11月・12月の年末に転職活動を始めようと考えている転職者の皆さん!
転職活動を始める前に、その時期が転職活動に適しているのか知っておきたいですよね!
そこで今回は11月・12月に転職活動を始める方に向けて、この時期の転職対策や転職活動を行うメリットデメリットについて詳しく紹介していきます!
5分程度で読み終わる内容にまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
以下の目次で気になる項目をクリックすると、見たい場所に飛べます。
目次
11月・12月は企業と転職者の動きが落ち着く時期
11月・12月は1年のうちでも、企業と転職者の動きが落ちつく時期であるといわれています。
その理由は以下の2つです。
- 秋の新体制に向けての採用活動がいったん落ち着く
- 転職者も年末年始に向けて忙しくなる
詳しく紹介していきます。
秋の新体制に向けての採用活動がいったん落ち着く
企業は一般的に、新体制に変化する時期への入社に向けて採用活動を始めます。
秋の新体制に代わる時期は10月ですから、企業はそれに向けて採用活動を始めます。
そのため時期がずれている11月や12月は一旦、企業側の採用活動が落ち着くのです。
採用活動が落ち着くとはいえ、全く求人が出ていないわけではありませんので安心してください。
転職者も年末年始に向けて忙しくなる
転職活動は一般的に、在職しながら行います。
11月・12月は企業も年内に仕事を終わらせるために、繁忙期に入ります。
転職者は仕事と転職活動を両立しなければなりませんから、繁忙期に転職活動を始めようと考える人は必然的に少なくなります。
11月・12月はライバルも少なくなる時期になるため、転職活動は進めやすくなります。
年内の採用は見込めない
ここで注意してもらいたいのが、11月・12月に転職活動を始めた場合の採用時期です。
転職者の中には、できれば年内に採用をもらって入社したいと考える方もいるでしょう。
11月・12月に転職活動を始めた場合の採用時期は、早くて1月平均で2月といわれていますから、年内に採用されたい人には向かないといってもいいでしょう。
11月・12月に転職活動を始めるメリット
11月・12月は企業側も転職者側も転職活動の動きが落ち着いている傾向にありますが、この時期に転職活動を始めるメリットはもちろんあります。
以下が11月・12月に転職活動を始める上のメリットです。
- これまで求人を出してこなかった企業に応募できる可能性がある
- 新体制に代わって時間がたっているので環境に慣れやすい
- 職場ですぐに業務に当たれる
以下で詳しく紹介しています。
これまで求人を出してこなかった企業に応募できる可能性がある
4月や10月などの重要な時期に求人を出してこなかった企業が、求人を出している可能性があります。
11月は企業の体制が変わってから時間がたっていますから、企業内部ではどこの部署で人員が足りないといったような人材不足が露見するようになります。
人材不足のままだと年度末に向けての営業に支障が出てしまいますから、企業は求人を出して人材を補填しようとします。
そのため、11月にはこれまで出てこなかったような求人が掲載される可能性が高いのです。
新体制に代わって時間がたっているので環境に慣れやすい
新体制に変わったばかりで入社してしまうと、環境が変化したばかりで仕事を覚えることが難しい場合があります。
しかし11月は新体制に変化してから時間がたっていますから、職場や仕事に慣れやすい傾向にあります。
環境に慣れることは転職後の業務に影響してきますから、非常に重要です。
職場ですぐに業務に当たれる
企業で人材補填を目的に中途採用が行われる際は、基本的に即戦力を求められます。
11月・12月は急な人材不足による中途採用を行いますから、すぐに業務にあたることが可能です。
転職後に即現場に出て活躍したいと考えている方には、非常にメリットの大きい時期であるといえるでしょう。
特に年度末の時期に入社することになりますから、自分の力をフル活用できます。
11月・12月に転職活動を始めるデメリット
メリットがあればもちろんデメリットも存在します。
11月・12月に転職活動を始めるデメリットは以下の3つです。
- 求人が減り始めているので競争率が高い
- 即戦力を求められる可能性が高いので未経験には不利
- 転職先でボーナスがもらえない
以下で詳しく紹介します。
求人が減り始めているので競争率が高い
企業の採用意欲も転職者の転職意欲も低下しているとはいえ、やはり一定数の転職者はいます。
そのため、1つの求人に転職者が集中する可能性も考えられるのです。
転職者が少ないとはいえ、競争率が高い可能性もありますので注意が必要です。
即戦力を求められる可能性が高いので未経験には不利
11月・12月に出される求人は採用後の年度末営業に向けて、即戦力が活躍できると紹介しました。
しかしそれは一方で、未経験者が不利になってしまうことにもつながります。
即戦力になれる人材は業界や業種経験が豊富な人材ですので、企業は経験者を優遇して採用します。
そのため、11月・12月に転職活動を始める人は、業界・業種未経験の求人に応募しないことをおすすめします。
転職先でボーナスがもらえない
11月・12月に転職活動を始める人の中には、「早期で転職先へ入社して冬のボーナスを受け取りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか?
