転職を希望する人は今の会社に何らかの不満があることがほとんどです。
そのため次に就職する会社の評判や年収などはとても気になることでしょう。
今回は日本アクセスという会社について年収や転職難易度、そして働きやすさなど、日本アクセスの実態について詳しく解説します。
また日本アクセスに転職をするうえでおすすめの転職サイトについても解説していきます。
目次
一目で分かる日本アクセスの評判
年収は高い? | 〇 |
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残業は少ない? | 〇 |
福利厚生は充実している? | 〇 |
仕事のやりがいはある? | 〇 |
スキルアップにつながる? | △ |
職場の雰囲気はいい? | 〇 |
中途入社しやすい? | △ |
日本アクセスはどんな会社?
会社名 | 株式会社 日本アクセス(NIPPON ACCESS,INC.) |
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設立 | 1993年10月1日 |
資本金 | 26億2千万円 |
本社所在地 | 〒141-8582 東京都品川区西品川一丁目1番1号住友不動産大崎ガ-デンタワー |
代表者 | 佐々木 淳一 |
事業内容 | 食品、水産物、農産物、畜産物、花卉等の販売・輸出入・買付・加工・商品企画・開発・品質検査・分析業務及び貨物自動車運送事業、食品安全コンサルタント業務、情報処理サービス業務 |
日本アクセスは日本屈指の総合商社である伊藤忠商事のグループ会社です。
一般的な知名度はそれほど高くはないものの、日本の流通業界においては知らない人がいないような巨大企業であり、なくてはならない存在の1つとなっています。
事業方針・経営理念
日本アクセスは「心に届く、おいしさを」という経営理念を掲げています。
そして「まもる・つなぐ・つくる」という3つの使命を常に持って経営を続けている会社です。
日本アクセスが取り扱う商品は食品です。
食品というのは私たちが直接口にするものですから安全については特に気を配らなければいけません。
食品を取り扱う企業として常に安全性をチェックしながら食品を提供しています。
そして卸売商社として取引先への商品の配送が遅れることのないような業務を常に目指しています。
また人々が健康的に生活できるように食の視点から新しい価値を生み出すことも大切な業務の1つです。
事業内容
- 食品、水産物、農産物、畜産物、花卉等の販売・輸出入
- 加工・商品企画・開発
- 品質検査・分析業務及び貨物自動車運送事業
- 食品安全コンサルタント業務
- 情報処理サービス業務
日本アクセスは農産物や海産物など食品全般の流通を主な業務としています。
買い付けや販売だけではなく、コンビニやスーパーで販売されているお弁当や総菜の新商品、外食店で取り扱う新メニューの開発をする際のサポートや商品企画、分析や食品関係コンサルタント業務など、食品に関するあらゆる業務を請け負っている会社といってよいでしょう。
私たちが日ごろ口にするスーパーやコンビニで販売されている食品の多くに日本アクセスが何らかの形で関わっています。
日本アクセスという会社の名前を知っている人はそれほど多くないかもしれませんが、私たちが生活をしていくうえで必要不可欠な企業であることは間違いありません。
売上
日本アクセス全体での売り上げはおよそ2兆1,000億円となっています。
売り上げを挙げて赤字だと意味がありませんが、経常利益も200億円近くあるので経営としては堅調であるといえるでしょう。
日本アクセスは食品卸売り業として確固たる地位を築いていますし、食品というのは私たちが生きていくうえでなくてはならないものの1つです。
食品に関するさまざまな事業をおこなっている日本アクセスには、これからまだまだ成長する余地が残っているということもあって、売り上げは今以上に伸びていく可能性は十分にあります。
従業員数
日本アクセスの従業員数はおよそ3,800人ほどとなっています。
日本アクセスは商社だけではなく商品開発や物流関係などさまざまな業務を取り扱っているため、該当する資格を持っていたり同じような業務を経験している人にとっては、転職の間口は広くなっているといえるでしょう。
こまめに転職サイトなどの求人情報をチェックすると、自分の持っている資格などに適した日本アクセスの転職情報を見つけることができるかもしれません。
日本アクセスの転職難易度
日本アクセスの出資会社である伊藤忠商事は日本屈指の総合商社ということもあって新卒者からの人気はとても高く、毎年就職難易度はかなり高いものとなっています。
日本アクセスに関してもそれに準ずる難易度であると考えられます。
また転職情報をチェックしてみるとほとんどの部門で経験者を優遇すると記載されていて、これは裏を返せば経験者を優先して採用することになります。
企業の規模などから考えると、全くの未経験者が日本アクセスへ転職をするのはかなり難しいといえるのではないでしょうか。
日本アクセスの年収は平均550万円程度
日本アクセスの平均年収はさまざまな情報をチェックしていったところ、およそ550万円程度と予測されます。
出資会社である伊藤忠商事の平均年収は1,000万円を軽く超えていることから考えると低いように感じますが、会社員全体の平均年収で比較すれば平均よりは少し高いです。
ちなみに大卒者の平均月給はおよそ22万円程度となっています。
給料に関する口コミを見ると月給は低いものの、ボーナスがかなり多いということもあって年収に関してはおおむね満足している人が多いです。
転職後の昇給はしやすい?
