この記事では、未経験の女性がエンジニアに転職するために必要なスキルや、未経験の状態からエンジニアに転職するにあたって事前に知っておきたいことなどを紹介していきます。
転職する際に有利となる転職エージェントのメリットや、転職保証制度・授業料全額免除のコースがあるスクールも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
他の職種とは違って、女性だから不利になるという可能性は低く、しっかりとプログラミングスキルを身につければ、IT・WEB業界未経験の女性でもエンジニアに転職することは可能です。
悩んでいる場合はスクールなどの説明会に一度申し込んでみることをオススメします!
- 公開求人数
- 25,000件以上
- 対象年齢
- 20代~30代
- 対象エリア
- 全国
- IT・WEB業界の求人多数
- 業界に詳しいコンサルタントによる転職サポート
- 年収アップ率78%で収入UPが見込める
- 公開求人数
- 1,600件以上
- 対象年齢
- 20代~50代以上
- 対象エリア
- 全国
- 大手からスタートアップまで幅広い求人数
- 条件に合ったスカウトが届く
- アプリから履歴書も作成可能
- 公開求人数
- 65,000件
- 対象年齢
- 20代
- 対象エリア
- 全国
- 業界専属のコンサルタントによるサポート
- 未経験でもOKの求人がある
- 初めての転職活動でも徹底的にサポートOK
目次
エンジニアの仕事内容について
エンジニアの仕事は、効率化を目的とした業務用ツールや、ユーザーを楽しませるWEBサービスなどを、プログラミング言語を使って開発することです。
コードを書くだけで実際にシステムが機能するのはとても面白いですし、自分の手がけたシステムが何百万人といった大勢のユーザーに利用されるものになるなど、感じるやりがいも大きい仕事といえます。
なおエンジニアは、大きく以下の3つの職種に分けられます。
SE(システムエンジニア)
主にIT業界のSIerで働くエンジニアは、SE(システムエンジニア)と呼ばれます。
BtoBの業態をとっている会社で働くことが多く、勤怠管理システムや在庫管理ツールなどの業務用ツールを開発する機会が多くなります。
色々とデメリットも多いですが、未経験者歓迎の求人も多く、0からエンジニアを育てる教育体制がしっかりとある会社が多いのも特徴です。
システムエンジニアの面接対策!どんな資格・スキル・経験が必要?
サーバーサイドエンジニア
サーバーサイドエンジニアは、WEB業界で働くエンジニアのことで、主にWEBサービスやアプリの裏側のシステムを担当するエンジニアのことです。
ソーシャルゲームやメルカリなどといったWEBサービスの機能やシステムを開発したい人は、このサーバーサイドエンジニアを目指すことになります。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアも同じようWEB業界で働くエンジニアですが、こちらはWEBサービスの表示部分を主に担当するエンジニアになります。
WEBサイトをリッチに見せるデザインや演出などに興味がある人は、この職種を目指すのがオススメです。
フロントエンジニアの面接対策!どんな資格・スキル・経験が必要?
女性がエンジニアとして働くメリットとデメリット
女性がエンジニアとして働くメリットとデメリットについても確認しておきましょう。
エンジニアは圧倒的に男性の方が多い職業ですが、知られていないだけで意外と女性にとってもメリットが多い仕事といえます。
メリット
- プログラミングスキルがあれば未経験でも採用される
- 会社によっては在宅でも勤務可能
- 他の女性の仕事よりも復職しやすい
- スタートアップやベンチャー企業は自由な社風の会社が多い
- 他の職種よりもフリーランスとして仕事がしやすい
エンジニアの数が全然足りていないこともあり、しっかりとしたスキルがあって、会社選びを間違わなければ、他の女性よりもある程度自由に働くことが出来ます。
デメリット
- エンジニアとして働く女性が少ない
- リリースが多いサービスの会社だと残業が増える可能性がある
- 下請けの会社だと給料も低く、成長しにくい
会社選びを間違ってしまうと、このようなデメリットばかりの会社で働くことになるので注意してください。
※ 下の項目で、未経験の状態からエンジニアへ転職する際に知っておきたい会社選びの知識も紹介しています。
女性は転職する際に不利になる?
