保険会社の中でも知名度が高い大手で、新卒での入社を目指す人も多い三井住友海上火災保険。
大手の保険会社であるため人気が高く、しっかり対策をしたうえで転職活動に取り組まないと、転職活動が上手くいかない可能性が高いです。
そこでこの記事では三井住友海上火災保険への転職活動をするうえで、知っておきたい平均年収や転職難易度などについて紹介します。
目次
一目で分かる三井住友海上火災保険の評判
年収は高い? | ◎ |
---|---|
残業は少ない? | △ |
福利厚生はどのくらい充実している? | ◎ |
仕事のやりがいはある? | ◯ |
スキルアップやレベルアップにつながる? | ◯ |
職場の雰囲気は良い? | ◯ |
中途入社はしやすい? | ◯ |
三井住友海上火災保険はどんな会社?
会社名 | 三井住友海上火災保険株式会社 |
---|---|
設立 | 大正7年(1918年)10月21日 |
資本金 | 1,395億9,552万円 |
従業員数 | 14,577名 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田駿河台3-9 |
代表者 | 柄沢康喜 |
事業内容 | 損害保険業(保険引受・資産の運用)・他の保険会社の保険業に係る業務の代理または事務の代行・債務の保証・確定拠出年金の運営管理業務・自動車損害賠償保障事業委託業務 |
事業方針・経営理念
- グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、 安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と 地球の健やかな未来を支えます
- 持続的成長と企業価値向上を追い続ける 世界トップ水準の保険・金融グループを創造します
三井住友海上火災保険の経営理念は上記の2つです。日本を代表する保険会社・金融グループとしてお客様第一・誠実・チームワーク・革新・プロフェッショナリズムの5つの行動指針のもとに2つの経営理念の実現に取り組んでいます。
事業内容
- 損害保険業(保険引受・資産の運用)
- 他の保険会社の保険業に係る業務の代理または事務の代行
- 債務の保証
- 確定拠出年金の運営管理業務
- 自動車損害賠償保障事業委託業務
三井住友海上火災保険では損害保険業を中心に様々な保険・金融業務を行っています。
人々の人生に欠かせないお金に関わる企業として、時代の変化に応じてお客様のニーズに敏感に反応し、お客様から必要とされる保険会社を目指しています。
売上
三井住友海上火災保険の売上は1兆7728億5800万円です。
国内の損害保険会社の中では3番手の売上となっており、上位の大手企業と言えるでしょう。
資本金に関しても1,395億9,552万円確保されていて、格付けはA~AAなので健全な経営が行われていると判断して問題ありません。
従業員数
三井住友海上火災保険の従業員数は14,577名です。
日本全国に加えて世界各国にも事業所を展開しており、かなり規模が大きくて転職者への間口も広い企業と言えるでしょう。
男女比に関しては男性社員の方が圧倒的に多いですが、三井住友海上火災保険では2020年度までに女性リーダー33%以上を目指しています。
そのため、女性が活躍しやすい環境も整い始めています。
三井住友海上火災保険の転職難易度
三井住友海上火災保険は大手損害保険会社ということもあり、転職難易度はかなり高いと言えるでしょう。
実際に人気が高い企業なので転職希望者は多いです。しかし、三井住友海上火災保険では転職希望者も積極的に採用しています。
したがって、三井住友海上火災保険へは実力・経歴さえしっかり伴っている状態で転職活動をすれば不可能ではないと言えるでしょう。
ただ、三井住友海上火災保険では常に全ての職種で募集が行われているわけではありません。
ポジションが空いたら募集が行われるという形式なので、自分が転職したいポジションが募集されていなかった場合、中途採用情報をこまめにチェックする必要があります。
また、なかなか空きが出ないポジションも存在しており、三井住友海上火災保険へ転職する場合、実力だけでなく運とタイミングも重要と言えるでしょう。
三井住友海上火災保険の年収は平均740万円程度
三井住友海上火災保険の平均年収は740万円と言われています。
新卒の段階で同世代より高い年収を稼ぐことができ、実際に三井住友海上火災保険で働いている社員の給与面に関する口コミで不満は見受けられません。
常に平均年収が700万円以上の状態を維持しており、今後も余程のことが無い限り給料が下がる心配は必要ないでしょう。
ただ、三井住友海上火災保険には一切転勤が無い地域社員と日本全国・世界各国の支社への転勤がある全域社員が存在しており、地域社員の方が年収が100~200万円程度低いです。
地域社員の方が比較的求人が多く目指しやすいですが、このような差があることも理解したうえで転職する必要があるでしょう。
転職後の昇給はしやすい?
