「今の職場の条件に正直不満があって転職したいけれど、40代じゃどこも取ってくれない…」
そう考えて転職を諦めようとしているそこのあなた。
確かに一般的には、「転職は20代じゃなきゃ厳しい」といわれているため不安になるのも仕方ありません。
しかし、40代でも条件は厳しくなりますが「若さに負けないスキル」があれば転職が成功する可能性は大いにあるのです。
そこで本記事では、40代での転職が20代での転職に比べてハードルが高い理由から、転職を成功させる可能性を秘めている「若さに負けないスキル」について紹介します。
- 公開求人数
- 25,000件以上
- 対象年齢
- 20代~30代
- 対象エリア
- 全国
- IT・WEB業界の求人多数
- 業界に詳しいコンサルタントによる転職サポート
- 年収アップ率78%で収入UPが見込める
- 公開求人数
- 1,600件以上
- 対象年齢
- 20代~50代以上
- 対象エリア
- 全国
- 大手からスタートアップまで幅広い求人数
- 条件に合ったスカウトが届く
- アプリから履歴書も作成可能
- 公開求人数
- 65,000件
- 対象年齢
- 20代
- 対象エリア
- 全国
- 業界専属のコンサルタントによるサポート
- 未経験でもOKの求人がある
- 初めての転職活動でも徹底的にサポートOK
目次
SEの40代での転職はハードルが高いのは事実
冒頭でもお伝えした通り、SEが40代で転職を成功させるのは、一般的にはかなりハードルが高いといわれています。
以下ではその理由について言及していきます。
理由①給料を高く支払う必要がある
日本の企業では年功序列制度が色濃く残っており、高い年齢の社員にはその年齢に応じた給与を支払うことが一般的です。
そのため、40代SEを採用すると戦力になるかを抜きにして、その年齢に応じた給与を支払わなければなりません。
企業側としては「即戦力になれるようなスーパーSE」でなければ採用したくないという考えを持っているため、40代の採用に積極的に踏み切ることは少ないのです。
理由②長期間雇用できるわけではない
40代での転職者を採用し、仕事を任せたとしても定年退職に近しい年齢のため、長期雇用が見込めないということが理由として挙げられます。
長期雇用という長い目で見た際に、やはり「年齢の高さ」という要素はマイナスイメージに移ってしまいます。
理由③仕事に対する考えが固まっている
40代はそれまで働いてきた経験から、自分の仕事に対する姿勢の軸が決まり切っていることが大半です。
そのため、自社の方針としている働き方に合致してくれるのかといった不安が企業側には浮かび上がります。
若い世代であればまだ経験値が少ないため、いくらでもその価値観を変容させることはできますが、40代ともなってくると踏んできた場数が違うため、企業の思惑通りにはいかないとみなされてしまいます。
理由④知識の吸収力が若い世代よりも弱い
やはり何と言っても知識の吸収力の差が大きい要因であるといえるでしょう。
若ければ若いほど脳の活動が活発なため、新しい知識の吸収が早いというのはすでに知っているかと思います。
IT業界は技術革新の起こりやすい業界。
その中で、新しい時代についていけるような知識の吸収力があるような人材が必要になるのは必然的です。
そのため、若い人材を優先して取るため、40代が入れる枠が狭まるようです。
企業がそれでも40代の人材を取ろうとするのは管理職の人材が欲しいから
いくら若い世代が企業側に利益のある人材になりやすいからといって、40代の求人が依然あるということは、40代にも求められている要素があるということ。
それはこの項目のタイトルにもある通り、「管理職になれる人材が欲しい」という理由からきています。
経験の浅い20代を管理職に据えることには大きなリスクがつきまといます。
そのため、管理職になれるような人材、すなわち経験値の高い年齢の高い人材を欲しているのです。
また、IT業界は人材の入れ替わりが激しい業界としても有名です。
中には管理職のポストの人間が転職や引き抜きなどでいなくなってしまう場合もあるので、40代は管理職ポストとしての需要があるのです。
40代に期待されている「若さに負けないスキル」はこれだ!
