リクナビNEXTでは、企業や転職エージェントから応募のオファーが届くスカウト制度があります。
スカウトオファーには一般に公開されていない好条件の非公開求人も多くあるので、積極的に活用するのがおすすめです。
この記事では、リクナビNEXTのオファー・スカウト制度の内容、オファーと応募歓迎の違いなどについてご説明します。
目次
リクナビNEXTのオファー・スカウト制度について
スカウトサービスを利用すると経歴や登録情報に興味を持ってくれた企業や、転職エージェントから直接オファーを受け取ることができます。
スカウトオファーにはリクナビNEXTで公開されていない非公開求人も多くあるので、求人の幅を広げたいのであればスカウトを受けられるように設定しましょう。
スカウトサービスの登録方法
スカウトサービスを利用するためには、サイト上部「各種設定」の「オファー設定」をONにします。
また、オファー設定で受け取るオファーの種類を設定することができます。
オファー設定をONにすると職務経歴、学歴・語学・資格、自己PR、経験職務チェックなどの情報が載っているスカウトレジュメが企業や転職エージェントに公開されます。
氏名、生年月日、メールアドレス、性別、住所は企業や転職エージェントには公開されないので安心です。
特定の企業や転職エージェントにレジュメを非公開にすることもできます。
在職中の会社、過去に働いていた会社などに知られたくない場合は「各種設定」の「レジュメ公開ブロック」の「確認・変更する」ボタンを押し、「現在の勤務先」「その他」の項目にある「設定する」、「追加」、「変更」ボタンをクリックします。
全角カタカナで社名を検索して非公開にしたい会社にチェックを入れます。最後に「保存する」ボタンをクリックして完了です。
スカウトサービスのオファー設定をONにする前に、レジュメ公開ブロック設定をすることをおすすめします。
また、オファーの数が多すぎる、オファーの受信を停止したい場合は、オファー設定をOFFにすればオファーが届かなくなります。
オファーの種類
リクナビNEXTのオファーには、「求人掲載企業からのオファー」、「転職エージェントからのオファー」、「転職エージェントが取り扱う求人企業からのオファー」の3つの種類があります。
「求人掲載企業からのオファー」は、リクナビNEXTに掲載中の求人や説明会を告知するものです、企業が設定した条件と登録情報が合致すると送信されます。
「気になる」すると、企業側から応募歓迎や面接確約のお知らせが「気になるリスト」に来るかもしれません。
気になる求人には「気になる」しておくのがおすすめです。
「転職エージェントからのオファー」は、スカウトレジュメを見た転職エージェントから届く個別面談のオファーで、返信後に転職エージェントと面談をすることになります。
面談では紹介された求人の応募に関して詳しく説明を受けることができます。
ユーザー満足度が高い転職エージェントは社名の横に「優秀エージェント」と表記されるので転職エージェントを選ぶ基準になります。
「転職エージェントが取り扱う求人企業からのオファー」は、スカウトレジュメを見た企業の採用担当から届くオファーで、「面接確約」が保証されている場合は書類選考免除で面接を受けることができます。
オファーは企業や転職エージェントが採用を確約しているものではないので、オファー経由で応募したからといって書類選考や面接に通過するとは限りません。
オファーが届いた場合は2週間以内に返信をする必要があります。
2週間を超えると返信や再送ができなくなるので、オファーをもらって面接や面談を希望するのであれば、期限内に「面接を希望する」、「送信する」ボタンから返信してくださいね。
オファーに関する質問や面談や面接についての相談はコメント欄に入力しましょう。
オファーに返信すると、スカウトレジュメに登録されている氏名、電話番号、メールアドレスなどのプロフィールと「学歴・言語・資格」、「経験職務チェック」、「職務経歴」が送信されるので返信前に内容を確認してください。
求人掲載企業からのオファーを辞退したい場合、特に連絡をする必要はありません。
気になるオファーにのみ応募手続きをしましょう。
興味のないオファーは無視しても大丈夫です。
転職エージェントからのオファーや転職エージェントが取り扱う求人企業からのオファーを辞退したい場合、「このオファーを辞退する」ボタンから辞退理由を伝えます。
「このオファーを辞退する」ボタンが表示されていない時には辞退の返信をする必要はありません。
スカウトシステムの活用法
スカウトオファーでは一般には公開されていない非公開求人も多いため、より多くのオファーを受け取ることで条件の良い求人に出会う可能性が高くなります。
企業や転職エージェントはスカウトレジュメの内容を見てオファーを送るかどうかを決めるので、職務内容や役職に変化があればレジュメを更新したり、より魅力的な自己PRやキャリアプランになるように書き直すことも大事です。
レジュメの更新日が最新であるほど企業や転職エージェントの目に留まるような仕組みになっているので、頻繁にレジュメの内容を更新するほうがオファーが届きやすくなりますよ。
仕事が忙しく求人検索をする時間が取れない場合は、スカウトシステムを最大限活用しましょう。
しっかりとスカウトレジュメを作成しておけば、条件に合致した企業や転職エージェントから求人紹介のオファーが来るので、自分で求人を探す手間が減ります。
また転職サイトのスカウト機能については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
オファーと応募歓迎の違いとは?
「オファー」は、登録した情報やスカウトレジュメの内容と、企業や転職エージェントが設定した検索条件が一致した場合に「オファーを待つ」画面に届くものです。
「応募しませんか?」という「応募歓迎」は求人を見たり、「気になる」をした時に登録した情報と企業が設定した条件に1つでも合致すると届くもので、「気になるリスト」に届きます。
「応募しませんか?」の応募歓迎は条件の合致点が1つでもあれば自動で送信されるため、「希望条件と合っていない」と感じることもあるようです。
ただ、「応募しませんか?」の応募歓迎でもコメント付きのものは自動送信ではなく、企業の採用担当者がレジュメを確認して個別に送信しています。
また、「面接に来ませんか?」という応募歓迎もあります。
これは、企業の採用担当者がスカウトレジュメを確認し、「面接に来てほしい」という人に送っているもので「気になるリスト」で内容を確認できます。
この場合、書類選考免除で面接に進むことができますよ。
「応募歓迎」の対応方法
「応募しませんか?」の応募歓迎も「面接に来ませんか?」の応募歓迎も、気になるリストで確認ができます。
求人に興味があれば「応募画面へ行く」から応募手続きをしましょう。
「面接に来ませんか?」の応募歓迎の場合は、書類選考が免除されているので、直接面接に進みます。
応募歓迎は断りの連絡をする必要がないので辞退機能などはありません。
気になる求人には応募し、興味がない求人は無視しても問題ありません。
スカウト制度を利用して好条件の求人情報を獲得しよう
スカウト制度を利用すると、届くスカウトの数やスカウトの内容で自分の転職市場での市場価値が分かります。
さらに好条件の非公開求人が届くこともあるので、求人の幅を広げるためにもスカウトサービスを利用できるように忘れずに設定しましょう。
またリクナビNEXTのメリット・デメリットや、実際に利用した人たちの口コミや評判は、こちらの記事を参考にしてみてください。