美容師って給料が低いって聞いたことありませんか?
実は、それは本当の話です。
しかし、ただずっと低いわけではなくあなたが一人前になり、お客様が付き始めると給料は確実に上がっていきます。
美容師の職業は技術職です。最初からはお客さんの髪の毛を切ることはもちろん出来ず、勤めているサロンで一人前と認められなければプロとして名乗ることも出来ません。
では、どうすれば転職をして美容師として年収を上げることが出来るのでしょうか?
先輩方のアドバイスも聞きながらひとつひとつ見てきましょう。
あなたの頑張り次第で必ず給料が上がる美容師としての仕事。諦めずに頑張っていきましょうね。
目次
美容師の給料は本当に低いの?
美容師の給料は先ほどもお話しした通り「低い」部類に入ります。
ましてや、サロンに勤めたての場合はサロンでの雑務。受付業務。
お客様の髪の毛に触れるのはシャンプーをするくらいです。
このアシスタント期間は、とても美容師としての給料はどうしても安くなってしまいます。
また時間の拘束も長くなってしまいます。朝はお店のオープン時間にもよりますが開店準備から夜は閉店後、先輩方にシャンプーやカットの練習台にして練習の日々。
正直最初は収入と、業務内容での矛盾を感じ辞めてしまう方も中にはいます。
この見習い期間は早くても1年ほどかかるでしょう。
しかし、この辛い見習い期間が終われば、美容師としてデビュー出来やりがいを感じられるのも美容師の魅力のひとつです。
また、一度サロンでお客様が付いてくれたり技術が備わると、たとえ他のサロンに転職をしても最初から高収入が期待できる場合があります。
またヘアカットはいつの時代も人間には欠かせないものです。ブランクがあったとしても再就職しやすいというメリットがあります。
美容師の給料の平均って?
美容師の給料の平均はご存知ですか?
あなたの今の給料が平均と見合っているか確認してみてください。
では美容師の給料の平均を見ていきましょう。
アシスタント
こちらは、先ほどもお話しした見習い期間になります。
早い人ですと1年ほど。遅い人は3~4年ほどアシスタントをしている場合もあります。
給料の平均は13万~18万円ほどになります。
場所にもよりますが、都心であるほど少し給料が高い傾向にあります。
ひとり暮らしのアシスタントは、切り詰めた生活をしている方も中にはいます。
Jrスタイリスト
Jrスタイリストはアシスタントとしての見習い期間が終わり、新規のお客様のカットを任せてもらえるようになっていきます。
Jrスタイリストは、店舗によってあるところないところがあるランクです。
給料の平均は16万~20万になります。アシスタント期間と比べると平均で3万ほど上がっていきますね。
一般企業で給料が万単位で上がることは、ほぼないので技術職はその点伸びシロがありますね。美容師の魅力のひとつです。
スタイリスト
スタイリストは、Jrスタイリスト時代に得たお客様が徐々にリピーターになりはじめ、氏名が増えてくるとサロン側からやっと一人前のスタイリストと認めてもらえるようになります。
給料の平均は、20万~30万。スタイリストになるとまた一段と給料が上がる印象ですね。
リピーターのお客様からの指名をもらうと「指名料」として給料に上乗せしてもらえることもあります。(店舗によって違うので面接時に確認しておきましょう)
スタイリストになると、生活にも余裕が出て来てやりがいも感じ始めます。ここまでくるとサロン内でも立ち位置を確立できます。
トップスタイリスト
サロンで実績が増え、リピーターも数多くあり技術共に認められた場合はトップスタイリストとして活動が出来ます。
トップスタイリストになると、お客様がヘアカットに払う金額もスタイリストより上乗せして頂きます。
トップスタイリストの給料の平均は30万~50万ほどになっていきます。
サロンの知名度によりますが中には50万を超える給料を得ている方もいらっしゃいます。
ここまでくると個人で店舗を出し始め独立する方も増えていきます。
トップスタイリストまでの道のりは簡単ではありませんが諦めず夢を追いかけていきましょう。
美容師の給料を転職で上げる方法
今のサロンでの給料に満足しておらず給料もなかなか上がらないと悩んでいるあなたに、違うサロンへ転職して給料を上げていく方法をご紹介します。
ここで注意してほしいことは、現在のサロンでアシスタントの場合は他のサロンに転職をしても給料のアップは見込めません。
最低でもJrスタイリストになった時点で転職を考えましょう。
求人広告で「経験者優遇」があるサロン
求人広告で「経験者優遇」という文言が書いてあるサロンに積極的にチャレンジしていきましょう。
あなたのこれまでの実績を考慮してもらいやすく、現在のサロンより給料を上げてくれる可能性もあります。
