言語聴覚士は生まれつきの障害や脳卒中・脳梗塞などにより話すことや聴くことに不自由がある人を対象に、言語能力や聴覚能力を回復させるリハビリテーションをおこなう仕事です。
言葉に関することだけではなく、食べることや飲み込むことが難しいという問題についても扱うことがあります。
また英語では言語聴覚士のことを「Speech-Language-Hearing Therapist」といい、略して「ST」とも呼ぶケースもあります。
今回は言語聴覚士・STの転職におすすめの転職サイト・エージェントについてご紹介します。
目次
- 言語聴覚士におすすめの転職サイト・エージェントランキング16選
- 未経験から言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェント
- 病院で言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェント
- 小児を対象に言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェント
- 関東エリアで言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェント
- 言語聴覚士向けの転職サイト・エージェントを探すときのポイント
- 言語聴覚士が転職エージェントを利用するメリット
- 言語聴覚士が転職エージェントを利用するデメリット
- 転職サイト・エージェントを使って言語聴覚士の転職を成功させるコツ
- 言語聴覚士が転職エージェントを利用する流れ
- 言語聴覚士の仕事内容
- 言語聴覚士の主な職場
- 言語聴覚士になるには
- 言語聴覚士の給料の目安
- 言語聴覚士の将来性
- 言語聴覚士に強い転職エージェントを利用しよう
言語聴覚士におすすめの転職サイト・エージェントランキング16選
ここでは、言語聴覚士におすすめの転職サイト・エージェントについてご紹介します。
PTOTSTワーカー
PTOTSTワーカーはST(言語聴覚士)の求人を多く保有している転職サイトです。
言語聴覚士・理学療法士・作業療法士の求人を専門に扱っているだけあり、リハビリ病院や介護施設など扱っている施設形態も多彩で求人数も多数。
一般には公開されていない人気の非公開求人もあるため、さまざまな選択肢から自分に合った職場が見つかるでしょう。
専任アドバイザーが、求人探しから面接の日程調整・条件交渉・契約に至るまで一貫してサポートしてくれるので、初めて転職活動を行う方でも安心です。
ほかにも求人票には載らない「実際の勤務時間」「働いている人の人柄」などを詳しく教えてくれるので、はじめて転職する言語聴覚士さんにも利用しやすいサービスです。
PTOTSTワーカーでは、契約時に「条件書」を渡してくれるので、「転職前に聞いていた条件と違う」といった入職後のギャップがほぼありません。
もし条件が違うときには、担当アドバイザーが勤務先に連絡し、求職者に代わって伝えにくいことや交渉も行ってくれるため年収アップを目指す人にもおすすめです。
PT/OT人材バンク
PTOT人材バンクは、医療・介護業界で人材サービスを展開している東証一部上場企業株式会社エス・エム・エスが運営している転職エージェントです。
総合病院やリハビリテーション病院だけでなく医療機関と連携する老人ホームやデイケアなど介護施設の求人情報も多数掲載されています。
10年以上人材紹介を運営しており、利用者数も年間11,000人以上と実績も豊富。
全国の言語聴覚士求人を多数扱っており、公開求人だけでも6,000件以上。 地方の求人も扱っているため、地方で言語聴覚士として働きたい人におすすめです。
さらに非公開求人からの紹介もでき、募集がない施設でもアプローチしてくれるなど積極的な面が伺えます。
求人票を見ただけではわからない「職場の雰囲気」「詳しい業務内容」などのリアルな情報も教えてくれます。
また内定が出た後は、「雇用概要確認書」を作成してくれるのも安心できるポイントですし、公式サイトでは「言語聴覚士の年収」や「求人が多い都道府県」なども見られるのでチェックしてみて下さい。
マイナビコメディカル
マイナビコメディカルは、株式会社マイナビが運営する医療・介護業界の転職サイトです。
特に言語聴覚士(ST)をはじめとするリハビリ業界に特化しており、非公開求人や独占求人など質の高い人気の求人が多数掲載されています。
また、専任のアドバイザーが丁寧にサポートしてくれるため、初めて転職する方でも安心して求人検索ができます。
ほかにはないコンテンツも充実しており、職場の魅力が書かれた「職場図鑑」やスキマ時間で見られる「オンライン職場紹介」などがあります。
さらに、マイナビコメディカルを利用した言語聴覚士の口コミも閲覧できますので、具体的にどのようなサポートを受けられるかがわかります。
求人状況や給与などの労働条件についても、直接確認すできるので年収アップ・キャリアアップを目指す方はぜひチェックしてみてください。
LITALICOキャリア
LITALICOキャリアは、児童福祉や障害福祉に関連する求人を多数保有している転職サイトです。
3,000件以上の言語聴覚士求人があり、 勤務地や雇用形態、職種などの基本的なものに加え、事業種別や保有資格、特徴などから絞り込めます。
絞り込み条件は70以上の種類が用意されており、働き方や休日、福利厚生、副業の可否などを指定することができます。
