「職場環境が自分にあっていないから転職したい」
「准看護師が転職する際、どの転職サイト・エージェントを選べばいいんだろう」
あなたは今、このような悩みを抱えていませんか?
看護師の転職サイト・エージェントはたくさんありすぎて、どの転職サイト・エージェントを利用すればいいかわからないですよね。
そこで今回は、准看護師が使うべきおすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
この記事を読めば准看護師が使いやすい転職サイト・エージェントがわかり、転職活動を上手く進められるようになります。
- 求人数
- 80,000件(2023年9月現在)
- 対応エリア
- 全国
- おすすめポイント
- ・看護師専門の転職サイトでトップクラス ・コンサルタントによる転職サポートが受けられる ・非公開求人も掲載あり
目次
- 准看護師におすすめの転職サイト・エージェントランキング8選
- 准看護師の転職は自力では難しい?
- 准看護師がピッタリな転職サイト・エージェントを見つける方法
- 准看護師が転職サイトを利用するメリット
- 准看護師が転職サイトを利用するデメリット
- 准看護師が転職サイト・エージェントを活用するコツ5選
- 准看護師が転職前に知るべき転職事情
- 准看護士が効率的に転職する方法・流れ
- 准看護師が転職先を選ぶときのポイント
- 准看護師におすすめの転職先
- 准看護師が転職サイト・エージェント以外で転職先を探す方法
- 転職サイト・エージェントに関するよくある質問
- 准看護士は競争率が高いので転職エージェントの利用が必須!
准看護師におすすめの転職サイト・エージェントランキング8選
准看護師の仕事探しをサポートしてくれる転職サイト・エージェントをまとめました。
「初めての転職で不安」という人も使いやすいサービスを紹介します。
応募書類の書き方から面接対策まで、丁寧なアドバイスが受けられるものがほとんどです。
キャリアに迷っている人も、転職サイトやエージェントを活用して方向性を決めましょう。
1位 ナース専科転職
求人数 | 3,226件 |
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対象エリア | 全国 |
ナース専科転職のメリット
- Web上病院見学を使えば足を運ばなくても病院の雰囲気が知れる
- ナースの転職知恵袋では、看護師に役立つ情報が満載
- 50記事以上の転職体験談が見られる
ナース専科転職は看護師専門の転職サイト・エージェントです。
ほかの看護師専門サイトとは異なり、Web上の病院見学にも対応してくれます。
自宅からでも気になる求人の病院施設をチェックできるので、設備面を重視して転職活動をしたい方におすすめ。
サイト内コンテンツでは、「ナースの転職知恵袋」を公開し、転職に関わる情報を手に入れることが可能。
准看護師でも転職活動に役立つ情報を得られるので、初めての転職活動でも安心です。
求人の絞り込み項目が施設の特徴や給与モデル等、転職で人気のある条件で絞り込みをかけられます。
看護師・准看護師の転職サポートに力を入れているサービスですので、初めて准看護師として転職したい方は是非登録してみてください。
ナース専科転職を実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 38歳 |
地域 | 愛知県 |
以前の年収 | 210万円 |
現在の年収 | 330万円 |
2位 看護roo!
求人数(准看護師) | 135.396件(2023年12月21日時点) |
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対象エリア | 全国 |
看護roo!のメリット
- 看護師派遣サービスがあり「少しだけ働く」という柔軟な働き方も可能
- 転職サポートに申し込むと無料で「ナースのHappy転職ガイドブック」を受け取れる
- 看護師転職のノウハウと体験談を見られる
看護roo!は看護師専門の転職サイト・エージェントです。
公開求人だけではなく、登録者だけに公開される非公開求人も掲載しています。
准看護師向けの求人も掲載があり、細かい条件に応じて検索項目を絞りこむことができるので、条件にこだわって転職活動をしたい方におすすめ。
運営企業は人材紹介業に携わって30年以上もあるベテランですので、初めての転職活動でも安心して任せられるでしょう。
敢然無料で利用できるので、准看護師の求人探しに迷っている方は是非利用を検討してみてください。
看護roo!を実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 28歳 |
地域 | 北海道 |
転職前の年収 | 280万円 |
転職後の年収 | 300万円 |
3位 マイナビ看護師
求人数 | 45,000件(2022年11月現在) |
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対象エリア | 全国 |
マイナビ看護師のメリット
- 現役看護師からの認知度が最も高い
- 准看護士の求人数が多い