しかし一般的に転職後に6か月が経過しないと、転職先ではボーナスが受け取れませんので、注意が必要です。
気持ちに余裕があるのであれば、在職の職場でボーナスを受け取ってから転職するようにしましょう。
11月・12月に転職活動を始めるための転職対策
11月・12月に転職活動を始めるメリット・デメリットを把握したうえで、この時期に転職を考えている皆さんが取るべき転職対策は以下の3つです。
- 自分の馴染みのある業界・業種を選択する
- 10月には動きだして準備を進める
- 転職エージェントをフル活用する
以下で詳しく解説します。
自分の馴染みのある業界・業種を選択する
デメリットの部分で、11月・12月の転職活動は「経験者優遇」の傾向にあるとお伝えしました。
未経験者が不利な転職時期ですから、自分の馴染みのある業界・業種を選択するようにしましょう。
馴染みのある業界・業種であれば転職を有利に進められますよ!
10月には動きだして準備を進める
11月・12月に転職活動を始めるといっても、転職活動開始の前月までには準備を進めておきましょう。
自己PRで使う自己分析や、業界分析等は就活の時よりも綿密に行う必要がありますので、事前の準備が重要になります。
11月・12月は在職の仕事も忙しいでしょうから、事前の準備をしっかり行っておくことで余裕をもって転職活動ができますよ!
準備には通常1か月かかるといわれていますので、10月には準備を始めておくことをおすすめします。
転職エージェントをフル活用する
11月・12月に転職活動を始める方は、転職エージェントをフル活用するようにしましょう。
転職エージェントは、転職者が働きながら転職活動を進められるように、様々なサポートを行ってくれます。
例えば、苦手意識が持たれやすい書類選考で使う書類の添削や、面接の練習など実践的なサポートを行ってくれます。
全て無料で利用できますから、登録しておくことをおすすめします。
他の転職者が動いていない時期に登録すると、サポートをより受けやすくなりますので、11月・12月に登録しておきましょう!
注意!12月に転職活動を始めるなら4月入社を目標にしよう!
11月に転職活動を始めるのであれば、最短で年明けに入社することが可能です。
しかし12月に転職活動を始める方は、入社時期を4月に設定しておきましょう。
理由は以下の2つです。
- 12月は企業の採用活動が一時的にストップする
- 余裕をもって転職活動ができる
以下で詳しく紹介します。
12月は企業の採用活動が一時的にストップする
12月は企業の採用活動が年末年始休暇に向けて一時的にストップします。
企業側としても採用活動を休暇をまたいで行うことは避けたいので、12月に転職活動を始めて年明けに入社することは非常に難しいです。
そのため、12月に転職活動を始める方は1月から採用活動に参加することになります。
1月から採用活動に参加することになると、春の人材補填のために3月や4月の入社を目的とした採用活動に切り替わります。
そのため12月に転職活動を始める方は4月入社を目標にすることをおすすめします。
余裕をもって転職活動ができる
通常、転職活動には3か月程度かかるのが一般的です。
しかし、12月に転職活動を始めて4月に入社を目標に設定すると、非常に長い期間を転職活動に費やすことができます。
準備もしっかりできますし、転職前の仕事の引継ぎにも時間がかけられますので、円滑に転職することができます。
また4月転職を目指している他の転職者に差をつけることも可能ですので、スタートダッシュを決めたい方も必見ですね。
11月・12月の転職活動におすすめ転職エージェントを紹介!