そのため、求人検索をするだけでも自分の希望に近い求人を見つけやすいというのが、LITALICOキャリアの大きな魅力の一つ。
また、会員登録することで、福祉に関する勉強会に参加したり、業界に精通したキャリアコンサルタントに転職相談をすることもできます。
そのため、転職目的としてキャリアアップを考えている方にも利用がおすすめです。
さらにLITALICOキャリアでは2023年8月からスカウトサービスがスタートし、効率よく転職活動ができるようになりました。
福祉業界での転職に役立つマガジンも配信しているため、転職を考える言語聴覚士の方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
PTOTキャリアナビ
PTOTキャリアナビは、言語聴覚士の転職に特化したサイトであり、特に関東や関西の求人情報を豊富に取り扱っています。
ハローワークや非公開求人も掲載されており、他の転職サイトでは見つからない独自の情報も見つけることができます。
2020年にサービスを開始した比較的新しいサイトですが、エリア拡大を続けており、好条件やレアな求人も多数掲載されているのが特徴です。
求人情報はすべて非公開であり、登録しなければ閲覧できないため転職意欲が高く、好条件の求人を探している方にとっては重宝するでしょう。
またPTOTキャリアナビに在籍しているキャリアアドバイザーは、10年以上の経験を持つ専任の方が多く在籍しており、医療や介護の転職に関する相談にも乗っています。
面接時に職場見学が可能であり、転職先の雰囲気を確認したい場合は、キャリアアドバイザーに希望を伝えることが重要です。
ただしPTOTキャリアナビが対応しているエリアは首都圏や大阪などに集中しているため、地方での転職を考えている方はほかの転職サイトがおすすめです。
PTOT転職ナビ
PTOT転職ナビは、業界専門のコンサルタントがサポートしてくれるため、はじめて言語聴覚士として転職する方や希望条件が多い方におすすめです。
言語聴覚士が転職で抱える悩みに寄り添って求人を提案してくれ、福利厚生や給与面の交渉も行ってくれるでしょう。
対応エリアは主に大都市や近郊都市のため、首都圏近郊で働きたい方は登録しておきましょう。
非公開求人も多数掲載されているため、高待遇の求人が多いのも魅力です。
また、雇用形態も正社員だけでなくパート求人も取り扱っているので、ライフスタイルの変化によって転職活動を考えている方におすすめの転職サイトです。
託児所有や土日休みなど、子育て中の方に嬉しい検索条件も設定されているので、働くママやパパにも利用しやすいでしょう。
ハクビ
ハクビは介護・福祉業界に特化した就職・転職サイトで、ハクビ株式会社が運営しています。
介護関連の教育事業(介護職員初任者研修・介護職員実務者研修)を行っており、豊富な実績を持っています。
一都三県に求人が豊富に揃っており、非公開求人が多数あるため他では見つからなかった求人が見つかる可能性が高いです。
また企業から高く評価されている充実の教育・研修制度も魅力で、スキルや経験に自信がない方でもおすすめ。
専任のコーディネーターがサポートしてくれるので、ST(言語聴覚士)としてのスキルアップも期待できるでしょう。
充実したサポートを受けたい方はぜひ登録しておくことをおすすめします。
メドフィット
メディフィットはST(言語聴覚士)の転職成功実績も多い転職サイトです。
とくにアドバイザーの評判が高く、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の転職に強い無料でき利用できる転職サイトとして様々な人から信頼されています。
求人案内が迅速かつ正確であり、転職先との条件交渉、履歴書の書き方や面接試験に関する具体的なアドバイスなど、サポート体制の優れた点が特長です。
またエージェントが条件に合った求人を迅速に紹介してくれるため、効率的な転職活動ができるでしょう。
さらに、求人に応募した後も条件交渉や面接対策、そして就業後のサポートまで一貫して行ってくれるのでなるべく早く内定を決めたい方におすすめです。
クリックジョブ介護
ライフワンズ株式会社が運営するクリックジョブ介護は、介護業界で働く方々のための無料転職支援サービスです。
求人は全国に広がっており、都会だけでなく地方にも求人があります。
もちろん、ST(言語聴覚士)を含む多数の求人も取り扱っています。
また業種や働く地域ごとに専任のエージェントが徹底的にサポートしてくれるため、求人紹介はもちろん、面接や就業後のサポートまで一貫して行ってくれます。
求人情報には載っていない職場の雰囲気や環境についても事前に把握できる仕組みを整えているため、就業後にギャップを感じることなく長く働けるでしょう。
面倒な面接日程や入職予定日の調整、お休みや給与の交渉なども全てお任せできます。
クリックジョブ介護ではLINEを通じて気軽に転職相談もできるため、「電話では聞きにくい」「普段は忙しくて時間がとれない」といった方におすすめです。
ジョブデポ言語聴覚士
ジョブデポ言語聴覚士は言語聴覚士向けの求人が豊富な転職サイトで、約3,000件の求人があり、全国のST求人に対応しています。
求人検索サイトはシンプルで直感的なレイアウトになっており、誰でも簡単に希望条件を指定して検索できます。
さらに、気になる施設へ逆指名もでき、コンサルタントは言語聴覚士の転職に精通しており、求人募集していない施設でも選考を受けられるように交渉してくれます。