ざっくりと言ってしまえば「若さに負けないスキル」とは「経験からしか得られないスキル」のことを指します。
いくら20代が優れているからといって経験を積んできた年月に勝るものはありません。
以下ではそのスキルについて解説していきます。
プロジェクトを取りまとめるスキル
SEは20代を過ぎるとPM(プロジェクトマネージャー)やPMの補佐役などプロジェクトのメンバーを取りまとめる業務を兼任することが増えてきます。
恐らく最初は誰もが苦戦するところではありますが、経験を積むことでそのスキルを磨くことができます。
そういったマネジメントスキルは管理職になるうえで最も重要なスキルであるといえるでしょう。
顧客のニーズをくみ取るスキル
若いエンジニアの中には元から顧客のニーズをくみ取るのが得意な人もいますが、それはやはりごく一部の天才だけ。
さまざまな顧客と触れ合う機会を通して、相手のニーズをくみ取るスキルが身に着いていきます。
顧客と触れ合っていくのもやはり経験あってこそですよね。
周りの40代と差をつけるスキルも必要
上で挙げ得たように40代のSEは経験からしか得ることのできないスキルを保有しています。
しかし、他のSEも同様に経験を積んでいるためここは差別化をしておきたい所です。
以下では他のSEと差をつけることのできる要素について紹介します。
プログラミング言語の知識の多さ
SEたるものプログラミング言語の知識は必須です。
しかし、1つの言語のみを習得している人材と複数の言語を習得している人だったらどちらが企業の目によく映るでしょうか。
勿論後者ですよね。
そのため、他の40代と差別化を図るためにも多くのプログラミング言語を習得しておくことをおすすめします。
新しい知識を取り入れる姿勢
IT業界は常に新しい知識が増えるため、常に勉強が必要な業界です。
常に新しい情報を得るために幅広くアンテナを張っておくことをおすすめします。
経験に基づいて淡々と仕事をこなすのではなく時代の変化についていこうとする姿勢が大切です。
40代で転職を再検討すべき人は「辞める可能性を1ミリでも抱かせる人」
ここまで40代のSEのあなたが転職を成功させるために必要な要素やスキルについて紹介してきましたが、全ての40代SEに転職をおすすめできるわけではありません。
この要件を満たしていたとしても、「辞める可能性を1ミリでも企業に抱かせるような要素を持つ人」は転職を再検討する必要があります。
そのような人は、転職活動を行ったとしても受け入れてくれる企業はほぼないといってもいいでしょう。
転職はただでさえリスクの高い行為ですので、転職活動を始める前に一度自分がそれに当てはまらないかチェックしておきましょう。
以下ではその要素を持つ人の具体例を挙げています。
転職回数が5回を超える人
企業側が採用を見送る指標の一つとして「今までに転職をどれだけ繰り返したか」というものがあります。
転職回数極端にが多いと「この人は企業に対するこだわりが強いのかもしれない」というような不安要素を与えてしまいます。
企業側としても不安要素があるような人材は採用したくありませんよね。
そのため、5回以上転職を繰り返しているような人は再検討することをおすすめします。
1つの企業に在籍した期間が極端に短い人
転職回数が5回以下でも、1つの企業に在籍した期間が極端に短い経歴のある人も不安要素があるとして判断されてしまいます。
例えば3か月で会社を辞めてしまった経歴があるなど、採用してもすぐに辞めてしまいそうな要素がある場合も転職を再検討することをおすすめします。
40代のSEが転職先を探すのに検討すべき3つのポイント
ここまでの条件をクリアしている自信があるあなたは、転職先を探す段階に移る必要があります。
ですが、20代や30代と同じような考えで転職先を検討するのは危険です。
以下で40代SEが企業探しで検討すべきポイントについて紹介します。
年収の将来像が見えるか
いきなりお金の話になりますが、年収が働き続けることでどれだけ増額するかといった見通しが重要です。
その会社でずっと働いている社員と比較して、中途採用された場合の年収の伸び率を把握しておきましょう。
社員の平均年齢が極端に低くないか
同年代の社員がいるかどうかも重要です。
スタートアップ企業では20代社員が働いていることが多く、その中に40代のあなたが飛び込むとなると精神的負担を伴う可能性があります。
40代中心とはいかないまでも社員の平均年齢が30代の会社を検討することをおすすめします。
自分のライフスタイルに合っているか
会社の働き方の方針が自分のライフスタイルに合っているかを検討することも重要です。
40代の方の中には家庭を持っている人や、自分のライフスタイルを大切にしたい方もいることでしょう。
無理してライフスタイルを変えるような企業を選んでも長続きしないことは明白です。
そのため、自分のライフスタイルも検討しながら企業を選ぶことをおすすめします。
異業界の社内SEという道もある
ここまではIT業界内でのSE転職について紹介してきました。
ですが、40代SEの転職先は業界内にしかないというわけではありません。
IT業界以外の異業界での社内SEとして働くという道も実はあるのを知っていましたか?
