美容師としてヘアサロンに努めていると、どうしても自分にサロンの雰囲気が合わない。
客層と合わない。というときありませんか?
実は、そう感じている美容師は、数多くいます。
そんな状況になったら、違うサロンに転職がしたいと思ってしまいますよね。
今回は、美容師の転職で面接の時にヘアサロン側に好印象を与えることが出来る上手な伝え方をご紹介していきたいと思います。
あなたのカラーにあったサロンを見つけて働きやすい環境を自分で見つけていきましょう。
そうすれば、もっとあなたは美容師としての仕事にやりがいを感じるようになりますよ♪
この記事を参考に是非、転職を成功させてください。
目次
美容師は転職回数が多いと不利?
一般的に考えて、転職が多い。前職での期間が短い。というのは、面接先で良い印象がない。と思っている方もいらっしゃいます。
しかし、美容業界は特に、サロンによってカラーが異なるため、初めて務めたサロンが自分に合っている場合はなかなかありません。
なので、美容師の職種は、他の職業に比べて転職する方が多いのです。
ヘアサロン側もある程度、転職に関して理解があります。なので、不利になるということは、ほとんどないので安心してくださいね。
サロン側も、転職回数を一番重視している。というところは、まずありません。
自分とのカラーや雰囲気に合わないサロンに無理をして続けるよりも、色々なサロンを経験して自分に合った働きやすいサロンを見つけていきましょう。
美容師の面接で気を付けることは?
次の働くサロンは、出来れば失敗したくないですよね。
いくら転職の多い業界だと言っても、また一からお店の業務を覚えるのは少なからずストレスになってしまうものです。
では、面接に行くサロンを見つけるために気を付けたいことを簡単にみていきましょう。
求人サイトで良いなと思ったサロンには足を運んでみる
まず、次のヘアサロンで転職を失敗しないためには、まず求人サイトで目ぼしいヘアサロンを見つけて、足を運ぶことです。
お客として入ってみてもいいですし、事前に電話をして見学させてもらうのもおすすめです。
実際の雰囲気をわからずに、面接を受けてそのまま採用になってしまうと、流れに流されてまた同じことの繰り返しをしてしまう場合があります。
給料だけで決めない
給料が高いだけで、ヘアサロンを決めてはいけません。
どうせなら高いお給料を貰いたいというのは、わかります。
ですが給料が高いところは高いなりに理由があります。
拘束時間が長い。人気店で激務だ。という理由です。
それを、あなたが希望しているなら別ですが、無理はしたくない。
自分の時間も確保したい。というなら給料だけで選ばず、お店の配慮や福利厚生、業務内容などもしっかりと把握するようにしましょう。
履歴書はなるべく埋める
履歴書を適当に書いてしまう方もいらっしゃいますが、履歴書はサロンにとって重要な判断材料になります。
資格欄には嘘は書けませんが自己PRや志望動機はかならず埋めていきましょう。
転職理由は事前に考えていく
その場でなんとかなるだろうと面接を受けると、つい口が滑ってしまい失言をしてしまう場合があります。
失言を避けるためには、事前に質問される内容を想定して発言を考えておく必要があります。
これをするかしないかで、面接が成功するか否かが分かれます。
事前準備はしっかり行っていきましょう。
美容師の転職で面接を成功させるポイント
では美容師の転職の際、面接で成功するには、まずどのような点に気をつけなければいけないのでしょうか?
また、どういった事を気をつければ、ヘアサロンに好印象を与えることが出来るのでしょうか?ひとつひとつ見ていきましょう。
前のサロンの悪口を言わないようにする
まず、ひとつ気をつけたいことは「前のサロン」もしくは「現サロン」の悪口は言わないように徹底しましょう。
今のサロンに対して腑に落ちないことがあったとしても、面接を受けるヘアサロンに共感を得ようとしてはいけません。
逆に勤めていたサロンの悪口を言うのはマイナスです。「この人は、文句ばかりで、私たちの店に来たら悪影響になってしまうかもしれないな」と思われてしまうのです。
悪口ではなく「成長できた場所だった」「美容師として自分を見つめ直すことのできた場所だった」という風に濁しながら伝えると好印象です。
サロンのカラーに合った服装、メイクをする
面接を行く際には、面接先のヘアサロンのカラーに合った服装やメイクをしていきましょう。
お店の内装に合うようなイメージで行くことがポイント。
白を基調としたお店であれば、ナチュラルな白シャツに、濃すぎないメイクで行ってみたり、真逆に黒を基調としたお店なら、少し濃いメイクで行ってみるなど、お店のカラーや客層に合わせて行くとヘアサロン側からは好印象です。
そういうことも含めて事前のヘアサロンリサーチは大切なのです。
人と接することが好きだとアピールする
美容師はお客様と1対1で接しなければいけない職業です。
なので、面接のときから接客が得意。もしくは、お客様と会話するのが楽しいということをアピールしましょう。
「前のサロンでもお客様と沢山接してきて、自分も知識が増え沢山成長出来ました」と言うと、かなり好印象なので、是非活用してみてくださいね。
サロン側に好印象を与える転職理由や上手な伝え方とは?