気になる施設がある方や、条件に合う転職先を探している方に最適なサービスだといえるでしょう。
ほかにもハローワーク案件や非公開求人の紹介も可能で、他では見つからない求人に出会えるチャンスもあります。
人間関係などのクチコミ情報も掲載されているので、ぜひ登録をご検討ください。
ジョブメドレー言語聴覚士
ジョブメドレーは、言語聴覚士(ST)の求人を専門的に扱う転職サイトで、5,000件以上の求人情報を掲載しており、希望条件に合った求人を見つけやすくなっています。
特に小さなお子さまがいる言語聴覚士さんには、「育児支援あり」の求人が多数あるためとくにおすすめです。
なぜなら求人の約40%が「育児支援あり」で、さらに「残業ほぼなし」「託児所・保育支援あり」など、働きやすい職場の求人も揃っているからです。
さらにブランクがある方にも利用しやすく、公式サイトからの応募や直接やり取りができるのも魅力。
プロフィールを充実させることでスカウトが届き、実際内定率が1.7倍になるともいわれています。
正社員だけでなく、アルバイトや業務委託の求人も扱っているので、復職を考えている方やライフスタイルに合った働き方がしたい方はぜひ登録してみてください。
レバウェルリハビリ
レバウェルリハビリは、レバレジーズメディカルケアが運営する転職サイトであり、ST(言語聴覚士)などの求人情報も豊富に取り扱っています。
医療・介護業界に特化していることから、病院やクリニック、介護施設(有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護ステーション)など、さまざまな職場から選べます。
また、非公開求人も多くあり、匿名でプロフィールを登録しておくと、自分の希望条件に合ったスカウトが届くため、求人検索の手間を省けるのも魅力。
さらに、面倒な面接の日程調整などもアドバイザーが代行してくれます。
レバウェルリハビリは内部情報に詳しいため、ミスマッチを防ぎたい方は登録しておくことをおすすめします。
コメディカルドットコム
コメディカルドットコムは、ST(言語聴覚士)を含む医療介護業界の求人が豊富な転職サイトです。
毎日5,000件以上の求人が更新されているので、幅広く求人情報したい人にはおすすめです。
また実際には募集していないが掲載されている「おとり案件」もないので安心です。
コメディカルドットコムでは転職に役立つツールも充実しており、スカウト機能やマッチングチャート機能などがあり、自力でも満足のいく転職ができるようにサポートしています。
実際スカウト経由だと内定率が2.3倍になるというデータもあり、マッチングチャート機能を利用すれば、応募に迷ったときに便利です。
「給与」「シフト」「こだわり」「施設形態」「スキル要件」「エリア」の6つ条件で事業所との相性を診断してくれます。
客観的な診断結果を見ることで、応募を迷ったときも決めやすいでしょう。
言語聴覚士の求人も多数扱っており、実際の口コミでも「求人情報が専門的で詳しい」と利用者からの評価も高め。
エージェントに頼らず転職活動をすすめたい人はぜひチェックしてみてください。
PT-OT-ST.NET
PT-OT-ST.NETは、ST(言語聴覚士)も含めたリハビリ職の転職に強いサイトです。
全国の求人情報だけでなく、ST(言語聴覚士)のスキル向上に役立つ学会・研究会や養成校を検索することがで着るといった特徴があります。
また、ST(言語聴覚士)同士で情報交換ができる掲示板機能も備えており、同じ職業の方と交流する機会もあります。
さらに、「診療報酬」「学会・研修会」に関する情報も掲載されており、スキルアップを目指す言語聴覚士にとっても便利です。
もちろん気になる求人があれば、公式サイトから応募することもできます。
ほかの転職サイトと比べると求人数は多くはありませんが、情報サイトとして利用価値があるため、他のサービスと併用するのがいいでしょう。
求人情報だけでなく、言語聴覚士に関する様々な情報を知りたい方にとってPT-OT-ST.NETはおすすめです。
ベネッセMCM PT・OT・STお仕事サポート
株式会社ベネッセMCMは「よく生きる=Benesse」を企業理念として家がげている、医療・介護の分野に特化したベネッセグループの人材紹介・派遣会社です。
全国の主要都市に拠点があり、公開求人数は約1.8万件にも及び、大手優良企業や有名病院などの求人も多数保有しています。
正社員、派遣社員、アルバイト・パートなど、さまざまな雇用形態での仕事紹介ができるので自分に合った職場が見つかるでしょう。
ほかにも、期間限定や短時間勤務、ダブルワークなど、希望条件に合った働き方も提案しています
また医療・介護分野に精通したコンサルタントが、求職者の希望をヒアリングして紹介してくれます。
仕事相談会も開催しており、詳しい情報を提供しています。
Web面談も対応していますが、仕事紹介のエリアが限られているため、登録前に確認が必要です。
グッピー
グッピーは、医療・介護業界に特化した転職サイトであり、年間約382万人が利用しています。
ST(言語聴覚士)をはじめとする求人情報を豊富に取り揃えており、希望に合った求人を簡単に見つけることができます。
応募後は、採用担当者と直接やり取りができるため、転職活動を効率的に進めることができます。
求人情報は「勤務地」「給与」「雇用形態」「詳細条件」などから検索することでき、 気になる求人が見つかった場合は、「気になる!」ボタンを押すと、求人先からスカウトの連絡が届きます。
