新しい職業にチャレンジしたい!ステップアップのために転職がしたい!そう思ったときに、ふと「業種」と「職種」の違いってなんだろう?
と疑問に思ったことはありませんか?もしかすると、同じ意味だと思っていたりしませんか?
実は「業種」と「職種」の意味合いは違います。
転職活動をするにあたって「業種」と「職種」の違いを把握しておくことも大切です。
面接などでも多用される「業種」と「職種」をしっかり理解して、面接に備えていきましょう。
今回は「業種」「職種」の違い。や転職では「業種」や「職種」どちらが大切になっていくのか?を例をあげながら解説していきましょう。
目次
業種と職種の違いって?
まずは、業種と職種の違いを理解していきましょう。
業種とは事業の種類のこと
まずは、「業種」。業種は、会社または個人の事業の種類のことをさしています。
例えば、「建設業」、「農業」、「製造業」、「販売業」などです。この業種は、総務省が定めた日本標準産業部類といわれ現在では18種類に分けられているのです。
転職先の企業は、この業種のどれに当たるのかを事前にリサーチしておくと、面接の時に好印象を与えることができます。さらに自己PRも、より細かく発言することができますよ。
職種とは仕事の種類のこと
では続いて「職種」とは何でしょうか。職種は、企業の中で個人にあたる仕事の種類になります。
例えば「営業」、「経理」、「販売」などです。
転職活動を行っている時に面接で「経験した職種は?」と聞かれることがあります。
そういう時は、「経験したことのある職種は、営業と販売です」と答えることが正解です。
この「業種」と「職種」は一見似ていて同じ意味合いだと思われがちですが、全く違う意味を持っていることを把握しておきましょう。
面接でも「業種」と「職種」の違いをわかっていることで有利になることもあります。
しっかりと理解して他の面接者と差を開けていきましょう♪
続いては業種と職種の具体的な例をみていきます。
業種と職種の例を見てしっかりと理解しよう
では業種を「駅」で例えてみましょう。
「駅」と言ってもひとつの業種だけで出来ているものではありません。
例えば駅の中にある売店。この売店の業種は「小売業」になるわけです。この売店の「小売業で働いている店員さんの職種を「販売員」と言います。
では駅で働く駅員さんはどうでしょうか?駅員さんは、通勤などで電車を使うお客様を運ぶ仕事です。なので、駅員さんは「運輸業」になるわけですね。
この駅で働く駅員にもそれぞれ役割がありますよね。
電車に乗らずお客様を案内したり電車の安全を確認する職種は「駅務員」。
電車を運転する職種は「運転士」。
電車の中でお客様の対応などをする職種を「車掌」。といいます。
少しずつ分かってきましたか?
簡単に言えば大きく分けたものを「業種」。その「業種」の中で個人個人の仕事内容を「職種」というのです。
一度理解すれば、そう難しいものではありません。
転職では同じ業種・職種どちらが大切なの?
では、転職する時に、同じ業種にすれば有利なのか、同じ職種を選んだ方がいいのか。どちらがいいんだろう。と悩んでしまいますよね。
同じ職種であれ違う職種であれ、メリットとデメリットが存在することは確かなのです。
転職活動をしているあなたが、どうなりたいかによって、異業種にするのか同業種にするのかを決めていくことが大切です。
異業種のメリット・デメリット
では、まず異業種を選んだ場合のメリット、デメリットを見ていきましょう。
それぞれのメリットデメリットがありますが、何事もあなたにプラスになることは必ずあります。
異業種のメリット
まずは異業種のメリットです。簡単に言えば大元となる企業の内容が以前の業種と異なるというわけですから、新たなスキルアップが見込めます。
様々な業種をみることによって世界も広がりますし、ひとつのことに縛られすぎなくても人間って色々なことが出来るんだ!自分には前の業種より、こっちの業種の方が合っていたんだ。など、プラスになることも多いでしょう。
転職の際の面接では面接官は「なぜ、全く違う業種から、うちの企業を選んだのですか?」と聞いてくる確率は高くなります。
そういった場合は、事前に面接をうける企業の業種をしっかり下調べし、インパクトのある転職理由を企業側に伝えることが出来れば転職が成功する確率もアップします。
また異業種でも経験したことのある業種につきたい場合は、有利になることもあります。また、以前の経験を、次の業種に活かせることも考えられます。
異業種のデメリット
異業種を選んだ場合のデメリットは、以前の業種と全く異なる業種になるので、あなた自身へのストレスと肉体的な疲労が考えられます。
ですが、それは、そんな業種でも同じことです。
面接では異業種を選んだからと言っても不利になることは少ないでしょう。
また異業種の中でも以前と同じ職種につくとなれば、「経験者」として見てもらえる場合も多いです。
同じ職種でも違う業種であれば、ルールや、方法も必ず違っていきますが、以前の職種の経験がきっと活かせるはずです。
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異職種のメリット・デメリット
では異職種の場合は、どういったメリットやデメリットがあるのでしょうか?
異職種のメリット
転職をしようと考えた時に、今と違う職種に就く場合は、今まで経験したことない経験が出来ます。あなたの人生においてもスキルアップが見込めるでしょう。
大半の方は経験した職種を探し転職活動をする方が多いです。しかし、経験したことがないからと言って異職種にチャレンジしないことは、非常に勿体のない事なのです。
今の職種に満足をしているかもしれませんが、異職種にチャレンジすることで、さらに自分にあった職種が見つかるかもしれません。
もし、憧れている職種。あなたに合っていそうな職種を見かけたら、是非面接だけでもチャレンジして頂きたいですね。
異職種のデメリット
異職種はメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。
今まで経験してきたことのない仕事を経験していくわけですから、もちろんいちからの再スタートです。
となると、最初は、新しい職場での人付き合いでのストレス。はじめての仕事を覚えることに対しての疲労とストレスがかかってくるでしょう。
また、チャレンジしたものの、自分には合っていないような気がする。そう思う事もあるかもしれません。
しかし、自分に合っていそう。憧れていた職種であれば、最初の苦労はしばらくするとなくなります。
きっと、あなたのスキルアップになるはずです。どんどん異職種にもチャレンジしていきましょう。
まとめ
業種と職種の違いや、転職先を異業種、異職種にした場合のメリット、デメリットをご紹介していきました。
業種、職種の違いは、お分かり頂けましたでしょうか?業種、職種を理解することは面接でも必ずプラスになることです。
異職種、異業種に転職する際は、メリットデメリットは必ずあります。
マイナスにとらえていくのではなく、新しい経験をプラスにとらえ、色々な業種や職種にチャレンジしてみるのも良い経験になりますよ♪
あたなの転職が上手くいくことを願っています。