SEとしてのあなたの仕事は、現在、正当に評価されていますか?
場合によっては、特別スキルアップしなくても、働く業種や職種などを変えるだけで給料がアップしたり、プライベートの時間を増やせるようになる可能性があります。
やりたいことがはっきりしていたり、興味のある業界などがある場合は別ですが、転職したい気持ちはあるものの、どういう仕事を選べばいいのかパッと思いつかない人は「業種」や「職種」をもとにして、転職先を考えてみるのもひとつです。
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SEの転職先は「業種」と「職種」で考えよう
業種
- B to B (クライアントワーク)
- B to C
- WEB業界
- 映画や音楽などのエンタメ業界
- ソーシャルゲーム業界
職種
- WEBエンジニア
- WEBディレクター
- WEBプロデューサー
- 社内SE
- コンサルタント
「異業種」+「異職種」への転職はおすすめしません
転職する場合、「異業種」+「異職種」への転職は、出来るだけ避けるようにしましょう。
転職の中途採用の場合、新卒の時とは違い、企業はより即戦力になる人を採用するので、転職する際は、SEとしての経験やスキルが活かせる会社に応募するのが基本です。
例えばSEから突然、食品業界で働くバイヤーになろうとしても、前職で活かせる経験がほとんどないので、転職は難しくなります。
ちなみにSEが転職する際にアピール出来るスキルは、だいたい以下のようなものになるはずです。
- ITリテラシー全般
- 開発スキル
- プログラミングなどの技術やシステム全般に関する知識力
- 調整力
- マネジメント力
- 英語力
- 担当していた業界やターゲットユーザーに関する知識
こういったスキルのある人を必要としている企業は、業界や職種を広げると必ず多く存在します。
こういった経験のある人を十分に採用できていない場合は、企業にとってより価値の高い人材になるので、こういった企業に応募すれば、より有利な条件で働く交渉も出来るはずです。
やりたいことがないという人は「自分の経験やスキルをより活かせそうな企業かどうか」という軸で転職先を探すのもひとつです。
SEにおすすめの職種や転職先などについて
上で説明した内容をもとに、SEにおすすめの職種や転職先を、8つに分けて紹介していきます。
ちなみに今回は、中小SIerに勤務している人を対象に紹介していきます。
WEBエンジニア
まず一つ目はWEBエンジニアです。
制作会社のWEBエンジニアになるか、直接エンドユーザーにサービスやコンテンツを届けるエンジニアになるかで分かれますが、前者の場合は同じクライアントビジネスになるので、給料は上がっても残業時間などはそこまで減らない可能性があります。
逆にBtoCの企業で働くWEBエンジニアになれば、給料と労働環境、どちらも改善できる可能性があります。
仕事内容
- 開発するアプリやWEBサービスの要件定義とシステム設計
- プログラミング
- 企画を考える場合も
- チームメンバーのマネジメントを担当する場合もある
必要なスキル
- 開発スキル
- コミュニケーション力
- マネジメントスキル
- マーケティングなどのビジネススキル
特に重要になるのは、2つ目のコミュニケーション力です。
SIerの場合とはちがい、エンジニア以外の様々な職種の人とコミュニケーションを取ることになり、開発メンバーにシステムの仕組みなどについて説明する機会も多くなります。
また事業会社のWEBエンジニアになる場合、会社によっては企画から任せることもあるため、マーケティング面の知識やスキルもあると、より有利になります。
フリーランスになるのもひとつ
WEBエンジニアの場合はフリーランスになるのもひとつです。
3年以上の実務経験など、ある程度のスキルがあれば、最低でも毎月50万円以上は稼ぐことが可能です。
正社員と比べて、不安定な働き方というイメージが強いですが、エージェントを利用すれば、仕事が獲得できなくて困ることは、ほとんどないといわれています。
収入を大幅にアップさせたい人や、色々な職場を経験してみたい人は選択肢のひとつとして検討してみてください。
WEBディレクター/ WEBプロデューサー
エンジニアからWEBディレクターや、WEBプロデューサーになるのもひとつです。
実際に自分でコードを書く機会は少なくなり、企画や調整などの仕事のほうが多くなりますが、制作全体を管理してディレクションすることができますし、プロデューサーになればサービスやビジネスモデルなどを企画することも可能です。