- 転職アドバイザーの転職サポートが充実している
マイナビ看護師は大手人材紹介会社マイナビが運営している、看護師専門の転職サービスです。
看護師業界での認知度が非常に高く、登録している看護師の割合が多いのが特徴。
様々な業界の転職対策を実施してきたノウハウを活用して、全力で転職活動をサポートしてくれます。
准看護師の求人も掲載しており、公開求人だけではなく非公開求人も紹介してもらえます。
また転職活動を全力でサポートするために、専門のコンサルタントが求人紹介から転職対策まで一貫して対応。
書類選考用の応募書類の添削から面接の練習まで、徹底的に対策してくれるでしょう。
運営元もマイナビなので安心、准看護師としての転職活動をするなら他のサイトと併用してみて損はないサービスです。
マイナビ看護師を実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 28歳 |
地域 | 東京都 |
以前の年収 | 340万円 |
現在の年収 | 380万円 |
4位 レバウェル看護(旧看護のお仕事)
求人数 | 25,800件 |
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対象エリア | 全国 |
レバウェル看護(旧看護のお仕事)のメリット
- 友達紹介すると3000円分のクオカードGET
- 24時間電話対応してくれるので、いつでも相談が可能
- 転職前に内部事情が分かるので安心
レバウェル看護は看護師専門転職サイトの中でも特に求人数の多い、転職サイト・エージェントです。
ただ求人をサイト上で紹介するだけではなく、最新情報に更新するために毎年施設訪問を行っています。
現場で取材を実施し、施設の状況や職場環境を目で見て体感して、リアルな情報提供に力を入れて居るのです。
求人から取材の内容もチェックできるので、求人を見てその病院がどんな施設なのかを判断できるのが魅力です。
選考中の段階でも詳細な情報を手に入れられるので、じっくりいい企業ヲ見極められます。
また忙しい准看護師のために、24時間電話で転職の相談に対応してもらうこと可能。
転職に関する細かい質問でも対応してくれるので、夜勤・日勤とわず働きながら転職活動を進められるでしょう。
レバウェル看護(旧看護のお仕事)を実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 30代 |
地域 | 埼玉県 |
転職前の年収 | 330万円 |
転職後の年収 | 370万円 |
5位 ナースではたらこ
求人数 | 4,329件 |
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対象エリア | 全国 |
ナースではたらこのメリット
- 看護師さんの本音アンケートなどの転職コンテンツが充実
- 看護師ではたらく人ならではの苦労話、あるある話が参考になる
- 求人を募集していない病院でも、逆指名で応募できることがある
ナースではたらこはディップ株式会社が運営している看護師専門の転職サイト・エージェントです。
ただ求人を紹介するだけではなく、看護師の現場の声やアンケートを元した情報提供が魅力の一つ。
利用者の看護師の本音アンケートなどの転職コンテンツが充実しているので、看護師ならではの転職の悩みを解消したい方におすすめ。
看護師で働く人ならではの苦労話やあるある話も掲載されているので、転職活動の合間に読むのもいいでしょう。
また求人を募集していない企業でも、求人を出してもらえるよう逆指名で依頼をかけられます。
行きたい病院が決まっている准看護師にとっては、利用擦るメリットが大きいといえるでしょう。
ナースではたらこを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 42歳 |
地域 | 千葉県 |
転職前の年収 | 370万円 |
転職後の年収 | 400万円 |
6位 ジョブメドレー
准看護師求人数 | 7,784件 |
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対象エリア | 全国 |
ジョブメドレーは、医療介護従事経験が運営している求人サイトです。
「MEDLEY」「CLINICS」など様々な医療関係サービスを提供する、株式会社メドレーが運営しています。
会社のトップに代表取締役医師がついていることからもわかる通り、医療介護従事経験者に良いサービスを届けたいという思いが強い転職サイトです。
ジョブメドレーのメリット
- たくさんの匿名スカウトが届く(1週間で15,728名)から転職活動がスムーズ
- LINEで専任キャリアサポートに相談できるので楽に転職が可能
- 看護師のオープニングスタッフを検索できるのでギクシャクした職場環境で働かなくて済む
ジョブメドレーは医療介護従事者の求人を多数取り扱っている転職サイト・エージェントです。
運営会社の株式会社メドレーは多くの医療関係サービスを運営しており、代表取締役自体が医師と医療関係に造詣の深いサービスです。
匿名のスカウトが受けられるので、職種や条件に合わせて求人を探すことが可能。
