IT業界は常に新しい技術が生まれる業界。
その中で働いているエンジニアのみなさんは「エンジニアはスキルのために常に勉強をするべきだ」と言われてはいませんか?
正直、勉強は面倒くさいものですよね。
ましてや仕事をしながら勉強時間を確保するなんで無理、忙しくて勉強できない!
そう考えるのも無理はありません。
ですが、時間の使い方や効率的な勉強方法を実践すれば、働きながらでも勉強し、スキルを身に付けることができるのです!
そして日々勉強して得た知識は、自分のキャリアアップや転職に役立ちます!
この記事では忙しいエンジニアのみなさんのために、働きながらでも勉強できるような時間の取り方や効率的な勉強方法についてお伝えします。
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目次
エンジニアは日々勉強が必要
エンジニアの働くIT業界は、AIやオートメーション化の影響を受けて今一番成長している業界の一つです。
そんな中で、エンジニアには「業務時間以外にも日々勉強すること」が求められています。
ではなぜエンジニアは日々勉強しなければならないのか、勉強する内容や勉強しなかったらどうなるのかについて紹介します。
技術進化のスピードが速い
エンジニアが勉強しなければならない理由、それはIT業界の技術の進化のスピードが速いからです。
前述した通り、IT業界の成長速度は他の業界と比較してみても群を抜いています。
業界が成長していくにつれて、技術も常に新しいものに移り変わっていきます。
そんな中で、従来の技術知識のみでは仕事がうまく運ばなくなってしまいます。
そのため、エンジニアには日々勉強をすることが求められるのです。
勿論業務時間内でも知識をシェアしてくれますが、それだけでは運用するのに十分な知識を身に付けることができません。
業務時間以外で知識を身に付けるための努力が必要になるのです。
会社で勉強を強制されるわけではない
日々勉強することが求められているとはいえ、会社側から強制されることはほとんどありません。
会社側としては社員が「自主的に学習する」ことを求めているからです。
社内勉強会や講習会は開いてくれるところもありますが、よほどの天才でない限りたった一回の勉強会で覚えることは難しいでしょう。
新しいスキルばかりではなく今までのスキルの勉強もする
業界の成長に合わせて、新しいスキルや技術が求められるとお伝えしましたが、今まで使ってきたスキルも復習しなければなりません。
新しい技術やスキルは、今までの技術から派生して生まれたものであることが多く、今までの技術やスキルがすぐに使えなくなるとは一概には言えません。
また、今まで学んできたことを常に仕事で運用するとは限りません。
人は使わない知識は忘れてしまう生き物です。
今までの技術や知識を忘れないように復習するためにも日々の勉強が必要なのです。
勉強しないと自分にマイナスになるかも
エンジニアの中には「業務時間外に勉強するなんてもってのほか!」といって勉強を放棄する人がいます。
そういった人達は後々様々な面でマイナスな影響を受けることになります。
以下では実際に勉強をしなかったエンジニアに起きた影響について紹介します。
社内評価が上がらない
勉強をしないことが直接的に社内評価につながるといったわけではありません。
勉強をしないことにより、知識・技術の更新や持っている知識の復習ができず自分の所属するプロジェクト内での仕事に支障が出ることで、社内評価に影響が出るのです。
後々転職する際にスキルが足りなくなる可能性
エンジニアは他の職種と比べて転職する人の割合がとても多いです。
中にはプロジェクトごとに転職をする人もいるくらいです。
そしてその転職の際に企業から見られるのが「スキルを持っているかどうか」。
日々の積み重ねがないとエンジニアとしての成長速度が遅くなり、転職先の企業の求めるスキルのレベルに達しない場合が多くあります。
転職に失敗した人の中には日々の勉強を怠っていたという人が多くいます。
もし、あなたが将来転職をするビジョンを持っているのであれば事前準備もかねて勉強をすることをおすすめします。
時間がなくて勉強できない人向けの時間の見つけ方
これまで勉強をすることを推奨してきましたが、実際の所、エンジニアとして働きながら勉強する時間を捻出するのは正直難しいと思います。
そこでこの項目では、実際にエンジニアとして働きながらも勉強時間を確保できている人たちの時間の取り方について紹介していきます。
スキマ時間
スキマ時間という言葉を知っていますか?
スキマ時間とは「予定と予定の間に生じた少しの時間のこと」を指します。
実は働きながら勉強をしているエンジニアはこういったスキマ時間を活用しています!
