この記事ではプログラマーの転職で有利になるプログラミング言語や、プログラマーに転職する際に必要なスキル、そして実際にプログラマーへ転職する前に事前に知っておきたい事などについて説明していきます。
まったくの未経験からプログラマーを目指す人はもちろんですが、スキルチェンジして新しい言語を身につけたいプログラマーの人にも参考になるはずなので、ぜひ一度チェックしてみてください。
なお最後に、転職保証制度のあるプログラミングスクールや、授業料が免除になるプログラミングスクールも紹介していますので、こちらも合わせて参考にしてみてください。
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目次
プログラマーの転職で有利になるプログラミング言語は?
いきなり本題ですが、転職を検討している人にオススメのプログラミング言語は「Ruby(Ruby on Rails)」「PHP」「Python」の3つです。
ちなみにオススメする理由は以下の4つになります。
- エージェントの転職成功事例でよくみる言語で、実際に案件数も多い
- プログラミングスクールのカリキュラムやコースに採用されていることが多い
- 実際に働いているエンジニアの人もオススメしている人が多い
- 以前プログラミングスクールに通っていた際、言語を選ぶ時にオススメされた
「Ruby(Ruby on Rails)」や「PHP」はWEBエンジニアとしてサービスを開発したい人にオススメで、「Python」はAIに興味がある人向けの言語です。
ちなみにPythonはプログラミング言語別の平均年収ランキングで1位(651万円)です。
間違いなくこれからAIのトレンドがくるので、今からスキルを習得しておくと後々有利になるはずです。
※ Rubyは3位(606万円)、PHPは6位(538万円)となっています。
ちなみに私はWEB開発に興味があって、RubyとPHPのどちらにしようか迷いましたが、PHPが使えるとWordpressというCMSのカスタマイズも出来るようになるので、PHPを選びました。
プログラマーに転職する際に必要なスキル
プログラマーへ転職する際に必要なスキルについても確認しておきましょう。
特に大切なスキルは以下の3つのスキルです。
- プログラミングスキル
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキル
プログラミング経験の浅い初心者の場合は、プログラミングスキルはどうしても低くなってしまうので、採用されるためにはプログラミングスキルに加えて、コミュニケーションスキルが高いかどうかが重要になるという意見もあります。
ちなみにマネジメントスキルを重視する会社は多く、仮に未経験でも、プログラミングスキルとマネジメントスキルがあれば年収500万円以上は保証するという採用担当者の意見もあります。
それぞれのスキルが自分にしっかりと備わっていることが伝わる具体的なエピソードを準備して転職活動に臨みましょう。
未経験の人やスキルチェンジを考えている人が転職するにあたって知っておきたい事
実際にプログラミングの勉強や転職活動を始める前に知っておきたいことについても説明します。
SIerよりもWEB業界がオススメ
これからプログラマーに転職することを検討している人はSIerでSEを目指すよりも、WEB業界でエンジニアを目指すほうがオススメです。
SIer業界は多重下請けの構造になっており、実際にプログラマーとして開発するのは下請けの会社になります。
そしてそのような下請けのSIerの場合、残業時間が多い、休日出勤もある、給料が安いなど労働環境が悪いという意見が多いです。
未経験歓迎で0から研修をしてくれる会社も中にはありますが、それ以降の成長率は小さく、頑張ってもなかなか給料のアップが見込めないという意見もあります。
一方でWEB業界のエンジニアの場合は、裁量権も大きく、企画から開発までのスピードが早いなど、自由でやりがいも大きい仕事ですし、フリーランスエンジニアになって大幅に年収をアップさせることも可能です。
リリースが頻繁にあるサービスやチームでない限りはそこまで残業時間も増えないでしょう。
未経験からプログラマーを目指す人はもちろんですが、すでにSIerで働いてる人も、現状に不満を持っている場合はWEBエンジニアにスキルチェンジするか社内SEなどに転職することを検討してみてください。
自分の市場価値を正しく把握していない人が多い
