e-doctorは医師の転職をサポートするサイトとしてしばしば着目されています。
医師にとって転職は自分のキャリアを培うための重要な方法ですが、e-doctorにサポートしてもらうのにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
e-doctorの求人の特徴を理解すると、向いている人も向いていない人もいることがわかります。
自分が求職活動をする上で役に立つサイトだとわかったら登録してうまく活用しましょう。
目次
一目で分かるe-doctorの評判
サポートは手厚い? | ◎ |
---|---|
相談はしやすい? | ◎ |
嘘はつかない? | ◎ |
第二新卒でも使いやすい? | 〇 |
対応は丁寧? | ◎ |
色んな職種に転職できる? | ◎ |
求人量は多い? | △ |
たくさんの求人は紹介してもらえる? | △ |
サイトは利用しやすい? | △ |
在籍中でも利用しやすい? | ◎ |
電話連絡はしつこくない? | △ |
e-doctorの運営会社はどんな会社?
e-doctorを運営しているのは株式会社リンクスタッフです。
リンクスタッフは1992年に創立してからずっと医療業界における人材紹介事業を中心にした事業を展開してきています。
そして、現在に至るまでリンクスタッフでは様々な場を経験した医師や医療及び介護に関わる人たちを広くサポートするように事業拡大を行ってきました。
e-doctorの他にも医師専門のアルバイト情報サイトのe-hijokin、産業医への転職をサポートするe-産業医などを運営している他、海外臨床研修を受けるのをサポートする事業も展開しています。
歯科医師や看護師、介護職員の転職支援も行い、医療機関向けのWebサイト構築も行うなど事業は手広くなってきているのが原状です。
リンクスタッフは東京都港区赤坂に東京本社、大阪府大阪市中央区に大阪本社がありますが、この他にも名古屋、札幌、福岡に支社を持ち、上海にすら進出しています。
全国をカバーするだけでなくアジアにも規模を拡大する方向で急速な企業成長を遂げているのがリンクスタッフの特徴です。
e-doctorのメリット
- 定期非常勤やスポットの求人が豊富
- コンサルタントによるサポートが総合的でスピーディー
- 交渉力が高いコンサルタントが多い
定期非常勤やスポットの求人が豊富
e-doctorの求人の特徴として常勤求人以外にも定期非常勤求人、アルバイト・スポット求人、健診求人のサイトを用意している点が挙げられます。
それぞれについて独立して検索することが可能であり、検索しやすいようにシステムも個々に考案されているのが魅力です。
特に定期非常勤求人やアルバイト・スポット求人、健診求人については2,000〜4,000件程度を常に確保していて、業界でも求人数が多めになっています。
その中でも健診に特化した求人は少ないサイトが多いので、健診でうまく働いて稼いでいきたいという人にはメリットが大きい転職サイトです。
コンサルタントによるサポートが総合的でスピーディー
e-doctorではコンサルタントの教育に力を入れていて充実したサポートを受けられます。
トータルでのサポートを行うのを基本にしていて、申し込みをして最初のコンサルティングを受けるところから、求人紹介を経て応募する段階、さらには面接を受けて入職するに至るまで常にコンサルタントによるフォローを受けることが可能です。
入職の際にも初日には同行してくれて職場に紹介してもらうことができ、さらに仕事をしていて問題が発生したときには相談できる仕組みになっています。
また、対応がスピーディーであることにも定評があり、コンサルタントに問い合わせをするとすぐに回答が返ってくるのが魅力です。
実績として登録当日に面接設定をしたということも挙げられているので、とにかくスピード重視で転職したい人にとっては有用なサポートを受けられるでしょう。
交渉力が高いコンサルタントが多い
オーダーメイド求人を提供する転職サイトとして銘打っているのもe-doctorの魅力です。
e-doctorのコンサルタントは交渉に関するトレーニングを積んできているため、うまく病院などと交渉をしてより良い待遇を作り上げるのに長けています。
希望を具体的に伝えれば、その通りの待遇を取り付けてきてくれると期待できる点でメリットがあるサイトなのです。
e-doctorのデメリット
- 常勤医師の公開求人は少なめ
- 非公開求人が7割を占めている