専任のキャリアサポートがついてくれるほか、LINEで相談が可能なので、連絡が非常に楽なのが特徴。
また求人検索では看護師のオープニングスタッフ求人も検索できるので、職場環境のいい求人を探したいときにもおすすめです。
ジョブメドレーを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 32歳 |
地域 | 京都府 |
転職前の年収 | 300万円 |
転職後の年収 | 320万円 |
7位 ナースパワー
准看護師求人数 | 15,859件 |
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対象エリア | 全国 |
1985年に看護師専門の職業紹介所として開設してから30年の紹介実績を持つ、ナースパワー人材センターが運営しています。
全国初の民間看護師紹介所であり、これまでに10万人以上の看護師の職業相談に乗ってきた実績があります。
短期応援ナースというサービスでは短期で働きたい看護師に、家電付きアパートや引っ越し代を支給しています。
ナース人材パワーセンターのメリット
- 紹介料(病院が准看護師を採用するのにかかるコスト)が低く、採用されやすい
- 沖縄・北海道などの土地に無料で赴任でき、仕事とプライベート両方を大切にできる
ナース人材パワーセンターは人材紹介を始めて30年以上の実績がある企業が運営する看護師専門の転職サイト・エージェントです。
看護師専門の転職サイトの中でも特に、病院側がサイト側に支払うコストが低いサービスです。
そのため病院側も採用を出しやすく、出来るだけ早く内定の欲しい方に向いているでしょう。
また沖縄や北海道等のリゾート地に行くこともできるので、広々とした環境で仕事をしたい方にも向いているでしょう。
ナース人材パワーを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 女性 |
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年齢 | 25歳 |
地域 | 大阪府 |
転職前の年収 | – |
転職後の年収 | 290万円 |
10万人以上の相談実績アリ!ナースパワー
公式サイトはこちら
8位 看護プロ
准看護師求人数 | 1,751件 |
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対象エリア | 全国(関東・東海・中部が強い) |
年間10万人の看護師・准看護師が利用している転職エージェントです。
看護プロを使って転職した看護師・准看護師の92%が「満足した」と回答しており、「友人に紹介したい」と回答した看護師の数は全体の97.2%に上ります。
看護プロを使って転職した看護師・准看護師に話を聞きにいった様子もホームページに載せられており、1人1人のマッチング率を高めようとしています。
関東・東海・中部に強い転職サービスというのもポイントの1つです。
看護プロのメリット
- 年間10万人もの看護師が利用しているから安心
- 転職お祝い金が最大3万円貰えるチャンスがある
- 看護師を取り巻く課題を踏まえた上でサービスを作っているので、満足度が高い
看護プロを実際に利用した人たちの口コミ・評判
性別 | 男性 |
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年齢 | 28歳 |
地域 | 東京都 |
転職前の年収 | 300万円 |
転職後の年収 | 320万円 |
准看護師の転職は自力では難しい?
ここまで、各転職エージェントの詳細について見てきました。
次に、准看護師の転職は自力では難しいかどうかについて説明します。
結論から言うと、准看護師の転職は自力でも可能です。
准看護師は自力でも転職が可能ですが、やはり転職サイトを利用する方が転職活動の負担が少なく済みます。
准看護師が転職サイトを利用するメリット・デメリットはどちらも存在しますので、1つずつ見ていきましょう。
准看護師の転職は厳しい?30代・40代にもおすすめ転職先の選び方
准看護師がピッタリな転職サイト・エージェントを見つける方法
准看護師が自分にぴったりな転職サイト・エージェントを見つける時には、下記のポイントに注目してみましょう。
- 取扱い求人の職種の幅が広い
- コンサルタントのサポート力が高い
- 非公開求人を多数保有している
- サービス自体の口コミが良い
- 准看護師向けの求人が多いかチェックする
以下で詳しく解説していきます。
転職サイトは登録するだけで大丈夫?求人情報だけ手軽に見る方法
取扱い求人の職種の幅が広い
准看護師が転職サイト・エージェントを探す時は、取扱い求人の職種の幅が広いかをチェックしておきましょう。
一般的に看護・医療系の転職サイト・エージェントでは、正看護師の求人をメインに取り扱っているため、准看護師の求人が少ないのが現状です。
そのため取扱い求人の職種の狭い転職サイトの場合、准看護師の求人が少ない、あるいは准看護師の求人がない場合があります。
取扱い求人の職種の幅を事前に調べておいて、選択肢が十分にあるかをチェックしておきましょう。
コンサルタントのサポート力が高い