日本アクセスは従業員も多く、部署も多数抱えているということもあって、頑張って成果を出せば昇給はしやすい環境にあるのではないでしょうか。
特に転職などの中途採用に関してはほとんど経験者に限定しています。
中途採用で採用した人に対しては責任者になってもらうことを採用の目的としているので、そこから上のクラスに上がることは十分可能だといえるでしょう。
ただし部長以上のトップクラスは収支会社である伊藤忠商事の社員がほとんどなので、トップを目指そうという人には向いていない会社かもしれません。
ボーナス・賞与は貰える?
ボーナスは年2回6月と12月に支給されます。
一般的な企業とほぼ変わりないといえるでしょう。
日本アクセスは食品流通関係の企業としては確固たる地位を築いているだけではなく、持ち株会社が伊藤忠商事ということもあって、よほどのことがない限りはボーナスが支払われないということはないでしょう。
企業の中には業績が安定せず、その年によってボーナスが支払われたり支払われなかったりするようなところも中にはあります。
安定してボーナスが支給されるというのは大きな魅力です。
ボーナスの額に関してはだいたい基本給の2か月半程度となっています。
日本アクセスの福利厚生は充実している?
日本アクセスの福利厚生に関してですが、通勤手当など基本的な福利厚生は問題なく受けることができます。
特に評価が高かったのは住宅手当で、一般的な企業と比べるとかなり多くの住宅手当がもらえるため、決して高い水準ではないといえる年収でも満足している社員が多い理由の1つとなっています。
ちなみに住宅手当は持ち家か賃貸かや家族構成によっても異なります。
また転勤や出張などもあるため社宅や社内寮もあり、それらを利用することで住居費をより節約することができるなど、福利厚生に関して不満を感じている人は少ないです。
日本アクセスの休日・休暇制度は整っている?
日本アクセスの年間休日は120日以上となっていて、一般的な企業と比べると少し多めになっています。
ただし日本アクセスの取引先はスーパーやコンビニ、そして外食産業です。
これらサービス業は土日祝日も関係なく仕事をしています。
日本アクセスはこういった得意先に食品を届けたり、商品開発をサポートしていかなければいけないので、土日や祝日でも部署によっては仕事をしなければいけない場合がある点には注意が必要です。
とはいえ年末や夏季休暇はしっかりもらえますし、育児での休暇や介護による休職も認めてもらえるので休暇制度は整っています。
日本アクセスの残業時間は多い?
