「就活をはじめたいけどやり方が分からない」
「中退理由って面接で何て言えば印象が悪くならない?」
「ビジネスマナーやビジネス用語ってどこで学んだらいいの?」
などなど、大学を中退したあとの就活は分からないことだらけです。
大学の支援を受けられないため、企業情報を得ることも難しく、どの企業に応募したらいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
この記事では、スムーズな就活を実現させるためのスマホアプリを紹介しています。
今は就活も情報が大切!より効率的に内定がもらえるための方法をご覧下さい。
目次
大学中退後はすぐに就活をすべきな3つの理由
大学を中退した後は、「アルバイトに必死になる」「親のスネをかじってニートになる」「放浪の旅にでる」というようなことは辞めて、すぐに就活を始めましょう。
「せっかく中退したんだから、1年くらいは遊んで暮らしたい」と考えているのであれば、それは大変危険な選択です。その理由を3つ紹介します。
企業は何もしていない期間を嫌う
就職活動に必要なアイテムといえば「履歴書」です。あなたが何年にどの大学へ入って、何年に中退したかが明記されています。
中退してから2年、3年という空白期間があれば、面接官はどう捉えるでしょう?
「どうしてこれまで就活をしなかったのか?」
「生活費はどうしていたのか?」
「将来のことを真剣に考えていないのでは?」
そう思われても仕方がないかもしれません。
企業には毎日必死になって働いている人がたくさんいます。面接官もその中のひとりでしょう。
そんな状況で何ヶ月、何年も仕事をしていなかったあなたを、企業は好きになれません。
ですので、1ヶ月でも早く就活をスタートさせて、空白期間を短く終わらせましょう。
就活までの期間が空くとやる気がなくなる
正社員として就職しなくても、若ければいくらでもバイト先があり、シフト次第では正社員と変わらない給料がもらえます。
そうなると、リクルートスーツを着て面接に行くこと自体が、自然と億劫になってしまいます。
学生であれば周りの友人も一斉に就活をスタートさせるため、自然と拍車がかかります。
しかしひとりでの就活は、周りからいい影響をもらえる機会も少なく、時間が経つほどにやる気もなくなってくる結果に。
期間を置かずにスタートさせるためには、いつまでに履歴書を書く、最低何社は応募するなど、自分に課題を用意することが大切です。
年齢が上がれば就職先を見つけるのが難しくなる
年齢が高くなればなるほど、就職することは困難になります。
その理由は、未経験で応募できる仕事が限られてくるためです。
20代前半であれば、経験がなくてもポテンシャル採用というメリットがありますが、30歳を過ぎるとこれまでの社会経験が問われます。
同級生が着実に成長していくなか、アルバイトやニートとしてやってきた人は、「責任感がない」「仕事への意欲がない」と判断されてしまうのです。
現在フリーターやニートでも、20代であれば好条件の企業へ就職できるチャンスは大いにあります。
「就活ってどうしたらいいの?」という人に、時間や労力を使わずに簡単に就職先を見つけられる方法を紹介します。
アプリを活用して効率よく就職先を見つけよう
就活に大切なものは、やる気や学歴よりも「情報」です。就職の失敗に多いのが、情報不足と言われています。
ここでは、効率的に自分にあった職場を見つけるための就活アプリを紹介していきます。
大学中退後に就活で活用できる求人検索アプリ4選
リクナビNEXT
2018年12月の調査で「転職アプリ利用者数No. 1」に輝いたリクナビNEXT。
操作が簡単で、空いた時間や移動中にさくっと登録できます。
アプリをダウンロードすると、自分の希望などを入力する画面へ移行。
職種などの希望条件を選んでいくと、希望に近いお仕事が表示されます。
プッシュ通知機能を使えば、自分の条件にあった新着の求人をお知らせしてくれるため、応募するチャンスがつかめます。
またレジュメを登録しておくことで、企業からのオファーを受けることも可能。
アルバイトで得られたスキルや経験を細かく入力しておきましょう。
doda
10万人が利用している、大手転職エージェント「doda」の転職アプリ。自分の希望条件を登録しておくと、キャリアアドバイザーからオススメの求人を紹介してもらえます。
公開求人だけでも6万件以上あり、専門職のお仕事や、ブルーカラーといわれる肉体労働系のお仕事まで幅広く取り扱っていますのが特徴です。
メーカーやIT業界に強く、未経験歓迎の案件もたくさん揃っていますので、多くの大学中退者も利用しています。
エン転職
人材紹介サービスや求人メディアを取り扱っているエン・ジャパン。登録いている会員は、34歳以下が70%近くを占めるため、未経験OKの仕事も豊富。大学中退者向けの就職支援にも熱心です。
アプリにはカレンダー機能が付いていて、面接予定日や面接可能日の設定ができます。