准看護師の転職活動では、コンサルタントのサポートも重要になります。
転職活動では、求人を探すところから応募して書類選考、面接までとやることが非常に多いです。
働きながらすべてをこなすのは非常に難しいですから、コンサルタントからの専門的なサポートがある方が効率的です。
准看護師の求人を取り扱っているところの中でも、コンサルタントが転職者一人につき一人ついて、徹底的にサポートしてくれるサービスを選びましょう。
転職サービスは無料で利用できるものの、利用者である以上最高のサービスを選ぶようにしましょう。
非公開求人を多数保有している
准看護師が転職サイトを選ぶ時には、非公開求人を多数保有しているかも重要です。
転職サイトや転職エージェントには、公開求人と非公開求人の2パターンがあります。
公開求人は会員でなくてもインターネット上で検索すれば、いくらでも見られる求人です。
一方で非公開求人は、サービスに登録していなければ閲覧できないのに加えて、採用予定人数が少ない・条件がいいなどの意理由から公開範囲が限定的になっています。
実は中には公開求人のみで、非公開求人を取り扱っていないサービスもありますので、注意が必要です。
サービス自体の口コミが良い
准看護師が転職サイト・エージェントを利用するときには、サービス自体の口コミもよくチェックしておきましょう。
いくら求人数が多く保有している職種がたくさんあったとしても、サービス運営団体自体の口コミが悪ければ意味がありません。
サービス名で検索をかけて、良い口コミがあるか、逆に投稿されている悪い口コミがどのようなものか確認してみてください。
ただし悪い口コミの場合、すべてをうのみにしすぎてしまうと、悪意のあるコンテンツのみが目に付いてしまうことになるので、注意が必要です。
准看護師向けの求人が多いかチェックする
転職サービスの登録前に、准看護師向けの求人数を確認しましょう。
准看護士向けの求人数を比較して、自分に合ったサービスを選ぶことをおすすめします。
准看護師が応募できる求人はどれくらいあるのか、チェックしてください。
保有している資格から求人情報を探せる転職サイトもあります。
どのような医療機関で准看護師を募集している求人が多いのか、見てみましょう。
准看護師が転職サイトを利用するメリット
准看護師が転職サイトを利用するメリットは、以下のものがあります。
- 自分で求人を探す手間が省ける
- 面接対策に付き合ってもらえる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 利用料が無料
- 希望に近い求人を紹介してもらえる
- 転職先との連絡や内定後の交渉を代行してもらえる
まず初めに、准看護師が転職サイトを利用するメリットから紹介していきます。
転職エージェントのメリット・デメリット!どんな人が利用すべき?
自分で求人を探す手間が省ける
准看護師が転職サイトを利用するメリット1つ目が、自分で求人を探す手間が省けることです。
転職エージェントを使うと、担当のコンサルタントがあなたにあった求人を探してくれます。
自分で求人を探す手間が省けると面接対策に力を入れられるので、転職活動が上手くいくことに繋がるのです。
「仕事をしながら自力で転職活動をしたけど辛かった」という意見は多いです。
「自力で転職活動をするのは辛そうだな」と少しでも思った准看護師の方は、転職エージェントを使って転職することをおすすめします。
面接対策に付き合ってもらえる
准看護師が転職サイトを利用するメリット2つ目が、面接対策に付き合ってもらえることです。
担当コンサルタントはあなたの転職を成功させたら、自分の実績になります。
あなたが紹介された求人の面接に進む場合受かってもらいたいので、面接のコツや志望動機などについてアドバイスをくれるでしょう。
自力で転職活動をすると自分で情報を集めないといけないので、転職エージェントを使ったほうが情報収集しやすいと言えます。
非公開求人を紹介してもらえる
准看護師が転職サイトを利用するメリット3つ目が、非公開求人を紹介してもらえることです。
非公開求人とは一般には紹介されていない、転職エージェントだけが持っている求人を指します。
非公開求人は、「現在働いている看護師の待遇よりもいい待遇だから」「募集が来すぎると対応が大変だから」などの理由で名前をだしていません。
これらの理由から、非公開求人を通して転職できれば、高待遇で働ける可能性が高いです。
ちなみにこの記事では、非公開求人を扱っている転職サイト・エージェントのみを紹介しました。
どのサイトに登録しても非公開求人を受け取れるチャンスがありますので、ご安心ください。
利用料が無料
求人紹介からアフターフォローまで、全面的に転職を支援してもらえる転職エージェントですが、利用料は完全無料で利用することができます。
「無料だとなんか怖い…」という方もいるでしょう。
実は、転職エージェントは紹介した求人で転職を成功させて雇用につながると、病院側から採用手数料を支払うのです。
病院側も採用の手間が省けて、転職エージェント側も報酬を受け取れてwin-winな関係を築いているのです。
そのため、転職エージェントの利用者は負担を負うことなく、完全無料で安心して利用することができるんですよ!