結論からいうと、エンジニアに限っては、男性よりも女性の方が不利になる事はほぼないはずです。
上でも説明したように、どの会社もエンジニアの数がそもそも足りていないので、しっかりとしたスキルがあれば迷わず採用したいはずです。
特にWEB業界の場合は古い考え方をする会社も少なく、基本的に自由で働きやすい環境を用意する会社が多いです。
実際にエンジニアとして働く女性が少ないので、情報を得るのが難しかったりすると思いますが、他の仕事よりも仕事の進め方や取り組み方の自由度が高いのは間違いなので、産休などを経験しても復職しやすいです。
最悪会社と考え方が合わなくて働きにくくなっても、エンジニアならフリーランスとしても安定して仕事が獲得できるので、家事や育児と両立させることができます。
未経験の人がエンジニアに転職するために必要なもの
IT/WEB業界未経験の人が、エンジニアに転職するために必要なものは、大きく以下の3つに分けられます。
- プログラミングスキル
- コミュニケーション力
- マネジメントスキル
これら3つ全てを万遍なくアピールできれば、多くの会社に採用してもらえるはずです。
① プログラミングスキル
まずは何はともあれプログラミングスキルです。
これがないとエンジニアとして仕事が出来ないので、面接までに現場で通用するだけのしっかりとしたスキルを身に着ける必要があります。
独学は大変なので、出来るだけプログラミングスクールに通って勉強するのをオススメします。
(別途下の項目でも紹介しますが、無料のプログラミングスクールや課題をしっかり提出すれば転職先を保証してくれるスクールもあったりします。)
ちなみに上でも紹介したように、IT業界のSIerなどの場合は、仮に未経験で全くスキルがなくても、0から教育してくれる会社も中にはあるので、まったくプログラミングスキルがなくても採用されることがあります。
基本的にエンジニアとして働く人は、WEB業界で働くことをオススメする人が多いですが、もしもSIerの会社に興味がある場合は、会社の研修を通してプログラミングスキルを身に着けるのもひとつです。
② コミュニケーション力
2つ目はコミュニケーション力です。
開発は自分一人ではなくチーム全体で協力しながら進めていくものなのでとても大切ですし、コミュニケーションに問題があると開発の遅延にもつながってしまいます。
また基本的に、まだ実際に現場に出ていない初心者のエンジニアが、入社前に身につけられるスキルにはある程度限界があります。
周りにわからないことをスムーズに質問できるコミュニケーション力があると、多少スキルが低くても採用される可能性が高くなります。
③ マネジメントスキル
3つ目はマネジメントスキルです。未経験の職種に転職するとはいえ、前職の仕事で得た経験やスキルで、エンジニアの仕事にそのまま活かせるものがあれば、しっかりとアピールするべきです。
その共通する経験やスキルの一つとして、マネジメントスキルはとても有効なアピールポイントになります。
アルバイトスタッフシフトを管理した経験などもマネジメントスキルの一つになるので、面接までの間にアピールポイントを用意したり整理しておくようにしましょう。
もちろんこれら3つのスキルを全て持っているのが理想ですが、プログラミングスキルとコミュニケーション能力がしっかりとあれば、採用される可能性は高くなります。
未経験からエンジニアに転職できる?転職を成功させる秘訣と注意点
未経験の状態からエンジニアに転職するにあたって知っておきたいこと
IT・WEB業界未経験の女性がエンジニアに転職するにあたって、特に知っておきたいことは以下の3つです。
- IT業界よりもWEB業界の方がオススメ
- 転職エージェントを利用するとより有利に進められる
- フリーランスエンジニアになるとメリットがたくさんある
① IT業界よりもWEB業界の方がオススメ
これからエンジニアになる人は、IT業界のSIerで働くよりも、WEB業界で働くエンジニアになることをオススメします。
- IT業界のSIerに未経験で転職する場合、下請けの会社に転職する可能性が高く、給料も安くて残業も多い
- SIerの下請け会社の場合、業務が限定されていて成長しにくい
- IT業界のSIerは基本的にBtoBのクライアントワークが中心なので仕事の自由度が低い
