営業職はノルマが決められていたり成果で給与が決まることもあるため、ストレスを感じて「経理へ転職したいな」と思っている方は多いのではないでしょうか?
この記事では営業職から経理へ転職する方法とポイントを解説します。
営業職から経理へ転職する際に利用すべき転職エージェントもご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
営業職から経理へ転職することは難しい?
経理の転職市場では経験者が優遇されることがあり、「営業職から経理へ転職することは難しいのかな?」と悩まれる方が多いと思いますが、未経験でも転職することは可能です。
ただし、転職することが簡単なわけではありません。
営業職から経理への転職では、転職先が決まるまで時間がかかってしまう可能性もあります。
そのため営業職から経理へ転職することは可能ですが、簡単ではないと認識しておくことが大切です。
経理になるのは難しい?経理への転職が難しいといわれるワケは?
営業職から経理へ転職する方法
転職経験がない方の場合は、営業職から経理へ転職する方法がわからないと思います。
営業職から経理へ転職する方法は「求人」「紹介」「社内異動」の大きく3つに分けられます。
3つの転職方法について詳しく解説していきます。
求人を探して応募する
1つ目が「求人を探して応募する」方法です。
営業職から経理へ転職する方法としては最もスタンダードで、スムーズに転職しやすいです。
求人は転職サイトから探すことが可能で応募まで完了します。
転職サイトは求人検索から応募まで全て無料で利用できるため、営業職から経理へ転職する方法としてはおすすめです。
営業職から経理へ転職する際におすすめの転職サイトは下記の通りです。
上記の転職サイトは求人数が多いため、経理の求人も多く取り扱っています。
取引先や知人の紹介で転職する
2つ目が「取引先や知人の紹介で転職する」方法です。
営業職として働いていると、さまざまな社会人と関係を築くと思います。
その中で「経理で働いてくれる人材を探している」という相談を受けることがあり、求人に応募するのではなく紹介という流れで転職できることもあります。
また「経理で働きたい」という相談をしていると、誘いを受けることもあります。
さらに「リファラル採用」という知人からの紹介で、経理に転職することも可能です。
従来の転職方法とは異なりますが、紹介で経理に転職できることもあります。
社内異動で経理に転職する
3つ目が「社内異動で経理に転職する」方法です。
営業職として働いている企業には、必ず「経理」があると思います。
そのため営業職から経理へ社内異動することで、転職することが可能です。
ただし、社内異動はそう簡単にできるものではありません。
また勤めている企業で経理に空きが出ないと異動はできません。
営業職から経理へ社内異動で転職することは可能ですが、一向に転職できない可能性もあります。
未経験でも経理になれる?転職を成功させるポイントと経理の魅力について
営業職から経理への転職を成功させる6つのポイント
上記でもお伝えしたように営業職から経理へ転職することは決して簡単なことではないため、いくつかポイントをおさえて転職することが大切です。
そこで営業職から経理への転職を成功させるポイントを6つご紹介するので、参考にしてみてください。
経理について理解する
1つ目が「経理について理解する」ということです。
営業職から経理への転職を成功させるためには、「経理」という仕事について理解することが大切です。
理解することで求められるスキルや採用されやすい人物像を把握できて、営業職から経理へ転職しやすくなります。
また理解している状態で転職するため、転職後に後悔することはないです。
転職の経験がない方は転職する職種ではなく「企業」について理解を深めようとすることが多いため、まずは経理という仕事を理解するようにしてください。
経理で活かせる「資格」を取得する
2つ目が「資格を取得する」ということです。
経理の経験がある場合は自分のスキルを経験や実績からアピールすることができるのですが、未経験の場合はアピールできません。
そのため資格を取得して自分のスキルをアピールすることが大切です。
資格は習得しているスキルを簡単に証明できるもので、どんな人事からも平等な評価を受けられます。
そして資格を取得していることで、自信を持って転職できると思います。
営業職から経理へ転職する際におすすめの資格は下記の通りです。
- 日商簿記
- 公認会計士
- FASS検定
- 給与計算検定
- ビジネス会計検定 など
受験資格などは定められていないため、営業職で働きながらでも取得可能です。
営業職で「数字」を意識した経験・実績をアピールする
3つ目が「数字を意識した経験・実績をアピールする」ということです。
経理は会社経営において大切な利益や資産を生み出すためにお金の管理をする仕事で、数字と向き合うことが多いです。