希望に近い求人を紹介してもらえる
転職エージェントを活用すれば、希望に近い求人を紹介してもらえます。
准看護師としてどんな働き方がしたいのか、目標がある人は使いやすいですね。
自分だけでは見つけられない、非公開求人を扱っている転職エージェントもあります。
転職エージェントにしかない、企業独自の求人情報は良い条件の仕事が多いです。
納得できる待遇で働きたい准看護師にも、転職エージェントの利用はおすすめです。
転職先との連絡や内定後の交渉を代行してもらえる
転職先とのやり取りや、内定後の条件交渉は、転職エージェントから代行してもらえます。
今の仕事が忙しい准看護師も、個人で転職先とやり取りする必要はありません。
応募先から電話やメールが来ることがないので、職場にもバレにくいでしょう。
現職に悩んでいる人も、安心して転職活動ができますね。
内定をもらった後は、担当のキャリアコンサルタントに条件の交渉を依頼できます。
「もう少しいい給料で働きたい」といった希望も叶いやすいでしょう。
准看護師が転職サイトを利用するデメリット
准看護師が転職サイトを利用するデメリットは、大きく3つあります。
- 転職を急かされることがある
- 仕事を辞めづらくなる可能性がある
- 担当コンサルタントからの連絡が多い
転職エージェントと転職サイトの違いを解説!どちらを利用すべき?
転職を急かされることがある
転職エージェントを活用すると、担当者から転職を急かされる危険性があります。
あまりにしつこく急かしてくる場合は、対応の変更を希望しましょう。
急かされたからと言って、転職時期を早める必要はありません。
自分が希望する転職タイミングに向けて、準備を進めてください。
転職をせかしてくる背景には、転職エージェントと求人を掲載している医療機関の関係にあります。
転職エージェントは人材を紹介するほど、医療機関から受け取る報酬がアップします。
利益をあげたいために、転職エージェントから転職を急かされることがあるでしょう。
仕事を辞めづらくなる可能性がある
准看護師が転職サイトを利用するデメリット1つ目が、仕事を辞めづらくなる可能性があることです。
病院側は転職エージェント経由で准看護師を採用すると、転職エージェントに高額なお金を払わなければいけません。
転職先で環境に馴染めなくて「転職したいです」と伝えた時に、「君を採用するのにいくらお金がかかったと思ってるんだ!」と言われる可能性があります。
とはいえ、会社に従業員の辞職を強制的に止めることは法律で禁じられていますので安心してください。
暴言をはかれるケースは少ないので、「へえ。こんなこともあるんだな」くらいに思っておけば問題ありません。
担当コンサルタントからの連絡が多い
准看護師が転職サイトを利用するデメリット2つ目が、担当コンサルタントからの連絡が多いことです。
多くの転職エージェント全般に言えることですが、転職エージェントに登録すると、頻繁に電話やメールが届くようになります。
試しにナース専科転職に登録してみると、登録初日に電話2件・メール1件、次の日も電話2件・メール1件が届きました。
良い求人と巡りあうためには多くの求人を見ることが大切です。
そのため、複数の転職サイトを使うのがおすすめしますが、「連絡はメールだけにして欲しいです。わからければこちらから連絡します」と希望の連絡方法を伝えておくとベストですよ。
准看護師が転職サイト・エージェントを活用するコツ5選
転職サイトやエージェントを活用するためのコツをまとめました。
以下のポイントに注意して、サービスを効率的に利用しましょう。
- 転職希望はなるべく早い時期を答える
- コンサルタントへのレスポンスは早めに行う
- 自分のスキルや経歴に嘘をつかない
- キャリアコンサルタントのアドバイスを鵜呑みにしない
- 相性が悪いコンサルタントは変更してもらう
准看護師の転職は、自分でも工夫やコツをつかむことが必須です。
ぶっちゃけ転職エージェントを使うと採用で不利になるのか、人事のプロに訊いてみた
転職希望はなるべく早い時期を答える
転職時期はなるべく早い時期と答えましょう。
転職エージェントから、希望するタイミングを聞かれた場合は「できるだけ早く転職したい」と言った回答がベストです。
医療機関に人材を紹介することは、転職エージェントの利益につながります。
転職エージェントは短期間で利益を上げるために、できるだけ直近で転職できるようにサポートしています。
できるだけ早く転職したいと伝えることで、良い条件の求人を紹介してもらえる可能性が上がるでしょう。
コンサルタントへのレスポンスは早めに行う
コンサルタントへのレスポンスは、24時間以内に行いましょう。
転職エージェントから電話やメールをもらった場合は、なるべく早く折り返してください。
24時間以内の返信や回答は、転職を成功させるために大切です。
レスポンスが早いことは、責任能力や管理能力が高いことの証明になります。
