます。
その中を勝ち抜いて内定を獲得したい方は、転職サイト・エージェントをうまく活用することをおすすめしますよ。
競争率の高い人気職種ですが、紹介したような転職サービス活用のコツも取り入れながら、ぜひチャンスを掴んでいただきたいと思います。