ここでは11月・12月の転職活動におすすめの転職エージェントを2つ紹介します。
どちらも口コミ・評判ともに高い評価を得ていますので、ぜひ利用してみてくださいね!
doda
dodaは、一人ひとりに合わせた転職活動がサポートしてもらえるサービスです。
エージェントサービスでは、キャリアカウンセラーによる応募書類添削や模擬面接のサポートが受けられるので自信を持った転職活動が可能でしょう。
転職活動全般について詳しく知らなかったり不安に思ったりする人も、dodaに相談することで新しい仕事探しが効率的に行えます。
自分が大企業にPRできる実績やスキルについても洗い出せるので、キャリアに迷っている人も気軽に相談してみましょう。
公開されている求人情報は登録せずに確認できるため、まずは希望する条件の仕事があるかチェックしてもいいですね。
豊富な求人そろっているので、自分が経験した分野だけでなく未経験の職種への転職も期待できます。
ほかの転職エージェントやWebサイトでは公開していない非公開求人が多いことも、dodaの特徴です。
転職エージェント選びに迷っている人は、はじめに求人数が多いdodaへ登録してキャリアカウンセリングを受けても良いでしょう。
公式サイトでは転職にまつわる疑問を解消するコンテンツが多数あり、経験者のエピソードが読めることもポイントです。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは就活で有名な株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
こちらもリクルートエージェント同様に、転職者から高い評価を受けています。
若手社員の転職実績豊富なので20代は必見
マイナビエージェントは様々な年代の中でも、特に20代の若手社員の支援実績が豊富にあります。
そのため、「入社した会社が正直自分に合わない気がする…」「20代のうちに転職しちゃいたいな…」と考えている方はぜひ利用してください。
20代の転職を担当してきたコンサルタントのサポートが受けられますので、より効果的な転職活動が可能になります。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。
転職実績も豊富で転職を検討するならまず登録しておいて損はないといえるでしょう。
総求人数が転職業界ナンバーワン!
リクルートエージェントの特徴は何といってもその求人数。
転職業界内でナンバーワンの求人数を保有しており、非公開求人も豊富に取り扱っています。
豊富な求人の中から自分に合った求人を比較検討できる点は魅力的ですよね。
キャリアコンサルタントの対応力に定評あり!
リクルートエージェントはこれまでの転職支援実績から、転職に関する高いノウハウを持っています。
そのためサポートを担当してくれる、キャリアコンサルタントの対応力の評価が高いです。
サポート力にも定評がありますから、一度登録していて損はないでしょう。
コンサルタントからの返信が非常に速いので安心
マイナビエージェントはコンサルタントからの返信が早いことで知られています。
転職活動を進めたい、知りたいことがあるのにコンサルタントからの返信が遅いと正直、イライラしてしまいますよね。
しかし、マイナビエージェントを利用すればレスポンスが早く来ますのでそういったわずらわしさから脱却することが可能なのです。
11月・12月は時間をうまく使って転職活動を進めよう!
いかがでしたか?
11月・12月は年末にあたりますので、求人数も少なくライバルも少ない時期です。
しかし経験者優遇の求人が出される場合もありますので、業界・業種が同じである求人に応募することで転職を有利に進めることができます。
また、12月に転職活動を始めるとなると、入社時期目標を4月に設定してじっくり転職活動を進めるほうがより効果的かつ確実性を持った転職ができるでしょう。
また転職エージェントをうまく活用することで、負担を減らして転職活動を進めることができますので、ぜひ利用してみてくださいね!