また公式サイトでは、「転職マニュアル」が掲載されており、転職活動の流れや面接対策のポイントなどが分かるため初めての転職の方でも安心です。
言語聴覚士の仕事内容や年収などの情報も掲載されており、転職活動の参考になります。
会員登録すると、自分の特性や傾向がわかる「適性診断」を無料で受けることができますので、興味のある方はぜひ診断してみてください。
未経験から言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェント
ここでは、未経験から言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェントについてご紹介します。
PT/OT人材バンク
PTOT人材バンクは、リハビリ求人専門の転職サイトで、業界トップクラスの求人数を誇っています。
未経験者向けの求人も多く取り扱っており、非公開求人や高収入、好条件の優良案件も多く、他では見られないようなレアな求人も紹介してもらえます。
また専門のキャリアパートナーが、書類の作成からスケジュール調整まで丁寧にサポートしてくれるのも安心できるポイントです。
求人票だけではわからない、本当の年収や給料、職場の雰囲気なども教えてもらえます。
PTOTSTワーカー
PTOTSTワーカーは、ST(言語聴覚士)の求人を豊富に取り扱っている転職サイトです。
長年にわたって多くの医療関連施設との取引を通じて築いた信頼関係を活かし、全国各地に数多くの求人情報を保有しています。
専任アドバイザーが、求人探しの初めから面接の日程調整、条件交渉、契約まで一貫してサポートしてくれるため、転職活動が初めての方でも安心して求人を探すことができるでしょう。
また、フリーワード検索では「年間休日120日以上」や「診療科目」など、細かな条件設定もできるので希望条件が明確な方はぜひ活用してみてください。
マイナビコメディカル
マイナビコメディカルはさまざまな業界の転職支援を行っている大手の株式会社マイナビが運営する転職サイトであり、特に言語聴覚士(ST)を含む医療・介護業界の求人に強みを持っています。
リハビリ業界に特化していることから質の高い求人が多数掲載されており、自分に合った求人情報を選びやすくなっています。
また専任のアドバイザーが丁寧にサポートしてくれるため、初めて転職を考えている方でも安心して求人検索をすることができます。
条件に関する直接面談したり、メールのやり取りや条件交渉なども代行してくれます。
求人の職場環境や離職率などの内部情報も詳しく伝えてくれるため、入職後のミスマッチも防げます。
病院で言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェント
言語聴覚士は先ほども述べたようにさまざまな職場で働けます。
そこでここでは、とくにニーズの高い病院で言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェントについてご紹介します。
PT/OT人材バンク
PTOT人材バンクは、株式会社エス・エム・エスが運営しており、求人数が非常に多く、業界トップクラスの実績を誇っています。
医療や介護の転職に特化しており、総合病院やリハビリテーション病院だけでなく医療機関と連携する老人ホームやデイケアなど介護施設の求人情報も多数掲載されています。
また、PTOT人材バンクでは、現在求人を募集していない企業にも交渉してくれるため、求人が出ていないけれども働いてみたい職場がある方は相談してみましょう。
さらに、履歴書や職務経歴書の書き方のポイントも掲載されており、転職活動でも参考になります。
ジョブデポ言語聴覚士
ジョブデポは、言語聴覚士向けの求人が豊富な転職サイトです。
約3,000件の求人があり、首都圏はもちろん全国のST求人に対応しています。
求人検索サイトもシンプルで直感的なレイアウトになっており、希望条件を指定して簡単に求人検索ができるといった特徴があります。
様々な求人を比較検討したい方や、地方の病院求人をお探しの方にもおすすめです。
さらに、非常勤雇用の求人もあり、家事や育児と両立したい言語聴覚士の方にもぴったりです。
PTOTキャリアナビ
PTOTキャリアナビは、ST(言語聴覚士)の求人に特化した転職サイトです。
幅広い求人を保有しており、希望の条件や病院を含む職場環境に合った転職先を見つけることができます。
わずか30秒で答えられる簡単な質問に回答するだけで、望んだ条件に合った求人情報を検索することができます。
さらに、ハローワークの求人や非公開求人も掲載されているため、他の転職サイトでは見つけられない独自の求人情報も見つけることができます。
ただし、求人は主に首都圏などに集中しているため、地方での転職にはあまりおすすめできません。
小児を対象に言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェント
言語聴覚士は大人だけではなく学校など、子どもを対象にしているところもあります。
そこでここでは、小児を対象に言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェントについてご紹介します。
LITALICOキャリア
LITALICOキャリアは、児童福祉や障害福祉に関連する求人を多数保有している転職サイトです。
