「マイナビ薬剤師は薬剤師経験がないと利用できないの?」、「マイナビ薬剤師は転職向けなの?」と気になる人は多いのではないでしょうか?
マイナビ薬剤師は、薬剤師経験のある人の転職支援サービスという印象が強いですが、新卒でも利用することが可能です。
この記事では、マイナビ薬剤師の新卒求人と新卒におすすめの「薬学生ナビ」をご紹介します。
目次
マイナビ薬剤師は新卒でも登録可能?
マイナビ薬剤師は、「薬剤師取得見込」でも登録することができるので新卒でも問題なく利用できます。
求人の詳細検索をするときに「新卒も応募可能」という条件で求人をチェックすることができ、実際に新卒向けの求人も多く扱っているので新卒でも利用することができますよ。
新卒向けの求人はどれくらいある?
マイナビ薬剤師で、「新卒も応募可能」という条件で求人を検索すると約25,000件の求人を確認できました。
これは非公開求人を除く求人数なので、非公開求人を含めればさらに求人数は増えるかもしれません。
非公開求人はマイナビ薬剤師に登録した後に、担当アドバイザーが利用者の希望条件に合わせて紹介してくれる仕組みです。
誰でも閲覧できる公開求人よりも非公開求人の方が年収や待遇面で好条件のものが多いので、より条件のいい求人を求めるのであれば登録して担当アドバイザーに相談してみましょう。
全体の公開求人数が約50,000件なので、マイナビ薬剤師で公開している求人のうち約半分は新卒も応募できる求人となっています。
近年、「卒業してから3年以内就職していない人も新卒とみなす」という政府の指針が設けられたので、「すでに卒業して薬剤師資格を持っている+卒業後3年以内」の人も新卒求人に応募できるようです。
ただ、「有資格でもすでに卒業している人を新卒とみなさない」という企業もあるので、該当する人は担当アドバイザーに相談しながら応募先を決めましょう。
マイナビ薬剤師のマイページへログインする方法とログインできないときの対処法
マイナビ薬剤師には薬剤師以外の求人はある?
マイナビ薬剤師には、薬剤師だけでなく登録販売者の資格を持った人も登録することができます。
実際に登録販売者を募集する求人もあるので、登録販売者として働きたい人はマイナビ薬剤師に登録して求人をチェックするのもおすすめです。
また、マイナビ薬剤師では調剤業務がない業種の求人も多くあります。
例えば、薬事、MR、メディカルコピーライター、薬学講師、資料チェックなど薬剤師資格を生かして働くことができる業種の求人も豊富です。
「調剤業務を経験したけれど、向いていなかった」という人や「薬剤師資格を活用したいけど、調剤業務は苦手」という人は調剤業務のない業種を選ぶ人も多いでしょう。
特に、高年収を目指すのであればMRなどの企業薬剤師になるのがおすすめです。
また、マイナビ薬剤師の求人をチェックしてみると、薬剤師資格が応募条件にない求人もあります。
無資格の場合はサイト上からマイナビ薬剤師に登録することはできないのですが、応募条件を満たしている求人で気になるものがあれば、マイナビ薬剤師に電話で問い合わせをしてみるのもいいかもしれませんね。
新卒には「薬学生ナビ」がおすすめ
マイナビ薬剤師でも新卒向けの求人が多いですが、新卒の就職活動には薬学生向けの就活サイト「薬学生ナビ」がおすすめです。
特に病院薬剤師や企業薬剤師として働きたい人は、新卒向け求人を多く扱う薬学生ナビへの登録がおすすめです。
病院や製薬会社は新卒採用がメインとなり中途採用はほとんど行っていないので、数年ドラッグストアや調剤薬局で働いてから病院や企業に転職するのはかなり難しくなります。
病院薬剤師やMRなどの企業薬剤師を経験したいと思っているのであれば、新卒で働けるように在学中から求人をチェックして応募するのがいいでしょう。
こちらでは、薬学生ナビの特徴や利用方法、メリット・デメリットをご紹介します。
薬学生ナビとは?
薬学生ナビはマイナビが運営している薬学生向けの就活サイトです。
掲載企業は600社を超え、薬学生に人気のサイトです。
業界研究や薬学生の就活スケジュール、国家試験対策など豊富なコンテンツが魅力です。
薬学生ナビの利用方法
薬学生ナビを利用するためには、会員登録をする必要があります。
薬学生ナビの「会員登録」から氏名、メールアドレスなど必要事項を入力して登録すると利用できます。
登録は無料、退会も自由にできるので、サービス内容が気になるのであればとりあえず登録して使ってみるのがおすすめです。
薬学生ナビのメリット・デメリット
新卒の就活に役立つ就活サイトである薬学生ナビですが、メリットとデメリットはどのようなモノでしょうか?薬学生ナビのメリットとデメリットをご紹介します。
薬学生ナビを使うメリット
就職活動をするときには気になる企業に自分で直接応募することもできますが、管理が大変になります。
薬学生ナビを使えば、企業へのエントリー、会社説明会への参加も薬学生ナビのサイト上で一括管理できるので、効率よく就職活動を進めることができます。
また、就職活動で悩んだときには薬学生向けの就職セミナーが行われているので参加して視野を広げることもできます。
薬学生ナビを使うデメリット
薬学生ナビでは多くの企業が掲載されていますが、適性に合った求人を探して、応募するのはすべて自分で行う必要があります。
誰かに相談しながら就職活動を進めるわけではないので、自分の適性が分からない人、就職活動をどう進めればいいか分からない人はサービスを使いこなすことができないかもしれません。
マイナビ薬剤師は転職向けサービス
マイナビ薬剤師は基本的には転職者向けのサービスなので、サイトには「薬剤師の転職ノウハウ」や「転職成功事例」などの転職者向けコンテンツが充実しています。
新卒は登録できないような気がしてしまいますが、新卒でも登録が可能ですし、公開求人の約半数が「新卒も応募可能」の求人です。
就職について誰かに相談しながら決めたい人、自分の適性に合った就職先を見つけたい人、書類添削や面接対策を行ってほしい人は、担当アドバイザーと一緒に就職活動を進められるマイナビ薬剤師に登録するのがおすすめです。
マイナビ薬剤師と薬学生ナビのどちらかにしか登録できないというわけではないので、どちらにも登録して、自分が使いやすい方を選びましょう。
マイナビ薬剤師を実際に利用した人たちの口コミ・評判は、こちらの記事を参考にしてください。