この記事ではアマゾンジャパンのエンジニア職に転職したい人へ向けて、アマゾンジャパンで募集しているエンジニアの種類とその仕事内容、そして実際にアマゾンで働いていた人の意見などを紹介していきたいと思います。
またより有利に転職活動をすすめていくために知っておきたい事や、アマゾンジャパンを受けるにあたってチェックしておきたいエージェントなどについても紹介していますので参考にしてみてください。
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目次
Amazonの事業内容や特徴について
Amazonは誰もが知るおなじみの世界的なIT企業です。
Amazonといえば総合オンラインストアが一番有名ですが、それだけではなくKindleやAmazon primeの動画コンテンツ、そしてAmazon musicなど、様々なサービスがユーザーに利用されています。
ちなみに売り上げも2008年から2016年まで毎年右肩上がりで成長しており、全世界合わせると売り上げ規模は1360億ドルになるそうです(日本のAmazonの売り上げは108億ドル)。
Amazon japanの企業情報について
会社名 | アマゾンジャパン |
---|---|
本社所在地 | 東京都目黒区下目黒1丁目8-1 |
設立 | 2000年7月(サービス開始は2000年11月) |
社長 | ジャスパー・チャン、ジェフリー・ハヤシダ |
資本気 | 会社規定により非公開 |
従業員数 | グループ総数 341,400名 (2016年12月時点) |
Amazonで募集しているエンジニアの種類と仕事内容
Amazon japanで募集しているエンジニアの種類は大きく以下の4つに分けることが出来ます。
- ソフトウェアディベロップメントエンジニア( ソフトウェア開発 )
- エンジニア( ITテクニカルサポート、サーチエンジニアなど )
- テクニカルアカウントマネージャー( ポストセールス )
- クオリティアシュアランス( 品質保証 )
① ソフトウェアディベロップメントエンジニア( ソフトウェア開発 )
多くのユーザーに利用されているるオンラインストア「アマゾン」の開発に携われる、やりがいの大きい仕事です。
日本で開発した機能やサービスがグローバルに展開されたり、逆にアメリカ本社で開発されたサービスや機能を日本向けにローカライズすることもあるようです。
② エンジニア( ITテクニカルサポート、サーチエンジニアなど )
ITテクニカルサポートは、ITインフラ導入やユーザーサポートなど、社内SE的な役割を担う職種で、サーチエンジニアは機械学習や自然言語処理などの人工知能技術を駆使しながら、Amazonの検索エンジンの改良・運用を担当する職種になります。
ちなみにどちらのポジションもグローバルチームの一員として海外のエンジニアと連携しながら仕事を進めることになるようです。
③ テクニカルアカウントマネージャー( ポストセールス )
テクニカルアカウントマネージャーの仕事は、KindleやAmazonミュージックなどのサービス・プラットフォームを、外部パートナーが最大限活用しやすくするために、技術的な支援を行うことです。
なお利用するプログラミング言語は、Perl、Python、Rubyのいずれかになるようです。
④ クオリティアシュアランス( 品質保証 )
クオリティアシュアランスはAmazonのサービスの品質に責任を持つチームで、新機能がリリースされる際にテストを行って不具合がないか確認したり、自動テストツールを開発することが仕事になります。
募集要項や転職するために必要なスキル / 難易度
募集要項や転職するために必要な、より細かいスキルは、上でも紹介したように所属する部門によって変わるようなので、具体的なスキルは実際にこちらの採用情報ページからグローバルサイトに進んで確認してみてください( ちなみに全部英語で記載されています )。
なお2018年11月現在、DODAというサイトでITサポートエンジニアの求人が掲載されていますが、配属先のメンバーにはSIerで帳票サーバーの構築や運用の技術サポートをしていた人や、データセンター内のネットワーク機器監視・運用などを担当していた人が採用されているそうです。
難易度について
難易度は他の企業よりも高めに設定されていることが予想できます。その理由は以下の2つです。
- プログラミングスクールで勉強した後、すぐにAmazonへ転職した例をみたことがない
- 英語力も高いレベルのものが要求される
プログラミングスクールで勉強した後、すぐにAmazonへ転職した例をみたことがない
プログラミングスクールで勉強して課題をしっかりとクリアすると、転職先を保証してくれるスクールも多いのですが、日本の大手IT企業の名前は見たことがあっても、Amazonの名前は見たことがありません。
他のIT企業とは求められるレベルが違うと予想できます。
英語力も高いレベルのものが要求される
プログラミングスキルやマネジメントスキルだけではなく、一緒に英語力も高いレベルのものが要求されるので、他の企業よりも負担が大きいはずです。
Amazon Japanの平均年収について
平均年収.jpというサイトによると、Amazonジャパンの平均年収は857万円となっています(平均給料は53万円~71万円)。
なお役職別で見るとMBA取得者は年収1000万円以上、マネージャークラスの人は年収800万円以上となっており、年代別で見ると30代の年収は推定約668.5万円~、40代は約857万円~、50代の場合は約1028.4万円~となっています。
Vokersなどに掲載されているAmazon Japanの口コミ事情
実際に働いていた人が会社を評価する「Vokers」というサイトの中から、いくつか印象的な意見をピックアップして紹介していきます。
- 変化が激しくスピードが求められる。サービスのローンチのスピードが早い。