転職エージェントから企業へ推薦してもらうときにも、プラスの影響があるでしょう。
折り返しや返信に時間がかかりそうなときは、返答が遅れることを連絡できるとベストです。
自分のスキルや経歴に嘘をつかない
キャリアカウンセリングや提出書類で、自分のスキルや経歴に嘘をついてはいけません。
転職エージェントは個人の状況を見ながら、ベストな転職先を提案してくれます。
実績などに嘘をついてしまうと、転職後にミスマッチが起きる可能性が高いです。
長く続けられる仕事に出会うためにも、仕事のことで嘘をつくのはやめましょう。
准看護師として、どんなスキルがありどんなことが得意なのか、なるべく詳しく伝えてください。
キャリアコンサルタントのアドバイスを鵜呑みにしない
転職エージェントの担当者からもらうアドバイスは、うのみにしてはいけません。
コンサルタントから、自社の利益につなげるために情報を都合よく共有されてしまう危険性があります。
悪い評判などは、意図的に伝えられない可能性も考えられますね。
自発的に求人を検索したり、転職先の情報を集めてチェックしてください。
求人を紹介してもらった後も、冷静になって転職先を確認することが重要です。
相性が悪いコンサルタントは変更してもらう
転職エージェントのコンサルタントとは、信頼関係が重要です。
ただし、全ての担当者と良い信頼関係を築けるわけではありません。
相性が悪いコンサルタントも少なからずいるでしょう。
あまりに相性が悪く、転職活動に支障がある場合は担当者の変更を希望してください。
転職エージェントに連絡し、担当者変更の希望を申請しましょう。
担当者変更の理由を聞かれたときは、原因をきちんと伝えることも重要です。
准看護師が転職前に知るべき転職事情
准看護師が転職するときには、すべてを転職サイトや転職エージェントに任せきりにすることはやめましょう。
自身でも業界内の転職事情を把握しておく必要があります。
准看護師が転職前に知るべき転職事情は、以下の通りです。
- 7対1入院基本料により大病院の准看護師募集は少ない
- 正看護師よりも給与は少ない
- クリニック・介護施設での需要が高い
- 准看護師の養成が廃止になる可能性も
以下で詳しく解説していきます。
20代の転職率は3割超?最近の若者の転職事情と対策を徹底解説
7対1入院基本料により大病院の准看護師募集は少ない
実は病院には人員配置基準が定められており、患者7人あたりに1人の看護師を付ける方が病院が得る診療報酬額が高くなります。
この制度を、7対1入院基本料といい、大病院は設備や評価などで基準を満たしていることがほとんどです。
そのため、人員配置基準による診療報酬額が高くなるのに必要な正看護師を積極的に採用しています。
准看護師として大病院で勤務できる可能性は低いでしょう。
准看護師はいまだ医療界全体での需要はあるものの、大病院での需要が少ない傾向にあります。
准看護師は都道府県知事のから認められている公的資格である一方、正看護師は毎年行われる試験に合格しないと与えられない国家資格です。
そのため准看護師の出来る業務には限りがあり、医療行為を実施するときには医師や正看護師の指導が必要になります。
正看護師よりも給与は少ない
准看護師は正看護師よりも出来る業務が限られているので、正看護師よりも給与が少ないです。
同じ業務を実施するものの、自己判断で出来る施術に限りがあるので、正看護師よりもスク案く設定されていまsう。
しかし准看護師でも働く場所によって、給与の差を埋めることは可能です
クリニック・介護施設での需要が高い
准看護師は規模の小さいクリニックや介護施設での需要が高いです。
特に介護施設では、介護士だけは対応できない応急処置も、准看護師がいれば対応できるようになります。
近年少子高齢化の進行により、介護施設が増加傾向にあるため、求人も増加傾向にあります。
介護職も併せて取得しておくと、より給与UPにつながります。
准看護師の養成が廃止になる可能性も
准看護師は現在も養成や資格付与が続いているものの、この先准看護師の養成が廃止になる可能性もあります。
准看護師は元々、看護師の不足問題を解消するために設立された資格です。
中卒からでも資格取得が目指せるなど、資格取得に対する要件が少なく学歴関係なく取得を目指せます。
しかし看護師を統括する看護協会側から、准看護師を廃止して正看護師に統一すべきとの論が出始めています。
現状医師会が看護協会とは逆の立場の論を唱えているものの、今後どうなるのかはいまだに決まっていない状況です。
今後の動き次第では、准看護師の養成が廃止になる可能性もあるため、注意が必要です。
准看護士が効率的に転職する方法・流れ
准看護士の方が効率的に転職する手順を解説します。
- 転職する理由・実現したいことを明確にする
- 希望にあう求人を探す
- 応募用書類を作成する
- 面接を受ける
- 内定をもらってから退職する
転職する理由・実現したいことを明確にする