残業時間に関しては顧客の状況に左右されるというのが現状です。
特に世間が休みとなる長期休暇の前後は、日本アクセスが取引している業界の需要が高まるということもあって業務が忙しくなり、残業を強いられることも多いです。
とはいえそれを除けば普段の残業時間は月30時間程度とそこまで多いわけではありません。
日本アクセスへ転職するまでの流れ
- 公式サイト・転職サイト・人材紹介会社からエントリー
- 書類選考
- WEB試験
- 一次面談
- 二次面談
企業説明会などで日本アクセスに興味を持って転職をしたいと考えているのであれば、まずは転職サイトなどで日本アクセスが求人広告を出しているか探してみましょう。
求人広告が見つかれば求人広告からエントリーをします。
エントリーをすると日本アクセス側から種類選考に必要な履歴書や職務経歴書などの提出を求められるので、期日までに書類を完成させて提出しましょう。
書類選考に合格すれば次に一回目の面接を受けることとなります。
一回目の面接をクリアすれば次にWEB試験を受けてください。
WEB試験に合格すると最後にここまで選考に残った人のみで2回目の面接を受けることになります。
2回目の面接が終了する最終選考が行われ、最終選考で合格した人が正式に日本アクセスの社員として就職することになります。
日本アクセスへ転職した人たちの口コミ・評判
年齢 | 35歳 |
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性別 | 男性 |
前職 | 製品開発の企画・マーケティング担当 |
転職理由 | より自分の意見が通るような環境で働きたかった |
年齢 | 28歳 |
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性別 | 女性 |
前職 | 事務 |
転職理由 | 前の会社で産後の復帰は難しいといわれたため |
大手企業におすすめの転職サイト・エージェント
日本アクセスのような大手企業への転職をしたい人におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
転職サービスの取り扱い求人については、時期によっても掲載内容や掲載の有無が変化します。
また日本アクセスのような質の高い優良求人はサイトの検索機能ではヒットせず、エージェントからしか紹介してもらえない非公開求人となっていることも多いです。
公開求人の中に日本アクセスの求人が見つからなくても、諦めずにエージェントに相談してみることで、非公開求人として紹介してもらえることがありますよ。
その中でも転職サービスが多すぎて迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
doda
dodaは転職サービスの中でも圧倒的な求人量を持っており、希望や適性を考慮して紹介してくれます。
担当者のレベルの高さにも定評があり、内定が出たあとも希望の条件になるように交渉してもらえたり、応募書類作成のコツや面接時の受け答えに対するアドバイスなど支援体制も素晴らしいです。
各業界の転職実績も豊富なので、安心してサポートを依頼できますよ。
転職サービスの中でもとくに求人数が多いので、日本アクセスの求人を紹介してもらえる可能性も高いでしょう。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは人材業界最大手であるリクルートが運営している転職サイトです。
リクナビNEXTの強みは何といっても母体が人材業界最大手のリクルートであるということでしょう。
転職希望者の8割がリクナビNEXTを利用しているということからもその圧倒的な知名度と信頼性の高さがわかります。
登録者が多数いるということは新しい人員を補充しようとしている会社にとっては求人を掲載する効果が特に高いということもあって、豊富な職種の求人情報が集まるというのもリクナビNEXTのメリットの1つです。
またリクナビNEXTで掲載されている求人情報のおよそ8割が、リクナビNEXTのみで掲載している限定求人であるというのも大きなポイントです。
ほかの転職サイトでは見られないような求人情報がリクナビNEXTでは多数見つかるでしょう。
エン転職
エン転職は株式会社エン・ジャパンが運営している転職サイトで、数ある転職サイトの中でも急成長を遂げているサイトの1つです。
2016年には掲載されている求人数がおよそ2,500件だったのが2022年度ではおよそ6,500件に増えており、それだけ転職業界で注目されている転職サイトであるといえるでしょう。
またエン転職を利用している転職希望者の年齢層は20代から30代前半と比較的若い人が多いのが大きな特徴となっています。
若い人材というのは中途採用を考えている会社にとっては必要不可欠なため、若い人が多く利用しているエン転職に求人情報を掲載する企業が増えてきているのです。
ハイキャリアにおすすめの転職サイト・エージェント
ハイキャリアの転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントも見ていきましょう。
紹介するのは、大手求人や好待遇の求人を多く扱うハイキャリア転職を得意とする転職エージェントです。
日本アクセスのような質の高い求人の紹介を特に期待できる転職サポートサービスですから、非公開求人の内容を確認するためにも登録してみることをおすすめしますよ。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ハイキャリア層の転職を得意とする転職エージェントです。
商社系の取り扱い求人の質も高く、ハイキャリア案件が集まっていますよ。
また専門性の高いコンサルタントが在籍しているのも魅力の一つ。
30代以上のベテラン層でも多くの転職成功例を持った、実力のあるエージェントサービスです。
パソナキャリアハイクラス
各業界に特化したエージェントが在籍していて、利用者の希望に合わせて的確なサポートをしてもらえるのがパソナキャリアハイクラスです。
その名の通りハイクラス転職にも強みがあり、転職者の年収アップ率はなんと67.1%。(2021年9月時点の調査)
実に3人に2人の年収アップを実現させた実績を持っていますよ。
それだけ質の高い求人をそろえているということでもあり、非公開求人も豊富なため、日本アクセスの求人に出会える可能性も高いでしょう。