ちなみに給料も、他の職種より高めに設定されているケースが多いです。
仕事内容
- WEBサイトやアプリなどの企画
- 売上げなどの改善施策の考案
- クライアントに提出する報告資料や開発メンバー用の指示書の作成など
- メンバーのリソース管理やスケジュールの作成
- クライアントとの打ち合わせ
必要なスキル
- システムや技術に関する知識
- デザインなどの知識
- コミュニケーション力
- マネジメントスキル
- マーケティングなどのビジネススキル
SEからWEBディレクターやプロデューサーになる場合、自分の強みになるのは、システムや技術に関する知識が豊富なところです。
システム以外にデザインやマーケティングなどの知識も必要になりますが、コミュニケーション力が高かったりマネジメントの経験があると、足りない部分をカバーできる可能性があります。
社内SE
社内のIT環境や自社のシステム全般を管理する社内SEとして働くのもひとつです。
ITやWEB系以外の会社は、予想以上にIT化が全く進んでいない会社も多いのでやりがいも大きいはずです。
ちなみに普通の一般企業だけではなく、映画会社、レコード会社、テレビ局などのエンタメ企業でも社内SEは募集しているので、自分が興味のあるジャンルから探すのもいいかもしれません。
自分で手を動かすことは減ると思いますが、給料や労働環境などの問題はほぼ確実に改善できるのもメリットのひとつです。
仕事内容
- システム企画や設計
- システムメンテナンス
- 外注管理
- 予算管理
- 社内への周知や体制の構築など
必要なスキル
- 開発スキルや技術に関する知識
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキル
- 経営スキル
社内SEの場合、自分で手を動かすよりも、より上流の企画やマネジメントの仕事の方が多くなります。
そして権限の大きいリーダーとして働く場合などは、予算を獲得したり運用コストなども考慮しながら仕事をする必要があるため、経営スキルも大切になってきます。
また外部のスタッフに開発を依頼するケースが多いため、応募する際は自分のマネジメント経験をしっかりとアピールできるように整理しておきましょう。
上級SIer
業種などを変えずに上級SIerに転職するのもひとつです。
上級SIerの会社全てが必ずいいとは限りませんが、最上流工程から開発を担当することになるため、給料と労働時間への不満は解決できる可能性が高いです。
仕事内容
- クライアントとの打ち合わせやコンサルティング(課題の特定や解決方法の提案など)
- 要件定義やシステムの設計
- 開発者へのディレクション
必要なスキル
- 開発スキル
- 分析スキルや提案力
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキルやディレクションスキル
上級SIerの場合、実際の開発は行わずに、要件定義や設計だけして、あとは外部の下請けSIerに依頼するケースも多くなります。
特にクライアントと直接対面する仕事なので「分析スキル・提案力」や「コミュニケーションスキル」は高いレベルのほうが面接の際に有利になります。
なお前職でのマネジメント経験は必須になるので、しっかり担当してきたプロジェクト内容を整理しておくようにしましょう。
ITコンサルタント
SEとしての経験や知識を活かして、ITコンサルタントになるのもひとつです。
開発現場からは離れることになってしまいますが、ケースによってはより上段の経営面の部分から関わることも出来ます。
転職すれば給料がアップする可能性は高いですし、幅広く色々な業界のお客さんと仕事をする事も可能です。
仕事内容
- クライアントの状況や課題の整理
- 解決案の提案
- クライアントとの調整
- プロジェクト全体の管理
必要なスキル
- 技術や開発に関する知識
- 分析力と提案力
- コミュニケーション力
- 経営スキル
- マネジメントスキル
先ほどの上級SIerの場合と同じように、クライアントと直接対面する職種なので「分析力・提案力」や「コミュニケーション力」は特に大切になります。
なおかつ他の職種とは違い経営面にも深く関わることになるため、経営スキルも重要になります。
転職コンサルタント
がらっと大きく業界を変えて、人材業界に転職して、転職コンサルタントになるのも一つです。
ちなみにこれは業界も職種も変更になるパターンですが、実際にエンジニアとして働いていたからこそ分かることがたくさんあり、転職希望者に実際の経験に基づいたアドバイスができるなど、経験を仕事にダイレクトに活かすことができます。