これはすでにプログラマーとして働いている人向けの内容ですが、一つの会社でしか働いたことがない人は、自分の正しい市場価値をしっかりと把握できていない人も多いようです。
新しくスキルを身につけたりすることなく、ただ会社を変えるだけで年収がアップするケースもあるそうなので、まだ転職したことがない人は、一度転職サイトに登録して案件をチェックしてみてください。
なお転職エージェントに登録すると、より詳細に市場価値について教えてもらうことができますし、転職サイトでは見れない非公開の案件も紹介してもらえます。
プログラミング初心者やスキルチェンジする場合はプログラミングスクールを利用しよう
プログラミング初心者からプログラマーを目指す人や、スキルチェンジして違う言語を身に着ける場合、当然プログラミングの勉強が必要になりますが、出来るだけスクールに通って勉強するほうがいいです。
なぜスクールに通うほうがいいのか?スクールに通うメリットについて
スクールに通ったほうがいい理由は、その方が途中で挫折しないからです。
プログラミングは独学で勉強するとほとんどの人が途中で挫折すると言われていますが、それは分からないことをすぐに質問できる人が近くにいないことが原因と言われています。
最初は分からないことが多くて当然ですが、一つ一つ自分で解決しようとするとどうしても時間がかかってしまいますし、時間をかけてもかけてもなかなか前に進まないので、モチベーションがどんどん下がっていき、結果、途中で挫折してしまう人が多いそうです。
プログラミングスクールというと、お金がかかることを心配して利用をためらう人も多いと思いますが、授業料を全額免除してくれるスクールや内定を保証してくれるスクールも中にはあるので、他のスクールよりも通える人が多いと思います。
あとオンラインで受講できるスクールもあるので、地方の人でも問題なく利用できます。
有名なプログラミングスクール
有名なプログラミングスクールを5つ紹介します。
ここで紹介したスクール以外にもたくさんのスクールがあるので、ぜひ自分でも検索して調べてみてください。
Techacademy
Techacademyの特徴は以下の4つです。
- 授業は全てオンライン上で受講できる。地方の人でも利用可能
- WEB上の教材を使って勉強を進めるかたちで、チャットやビデオ通話で質問可能
- コースの種類も豊富。4週間プラン~16週間プランまで4つのプランが用意されている
- 一番安いのは4週間プラン。期間が長くなるほど質問できる回数も増える
※人気のRubyのコースを選んだ場合、4週間プランの料金は12万9000円(社会人)/ 学生は8万9000円
※ 最大24回の分割払いも可能。その場合は約5.375円~(社会人)、約3,708円~(学生)で利用できる
実際に私も利用していたことがありますが、チャット上での返答は比較的早めで、すぐに質問を解決する事ができました。
ポテパンキャンプ
ポテパンキャンプの特徴は以下の5つです。
- エンジニア向けのエージェントを運営するポテパンという会社が運営している
- ポテパンキャンプでプログラミングを学び、ポテパン経由で転職が決まると受講料が全額免除
- オンラインのみでも参加可能。質問やレビューはSlack上で対応
- 扱う言語はRubyで、開発環境はRuby on Rails、MySQL、Solidus,Git,Slack,Mac
- 3ヶ月コースの場合は10万円(税抜き)、4ヶ月コースの場合は15万円(税抜き)。値段は比較的休めの設定です
※未経験の場合、対象年齢は20代までとなっていて、30代以上は経験者のみとなっています
※受講するためにはHTML、CSS、Javascript、Ruby、Ruby on Railsの経験が必要。Progateなどを使って勉強する必要あり
ポテパンキャンプは、スクールと転職サポートがセットになったスクールです。
フリーランスエンジニア向けのエージェントが特に有名で、実務経験のない人でも応募できる案件があったりと、経験が浅い人向けのエージェントです。
ちなみにサイト上で経理からエンジニアに転職した人や、フリーターからエンジニアに転職した人の例も紹介されていますので、参考にしてみてください。
WEBCAMP PRO
WEBCAMP PROの特徴は以下の4つです。
- 教室とオンラインの両方に対応したプログラミングスクール
- 教室は渋谷区神南にあり、講師が常駐している11時~22時まで自由に利用可能