- WEB業界は自由度の高い会社が多い。特にスタートアップの場合は裁量権も大きいので成長しやすい
- WEB業界はBtoCの会社が多いので企画の段階からエンジニアが関わることも可能。そして実行までのスピードも速い
- WEB業界で働くエンジニアの方がフリーランスとして仕事をしやすい
理由はこのようにたくさんあるのですが、IT業界にこだわる特別な理由がない場合は、WEB業界で働くことを前提に、プログラミング言語などを選ぶことをオススメします。
② 転職エージェントを利用するとより有利に進められる
実際にエンジニアになるための転職活動を始める際は、転職エージェントを利用するとより有利に転職活動を進めることができます。
求人を閲覧する転職サイトとは違って、転職エージェントを利用することには様々なメリットがあります。
- 各エージェント独占の非公開の案件を紹介してもらえる
- 面接日程の調整をしてもらえる(地方から都心の会社に転職する場合などは特に助かるはずです)
- 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえたり、面接対策をしてもらえる
- 応募する企業の担当者が採用しようかどうか迷っている際にプッシュしてもらえる
- 内定した際に給料の金額を自分の代わりに交渉してくれる
転職エージェントを利用すると、こういったサービスが全て無料で利用できます。
なお、転職サイトと転職エージェント両方のサービスを使うのはもちろんですが、転職エージェントを選ぶ際も一つだけではなく複数のエージェントに登録をしてください。
エージェント担当者との相性が大事なのはもちろんですが、複数利用することで、自分を対応する優先度をアップしてもらうことが出来ます。
③ フリーランスエンジニアになるとメリットがたくさんある
エンジニアは他の職種よりもフリーランスとして安定的に仕事がしやすく、フリーランスになるメリットも多い職種です。
ちなみにフリーランスのエンジニアになる具体的なメリットには、
- フリーランスになるだけで年収がアップする人が多い(400万円から2年間で1000万円以上にアップした例も)
- 最短3ヶ月スパンで様々な現場を経験できるため、短期間で成長することができる
- 3年以上の実務経験があれば、週5日の勤務で最低でも毎月50万円以上は稼げると言われている
- ある程度経験を積めば、週3日の勤務でも毎月50万円稼ぐことも可能
- フリーランス向けのエージェントを利用すれば、継続して案件を紹介してもらえるので仕事が途切れる心配が低い
このようなものが挙げられますが、こういった好条件の環境で働ける理由は、フリーランスエンジニア向けのエージェントがあるからです。
会社に常駐する働き方にはなりますが、エンジニアならフリーランスになっても収入面で困る可能性は低いです。
一方で1番の大きなデメリットは年金対策の部分ですが、国民年金基金やIdecoなどに加入することで対応可能なので、とにかくたくさんお金を稼ぎたい人や、出来るだけ無理なく育児と仕事を両立させたい人には魅力の多い働き方になるはずです。
いきなりフリーランスのエンジニアになる人はほぼいませんが、フリーランスになる選択をすることも十分に可能だったりします。
ちなみに最短で1年以上実務経験があればフリーランスのエンジニアになることが可能です。
出来るだけプログラミングスクールを利用するほうがいい
初心者からエンジニアを目指す場合、まずはプログラミングスキルを身に着ける必要がありますが、独学するよりもスクールに通って勉強する方がいいです。
プログラミングスクールを利用するメリット
プログラミングを勉強する際に、スクールを利用するほうがいい理由は3つあります。
- 挫折しにくい
- おすすめの言語や勉強の仕方などを教えてくれる
- 就職保証などのサービスが用意されている
① 挫折しにくい
スクールを利用すれば、分からない事があってもすぐに質問して解決する事が出来ます。
プログラミングを独学で始めると途中で挫折してしまう人がとても多いと言われていますが、これは近くに分からないことをすぐに質問できる人がいないのが大きな理由と言われています。