転職をしようと思うのは、現在の勤め先では実現できないことがあるからでしょう。
- プライベートとの両立ができない
- 夜間勤務がつらい
- 結婚により引越しする
- 職場の雰囲気が悪い
など理由は様々。
転職する理由を明確にして、同じような不満を転職先では抱えないように、思いを整理してください。
実現したいことや希望の条件も明確にしてください。
- 絶対に叶えたいこと
- できれば叶えたいこと
これらのように希望を整理しましょう。
求人探しや職場選びの重要な選択基準になります。
希望にあう求人を探す
希望の条件を洗い出したら、続いて求人を探しましょう。
絞り込み検索機能を活用することで、検索条件が設定できるので効率的に求人を探せますよ。
転職サービスには、非公開の求人もあります。
非公開求人とは、応募が殺到するので限定された受験者しか見れない求人のことです。
エージェント経由で応募すると、昔から関係を持っている施設とは信頼関係が気づけている場合も。
そういったエージェントから応募すれば、選考に通りやすくなります。
エージェントも積極的に活用して、転職活動をしましょう。
応募用書類を作成する
応募時に提出する必要のある書類を準備しましょう。
一般的な病院でも求められる書類は、履歴書のみ。
まれに、職務経歴書や成績証明書を必要とする場合があります。
成績証明書は、卒業元の看護学校に問い合わせれば、入手可能です。
職務経歴書は、美容外科や企業率病院で必要とされる場合がありますよ。
面接を受ける
書類選考に通過すれば、続いて面接となります。
面接回数は、1~2回となることが多いでしょう。
1回の医院・施設が一般的です。
よく聞かれる質問は、事前に整理して言語化しておきましょう。
ほとんどの面接でよく聞かれる質問
ほとんどの面接で聞かれる質問は、以下の通りです。
- 転職理由
- 志望動機
- 前職の職務経験・仕事内容
- 労働の条件について
内定をもらってから退職する
内定をもらったら、転職するか・他も受けてみるか検討してください。
雇用条件を交渉してみるのもいいでしょう。
入社日は1か月以上先にする方が、退職まで余裕があります。
退職交渉や手続きに余裕があるので、現在の勤め先とも円満退職できるでしょう。
准看護師が転職先を選ぶときのポイント
准看護士が転職先を選ぶときのポイントは、以下の通りです。
- 准看護士の人数が多いか
- 資格取得を支援してくれる制度があるか
後悔しない転職先の選び方!絶対にチェックしておくべきポイント
准看護師の人数が多いか
准看護士の人数が少人数の施設だと、立場的にいづらくなることもあります。
准看護士には、冷たく接してしまうような風通しの悪い職場になりやすいです。
看護師だけでなく、准看護士の人数が多い職場なら、昇格できる可能性もあります。
准看護士が多いとされる職場は、以下の通りです。
- 小規模のクリニック
- 介護施設
- 診療所
人件費を抑えたい施設では看護師ではなく、准看護師を採用する事例が見られます。
看護師と准看護師で任せる業務内容もほとんど違いがありません。
資格取得を支援してくれる制度があるか
職場によっては、資格取得を支援してくれる制度があるところも。
准看護士として働きながら、正看護師になるため国家資格を取得を目指せる職場もあります。
求人票の福利厚生や研修の欄の内容を確認してみてください。
キャリアアップするためには、資格取得やマネジメント経験などが必須です。
目標に向けて支援をしてもらえる体制があるか、転職先を確認しましょう。
求人情報が豊富な転職サイトやエージェントでは、有利な情報が集めやすいです。
キャリアアップを見越して、自分にあった転職サイトを選ぶことも大切です。
准看護師におすすめの転職先
准看護師におすすめの転職先には以下があります。
- 美容クリニック
- 個人の中小クリニック
- 社会福祉法人といった介護施設
それぞれの医療機関の特徴と、転職するためのポイントを確認してください。
美容クリニック
美容クリニックは、准看護師も働きやすい職場と言えます。
入院患者や急変が心配される患者がいないことは、美容クリニックならではの特徴です。
ただし、通院している患者は女性が多く、医療だけでなく美容に関する知識が求められます。
カウンセリングなども担当しなくてはいけないことがあるので、接客業に近い仕事でしょう。
対人スキルやコミュニケーションに自信がある准看護師は、美容クリニックをチェックしてください。
個人の中小クリニック
個人の中小クリニックは、ほとんどの場合休みの日が決まっています。
土日どちらかが休日になることが多いので、ライフワークバランスを求める准看護師にぴったりです。
ただし、夜勤や急患の対応がないクリニックに転職すると、年収が下がってしまうことがあるでしょう。
働き方と収入のバランスや危険性に注意して、転職を決めてください。
准看護師がU・Iターンを考える場合も、地方にある個人の中小クリニックがおすすめです。