では具体的にどんな時間がスキマ時間に当てはまるのか紹介していきます。
通勤時間(電車通勤向け)
電車通勤の人に限られてしまいますが、通勤時間を勉強の時間に充てることができます。
朝電車に乗っていて、本を読んでいる人や参考書を片手に吊革につかまっている人を見かけたことはありませんか?
その人たちもスキマ時間を利用して勉強をしています。
通勤時間が長ければ長いほど勉強する時間に充てやすくなりますので是非試してみてください!
ただし、電車に酔いやすい人や体調が悪いときは健康のために控えましょう。
昼休憩の時間
昼休憩の時間を勉強に充てる人もいます。
「昼休憩の時間にご飯を食べながら勉強するのはちょっと…」と思うかもしれません。
昼休憩に勉強する内容は「動画」をメインにしましょう。
動画であれば食べながら勉強することができますよ!
朝の30分
朝に勉強することは実は吸収力を高めるうえでとても効果があると言われています。
朝通常より30分早く起きて勉強するなど、少しの時間だけでも効率的に勉強することが可能になります。
朝早く起きるのは正直辛いところもありますが、効果のある時間ですので朝に時間を作ることをおすすめします。
寝る前の30分間
もし朝型ではなくて起きるのが正直辛いといった方は寝る前の30分を勉強の時間に費やしましょう。
朝の時間と同様に、夜寝る前の30分は記憶に定着しやすい時間といわれています。
この時間をスマホの時間に費やしてしまうと、睡眠の効率も悪くなり健康面も悪化します。
寝る前の時間を有効活用しましょう。
環境を無理やりにでも用意する
最終手段ですが無理やり勉強する時間を作るための環境を用意しましょう。
趣味などの誘惑があって時間が作れない人向けの手段です。
以下ではその例について紹介しています。
有料の自習場所をレンタルする
環境を変える手段として図書館に行く、カフェで勉強するのも良いですが一番おすすめしたいのは「有料で自習場所を貸し出してくれるレンタルルーム」サービスです。
カフェや図書館では利用目的が様々で、集中できない場合が多いです。
その点、自習場所のレンタルサービスだと周りも勉強をしているため、環境に惑わされることなく勉強ができるでしょう。
スマホにロックをかける
ついつい触ってしまうスマートフォンの利用を制限するためにロックをかけましょう。
時間が無くて勉強が出来ない人の中には「スマホを触る時間が長い」という人もいます。
もし自分がそれに当てはまってしまう可能性があるならば、スマホをロックしてしまいましょう。
時間がなくて勉強ができないエンジニアの効率的な勉強方法
ここからは、忙しいエンジニアが行うべき効率的な勉強方法について紹介します。
限られた時間をどう活用していくかが知識を身に付けるカギになります。
「効率」を意識して勉強していきましょう。
実践可能な勉強計画を立てる
効率の悪い勉強をする人の特徴として「実現可能性の低い勉強計画を立てる」ことが挙げられます。
例えば、「今日は参考書40ページ読む」といったかなりハードな勉強スケジュールを立ててしまうと、続かないことは勿論のこと、一回に入ってくる情報量が多すぎて非常に効率が悪いです。
長期的な勉強を見越した実現可能な勉強計画を立てていきましょう。
欲張らずに1つの科目を集中してやる
勉強を始める際は、誰しも勉強に対するモチベーションは高いものです。
その勉強の始めの時期に、欲張っていくつもの参考書を買う人がいます。
ですが、いくつもの勉強を同時に行うことは、情報量が多すぎて本当に身に付けたい知識が入ってこない恐れがあります。
そのため、勉強をする際には一つの科目を集中してやるようにしましょう。
ノートの利用方法を変えよう
勉強を言えばノートを利用しますよね。
学校ではノートをしっかりとることが勧められてきましたが、効率よく知識を身に付けるためにはしっかりノートを取ることはあまりお勧めできません。
ではどんなノートの利用方法にすればいいのかは以下で解説していきます。
ノートの利用は復習やメモ程度に押さえておく
ノートには基本的にメモや実際にその知識を使用した後の復習程度に使いましょう。
参考書を読んだあとに練習問題を解く際の自分の考えの筋道や、問題を解いた後に参考書にのっている正しい知識を書き込んでいきましょう。
あまり「きれいなノート」に固執せずに自分の考えをとどめておく程度に使用することをおすすめします。
後ほど見直した際に自分がどんな考えでその問題に取り組んだかが良くわかります。
でも「参考書をまとめるノートの方が勉強になるのではないか」と思う方もいるかも知れません。
実は私もよくやってしまうのですが、参考書をそのまま書き写すのは知識を身に付けるうえで効率が悪いのでやめましょう。
確かに参考書を書き写すと「勉強感のあるノート」をつくることは可能です。
ですが後ほど見返すことを考慮すると、「参考書の写経」になってしまいます。
ノートを書くことが目的にならないようにしましょう。
同じ勉強をするサイクルを短くする
一回参考書を一通り終えたのに、全然知識として入ってこなかった経験はありませんか?