- 転職に対するプレッシャーが大きい
常勤医師の公開求人は少なめ
定期非常勤や健診などの求人に力を入れている一方、e-doctorでは常勤医師の公開求人が少なめになっているのがデメリットです。
10,000件程度は求人を持っている転職サイトが多いにもかかわらず、e-doctorにはその半分程度しかありません。
全国をカバーしている医師専門の転職サイトということを考慮すると、地域によっては常勤の仕事があまり見つからない可能性があります。
非公開求人が7割を占めている
非公開求人が多いのはe-doctorの特色であり、たとえ公開求人では良いものが見つからなかったとしてもコンサルタントに相談すれば良い条件のものが見つかる可能性があります。
しかし、7割が非公開求人と明示されていて、わずかな量の求人しか自分では詳細を確認できないのがデメリットです。
登録してコンサルタントに求人を紹介してもらったからといって必ずしも理想の条件のものが見つかるとは限りません。
自分自身が有効に利用できるサイトかどうかは考えてみなければならないのです。
転職に対するプレッシャーが大きい
スピーディーな対応をしてくれるのはe-doctorのメリットでもありますが、考え方によってはデメリットにもなります。
メールや電話での対応が早いことによって転職を急かされているイメージを持ってしまうことは否めません。
転職をしないという選択肢を考えたときにも断りづらくなってしまう可能性があります。
スピードを重視しているe-doctorはプレッシャーに弱い人にはあまり向かない転職サイトなのです。
e-doctorはどんな人に向いている?
e-doctorで転職するのに向いている人はスピーディーでストレスの少ないサポートを受けて転職したいという医師です。
細かな部分まで行き届いたサポートを迅速に行ってくれることで定評があります。
求人は非公開のものが多いのでコンサルタントベースで転職を行うのが基本になりますが、困ったことがあったらすぐに対応してくれるので安心です。
求人は一通りカバーされていて待遇の良いものも豊富にあることから、サポートを重視して転職活動をしたい人であれば候補にすると良い転職サイトでしょう。
自分のペースは守りにくい場合もあるので気をつけなければなりません。
また歯科医の転職では、特化型の転職サービスもおすすめしています。こちらの記事でおすすめの転職サービスを紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。
e-doctorで転職するまでの流れ
e-doctorで転職をするときには登録してコンサルタントと相談しながら求人を探すのが基本です。
まずはエントリーをして自分の基本情報を伝えてコンサルティングを受けることになります。
オンラインフォームで自分の専門科目や卒業大学、希望する勤務地域や勤務形態などを入力するだけで簡単に登録が可能です。
その情報に基いて専任のコンサルタントが決まって連絡が来ます。
自分の希望する条件や将来に考えているキャリアなどを話すことで、適切な求人を紹介してもらえるようにするのがこの段階です。
興味のある求人が見つかったらコンサルタントと相談をして求人の条件についてさらに交渉をしてもらって理想に近づけていきます。
そして、条件が決まった段階で求人に応募し、面接を受けて採用してもらえたら転職は完了です。
面接の際には細かな指導をしてもらうことができるため、特に心配する必要はありません。
入職や退職の手続きについてもフォローしてもらえるので不安を抱くことなく次の職場で働き始めることができます。
e-doctorの口コミ一覧
年齢 | 39歳 |
---|---|
性別 | 男性 |
前職 | 総合病院 |
転職前の年収 | 1200万円 |
転職後の職種 | クリニック |
転職後の年収 | 1500万円 |
転職理由 | 地域密着で働ける場所を探したかった |
年齢 | 31歳 |
---|---|
性別 | 女性 |
前職 | 一般病院(常勤) |
転職前の年収 | 800万円 |
転職後の職種 | 一般病院(非常勤) |
転職後の年収 | 700万円 |
転職理由 | ワークライフバランスを重視したかった |
年齢 | 35歳 |
---|---|
性別 | 女性 |
前職 | 専業主婦 |
転職前の年収 | 0万円 |
転職後の職種 | 健診 |
転職後の年収 | 700万円 |
転職理由 | 離職したけれど働ける範囲で働きたくなった |