“三井住友海上火災保険は他の企業と比べて平均年収が高めの企業なので、余程の大企業からの転職でない限り転職後の年収が上がる可能性が高いでしょう。
万が一転職後に年収が下がってしまってもしっかり給与が上がっていく見込みがあるので心配する必要はありません。
三井住友海上火災保険では基本的に毎年昇給が行われます。
課長代理までは年功序列で順調に出世する人が大半で、このラインになると年収が900~1,000万円とかなりの高年収が期待できます。
課長以上のポジションになると実績が問われるようになるので、課長以上のポジションに就くことができる人はごくわずかです。
しかし、課長クラスだと年収が1,200~1,400万円、部長クラスになると1,500万円以上とさらに好待遇で働けるので、これらのポジションを目指すのも良いでしょう。
ボーナス・賞与は貰える?
三井住友海上火災保険のボーナスは毎年6月と12月の年2回支給されます。
支給額は大体3~4ヶ月位分程度であり、三井住友海上火災保険の年収のうち4分の1から3分の1程度はボーナスが占めていると考えて良いでしょう。
ちなみにボーナスの金額に関しては勤務年数や雇用形態によって異なりますが、50万円~300万円程度と言われています。
三井住友海上火災保険では基本的に営業職を設けずに職種に関係なく全社員が営業を行うこととなっています。
そのため、日常業務での結果だけでなく、普段から契約を獲得することができていればさらにボーナスが上乗せされる可能性も高いです。
三井住友海上火災保険の福利厚生は充実している?
- リラクラブ
- 住宅補助
- 独身寮
- 社宅
- 各種保険
- 財形貯蓄制度
- 保養所
- クラブ活動
三井住友海上火災保険の福利厚生は上記の通りです。リラクラブという外部の福利厚生サービスを導入しており、食事やホテル料金などにおいて様々な割引サービスを受けることができます。
また、独身寮や社宅に加え、住宅補助手当も用意されているのでこれらの福利厚生サービスを利用して若いうちは貯蓄をすることも可能です。
それに加え、単身赴任をしている場合は単身赴任者に帰省費用も支給されます。
ただ、全域社員と地域社員で利用できる福利厚生サービスに差があり、地域社員だと一部サービスが利用できないことがあるので確認しましょう。
三井住友海上火災保険の休日・休暇制度は整っている?
“三井住友海上火災保険の休日は基本的に土日休みの週休2日制で、祝日、年末年始(12月31日~1月3日)も休日です。
夏季休暇はありませんがその代わりに毎年プラス休暇という名称の夏季休暇・アニバーサリー休暇・フレッシュアップ休暇を組み合わせた休暇が12日分支給されており、これを夏季休暇に充てることとなっています。
そのため、夏季休暇も自分の好きなタイミングで取得することができて便利です。
また、三井住友海上火災保険の有給休暇制度に関しては、初年度4月入社で18日、2年目以降は20日支給されます。
一般企業だと勤務年数に応じて徐々に支給される有給休暇が増えていくことが多いですが、三井住友海上火災保険だと2年目で取得できる有給休暇が最大日数に到達するので、プライベートも充実させられる企業と言えるでしょう。
三井住友海上火災保険の残業時間は多い?