その経験からくる不安から、勉強できない方もいるはず。
「参考書は繰り返し、繰り返しやるのがベスト」とよく言われています。
ですが正直同じ参考書を繰り返すのは勉強する時間が取れなくて無理!といった方も多いはず。
では、どうすれば一周しながら効率的に勉強できるのか。
以下で解説します。
復習のタイミングは1日後、1週間後、1か月以内
効率よく勉強するには参考書を一周するうちに復習のタイミングを定期的にいれることが大切です。
今までに参考書通りに一周勉強したのに前半の内容をほぼ忘れていた経験はありませんか?
実は人間は勉強した20分後にその内容の約40%を忘れてしまいます。
忘れてしまう割合はもちろん、時間が空けば空くほど忘れていってしまいます。
もし参考書を一周することにこだわって勉強を進めていってしまったら、参考書を一周やり終える際には前半の内容はほぼ忘れてしまっているでしょう。
そのため、参考書を一周する際は勉強した内容は「1日後、1週間後、1か月以内」のスパンで復習することをおすすめします。
このタイミングは知識が失われる割合が高い時期に当たります。
その時期に復習を行うことで知識の定着が図れるわけです。
学校では教科書を一周することにこだわっていましたが、社会人で時間がない中勉強して知識を身に付けるには「要所で復習をするタイミング」が重要になってきます。
ぜひ実践してみてくださいね。
覚えた知識は人に教えてみる
覚えた知識はどんな形であれ人に伝えてみることが大切です。
インプットした知識を他の人に伝える際は必ず「自分の言葉」にします。
この自分の言葉にすることが勉強した内容の理解を深めることに繋がっていきます。
もし、誰かに伝える時間がないといった方は、Twitterのアカウントを一つ作り、自分のその日にやった勉強内容についてのツイートをするだけでもOKです。
私自身も学んだ内容をツイートするアカウントを所持しています。
自分の投稿した内容を見返すことで復習にもなりますし、ツイートをすることによって勉強内容の理解を固めることができます。
SNSを勉強に利用するもの一つの手です。
注意!長時間勉強は効果がない場合が
たまに、休日に長時間勉強すればいいじゃないかという方がいます。
確かに今までのテスト勉強では長時間勉強することで点を取ることはできました。
しかし、エンジニアのみなさんが勉強をする目的は「知識を身に付けて運用する」ことです。
先程上で挙げた通り、人間の忘れるスピードはかなり速いです。
付け焼刃の知識は必ず忘れてしまいます。
休日に絞ってやるなら時間が空いてしまうため、なおさら忘れやすくなるでしょう。
そのため1日のちょっとした時間を利用して継続して勉強するほうがより効率的になるのです。
エンジニアの家での勉強は「サービス残業」ではない
「エンジニアが家で勉強するのはサービス残業になるからやりたくない。」というのも確かにもっともです。
しかし、エンジニアが家で勉強した内容はそのまま会社の利益に直結するわけではありません。
知識としてあなた自身の利益になるのです。
その知識は自分の価値を高めることに繋がり、将来昇進や、あるいは転職によるキャリアアップも不可能ではありません。
正直なところ、勉強をしなくてもエンジニアは続けていけます。
しかし成長はできないままです。
エンジニアが家で行う勉強は自分の価値を高め、成長するための一つの方法という意識を持ちましょう。
勉強できる時間や効率的な方法を実践してスキルアップを目指そう!
エンジニアとして働きながら勉強をする時間を確保するのはとても難しいことです。
その忙しい生活の中で少しでもちょっとしたスキマ時間を活用することが勉強時間を確保する第一歩になります。
その確保できた時間の中では、学生のような詰め込み勉強を行うのではなく、忘れることを前提とした復習を含めた効率的な勉強をすることをおすすめします。
この記事の中で紹介した勉強方法もぜひ実践してみてくださいね!