事前に設定しておくことで、面接の日程をスムーズに進めることが可能です。
ただし関東圏の求人に強いという特徴があり、それ以外の地域は案件が少ないというデメリットが。関東エリアで仕事を探している人にぴったりの求人アプリです。
はたらいく
地元に密着した就職サイトの「はたらいく」は、従業員50名以下の企業が7割近くを占めています。
そのため「地元で就職したい」「未経験から挑戦したい」「学歴不問の仕事を見つけたい」という人にぴったりの求人アプリです。
はたらいくのアプリを活用するメリットは、仕事の厳しい面もきちんと公開しているところです。
「ここは覚悟しておくこと!」という、できれば企業が隠しておきたい部分も赤裸々に出すことで、就職後のミスマッチが防げます。
「いいな」と思った企業はどんどんキープリストに入れておいて、厳選して応募するかどうかを決められるのも使いやすい秘訣です。
大学中退後に就活に活用できる情報アプリ3選
企業の口コミが見れる!就活会議
「企業の口コミを知りたい!」という人にオススメなのが「就活会議」アプリです。
就活生の3人に1人が活用していると言われていて、企業の選考状況や面接でされる質問内容など、生の声をチェックできます。
社員や退職した先輩たちのリアルタイムな口コミも掲載されていて、「給与水準」や「仕事のやりがい」など5項目をレーダーチャートで表した、企業の総合評価を知ることができます。
会社説明会や企業のホームページでは得られない、就活生が感じた内情が満載です。
時事問題を把握!Newspicks
国内外の問題をまとめ読みしたい人にオススメのアプリです。
「経済を、もっとおもしろく。」をモットーに掲げているメディアで、このアプリひとつで世界90カ国以上の経済の動きを網羅できます。
各業界の著名人らが書いたコメントも必見。またニュースをシェアすることで、他のユーザーと情報を共有することも可能です。会員数はおよそ470万人にも及びます。
ビジネス用語問題集
社会人になる上で知っておきたいビジネスマナーやビジネス用語を、簡単に習得したいという人にオススメのアプリです。
「挨拶」「勤務・賃金」「職場生活」など、シュチュエーションに応じた基礎知識が学べます。
問題がクイズ形式になっていて、ゲーム感覚でビジネス用語を習得できる仕組みです。
アプリと一緒に併用!就職サイト3選
求人紹介に強み!ハタラクティブ
大学中退者や20代のフリーターをターゲットにした就職サイト。
内定率は80%を超えており、これまでのカウンセリング実績は6万人にも及びます。対応エリアは、東京・神奈川・埼玉・愛知・大阪・福岡の7エリアです。
しっかりとカウンセリングをした上で、希望にあった仕事を紹介してくれ、面接対策や自己アピールのポイントも丁寧に指導。
自分にあった職業が分からない人には、どんな仕事が向いているのか、過去の経験を聞きながら一緒に考えてくれます。
研修受講可能!JAIC
20代限定の就職エージェントで、社会人経験がない大学中退者や既卒に特化したサービスを提供しています。
ビジネスマナーや面接マナーなどが学べて、書類選考なしで面接を受けられるのが特徴です。
未経験OKの仕事が揃っているので、大学中退であっても選択肢が豊富。
ジェイックの利用者は7割が正社員未経験で、企業側も経験値よりも「人柄を重視した採用基準」を重要視しています。
ジェイックでは約20社が参加して行う「面接会」を開催しています。
2人1組で各ブースをまわり、興味を持ってもらえれば個別面接へ進む流れです。
1日で20社の面接が効率的に受けられ、数をこなすことで緊張せずに普段の自分をアピールできるでしょう。
就職成功率も81%と高く、厚生労働省委託事業の「職業紹介優良事業者」と認定されているため、安心して申し込めます。
大手の運営で安心!就職Shop
人材サービス大手のリクルートが運営する就職支援サービスで、フリーターや大学中退者、第二新卒をターゲットに正社員への就職をサポートしています。
紹介できる企業数は8,000社以上で、中小企業を中心にさまざまな業種を用意。就職成功者の4人に3人は、正社員経験がない20代ばかりです。
オススメしたい理由のひとつが、「直接取材した企業のみを紹介している」という点で、営業が会社の様子やそこで働く人たちを目にしているため、ブラック企業を事前に排除できます。「入社してみたらブラック企業だった」という心配もありません。
大学中退後もアプリを活用して就職先を見つけよう
就職活動は、アプリでサクサクと応募できる時代になりました。
最新のアプリを駆使して情報を掴み、チャンスを掴みましょう。
面接前には、社会人としてのマナーや知識を身につけておくことも大切に。
就活がうまくいかない人や、中退理由を聞かれて返答に困っている人は、就職サイトを利用して自分の弱点を克服しましょう。
ここで紹介した就職サイトは、すべて無料で利用できます。アドバイザーとの相性もありますので、登録は最低でも2社以上がオススメです。