専門のキャリアアドバイザーが子ども療育をサポートしており、非公開求人やレア求人の紹介も受けられる可能性があります。
また会員登録することで、福祉に関する勉強会に参加したり、業界に精通したキャリアコンサルタントに転職相談したりすることもできます。
したがって、言語聴覚士としてキャリアアップを目指す方にもおすすめのサイトです。
PT/OT人材バンク
PTOT人材バンクはリハビリ求人専門の転職サイトであり、業界トップクラスの求人数を誇っています。
10年以上の実績があり、年間11,000人以上の利用者数を誇る信頼できるサイトだといえるでしょう。
とくに児童福祉施設や放課後等デイサービスの求人が豊富であり、非常勤の小児療育求人も多数揃っています。
ブランクのある方やプライベートと両立したい方にもサポートが充実しているため、ぜひ活用してみてください。
マイナビコメディカル
マイナビコメディカルは株式会社マイナビが運営する医療・介護業界の求人に特化した転職サイトです。
ST(言語聴覚士)をはじめとする様々な職種の求人情報を取り扱っており、非公開求人や高条件や高年収の求人紹介も期待できます。
まあ、専任のアドバイザーが丁寧にサポートしてくれますので、初めて転職をする方でも安心して求人検索をすることができます。
求人の職場環境や離職率などの内部情報もしっかりと伝えてくれるため、自分に合った職場を見つけることができます。
特に、小児療育や小児リハビリの分野で転職を考えている方や良い待遇で転職したいと考えている方はマイナビコメディカルがおすすめです。
関東エリアで言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェント
言語聴覚士として関東エリアで働きたい人もいるはずです。
ここでは、関東エリアで言語聴覚士として働きたい人におすすめの転職サイト・エージェントについてご紹介します。
レバウェルリハビリ
レバウェルリハビリは、医療・介護業界で10年の実績があり、言語聴覚士や理学療法士など介護業界専門の転職活動をサポートする転職サイトです。
全国の求人に対応していますが、特に東京や神奈川など都心の求人が充実しているため、都心での転職を希望する方におすすめです。
内部情報や転職先の人間関係なども把握しており、気になる点があれば事前に相談できるのでミスマッチを防ぐことができます。
PTOTキャリアナビ
PTOTキャリアナビは言語聴覚士の転職に特化したサイトであり、特に関東や関西の求人情報に強みを持っています。
2020年にサービスを開始した比較的新しい転職サイトですが、現在エリアを拡大し続けており、優れた条件や希少な条件の求人が多数掲載されています。
PTOTキャリアナビは求人情報を閲覧するためには登録が必要となるため、基本的に真剣に転職を考えている方々が多く集まり、優良な求人情報が豊富に掲載されているのも魅力です。
マイナビコメディカル
マイナビコメディカルは大手マイナビグループが運営している医療・介護業界の求人に特化した転職支援サービスです。
全国の求人を取り扱っているため、関東地方にお住まいの方でも多くの求人に出会うことができるでしょう。
また、書類の添削や面接対策、条件交渉や日程調整など、転職活動における手間のかかる作業もサポートしてくれるため、ストレスを感じることなく面接に臨むことができるのも魅力です。
キャリアアドバイザー自ら企業や病院に足を運んで情報を収集するため、信頼性の高い情報を提供してくれるのもうれしいポイント。
無理な転職を勧めることはありませんので、まずは相談だけしたいという方でも気軽に相談することができます。
言語聴覚士向けの転職サイト・エージェントを探すときのポイント
ST・言語聴覚士向けの転職サイトに登録しようと思っても、転職サイトの多さに迷ってしまうことがあるでしょう。
ここでは、言語聴覚士向けの転職サイト・エージェントを探す際のポイントについてご紹介します。
求人数
転職サイトやエージェントを選ぶ際には、言語聴覚士の求人が豊富かどうかを確認することが大切です。
なぜなら求人数が多ければ、自分の希望に合った求人を見つけやすくなり、選択肢も広がるからです。
とくに幅広い医療・介護系の求人も取り扱っているサイトやエージェントでは、職種ごとに求人数に偏りがあることもあります。
リハビリ職に特化している場合でも、必ず言語聴覚士の求人数が充実しているかを確認してください。
また、非公開求人の取り扱いについても確認しておくと、希望に合った求人を紹介してもらえる可能性がさらに高まります。
非公開求人数は公式サイトに掲載されていないことが多いため、キャリアコンサルタントに直接聞いてみるのといいでしょう。
サポートの充実度
転職エージェントに登録すると、専任の担当者が様々なサポートを提供してくれます。
エージェントは基本無料で利用できるため、自分が欲しいサポートやサービスがある転職エージェントかどうか確認しましょう。
受けられるサポートとして代表的なものには、希望条件のヒアリングや自己分析のカウンセリング、業界・施設の研究サポート、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、施設見学や面接の手配、現在の職場の退職手続きのサポート、アフターフォローなどが挙げられます。
とくにはじめて言語聴覚士として転職したい方は、上記のようなサポートが充実しているところを選ぶと安心できるはずです。