業界内SE転職と同様に求められる条件は高いままですが、選択肢として検討しておくのもいいでしょう。
社内SEの詳細については以下で紹介します。
社内SEとは社内のシステム管理業務を担当するエンジニア
社内SEの仕事内容はその名の通り、社内のシステム管理業務を担当するエンジニアのことです。
社内で使用するシステムの開発は勿論のこと、エラーなどのトラブル発生時の対応も担当します。
クライアントは社内なので、社外のクライアントほど負担になることは少ないのではないでしょうか。
ワークライフバランスを重視した働き方ができる
先程述べた通り、クライアントは社内のため、比較的納期に融通が利きます。
そのため、柔軟な働き方ができる職種としても人気です。
経験者が優遇されやすいので狙い目
未経験から社内SEになる人もいますがそこは勿論、経験のあるSEの方が優遇されます。
そのため、40代のSEでも採用してくれる会社はあります。
SEからへの異業種への転職完全ガイド!転職先の種類や方法について徹底解説
40代SE転職を成功させるには転職エージェントを利用するのがオススメ!
40代でのSE転職を成功させるには自分のスキルや技術に関しての理解を深めて判断することが大切だとここまで述べてきましたが、転職活動においては情報も重要となってきます。
1人で転職サイトを回って40代のSEの求人を探すとなるとかなりの労力が必要ですし、非公開求人を見ることができないため、待遇の比較もしにくくなります。
そこで40代SEのあなたにぜひ利用してほしいのが「転職エージェント」。
「若い人が利用するんじゃないの?」と侮ることなかれ。
転職エージェントを利用することで効率的に転職活動を行うことができるのです。
40代SEを採用してくれる企業の求人が探しやすくなる
40代SEの求人情報は正直20代30代の求人と比べると少ないのが現状です。
しかし、転職エージェントを利用すればあなたの条件に合った求人を提供してくれるのです。
40代の求人だけではなくあなたの求める条件も考慮してくれるのが良い所ですね。
転職のサポートが手厚い
転職エージェントの中には、転職活動に必要な情報提供にとどまることなく、転職活動に際する日程調整や、悩みの相談にも乗ってくれます。
サポート体制が充実している転職エージェントを選ぶことで、負担を少しでも減らすことができます。
40代のSEの転職でぜひ利用してほしい転職エージェント3選
数多くある転職エージェントの中でもサポート体制が充実し、IT業界に精通した転職エージェントを3つ紹介します。
どれも無料で利用できますので、検討してみてください!
マイナビエージェントIT
転職業界大手のマイナビエージェントITはマイナビが提供する転職エージェントの中でもIT業界に特化した転職エージェントです。
大手ならではの求人数の多さとIT業界を良く知るキャリアアドバイザーがあなたの条件をしっかりと判断し、転職をサポートしてくれます。
また、求人数の8割が未公開求人ですので好待遇も期待できるかもしれません。
レバテックキャリア
IT業界に特化した転職エージェントです。
キャリアアドバイザーが技術に関する知識を豊富に持っているため、技術面に不安のある転職者におすすめです。
また、求人を掲載している企業の人事のみと繋がっているわけではなく、現場とのつながりも濃いため、現場の状況が気になる人にもおすすめです。
ですが、レバテックキャリアの対応地域は関東の一部(東京・埼玉・千葉・神奈川)と関西(大阪・京都・兵庫・福岡)の一部のみとなっています。
Geekly
IT業界のみの転職支援を行うエージェントの「Geekly」。
転職開始から内定獲得までのスピードに圧倒的な実績があり、早く転職をしたい方に非常におすすめの転職エージェントです。
速いからといって適当なサポートをするわけでもなく、IT業界出身のアドバイザーのもと、あなたの能力・条件に応じたサポートを行ってくれますのでご安心を!
己の経験と価値をしっかり判断して40代でも転職の内定を勝ち取ろう!
40代のSE転職はリスクも高く求められているスキルもハイレベルになりますが、40代ならではの強みを生かした転職活動をすることで内定を勝ち取ることは可能です。
また、自分のスキルや強みの把握も重要ですが、転職先を検討する際も無理な条件を自分で課さないことが転職先で仕事を続けていくのに重要な要素になります。
自己理解を深めて40歳でも内定を勝ち取ってしまいましょう!