そのため営業職時代に数字を意識した経験や実績があると、経理へ転職しやすいです。
例えば、「目標の契約数を達成するために、訪問回数を1.5倍に増やした」という経験があれば、「数字を意識して仕事ができる人」という印象を与えられます。
その他にも数字を意識して経験や実績があれば、面接で積極的にアピールすることが大切です。
ポジティブな転職理由を伝える
4つ目が「ポジティブな転職理由を伝える」ということです。
営業職から経理への転職が失敗する方は、「営業のノルマがしんどくて経理への転職を希望しました」などネガティブな転職理由を伝えます。
ネガティブな転職理由は人事の方に悪い印象を与えるので、「営業職で培った経験を活かしたくて経理への転職を希望しました」とポジティブな転職理由を伝えることが大切です。
転職理由は人それぞれだと思うので、伝え方を工夫するようにしてください。
企業に対する想いを中心にアピールする
5つ目が「企業に対する想いをアピールする」ということです。
営業職から経理へ転職される方の多くが「経理で働きたい」「経理でキャリアアップしたい」など経理への想いばかりをアピールしてしまいます。
経理への想いをアピールすることも大切なのですが、まずは企業への想いをアピールすることが大切です。
経理への想いをアピールしてしまうと、「他の企業でも良い」と判断されてしまい、転職は成功しません。
営業職から経理へ転職する際は、企業に対する想いを中心にアピールしてください。
転職エージェントを活用する
6つ目が「転職エージェントを活用する」ということです。
転職エージェントとは、キャリアアドバイザー(転職のプロ)が無料で転職に関することを幅広くサポートしてくれるサービスです。
具体的には求人の紹介や面接の対策などです。
また転職エージェントによっては、給与や条件の交渉もしてくれます。
さらに働きながら経理への転職を目指すことも可能です。
転職エージェントでは手厚いサポートを受けられるため、営業職から経理へ転職できる可能性も高まります。
経理におすすめ転職サイト・エージェントランキング【2021年】
営業職から経理へ転職する際におすすめの転職エージェント
転職エージェントは総合型のものから業界に特化したものまでさまざまあるため、「どのサービスが良いんだろう?」と悩まれることが多いと思います。
そこで営業職から経理へ転職する際におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
転職エージェントは併用して利用しても問題ないので、気になるものがあれば登録してみてください。
doda
dodaは業界最大級の転職支援サイトで、転職サイトと転職エージェントのサービスが1つになっています。
両方のサービスを受けられることもあり、dodaの登録者数は550万人を超えています。
さらにdodaには「スカウトサービス」があります。
スカウトサービスとは求人を掲載している企業側からアプローチをしてくれるサービスで、自分から行動しなくても経理へ転職できる可能性があります。
そしてdodaでは経理の求人を約3,000件取り扱っているため、希望に近いものを探し出せると思います。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは大手人材会社マイナビグループが運営している総合型の転職エージェントです。
20代から人気のある転職エージェントで、35歳までの登録者が多い傾向があります。
そんなマイナビエージェントには各業界に精通しているキャリアアドバイザーが在籍しているため、質の良いサポートを受けられます。
経理の求人は約1,000件取り扱っていて、35歳までの方にはマイナビエージェントがおすすめです。
パソナキャリア
パソナキャリアは総合型の転職エージェントになるのですが、「経理・人事」に特化した転職エージェントも運営しています。
「管理部門専門転職サポートサービス」というサービス名で、経理・人事の転職に特化したキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
また特化していることで他の転職エージェントでは取り扱っていない、独占求人も多いです。
パソナキャリアでは約1,200件の求人を取り扱っていて、特化している転職エージェントを希望される方にはおすすめです。
ポイントをおさえて営業職から経理へ転職しよう
この記事では営業職から経理へ転職することについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
経理は経験者が優遇されることが多いですが、未経験でも転職することは可能です。
営業職から経理へ転職できる可能性を少しでも高めるためには、上記でお伝えした6つのポイントを意識することが大切です。
そして転職エージェントを活用して、営業職から経理への転職を目指してみてください。