面接でもどんどん過去の実績をアピールしていきましょう。
求人広告で月収が高いサロンを選ぶ
まずは求人サイトで、あなたの働きたい勤務地でサロンを探します。
その中から給料の条件がいいサロンを見つけて応募していきましょう。
給料の高いサロンはそれだけ多忙であり、施術の他の業務も任される場合もありますので面接時には確認しておくことが大切です。
履歴書に希望収入を必ず記入
履歴書には必ずあなたの希望収入を記入しておきましょう。
仮にサロン側が「うちではこの給料をあげることは難しい」と言われた場合はいさぎよくそのサロンは諦めましょう。
雰囲気がよさそうだから。などの理由で現在の給料と変わらないのであれば、いつまでたってもあなたの収入を上げることはできません。
給料アップを希望するならば割り切る考えも大切になっていきます。
過去の実績を面接でアピール
面接時には、サロンでの実績やあなたがどんなスタイルが得意なのかなどを事細かく履歴書に記入し、面接でもどんどんアピールしていきましょう。
即戦力になるとサロンが認めてくれた場合は、最初の段階で給料が今のサロンより高くなることがあります。
前職での給料を少し上乗せして伝える
サロンでの面接で以前のサロンでの給料を聞かれる場合があります。
その時は、自分の希望収入くらいの金額で伝えておきましょう。
嘘も方便。正直に給料を伝えると「じゃあ、ここでもそのくらいで働いてもらおう」とサロン側も判断してしまいます。
少し上乗せするくらいの気持ちでいきましょう。サロンもわざわざ以前の給料を調べたりしません。
転職で美容師としての年収が上がった先輩の声
私は以前のサロンでスタイリストになったにも関わらず給料が1万円ほどしか上がりませんでした。
求人広告を見て、今の収入より上がりそうなサロンを選んで応募しました。
応募したサロンで面接をして採用され実際に収入はあがりました。そこから私もやりがいを感じはじめて意欲的になることが出来て今では数多くのお客様がリピート、ご指名してくれるようになりました。お金が全てではないですが、お金がやる気につながることは確かです。今の給料で満足していないのであれば、転職を考えてみて欲しいなと思います。(美容師歴5年/28歳)
2年もアシスタントをしてまだ先輩もアシスタント。なかなか先が見えない職場だったので思い切って転職を考えることにしました。
アシスタントなので他のサロンでも収入アップは見込んでいませんでした。新しい勤務先も決まりアシスタントとして一から頑張るつもりで勤めていたのですが「あなたなんでスタイリストさせてもらえなかったのかわからない」と言われカットをさせてもらえるようになり1年もしない間にJrスタイリストに昇格。無事収入も上がりました。
お店によってこんなに差があるんだとびっくりしました。今の状況に不満を覚えているならアシスタントであっても転職してみるのもありです。(美容師歴4年/25歳)
美容師の転職におすすめの求人サイト
美容師としての給料を転職で上げたい方。美容師の転職を考えている方にぴったりの求人サイトをご紹介していきます。
美プロ
プロは有名な美容専門求人サイトです。
毎日4000件以上の求人を掲載しているので、あなたの希望に沿うサロンが見つかりやすいことが特徴です。
またサイトも使いやすいのでおすすめです、トップページにアクセスし「希望勤務地」と「職種」を選ぶだけで求人一覧が出てきます。
また細かく検索条件を指定できるので、収入の高いサロンがすぐ見つかりますよ♪登録も無料ですので是非一度使ってみてください。
美プロの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
リジョブ
リジョブも美プロと同じく美容業界では有名な求人サイトです。
なんといってもサイトが見やすいです。求人一覧のページでは月収や時給が一目見てわかるようになっているので、希望のサロンが探しやすいです。
都内で調べると1400件以上の求人が見つかりました。
リジョブはサイトでも求人を見ることが出来ますがアプリも配信されています!是非活用していきましょう。
リジョブの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
まとめ
「今のサロンでの業務に不満を感じる」「今の収入ではこの先不安」と悩んでいるあなた。
思い切って転職を考えてみてはいかがでしょうか?
転職によって、やりがいが生まれた!生活が楽になり心に余裕が出てきた!という声もききます。
ヘアサロンは、山ほどの数があり資格をもったあなたなら、条件の良いサロンへの転職が出来ますよ♪
あなたにとって良い方向に向かっていけることを祈っています。がんばりましょう。