言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーが在籍しているか
言語聴覚士の転職を考えている方には、言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントを選ぶことをおすすめします。
なぜなら、専門性の高いキャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進めることができるからです。
言語聴覚士は専門性の高い職種の一つであることから、キャリアアドバイザーの知識や転職支援実績が豊富であれば、満足度の高い転職を実現することができます。
また、言語聴覚士には「言語障害専門」や「嚥下障害専門」といった得意領域があると思います。
言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーは、専門用語の理解や最新の業界動向を把握しており、的確なアドバイスを受けることができるメリットもあります。
ちなみに今回ご紹介した転職エージェントの中で言語聴覚士の転職に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているのは、「マイナビコメディカル」「PTOTSTワーカー」「PTOT人材バンク」「LITALICOキャリア」「ジョブデポ言語聴覚士」「ベネッセMCM PT・OT・STお仕事サポート」が挙げられます。
希望条件に合うか
転職エージェントを探す際は自分の希望条件に合うかどうかもチェックしておくといいでしょう。
言語聴覚士は、さまざまな年齢層を対象に、「言語」「高次脳機能」「音声」「構音」「聴覚」「嚥下」などの障害に対する幅広い支援を行います。
例えば、医療機関の求人が多い一方で、介護施設や児童発達支援センターの求人が少ない場合もあります。
求められるスキルや経験も施設によって異なるため、教育体制が整っている施設の求人が充実しているかどうかも調査しておくのがおすすめです。
たとえば「 PTOT人材バンク」では、病院の中でも急性期・療養型・回復期など施設形態が細かく分かれており、「ジョブメドレー」は求人数が多く、「LITALICOキャリア」は障害福祉・児童福祉分野の求人に特化しているなどそれぞれで強みが異なります。
言語聴覚士が転職エージェントを利用するメリット
言語聴覚士が転職エージェントを利用するメリットには以下のものが挙げられます。
業界に詳しいエージェントから選考のサポートを受けられる
転職エージェントを利用する際、言語聴覚士の業界に詳しいエージェントから選考のサポートを受けられるメリットがあります。
地域に精通した転職のプロがついて、施設と連携しながらさまざまな情報を伝えてくれます。
たとえば、施設の見学や面接などの段取り・連携をしてくれたり、履歴書・職務経歴書などの書類添削をしてくれたりします。
ほかにも面接対策も行っているところも多く、何かと悩むことの多い時期を乗り切る頼もしいパートナーになってくれます。
転職後のアフターフォローをしている転職エージェントも多いので、転職後もすぐに退会せず、しばらくは相談相手になってもらうこともできます。
言語聴覚士の求人がたくさん見つかる
言語聴覚士向けの転職エージェントは医療・介護業界とのパイプがあり、リハビリ職の求人を中心に扱っていることからたくさんの言語聴覚士の求人と出会えるメリットがあります。
なぜなら医療機関や施設は専門性の高い転職エージェントを使って採用活動を行ったほうが効率的に必要な人材を採用できるため、より言語聴覚士向け転職エージェントに求人が集まりやすいからです。
転職エージェントの利用を考えたときにはよく大手総合型転職エージェントを選択肢に入れる人も多いと思いますが、専門で取り扱っているエージェントと比べると言語聴覚士の保有求人数にはかなりの差があります。
とくに一般では出回っていない非公開求人については介護や医療業界に特化したものを選ぶのがおすすめです。
非公開求人は高待遇だったり、必要な人材の条件が明確だったりと、質が高くスピーディーに転職が決まる求人も多いといわれており狙い目です。
キャリアについて相談できる
言語聴覚士の転職を検討している方のなかには「そもそも転職すべきかどうか迷っている」といった人もいるでしょう。
しかし転職エージェントを利用すれば、今後のキャリアについてやより専門的なアドバイスを受けられるためおすすめです。
言語聴覚士と一口に言っても、対象とする年齢層や分野は幅広く、扱う疾患も多岐にわたります。
そのため、自身の経験や知識をどのように活かせるのか相談しながら転職先を選ぶこともできますし、反対に地震に不足しているスキルも見えてくるでしょう。
転職エージェントに登録したからといって、必ずしも転職しなければならないわけではありません。
「すぐに転職する気はないけれどキャリアについて誰かに相談したい」「自分の経歴やスキルで年収アップは目指せるの?」と気になる方はまず、相談から始めてみるのもひとつです。
職場の環境について聞ける
転職サイトや転職エージェントの担当者は転職や業界に通じた専門家です。
資格所有者や経験者が多く、その地域の病院や福祉施設の内情にも詳しい人が在籍しています。
ある程度エージェントと信頼関係を築くと、気になる求人や新着情報が出てきた際に、その病院や施設の内情を教えてくれるメリットがあります。