社会福祉法人といった介護施設
特別養護老人ホームのような社会福祉法人は、准看護師の転職先におすすめです。
社会福祉法人は、仕事に公務員のような公的な要素が大部分を占める特徴があります。
給与に関しては、勤務年数が長くなるほど増える年功序列制が多いでしょう。
正看護師と准看護師の給料格差が小さいことも、社会福祉法人のポイントです。
准看護師が転職サイト・エージェント以外で転職先を探す方法
准看護師が転職サイトやエージェント以外で、求人情報を見つける方法を紹介します。
転職先探しの方法は、大きく分けて以下の3種類に分かれます。
- ハローワークの求人検索
- 都道府県看護協会による無料職業紹介事業(ナースセンター)
- 知人からの紹介
それぞれの方法を活用し、准看護師の転職先を見つけてください。
ハローワークの求人検索
ハローワークの求人検索では、准看護師向けの情報も扱っています。
ハローワークの公式サイトを開き、実際に検索してみましょう。
職種の設定や、フリーワードなどを使えば、簡単に准看護師向けの求人がチェックできます。
注意点としては、ハローワークでは転職エージェントのサポートが受けられないことです。
ハローワークの職員からは、求人情報を紹介してもらう程度の支援しか受けられません。
転職活動に慣れていない准看護師には、ハローワークはすこし不向きと言えるでしょう。
都道府県看護協会による無料職業紹介事業(ナースセンター)
都道府県看護協会では、ナースセンターという無料職業紹介事業を行っています。
看護職の人向けに、幅広い求人を紹介しています。
公式サイトの求人検索から、募集資格で准看護師を選んでチェックしましょう。
雇用形態や希望する給与などから、自分に合った転職先が見つけられます。
登録なしで検索できるので「転職自体を迷っている」という准看護師も活用しやすいサービスです。
知人からの紹介
医療機関で働く知人がいれば、仕事を紹介してもらえる場合があります。
転職先を紹介してもらっても、すぐに判断することはやめてください。
詳しい情報をよく聞いて、自分に合う仕事か十分に考えましょう。
インターネットで、紹介された医療機関の求人情報をチェックしてもいいですね。
転職するとなると、どのような条件で採用されるのか、確認することが重要です。
知人からの紹介だからこそ、疑問点や不安点をなくして働き始めましょう。
転職サイト・エージェントに関するよくある質問
転職サイト・エージェントに関してのよくある質問に回答します。
- 転職エージェントは利用に料金がかかるの?
- 非公開求人ってなんですか?なぜ非公開にしてるんですか?
- 転職サイトから応募すると不利になったりしますか?
新人看護師におすすめ転職サイト・エージェントランキング6選!転職のコツも徹底解説
転職エージェントは利用に料金がかかるの?
料金は一切かかりません。
無料で利用できる理由は、採用側とエージェント間で紹介料が発生しているから。
転職活動者から料金を頂かなくても、エージェントにはメリットのある仕組みになっているのです。
採用側は紹介してもらった人材を採用した時に、仲介料としてエージェントに報酬を払っています。
この報酬によって、エージェントというサービスは成り立っているのです。
非公開求人ってなんですか?なぜ非公開にしてるんですか?
非公開求人は、一般的な求人サイトなどでは保有していない案件です。
条件を満たした人にのみ、エージェントを経由して紹介してもらえます。
非公開にする理由は、応募が殺到してしまうから。
好条件の求人は、望まない転職者からの応募も殺到してしまいます。
条件のあった方からの応募に絞るために、非公開としているのです。
転職サイトから応募すると不利になったりしますか?
不利になることは考えづらいです。
転職サイトを利用すると費用が発生してしまいます。
費用が発生してでも人材を欲しているので、人材を積極的に採用していると考えられます。
採用側はエージェント経由の方が信頼できる人材を採用できるので、むしろ有利になる可能性すらあります。
准看護士は競争率が高いので転職エージェントの利用が必須!
最近、准看護師の転職業界では競争率が高くなっていることで話題です。
何故准看護師の競争率が高いのか。
近年病院では医療技術の向上や入院基本料の改定により、正看護師を多く採用するように方針転換が始まっています。
この入院基本料改定とは、入院患者:看護師=1:7の割合で看護師を患者さんに付けられる病院は、診療代を高く請求できるよう変更するというもの。
この入院基本料改定の「看護師」には准看護師が含まれていないんです…。
そのため、病院は准看護師よりも正看護師を多く採用して、診療代を請求できるように採用活動を進めるのです。
准看護士の採用が狭き門になってきているということは、競争率の高騰にも繋がります。
やはりこの差を埋めるには、病院とのパイプを持つ転職エージェントのサポートを受けましょう。