どの業界でも「ホワイト企業」と「ブラック企業」という物は存在しますよね。
なかでも飲食業界は、ブラックな職場が多いと言われており、転職するときにも悩みを抱えている人が多いと思います。
せっかく転職をするなら、ホワイトな職場に転職したいですよね!
では、実際飲食業界にホワイトな職場はあるのでしょうか?
この記事では、飲食業界の転職についてご紹介します。
ホワイトな職場に転職するコツなどもご紹介していますので、飲食業界に転職を考えている人は参考にしてみてください!
目次
飲食業界でホワイトの職場はあるの?
世間では「飲食業界はブラックだよ」と言われていることが多いのですが、実際はどうなのでしょうか?
ホワイトの職場とは?
実際「ホワイト企業」や「ブラック企業」などと言われていますが、どの基準でホワイト企業になるのでしょうか?
ホワイト企業の定義は、福利厚生の充実や働く環境など、労働者が働きやすいと感じている企業のことになります。
数字や成果と言って明確な物はなく、労働者の感覚的なものになります。
飲食業界での基準は「プライベート時間」だと言われており、自分に充てる時間があればあるほどホワイト企業と考えられるでしょう。
「ブラック」と言われている企業は、残業が毎日だったり休みをもらえないなどと、プライベート時間が少ないということになりますので、ホワイトとブラックの違いは把握しておきましょう!
ホワイトな職場はあるのか?
飲食店は昼から夜まで営業していますので、必然的に労働時間が多くなってしまいます。
そのため、他の業界と比べると労働時間が長く、ブラックな職場が多いと言われていますが、それは一昔前の話です。
現在は、法令遵守している飲食店が多く、ホワイトと言える飲食店が年々増えてきております。
しかし、ブラックな飲食店もまだあるのが現状です。
やはり大手企業になればなるほど、法令遵守している企業が多く、「びっくりドンキー」や「スターバックスコーヒー」などの大手飲食店はホワイト企業ランキングでも上位に位置付けています。
国内でホワイトな飲食店が増えてきていることは間違ありません!
ホワイトな飲食店の特徴
「ホワイトな飲食店なのかな…」と悩みながら働いている人も多いと思いますので、ホワイトな飲食店の特徴をいくつかご紹介します!
特徴に当てはまらない飲食店で働いている場合は、転職することをおすすめします。
休みを定期的に取れる
ブラックな飲食店に共通していることが「人手不足」ということです。
どんどん人が辞めていき、常に人手が足りない状態になっています。
反対にホワイトな飲食店は、必要な従業員数を抱えていますので、定期的に休みを取ることができます。
自分の好きなタイミングで休むことができる飲食店は、ホワイトな場合は多いです!
しかし、金曜日や祝日、年末などに休みが取れないことは仕方ないです。
お客様を相手にしている仕事になりますので、世間が休みの日は休めないことが多いですので、飲食店に転職をする場合は頭に入れておきましょう。
残業代がしっかり支払われる
上記でもご紹介しましたが、飲食店は労働時間が長いです。
営業している時間が長いため仕方ない部分ではあるのですが、8時間以上の勤務になりますと「時給を25%アップ」しなくてはいけません。
これは法律で決まっていることです。
そのため、残業代がしっかり支払われ、「時給を25%アップ」されている飲食店はホワイトな場合は多いです。
反対にブラックな飲食店の場合は、8時間を超えるとタイムカードを切って、無償で働かさせられることがあります。
無償ということは、残業代が無いということですよね。
その場合は、完全にブラックな飲食店に当てはまりますので、すぐに転職しましょう!
すぐに辞める人が少ない
転職してすぐにホワイトな飲食店か見極めるのは難しいですよね。
簡単に見極められるポイントが、すぐに辞める人が居るかどうかです。
ベテランの人が多く、従業員から信頼されている飲食店はホワイトな場合が多く、どんどん人が辞めて、新しい人が入ってくる飲食店はブラックな場合が多いです。
人が辞めて人手不足になるからこそ、ブラックな飲食店になる場合もあります。
転職してすぐは、勤務歴を聞いて回るとホワイトか確認することができます!
勤怠管理が整っている
勤怠管理とは、出勤の管理や退勤の管理、残業の管理など労働時間に関することを指します。
その勤怠管理が整っている飲食店はホワイトなことが多く、残業代もしっかり支払われます。
タイムカードやパソコン上で管理されていることが多く、勤怠管理が疎かになっている飲食店はブラックなことが多いです。
法律をしっかり守っている
上記でご紹介したように「基準以上の労働時間を超える場合は給与を25%しなくてはいけない」と国が法律を決めています。
この法律が守られていない飲食店は、ブラックな場合は多いです。
例えば、「基準の労働時間を超えたのにそのままの給料だった」などという場合は、一度転職した飲食店に確認してみましょう!