また、言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーは、日常的に医療機関や施設と接しているため、内部の職場環境についても詳しい面があります
勤務するエリアや施設の形態によって求人の動向は異なるため、 業界の動向や言語聴覚士の需要についても積極的に質問してみることをおすすめします。
言語聴覚士が転職エージェントを利用するデメリット
言語聴覚士向けの転職サイトには、メリットもありますがデメリットもあります。
地域ごとに求人数のばらつきがある
ST・言語聴覚士向けの転職サイトに限らず、転職サイトによっては掲載されている情報には地域によるばらつきがあります。
東京や他の首都圏、政令指定都市などの人気のある大都市には、求人数が多い転職サイトもありますが、地方では対応しているサイトが少ない場合もあります。
地方にお住まいの方は地域に特化した転職サイトがどうかや全国の求人に対応した転職エージェントの方が、効率的に転職活動を進められるでしょう。
担当者と合わないことがある
転職エージェントを利用する際、担当者との相性が合わないこともあります。
担当者は転職や業界に詳しいプロフェッショナルですが、もちろん人間ですので性格的に合わないこともあります。
また選択肢は豊富なはずですが、キャリアアドバイザーによっては熱心に求人を推薦してくることもあります。
さらに、他のリハビリテーション職種には強いが、言語聴覚士に詳しくない担当者がつくこともあります。
もし高圧的に感じたり、連絡が頻繁すぎたり、逆に求人の相談に乗ってもらえない場合、相性の悪さを感じたらすぐにサイト側に報告してください。
それでも改善されない場合は、転職エージェントの方針と合わない可能性も考えられるため 他の転職エージェントを検討するのもひとつです。
転職を急かされる
キャリアアドバイザーによるサポートは、転職エージェントの大きなメリットですが、頻繁な連絡はネックになることもあります。
例えば、「連絡が頻繁でしつこい」「やたらと転職を急かされる感じがする」など、人によってはストレスになることもあります。
そのため、連絡を頻繁に感じる人や、自分で医療機関や施設とやり取りした方が楽だと感じる人もいます。
もしキャリアアドバイザーとのやり取りが面倒だったり負担に感じる場合は、転職エージェントではなく転職サイトの利用をおすすめします。
転職サイトでは直接求人に応募したり、医療機関や施設と自分でやり取りするスタイルなので自分のペースで転職活動ができます。
また、転職サイトの中には、あなたのプロフィールを見た医療機関や施設から直接スカウトが届く「スカウトサービス」を提供しているところもあります。
求人チェックをするのが負担と感じる方やより効率的に転職活動を進めたいといった方は、スカウトサービスを利用してみてください。
転職サイト・エージェントを使って言語聴覚士の転職を成功させるコツ
ここでは、転職サイト・エージェントを使って言語聴覚士の転職を成功させるコツについてご紹介します。
希望条件の優先順位をつける
ST・言語聴覚士として転職を成功させるためには、転職先への希望条件を明確にしておくことが重要です。
たとえば前の職場で不満だったことや嫌だったことをリストアップすることで、自分が避けるべき人間関係や職場の雰囲気、勤務形態が見えてきます。
また自己分析を行うと同時に、将来的に活躍したい業界や施設について調査し、キャリアプランを立てることも大切です。
育児や家事との両立ができるかどうかなども考え、時短勤務にすべきか非正規雇用にするかなども視野に入れておくといいでしょう。
エージェントへの連絡は早めにする
転職サイトや転職エージェント、面接を受けた施設などから連絡が来た場合は、速やかに返信するように心がけましょう。
求人倍率が高くても、条件の良い求人は競争率が高く、早い者勝ちとなります。
転職サイトや転職エージェントからの連絡に対して返信を怠ると、他の応募者に好条件の求人を取られてしまう可能性があります。
せっかく応募しようと思ったのに応募できなくなったらもったいないですよね。
また、面接を受けたり、受ける予定の施設からの連絡に対して返信しないことは、エージェント側に転職の意志がないとみなされるおそれもあります。
相性が悪い担当者は変更してもらう
相性の悪い担当者とのやり取りはストレスがたまり、適切な求人を見つけてもらえない可能性や効率的に転職活動が進められないおそれがあります。
もし相性の悪い担当者と感じたら、すぐに転職サイトの本部に連絡して担当者を変更してもらいましょう。
求人が出やすい時期もあれば、出にくい時期もあるため、できるだけ早く情報収集をして転職サイトの担当者と話を詰め、準備を進めていく必要があります。
どうしても改善が見られない場合は転職エージェントそのものを変えるのもひとつです。
同じ求人に複数のサイトから申し込まない
原則的に同じ求人に複数の転職サイトから応募することはNGです。
なぜなら、ひとつの求人に同じ人物が何度も応募すると、企業側で「無効」として処理される可能性があるからです。
また複数の転職サイトから応募すると、情報を共有しなかったことが担当者に思われ、信頼を損なうことになります。
企業側では同一人物かどうかの確認が必要となり、迷惑がかかることもあります。
転職エージェントとの信頼関係や企業の人事担当との信頼関係も損なうこともあるので、必ず自分の応募先について確認し絵置くようにしましょう。