- 就職/転職保証制度がある。転職成功率は98パーセントで、90パーセント以上が未経験からのスタート
- 紹介先企業:チームラボ、コインチェック、ドリコム、Croozなど
※料金は一括の場合は498,000円(税抜)、分割払いの場合は最安23,220円〜(税抜)。
※もしも万が一転職できなかった場合は授業料の全額を保証してくれる仕組みになっている。
※転職保証制度は、30歳以上の人は要相談になる。事前にしっかりと確認する必要あり。
就職/転職保証制度があるのがWEBCAMP PROの一番の特徴です。
値段は他のスクールよりも高めですが、転職成功率は98パーセントで、内定すれば全額返金されるので申し込む価値はあると思います。
プログラマーの転職で利用したい転職エージェント
最後にプログラマーに転職する際に知っておきたいエージェントを5つ紹介します。
エージェントを利用する際は複数のエージェントを利用する方が有利になるので、忘れずに覚えておいてください。
複数エージェントを利用することでエージェントの担当者に対応する優先度をあげてもらうことが出来ます。
なお最後の2つのエージェントはフリーランスエンジニア向けのエージェントです。
エンジニアは人手が全然足りていないこともあって、フリーランス向けのエージェントも用意されており、企業に常駐する働き方にはなりますが、エージェントを利用すると実は安定して案件を受注することができます。
年収を短期間で大幅にアップさせたい人や急速に成長したい人には特にオススメの働き方なので、興味がある人はぜひ一度フリーランスエンジニアの働き方やメリット・デメリットについて詳しくチェックしてみてください。
ちなみに転職活動に失敗して仕方なくフリーランスになったエンジニアの人がいますが、その人はたった2年間で年収を400万円から1000万円以上にアップすることに成功しました。
フリーランスエンジニアとしては、決して珍しい例ではなく、しっかりと努力すれば可能な金額だったりします。
1.レバテックキャリア
レバテックキャリアはエンジニアやクリエイター専門の転職エージェントです。2人体制で転職をサポートしてくれる事が特徴で、直接来社せずに電話で相談することも可能です。
なお年収800万円以上のハイクラスな案件を希望している人向けに「レバテックエキスパート」というエージェントも用意されています。
レバテックキャリアの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
レバテックエキスパートの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
2.ギークリー
ギークリーはIT/WEB/ゲーム業界に特化したエージェントです。
転職者の6割がエンジニアで、案件は首都圏勤務のものが中心になっています。
また、書類を提出することなくいきなり面接に進める「一次面接確約サービス」というものもあります。
ギークリーの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
3.フォークウェルエージェント
forkwell agentは、WEB業界やスタートアップの案件に特に強い事と、転職成功者の約半数がSIer出身ということに特徴があるエージェントです。
サイト上で転職成功事例も紹介されているので、スキルチェンジを考えている人は一度チェックしてみてください。
Forkwell Agent(フォークウェル エージェント)の口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
4.レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、1つ目と同じレバテックが運営するフリーランス向けのエージェントです。
フリーランスエンジニア向けのエージェントの中で初回している案件数が一番多いことや、報酬の支払いが一番早いことが特徴です。
フリーランスに興味がある人は忘れずに覚えておきましょう。
レバテックフリーランスの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
5.Midworks
最後のMidworksは安定性をウリにしたフリーランスエンジニア向けのエージェントです。
一定の条件を満たしていれば、案件が決まらなくても8割の報酬がもらえる給与保証制度や、社会保険料の半額をエージェント側が負担してくれる制度もあります。