エンジニアとして一定のスキルと経験を積んだ方は、企業へ転職するのではなく、フリーランスとして独立するのも一つの手段です。
フリーランスのエンジニアであれば、場所や時間にとらわれずに働くことができ、会社員よりも高収入を得られるチャンスもあります。
今回はフリーランスに興味のあるエンジニアの方のために、実際フリーランスは稼げるのか、また稼げるフリーランスになるためのポイントを解説します。

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フリーランスのエンジニアは稼げる?
結論から言うとフリーランスのエンジニアは稼げます。
3年以上の実務経験など、ある程度のスキルがあった上でエージェントを利用すれば、毎月最低でも50万円以上は稼げるといわれています。
エージェントを利用すると、リモートではなく、基本的には企業に常駐して開発を行うかたちになりますが、案件が途中で途切れたり、収入源を確保できなくて困ることはほぼなくなります。
短期間で色々な現場を経験することが出来るため、報酬もアップさせやすく、中には2年間で月収を40万円から100万円以上までアップさせた例もあったりします。
まだ経験が浅いエンジニアや、フリーランスになることに対して不安が大きい人は、エージェントを利用すると、ある程度安心んして仕事をこなすことができるかもしれません。
フリーランスになるメリット・デメリット
当然フリーランスとして働くことには、メリットだけでなく、デメリットもあります。それぞれどのような特徴があるのか整理してみます。
メリット
フリーランスとして働くメリットは、大きく以下の3つです。
- 場所 / 時間にとらわれず働ける
- 人間関係のストレスが減る
- 能力次第でどんどん稼げる
場所・時間にとらわれず働ける
一つ目のメリットは、場所や時間に捉われずに働けることです。
リモートで作業できることが条件ですが、納期をしっかりと守り、マメに連絡を取りさえすれば、作業する時間などは指定されませんし、カフェやコワーキングスペースなどで仕事をすることも可能です。
自分の納品物にしっかりと責任が持てれば、フリーランスは、基本的に、自由に働くことができます。
人間関係のストレスが減る
人間関係のストレスが減ることもフリーランスになるメリットの一つです。
会社員として仕事をする場合、自分が嫌な人や苦手な人とも一緒に仕事をする必要がありますが、フリーランスの場合はそういったストレスがとても少なくなります。
在宅勤務が可能な場合は、チャット上でのやり取りだけで仕事を進めることができますし、会社に常駐する働き方をする場合も、あくまで外部のスタッフとして扱われるため、一定の距離を保って仕事をすることになります。
ただしその分、疎外感や孤独を感じやすいデメリットもあるため、うまくバランスを取ることも必要になります。
能力次第でどんどん稼げる
3つ目のメリットは、自分の意欲や能力次第で、どんどん収入を増やしていけることです。
会社員の場合、どれだけ頑張っても大幅に収入がアップすることはほとんどありませんが、先ほど上でも紹介したように、フリーランスになればたった2年間で年収を600万円以上アップさせることも可能です。
目標を設定してそれを達成することに楽しさを感じる人や、たくさんお金を稼ぎたい人はフリーランスになるほうが幸福度がアップする可能性が高いです。
デメリット
フリーランスとして働くデメリットは、大きく以下の3つです。
- 収入が安定しない
- クライアントとの交渉能力が必要
- 社会的信用が低くなる(ローンが組みづらい)
収入が安定しない
フリーランスとして働くデメリットの一つ目は収入が安定しにくいことです。
そもそも案件を獲得するところからが仕事で、どんなにスキルがあっても、案件を獲得できなければお金を稼ぐことができません。
ただ、フリーランス向けのエージェントを利用して仕事をすれば、この問題はある程度解決することが可能です。
収入が途中で途切れないように、開発現場で自分が仕事をしている間に、次の案件を探しておいてくれるエージェントも中にはあります。
働く場所や時間が制限されるのが嫌な人もいるかもしれませんが、しっかりとしたスキルが身につけば、週3日だけ常駐して、あとは自分で案件を受注して自由に開発するということも可能になるので、まずはエージェントを利用することをオススメします。
クライアントとの交渉能力が必要
フリーランスとして働く2つ目のデメリットは、開発スキルだけでなく、クライアントと交渉する能力なども必要になることです。
会社員のエンジニアは、ある意味開発だけをしっかりこなしていればよいわけですが、フリーランスの場合は、開発も含めた全てに、自分で対応する必要があります。
ただしこちらの問題も、エージェントを利用することでほぼ解決可能です。
エージェントは報酬額の調整も自分の代わりに担当してくれますし、中には、請求書や契約書の発行を代わりに担当してくれるエージェントもあります。
エンジニアには出来るだけ開発だけに集中したいという人も多いですが、その場合はエージェントを利用するほうが有利になります。
社会的信用が低くなる(ローンが組みづらい)
社会的信用が低くなって、ローンが組みづらくなることも、フリーランスになるデメリットの一つです。
会社員の場合は、会社のおかげでローンも組みやすくなりますが、フリーランスの場合はそういった後ろ盾がなくなるため、審査に通りずらくなってしまいます。
今後フリーランスになる場合は、会社員のうちにローンの審査に申し込むようにしましょう。
また将来の年金面でもフリーランスは不利になるため、注意しましょう。
会社員からフリーランスになると厚生年金に加入できなくなるため、一気に年金の支給額は減ることになります。
ちなみに国民年金だけだと、満額でも月約6万円程しかもらうことができません。
厚生年金に加入していれば、満額で約20万円ほどもらえるので、自分でしっかり差額分の対策をすることが必要です。