- 研修制度など社員を育てる文化はそこまで充実しているわけではない。仕事を通じて自発的に成長していくことが求められる。
- 中途の人間が全体の9割。30代のスタッフが多い。
- 女性社員や女性のマネージャーも比較的多めで、女性だからといって差別されることはあまりないという意見が多い。
- 会社が大きすぎて分業化されているため、全体感を掴みにくい。
転職活動する際はエージェントを利用するほうが有利になる可能性が高い
上でも簡単に紹介しましたが、実際に転職活動する際は転職エージェントを利用すると色々なサポートを受けることができます。
エージェントの担当者が企業の採用担当者と直接つながっているケースもあるので、応募する企業について様々な情報が得られる可能性もあります( 必要な英語スキルのレベルが各サイトによって違うケースもあったりするので、エージェントの担当者とつながっておくとより最新の情報を得られる可能性が高くて安心です )。
転職エージェントを利用するメリット
転職エージェントを利用すると、具体的には以下のようなメリットがあります。
- WEB上では公開されたいない非公開の案件やエージェントの独占案件などを紹介してもらえる
- 面接日程の調整をしてもらえたり、履歴書や職務経歴書などの応募書類を添削してもらえる
- 紹介実績が豊富なので企業の傾向や特徴などをしっかりと把握している
- 企業の担当者が採用しようかどうか迷っている際に自分をプッシュしてもらえる
- 面接対策も場合によっては可能
- 内定した際に、給料の金額を自分の代わりに交渉してくれる
知っておきたい5つの転職エージェントについて
転職活動を進めていくにあたって知っておきたいエージェントを5つ紹介していきます。
出来るだけ複数のエージェントを利用するほうが、転職活動を進める際に有利になるので覚えておいてください。
なお登録する際は、直接Amazonの求人を紹介してくれませんか?と希望を伝えるようにしてください。
doda
dodaはリクルートエージェントと同じく、実績や知名度ともに最大級の転職サービスのひとつです。
サイト上でAmazonの求人が多数公開されているのでチェックしてみてください。
doda公式サイト
dodaの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、外資系やハイクラスな案件に特に強いエージェントです。
実際に、取引先企業の一つにアマゾンの名前も記載されています。
JACリクルートメントの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、実績や紹介している案件数が一番多い転職エージェントです。
公開されているAmazonの案件はいまのところありませんが、これまでの実績から非公開の案件を紹介してもらえる可能性があるので念のため登録しておきましょう。
リクルートエージェントの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
パソナキャリア
パソナキャリアにもアマゾンの案件があるかもしれません。
マイナビの転職エージェントサーチというサービスを利用すると、アマゾンの案件を紹介しているエージェントとして複数の案件がヒットします。
パソナキャリアの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
レバテックエキスパート
レバテックエキスパートはエンジニアとデザイナーに特化したエージェントで、その中でも年収800万円以上のハイクラスな案件を紹介するエージェントです。
レバテックキャリアと合わせて一緒に登録しておきましょう。
レバテックエキスパートの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
必要な実務経験やスキルがたりない場合
部署や配属先によっても違いますが、Amazonは人気企業なので、他の企業よりも求められるスキルのレベルが高い可能性があります。
よって応募するために必要なスキルが足りない人も多くなると考えられますが、当然ですがその場合は、自分でその分の差分を埋めるように努力する必要があります。
スキルアップするために、現在の会社で自分に任せてもらう仕事の幅を広げてもらうのもひとつの方法ですが、それが難しい人も多いと思いますので、以下のような方法でスキルアップを図ることを検討してみてください。
副業や社会人インターンでスキルアップする
一つ目は副業や社会人インターンを通して経験を積み、スキルアップする方法です。
クラウドソーシングのランサーズやクラウドワークス、codeal(コデアル )やWantedlyなどのサービスが特におすすめです。
週1日だけ開発に参加できる案件やリモートで参加できる案件も一部あります。
フリーランスのエンジニアになって経験を積む
1年間など期間を区切って、フリーランスのエンジニアになって経験を積むのもひとつです。
フリーランスのエージェントを利用すれば最短3ヶ月スパンで色々な現場を体験できるので、正社員よりも圧倒的なスピードで成長することができます。
中には仕方なくフリーランスのエンジニアになって、そこからたった2年間で年収を600万円以上アップさせた人もいます。
エージェントを利用すれば安定して仕事を受注できるので、もしフリーランスが気に入ればそのまま続けてもいいですし、どうしてもAmazonに転職したければフリーランスをやめて、そこから転職活動を再開すればいいだけです。
英語力をアップする
Amazon Japanにエンジニアとして転職する場合、最低TOEICで750点以上のスキルが必要になると会社のホームページの募集要項上に記載されているので、最低でもこれくらいの点数を確保しておく必要があります。
オンライン英会話を利用したり、セブ島に語学の短期留学をするなど方法は色々あるので、自分にあった方法を選んで勉強を進めていきましょう。