プログラミングの勉強を開始した当初は、分からない事が何個も出てくるのは当然のことで、その度に調査に時間をつかって、まったく前進しない状況が続くと、モチベーションが下がってきて途中で辞めてしまう人が多いようです。
スクールに通えば、オンライン上でもチャットなどを使ってすぐに質問できるので、分からない事があって前に進まない無駄な時間が少なくなります。
② おすすめの言語や勉強の仕方などを教えてくれる
プログラミング言語にはたくさんの種類がありますが、初心者は、まずどの言語を選んで勉強すればいいのか分からないはずです。
ニーズがあまりない言語を選んで勉強してしまうと、時間を無駄にしてしまう可能性があります。
プログラミングスクールに通えば、ニーズがあって転職しやすい言語などをいくつか教えてくれますし、効率よく勉強を進めていくための方法なども教えてくれるので、より無駄なく成長出来ます。
③ 就職保証などのサービスが用意されている
スクールの中には、スクール経由で転職が決まれば授業料の全額を免除してくれたり、課題をしっかりと全て最後までこなせば必ず転職先を保証してくれるスクールもあります。
本来こういったスクールに通う一番のデメリットはお金がかかることですが、エンジニアの場合はニーズが大きいのにも関わらず人手が足りていないため、このように無料でスクールに通う制度が用意されています。
有名なプログラミングスクール
有名なプログラミングスクールを3つ紹介します。
ここで紹介したスクール以外にもたくさんのスクールがあるので、ぜひ自分でもいくつか調べてみてください。
Techacademy
Techacademyは全てオンライン上で受講できるスクールです。
コースの種類も豊富で、4週間プラン〜16週間プランまで4つのプランが用意されているので、自分のペースに応じて勉強を進めることができます。
また全てオンライン上で完結するので地方に住んでいる人も利用可能です。
なお4週間プランが一番安い値段になっており、受講期間が長くなるほど、メンタリングの回数が増えることから受講料も高くなります。
ちなみに人気のRubyのコースを選んだ場合、一番短い4週間プランの社会人の料金は12万9000円、学生の料金は8万9000円となっています。
(※ 最大24回の分割払いも可能で、その場合は社会人:約5.375円〜、学生:約3,708円〜受講可能です。)
WEBCAMP PRO
こちらのWEBCAMP PROは、教室とオンラインの両方に対応したプログラミングスクールで、11時〜22時まで講師が常駐している教室を自由に利用することができます。
そして何よりも一番の特徴は就職・転職保証制度があることです。
なお転職成功率は98パーセントで、90パーセント以上が未経験からのスタート、そしてもしも万が一転職できなかった場合は授業料の全額を保証してくれる仕組みになっています。
ただし転職保証制度は、30歳以上の人は要相談になるそうなので、事前にしっかりと確認するようにしてください。
ポテパンキャンプ
ポテパンキャンプは、エンジニア向けのエージェントを運営するポテパンという会社が運営している、スクールと転職サポートがセットになったスクールです。
ポテパンキャンプでプログラミングを学び、ポテパン経由で転職が決まると受講料が全額免除になります。
ただし未経験の場合、対象年齢は20代までとなっていて、30代以上は経験者のみとなっているため注意しましょう。
ちなみにサイト上で経理からエンジニアに転職した人や、フリーターからエンジニアに転職した人の例も紹介されていますので参考にしてみてください。
独学で勉強する場合
どうしてもスクールに通うのが難しい場合は、以下で紹介する無料のWEBサービスを利用して勉強するのもオススメです。
書籍を使って勉強する場合でも、事前にざっとWEBで内容を把握しておけば、よりスムーズに内容を理解できるはずです。
ドットインストール
1つの動画の内容が3分にまとまっているのが特徴で、ざっと授業の内容を理解するのに向いています。
最初から全ての内容を理解しようとすると途中で挫折するので、まずは授業の内容を全てコピーして、実際に手を動かしてみることが大切です。
progate
progateはゲーム形式で勉強を進められて、とてもわかりやすいサービスです。
一部有料ですが、十分課金するだけの価値があるサービスです。