稼げるフリーランスエンジニアの特徴
フリーランスになるからには、出来るだけたくさんお金を稼げるようになりたいという人も多いと思います。
稼げるフリーランスエンジニアの特徴や、稼げるエンジニアになるためのポイントについて確認しておきましょう。
ある程度生活資金に余裕をもって独立する
フリーランスになる場合は、ある程度生活資金に余裕をもった状態で独立するようにしましょう。
資金に余裕があれば、目先の利益にとらわれず長期的な視点で仕事をすることができますし、そういった行動が将来への投資にもなります。
何より資金に余裕がないと、案件の獲得についてなども考える必要が出てきて、開発に集中出来なくなります。
安心は仕事でしっかりとしたパフォーマンスを発揮する意味でも、とても大切なものになります。
自身を成長させる案件にチャレンジする
フリーランスのエンジニアになると、早ければ3ヶ月で別の現場へ移ることになるので、短い期間で色々な案件を経験することが可能です。
自分が確実にこなせる案件だけではなく、少し努力が必要な案件へ強制的にチャレンジすると、通常よりも早いペースで成長していくことができます。
会社員では絶対にできない働き方なので、成長意欲が強い人は、積極的に色々な案件にチャレンジするようにしましょう。
継続的に受注できる案件を複数確保する
地方に住んでいてエージェントを活用できない人や、在宅などのリモートでしか仕事が出来ない人も中にはいます。
そのような場合は、クラウドソーシングなどのサービスを活用して自分で営業することになりますが、継続的に受注できる取引先を複数確保しておくことが大切になります。
安定して仕事がもらえるクライアントが複数あれば、安心して仕事ができますし、毎回新しい得意先を開拓する手間もなくなります。
エージェントを活用する
上の見出しでも説明しましたが、フリーランスエンジニアはエージェントを利用するほうが、断然お金を稼ぎやすくなります。
そしてなおかつ、エージェントを利用すれば、より開発の業務だけに集中することが出来ます。
エージェントを活用するメリット
エージェントを活用するメリットは、
- 非公開案件を紹介してもらえる
- 面接日程の調整をしてもらえる
- 応募書類の添削をしてもらえる
- 採用するかどうか迷っている際にプッシュしてもらえる
- 面接対策をしてもらえる
- 案件が途中で途切れないように、自分の代わりに先回りして案件を探してくれる
- 契約書や領収書などの作成をサポートしてもらえる
- 採用が決まった際に、報酬額を自分の代わりに交渉してもらえる
など、このようにたくさんあります。マージンが発生したり、エージェント経由で仕事をしたクライアントとは直接取引きが出来なくなるなどのデメリットもありますが、エージェントのサービスはもちろん無料で利用できますし、特に経験の浅いエンジニアにとっては非常に価値のあるサービスといえます。
エージェントを利用する際の注意点
エージェントは一つではなく、複数利用するように注意しましょう。
そうすることによって、エージェントの担当者に自分を対応する優先度をアップしてもらうことができます。
というのも、エージェントの担当者には営業ノルマが課せられていて、企業に何人フリーランスのエンジニアを紹介できたかによって、自分の評価が決まるようになっているからです。
担当するエンジニアが他のエージェントも利用していれば、他のエージェントの実績になってしまう可能性があるので、そうなってしまわないように優先度をあげてもらうことが出来ます。
逆に一つしか利用していない場合は、他のエージェントの実績になってしまう心配がないので、後回しにされてしまう可能性もあります。
自分からわざわざ複数のエージェントを利用していることを伝える必要はありませんが、エージェントの担当者に聞かれた場合は正直にこたえても問題ありません。
フリーランス向けのサービスを活用する
最後にフリーランス向けのエージェントを5つ紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、自分が気になるポイントがあれば、とりあえず登録しておくことをオススメします。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニアに人気のエージェントで、知名度と案件数ともにトップのエージェントになります。
報酬の支払いが早いことも特徴のひとつで、月末に清算した分の報酬は翌月の15日までに支払われます。
レバテックフリーランスの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
geechs job(ギークスジョブ)
ギークスジョブは、自社でゲームを開発していることもあって、ゲーム業界の案件をたくさん所持しているエージェントです。
案件数もレバテックフリーランスに次ぐ多さで、担当者のサポートが丁寧なことでも有名です。
Midworks
Midworksは、正社員とフリーランスの中間的な働き方をコンセプトにしたエージェントで、フリーランスといえども安定を重視したい方にオススメのエージェントです。
一定の基準を満たしていれば、仕事が決まらない場合でも給料の8割を保証してもらえる給料保証制度や、社会保険料の半額をエージェントが負担してくれる制度があったりなど、他のエージェントよりもサポートが充実しているのが特徴です。
ポテパンフリーランス
ポテパンフリーランスは、まだ経験の浅いエンジニア向けのエージェントです。
まだサービスを開始して間もないこともあり、紹介している案件の数は少なめですが、実務経験のないエンジニアが応募できる案件なども一部あります。
PE-BANK
PE-BANKはベテランのフリーランス向けのエージェントです。
取引している企業も歴史がある企業が多く、他のエージェントで紹介している案件よりも、技術力が重視される案件が多いと言われています。