美容師の面接に限らず転職理由を聞かれることがほとんどです。
この転職理由を上手く伝えることができるかどうかで、採用になるか否かが分かれるといっても過言ではありません。
転職希望先のヘアサロンに好印象を与えるためにはどうしたらいいのでしょうか?みていきましょう。
自分がもっと成長するための転職とアピール
決して「前のサロンでは自分が成長できないと感じた」なんて言うことはやめましょう。
はっきり言って馬鹿正直に伝えても面接はうまくいきません。
多少なりとも好印象になるように、お店側が「この方と働きたい!」と思ってもらえるように意識して面接を受けなくてはいけません。
なので転職理由を聞かれた場合は「前のお店でも沢山成長させて頂いたのですが、他のお店で働いてさらに、美容師としてステップアップしたいと思ったからです」と言うとかなり好印象を与えることができます。
この人は、向上心がある。お店を盛り上げてくれそう。教えがいがある。と思ってもらえるような言葉を選びながら面接を受けましょう。
一度体験してこのお店で学びたいと思ったとアピール
上記でもお話しした通り、面接を受けたい。
働きたいと思ったお店には一度足を運ぶと面接でも他の方との差別化が図れます。
「一度、お店で施術をして頂いて、とても接客もよくて技術も丁寧な方が多いという印象をうけて、私もこのサロンに働いてステップアップしたいと思いました」と伝えましょう。
お店側も、「わざわざ来てくれて実際にお店を体験してくれたんだ」というだけで、好印象なのに、更に学びたいという意識があり向上心がある方はお店側にとってはかなり必要な存在なのです。
とにかく「この転職はステップアップのためなんだ!」ということを全面的にアピールしていきましょう!そうすれば、きっと店から高評価をもらえますよ♪
美容師で転職をした先輩からのアドバイス
美容師の転職で成功した先輩は面接でどのような転職理由を伝えたのでしょうか。
先輩の例も参考にして転職をあなたも成功させましょう。
私は、最初に働いたお店で、どうも自分のカラーとお店のカラー。客層などが合わずに悩んでいて違うお店に転職をしようと決意しました。
美容専門の求人サイトで自分の条件に合ったサロンを何件か選び、見学をさせてもらいました。
そして見学をしてから更に働きたいと思ったお店を絞り面接を受けました。
私が面接を行った時に気を付けたことは、
- 前のサロンの愚痴や悪口は言わない
- 見学して、どうしても働きたいと思ったことを伝える
- ステップアップ出来る場だと感じたと伝えるように事前に回答を用意
この3つを気をつけて実践しました。
面接に行ったのは3つのお店でしたが、ありがたいことに3つのお店共に採用のご連絡を頂きました。
その中でも給料面と勤務時間のバランスが良いと思ったサロンで働くことになりました。
面接に仕方によっては自分でお店を選べることができるんだと実感しました。
とにかく面接ではプラス思考。向上心をアピールすることをおすすめします。
美容師の転職におすすめの転職サイト
美容師の転職におすすめなのは美容業界に特化した転職サイトを利用しましょう。
そのなかでも、おすすめの2つのサイトをご紹介します。
リジョブ
リジョブは美容業界専門求人サイトです。
なんといってもサイトの見やすさがピカイチです。登録は無料なので、求人サイトにまよったら、まずリジョブに登録しましょう♪
トップページから希望勤務地と職種を選べばすぐ希望の求人一覧を見ることができます。もちろん細かく希望の条件を設定できますよ。
リジョブの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
美プロ
美プロも美容特化求人サイトです。
美プロの強みは掲載求人が多いことです。
いつみても4000件以上の求人が掲載されているのでマイナーなお店も見つけることが出来ます。
オールジャンルの求人サイトでなかなか思うような求人を見つけることが出来ない場合は、美プロなら見つかるかもしれませんよ♪
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まとめ
美容師の転職での面接でサロン側に好印象を与えるための上手な伝え方をご紹介しました。
これから長く働いていくサロンなので、履歴書から面接までしっかり丁寧に対応していきましょう。
あなたの転職が上手くいくように、祈っています。頑張ってくださいね。