三井住友海上火災保険では2017年4月より「原則19時前退社」というルールを設けています。
19時以降の残業は上司に申請をする必要があり、実際に19時以降まで残業する人は少ないです。
その代わり、早い時間に出勤したり、昼休みを潰したりして前日の仕事を片付けている人が多いという口コミも多く、しっかりと自分でペース配分をして、その日のうちに仕事を終えられる能力が求められると言えるでしょう。
ただ、働いた分だけしっかり残業代が支給されるので、かつては大手企業に多かったサービス残業が求められる風潮の企業ではないと言えます。
三井住友海上火災保険へ転職するまでの流れ
- 転職サイト・エージェントからエントリー
- 書類選考
- 面接
- 内定
三井住友海上火災保険へ転職するまでの流れは上記の通りです。
三井住友海上火災保険では公式の採用サイトを設けておらず、中途採用を希望する場合は転職サイトもしくは転職エージェントから応募する必要があります。
ただ、障がい者採用とかつて三井住友海上火災保険で働いた経験があるOB・OGの採用の場合のみ公式サイトから応募することができるので、この場合は公式サイトから応募するのも良いでしょう。そして書類選考に進み、2~3回の面接を経て内定となります。
三井住友海上火災保険へ転職した人たちの口コミ・評判
34歳 女性 データサイエンティスト
32歳 男性 企業財務
大手企業におすすめの転職サイト・エージェント
大手企業への転職をしたい人におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
転職サービスの取り扱い求人については、時期によっても掲載内容や掲載の有無が変化します。
また三井住友海上火災保険のような質の高い優良求人はサイトの検索機能ではヒットせず、エージェントからしか紹介してもらえない非公開求人となっていることも多いです。
公開求人の中に三井住友海上火災保険の求人が見つからなくても、諦めずにエージェントに相談してみることで、非公開求人として紹介してもらえることがありますよ。
その中でも転職サービスが多すぎて迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
doda
dodaは常時50,000件以上の公開求人を取り扱っている大手転職サイトであり、非公開求人も充実しています。
三井住友海上火災保険のような大企業の求人は非公開求人扱いとなっていることが多く、三井住友海上火災保険への転職を考えているなら登録する価値はあるでしょう。
dodaの転職支援サービスに関しては、複数の転職エージェントと提携しており、登録情報をチェックしたエージェントから声がかかるシステムとなっています。
保険業界への転職を希望している場合は保険業界に特化した転職エージェントから声がかかることも多く、転職のプロから転職支援を受けたい時に便利なサービスと言えるでしょう。
Honesty(オネスティ)
Honesty(オネスティ)は保険募集人向けの転職サイト・エージェントです。
全国各地、50社以上の求人を取り扱っており、500案件以上から求人を紹介してもらえます。
求人紹介や転職のサポートを担当するのは、保険募集人経験のあるキャリアコンサルタントです。
マンツーマンで徹底的にサポートしてくれるほか、年収UPを実現した実績も多数あります。
保険募集人として大手企業に転職したいと考えている方は、是非利用を検討してみてください。
エン転職
エン転職は常時5,000件以上の求人を取り扱っている大手の転職サイトです。
三井住友海上火災保険をはじめ、大手の保険会社の求人も多数取り扱っており、保険業界への転職を狙っているなら登録しておきたい転職サイトと言えるでしょう。
日本全国の求人が掲載されているので、地域社員を狙っている方にもおすすめです。
また、エン転職では利用者を対象とした面接対策サポートも行っています。そのため、サポートを受けながら転職活動に取り組めて便利です。
経歴を見た企業から声をかけてもらえるスカウトサービスもあり、自分がどれくらいのレベルの企業から求められる人材なのか知りたい時にも良いでしょう。
リクナビNEXT
取り扱い求人数が豊富で、希望の求人に出会える可能性が高いのがリクナビNEXTです。
保険関係の求人の取り扱いも非常に多く、保険業界に強い転職エージェントでもありますよ。
非公開求人も多いので、迷ったらまず登録をおすすめしたい転職サポートサービスです。
ハイキャリアにおすすめの転職サイト・エージェント
ハイキャリアの転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントも見ていきましょう。
紹介するのは、大手求人や好待遇の求人を多く扱うハイキャリア転職を得意とする転職エージェントです。
三井住友海上火災保険のような質の高い求人の紹介を特に期待できる転職サポートサービスですから、非公開求人の内容を確認するためにも登録してみることをおすすめしますよ。
ビズリーチ
ビズリーチは、ハイクラス層の転職支援に特化した転職エージェントサービスの一つです。
年収1000万円以上の求人が30%以上もあり、転職で高年収を狙っていきたい方には最適です。
特に40~50代の転職を得意としていますので、ミドル層の転職希望者に特におすすめですよ。
保険業界の求人も多く、三井住友海上火災保険のような大手の好待遇案件が集まっています。
JACリクルートメント
JACリクルートメントも、ハイキャリア層の転職を得意とする転職エージェントです。
保険系の取り扱い求人の質も高く、ハイキャリア案件が集まっていますよ。
また専門性の高いコンサルタントが在籍しているのも魅力の一つ。
30代以上のベテラン層でも多くの転職成功例を持った、実力のあるエージェントサービスです。
40歳 男性 エンジニア