ビズリーチは登録の際に審査があり、審査に通らず利用を断られることがあります。
ビズリーチで登録が断られる原因はどんなものでしょうか?
この記事では、ビズリーチに登録を断られる理由、断られやすい人の特徴、断られた時の対処法などをご紹介します。
目次
ビズリーチの登録が断られる原因
ビズリーチでは登録後に内容の審査があり、審査に通らないとサービスを利用することができません。
ビズリーチなどの転職サイトでは「審査で利用者を落とす」ことは法律で禁止されているため、登録自体はできます。
ただ、ビズリーチが登録内容を確認し、「利用ができない」と判断した場合にはお断りメールが届くことがあるようです。
お断りメールが届くと、その時点でビズリーチ退会となり利用することができなくなります。
ではなぜ登録が断られてしまうのでしょうか?
ビズリーチでは具体的な審査基準を公開していませんが、公式サイトを確認すると「ビズリーチに掲載している求人情報の応募条件を満たすキャリアを持っていること」という内容が書いてあります。
ハイクラス向けの求人を多く保有しているビズリーチでは、年齢、経歴、保有資格、実績などを細かく確認しています。
ただ、ハイクラス向け転職サイトといっても、20代だから断られる、年収が低いから断られるということでもないようです。
「こういった条件なら登録できる」という基準がないので、実際に登録してみないと利用できるかどうかが分からないのが現状です。
ビズリーチの登録を断られやすい人の特徴
転職サイトは、求職者の内定が決まると採用した企業から紹介手数料をもらうことが利益となっています。
そのため、「登録しても内定が決まらないだろう」と思われてしまうと登録を断られてしまうのです。
では、どのような人が登録を断られてしまうのでしょうか?断られやすい人の特徴をご紹介します。
年収が低い人
ビズリーチは年収750万円以上の人を主な利用対象者としています。
登録時に年収「500万円以下」を選択することもできるので、必ずしも年収が高くないと登録ができないというわけではないようですが、年収が200万円台や100万円台など低すぎる場合はビズリーチが扱う求人の応募条件を満たさないとみなされ、登録を断られる可能性が高くなります。
ビズリーチに年収制限はある?ハイクラス向け転職サービス会員の平均年収は?
転職回数が多すぎる人
転職経験が多すぎる人、1つの会社での勤務期間が2か月未満など短すぎる人は、登録を断られてしまうかもしれません。
転職回数が多かったり、勤務期間が短いと、企業側に「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」、「何か問題を抱えているのではないか」、「忍耐力がないのではないか」と思われ、なかなか採用してもらえません。
ビズリーチでは採用してもらう可能性が低い人は登録を断る傾向にあるので、断られてしまった場合は他の転職サイトに登録してみましょう。
ただし、ハイキャリアで専門的なスキルがあり、しっかりと実績や経験を積んでいるとみなされる人は、転職回数が多くても問題なく登録できることもあります。
社会人経験がない人
ビズリーチは、しっかりと仕事での経験やスキルを身に着けたプロフェッショナルや経営幹部向けの転職サイトです。
そのため、経験やスキルがない社会人経験のない人は登録を断られてしまう可能性が高くなります。
社会人経験がない場合は、既卒者向けの転職サイトを利用するほうが、スムーズに転職をすることができるでしょう。
特殊な職務経歴の人
自営業、作家、歌手、俳優、自衛官など特殊な職歴しかなく、一般の企業に役立つ経験やスキルなどがない人は登録を断られてしまうかもしれません。
特殊な職務経歴の人は一般の社会人経験がなく、経歴に不安があっても登録しやすいハタラクティブなどの転職サイトに登録してみましょう。
ビズリーチの登録を断られたときの対処法
ビズリーチでの登録を断られたときにはどうしたらいいのでしょうか?