飲食店も100%完璧にこなせる訳ではありませんので、25%アップされるのを忘れていることがあります。
確認した上でも、25%されない場合は、転職することをおすすめします。
ホワイトな飲食店に転職する方法
転職する場合は、ホワイトな飲食店に転職したいですよね。
ホワイトな飲食店に転職する可能性を上げる方法をご紹介します!
求人数を確かめる
飲食店が出している求人数は転職者でも確認することができ、転職サイトなどを利用している場合は掲載情報を確認すると求人数を把握することができます。
その求人数が多い場合が、ブラックな飲食店の可能性があります。
求人を多く募集する=人手不足ということになりますので、求人数が3人〜5人ほどの飲食店ですと、ホワイトな場合が多いです。
求人数の1つを確認することで、ホワイトな飲食店に転職することにつながりますので、確認するようにしましょう。
面接時に雇用形態について聞く
転職する場合は、飲食店との面接があります。
その時に、雇用形態について確認するようにしてください。
雇用形態について詳しく答えを出してくれる飲食店はホワイトな場合が多いのですが、曖昧な答えしか返ってこない場合はブラックな飲食店が多いです。
上記でもご紹介しているように、雇用形態でホワイトかブラックか変わってきますので、確認するようにしましょう。
転職サイトを利用する
ホワイトな飲食店に転職したい場合は、1人で転職活動を行うのではなく、転職サイトを利用して転職するようにしてください!
転職サイトを利用しますと、担当のアドバイザーが付いてくれ、求人紹介を行ってくれますのでホワイトな飲食店を紹介してくれます。
転職サイト側も悪い評判をたたせたくないため、ホワイトな求人を紹介してくれます。
しかし、優良な転職サイトでなければ、ブラックな飲食店を紹介される場合がありますので、注意して利用するようにしてください!
さらに、転職サイトを利用して転職しますと、働きながらでも転職することができます。
アドバイザーが求人紹介や面接対策、飲食店側との交渉など様々なサポートを行ってくれますので、働きながら転職したい人も転職サイトを利用しましょう!
一度来店して確かめる
転職をする前に、転職する飲食店に来店することも大切です。
実際お客様として、来店してみて「お店の雰囲気」「従業員の雰囲気」「店長の雰囲気」など自分が転職して馴染める飲食店なのか、考えてみましょう。
実際転職しようと考えている店舗に足を運ぶことが一番のですが、厳しい場合は別の店舗でも構いませんので、一度お客様として来店することをおすすめします。
少しでもブラックな飲食店だなと感じた場合は、担当のアドバイザーに相談するか、転職することを辞めるようにしましょう!
飲食店に転職する時におすすめの転職サイト
転職サイトは国内に数多くあり、分野や年齢層など幅広くあります。
飲食店に転職する場合は、「飲食店に特化している転職サイト」か「大手転職サイト」を利用することをおすすめします!
下記で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
クックビズ
クックビズは飲食業界に特化している転職サイトで、飲食業界ではトップクラスの実績と知名度があります。
飲食業界に特化しているため、求人は全て飲食に関する企業ですし、アドバイザーも飲食業界に関する知識を蓄えています。
飲食業界に特化している転職サイトですと、信頼することができますよね。
クックビズにはスカウト制度があり、登録をしていると企業側や飲食店側からスカウトされることがあり、転職に対する時間をあまり取れない人にはおすすめです!
さらに、クックビズはサポート内容も充実しており、面接対策や転職面談なども行ってくれますので、初めて転職する人でも安心して転職活動を進められることができます!
doda
dodaは飲食業界に特化している転職サイトではないのですが、大手転職サイトになりますので、飲食業界の求人も多数抱えていますし、飲食業界の転職サポートも数多く行っています!
抱えている求人数は非公開求人も含め、10万件を超えると言われていますので、希望している求人と巡り合える可能性が高いです!
dodaをおすすめする理由は求人数だけではなく、キャリアアドバイザーの質もおすすめできます。
入念にカウンセリングを行ってくれますので、転職でのミスマッチを減らす事ができ、ホワイトな飲食店に転職することができます!
まとめ
今回はホワイトな飲食店に転職することについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
飲食店はブラックな場合が多いと言われていますが、今回ご紹介した内容を参考に転職すると、ホワイトな飲食店に転職することができるでしょう。
そして、利用する転職サイトも大切になってきますので、自分にあった転職サイトを利用して転職するようにしてください!