実際にエンジニアから転職コンサルタントに転職している人もよく見かけます。
仕事内容
- 転職希望者へのコンサルティング
- 紹介企業先への対応や給料の交渉など
- 応募書類の添削
必要なスキル
- コミュニケーション力
- 調整力
- バランス感覚
- 分析力や提案力
- 技術や開発に関する知識
転職コンサルタントにはノルマが課されるようになっており、企業に何人転職希望者を紹介できたかで、自分の評価も変わってくることになります。
よって一人の応募者だけではなく、複数の応募者を並行して担当することになるため、バランス感覚も必要になります。
ちなみに技術や開発に関する知識はエージェントの担当者になる場合に必須の能力ではありませんが、SEから転職する場合、これを持っていることが大きなアドバンテージになります。
ITライター
SEからITライターに転職するのもひとつです。
実際にエンジニアとして仕事をしていた経験を、実はそのまま活かすことができます。
会社員として働く道もありますが、フリーランスとして働く方が自由度も高く、案件によっては高収入を期待できます。
ちなみに元SEのフリーランスライターで、現在毎月60万円以上稼いでいる方もいるようです。
仕事内容
- 記事の企画や文章の作成
- インタビュー
必要なスキル
- 最新技術などに関する知識
- コミュニケーション力
- 文章力
ライターなので、わかりやすく説明できる文章力はもちろん大切ですが、インタビューや取材する機会も多いので、コミュニケーション力も大切なスキルになります。
SEからへの異業種への転職完全ガイド!転職先の種類や方法について徹底解説
SEにおすすめの転職サイト・エージェント
最後に、転職する際に知っておきたい転職エージェントを5つ紹介しておきます。
転職エージェントは非公開案件の紹介はもちろんのこと、面接日程の調整や応募書類の添削、そして内定時の給料の交渉も自分の代わりに担当してくれます。
レバテックキャリア
レバテックキャリアはエンジニアやWEBデザイナーの転職に特化した知名度の高いエージェントです。
IT/Web業界の求人を多数取り扱っており、公開求人だけではなく非公開求人も多数取り扱っています。
非公開求人では好条件での求人紹介を実施していますので、IT/Web業界で良い条件で転職したい方におすすめです。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、レバテックキャリアと同じ企業が運営する、フリーランス向けのサービスです。
直請け案件を多く取り扱っており、仲介なくフリーランスエンジニアとして活躍したい方におすすめのサービスです。
高単価の案件を多数とり扱っている他、専門の営業担当が営業活動を代行してくれるので、手間を省くことが可能です。
継続して案件を受けたい方向けに、担当者のフォロー体制もついているので、安心して活動できるでしょう。
ワークポート
ワークポートはITやWEB業界に特に強い転職エージェントです。
紹介案件数も多いですし、東京や大阪だけではなく、九州や仙台などにも営業所があるため地方在住の人も利用できます。
専任のコンシェルジュがついてくれるので、二人三脚で転職活動をすすめられるメリットもあります。
有名企業への紹介実績もありますので、大手転職を検討している方でも安心して利用できるでしょう。
Direct type(ダイレクトタイプ)
Direct type(ダイレクトタイプ)はスカウト型のITエンジニア専門の転職サービスです。
登録時に経歴や希望条件を入力するだけで、条件をチェックした担当者から直接スカウトを受け取れる仕組みです。
有名企業からスタートアップまで幅広く求人を取り扱っているので、エンジニアとしての転職の選択肢を増やしたい方におすすめのサービスです。
運営しているtypeは、IT転職に強みを持つサービスですので、サポートも充実。
安心して転職活動をすすめたいのであれば、ぜひ一度利用を検討してみてください。
geechs job
ギークスジョブは、フリーランスエンジニア向けのエージェントです。
紹介してる案件数が多い事やゲーム業界の案件に強いこと、そして担当者のサポート内容が充実していることが特徴といえます。
Midworks
Midworksも同じフリーランス向けの転職サイトですが、フリーランスの中でも安定性を重視したいエンジニア向けです。
案件が決まらなかった場合でも、基準を満たしていれば給料の8割を保証してくれる給与保証制度というものがあったり、Midworksが社会保険証の半額を代わりに負担してくれるサポートなどもあります。