登録を断られた時の対処法をご紹介します。
他の転職サイトを利用する
ビズリーチでなくても転職活動はできます。
ビズリーチに登録を断られたら諦めて他の転職サイトを利用しましょう。
会社によって登録の審査基準は異なるので、ビズリーチに登録を断られたからといって落ち込む必要はありません。
転職サイトの「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)」では、ビズリーチのようなハイキャリア向け求人がそろっており、スカウトサービスがあります。
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)は大手人材紹介会社であるリクルートが運営しているので、安心して利用できるでしょう。
またハイクラス向けの転職サイト・エージェントは、こちらの記事でも紹介しています。
一定期間キャリアを積む
「どうしてもビズリーチに登録したい」ということであれば、一定期間キャリアを積んだ後に再度登録する方法もいいかもしれません。
ビズリーチから登録お断りの連絡が来ると同時に退会手続きも行われているので、登録時に入力した職務経歴などの情報は削除されます。
そのため一度登録を断られていても、再度登録手続きをすればその時の経歴を元に登録審査をしてくれるので、キャリアを積んだ後であれば登録審査に通る可能性もあります。
仕事で新しい実績を積んだ後、昇給した後、昇格した後などに再度登録をしてみるのもいいでしょう。
ただし、ビズリーチの具体的な登録基準は分からないので、長期的に転職を考えていて「どうしてもビズリーチを利用したい」という人以外は、ビズリーチへの登録にこだわらずに他の転職サイトに登録して転職活動をすることをおすすめします。
景気が良くなるのを待つ
不景気の時には転職サイトに求人を依頼する企業が減るので、転職サイトが登録基準を厳しくすることもあります。
景気が悪いときには登録が断られやすいと割り切って、景気が回復してから登録する方が登録できる確率は上がります。
ビズリーチ以外のおすすめ転職サイト
転職サイトによって審査基準が違うのでビズリーチで登録を断られても、他の転職サイトでは問題なく登録ができることもあります。
ビズリーチにこだわりすぎず、他の転職サイトに登録して転職活動を進めるのがおすすめですよ。
こちらでは、ビズリーチ以外のおすすめの転職サイトをご紹介します。
ハイキャリア向け転職サイト
ビズリーチ以外にも、「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)」や「JACリクルートメント」など、スカウトサービスのある転職サイトはあります。
どちらもビズリーチ同様にハイクラス向けの転職サイトなのでビズリーチに登録できても、できなくても登録してサービス内容を比較するのがおすすめです。
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)はリクルートが運営し、ビズリーチと同様にヘッドハンティングサービスがあります。
年収800万円から2000万円の求人を多数保有するエグゼクティブ向けの転職サイトです。
ビズリーチとサービス内容が似ているのですが、ビズリーチは無料会員と有料館員で利用できるサービスが異なりますが、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)は無料ですべてのサービスが利用できます。
JACリクルートメントは、ロンドン発祥の外資系転職サイトです。
ハイキャリア求人が豊富で、外資系や国内企業のグローバルポジションに転職したい場合は利用をおすすめします。
ただ、転職市場での価値が低いと評価されるとあまり求人紹介を行ってくれないようですが、キャリアやスキルに自信がある人は問題なく利用できます。
社会人経験がない人
社会人経験がない、正社員経験がないなど経歴に不安がある人は、社会人経験がない人でも登録がしやすい「ハタラクティブ」や「就職Shop」がおすすめです。
ハタラクティブは20代専門の転職サイトです。
職歴がない人、正社員経験がない人も就職できるようにサポートしてくれます。
非公開求人も多く持っているので、経歴に自信がない人、フリーターから正社員になりたい人は登録をおすすめします。
就職Shopはリクルートが運営する若者向けの転職サイトです。
転職Shopで扱う求人はすべて訪問取材をした職場なので、転職前に職場の雰囲気や働いている人の年代などを知ることができます。
書類選考はなく、選考は面接から始まるのが特徴です。
未経験から正社員を目指すのであれば登録して損はない転職サイトでしょう。
ビズリーチで断られたら他の転職サイトに登録しよう
ビズリーチはハイキャリア向けの転職サイトなので、審査基準を満たしていないと登録を断られることもあります。
もしビズリーチで登録を断られてしまったら、落ち込まずに他の転職サイトに登録しましょう。
ビズリーチのようなスカウトサービスがある、ハイキャリア向けの転職サイトがあるので、複数の転職サイトに登録して、希望条件に合った転職先を見つけましょう!