職場の口コミをチェックしてみる
求人先施設で気になる点がある場合、転職サイトや転職エージェントに頼るだけでなく、情報や口コミを自分自身でも調べてみましょう。
施設に関しては実際に入植した人だけではなく、利用者や家族からGoogleの口コミが寄せられており職場の雰囲気を掴むのにも有効です。
最近ではさまざまな企業の口コミが読めるウェブサイトなども存在するため、利用者や施設で働く職員、退職者など、さまざまな視点から調べてみることが大事です。
経歴・スキルは偽らない
転職エージェントを利用して転職活動を行う際、経歴やスキル、学歴、資格などについては、絶対に偽らないようにしましょう。
また転職サイトや転職エージェントへの登録や求人への応募の時点でも、嘘の経歴を書くことは避けましょう。
なぜなら嘘の経歴のまま転職してしまうと、発覚した際に転職先で経歴詐称の問題が生じる可能性があるからです。
万が一入職できたとしても経歴詐称は懲戒解雇の対象になる恐れもありますし、噂が広まれば同じ業界での再就職が困難になることも。
さらに、嘘を信じて求人を探してくれた転職サイトや転職エージェントや企業からの信頼を失う可能性があるため、正確に記載するようにしてください。
いくつかの転職サイト・エージェントを利用する
いくつの転職サイト・エージェントに登録することで、求人の選択肢を増やすことができます。
それぞれのサイトやエージェントによって異なる求人やサービスを提供しており、サポート内容やコンテンツの充実度にも差があります。
また、転職エージェントの場合、他のエージェントでは取り扱っていない「独占求人」を紹介してもらえることもありますし、複数登録することでキャリアアドバイザーのサポート力を比較検討することもできます。
言語聴覚士が転職エージェントを利用する流れ
ここでは、言語聴覚士が転職エージェントを利用する際の流れについてご紹介します。
➀サイト・エージェントに登録する
気になる転職サイト・エージェントがあればまずは登録します。
言語聴覚士の求人が豊富な転職サイトに登録してみましょう。
言語聴覚士のスキルや経験に合った求人案件が多く紹介される専門職向けの転職サイトを利用することで、自分に合った職場を見つけるのに役立ちます。
また事前に求人情報の充実度や専門性、利用者の満足度などを調査し、信頼性の高い転職サイトに登録することをおすすめします。
②面談・求人紹介
転職サイトへの登録が完了したら、キャリアアドバイザーと面談の日程を調整しましょう。
自分の都合や希望に合わせてアドバイザーとの面談ができる日時を相談し、スケジュールを調整します。
面談はおおよそ30分~1時間程度で、直接面会したりオンラインでおこなわれることもあります。
また面談までに、自分が望む職場の条件や自己分析をある程度行っておくと良いでしょう。
自分が働いている言語聴覚士の現場や求める職場環境などを率直に伝えることで、自分のスキルや経験に合った求人情報について紹介してもらるはずです。
③書類応募・面接
気になる求人があれば書類応募・面接など選考に進みます。
アドバイザーは転職の書類作成においてもプロフェッショナルであり、自己PRの強化やアピールポイントの整理を支援してくれるため、エージェントの書類添削を受けてみることおすすめします。
また、求人応募も各医療機関や施設・企業の担当者と連携を取って、適切な応募タイミングを教えて頂けるので安心です。
書類選考が通ったら言語聴覚士の募集先との面接に進みます。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーから面接対策を受けられます。
面接のポイントや過去にあったよく聞かれる質問に対する適切な回答方法を学びます。
自分の強みを的確に伝える方法を身につけることで、自信を持って面接に臨めるでしょう。
なかには、アドバイザーと模擬面接を受けることもできるため、フィードバックを受けることで改善点を把握し本番でも自信をもって望めます。
④内定・退職手続き
選考に通れば晴れて内定となります。
キャリアアドバイザーは、転職後のスムーズな職場適応や入社手続きのサポートを提供しています。
内定を受けた後も、退職手続きなどのアフターフォローを依頼することもできるので最終的な条件の確認などをおこないましょう。
新しい職場への準備に不安を感じる場合でも、アドバイザーのサポートを受けることで安心感が得られます。
言語聴覚士の仕事内容
言語聴覚士は、コミュニケーションや食事に障害を持つ患者を支援する専門家です。
患者の年齢層は幅広く、発達遅延、発音障害、言語障害、聴覚障害、失語症、嚥下障害などの状態に応じて適切な治療計画を立てます。
おもな治療方法には、音声矯正、コミュニケーションスキルの向上、補助的なコミュニケーションデバイスの提供、食事・嚥下トレーニングなどが挙げられます。
また、言語聴覚士は成人や高齢者のリハビリにも取り組み、発声や会話、嚥下などの機能回復を支援します。
さらに、医師の診察を促すことや食事改善の助言など、様々な業務を行います。
言語聴覚士は嚥下機能や発語、発声の問題は生命維持やコミュニケーションに大きな影響を与える重要な役割だといえるでしょう。
言語聴覚士の主な職場
言語聴覚士は先にも述べたようにあらゆる現場で活躍でき、それぞれになう役割や対象となる人が異なります。
たとえばよくある医療施設や病院では、言語障害や聴覚障害を持つ患者に専門的なサポートを提供する重要な役割を果たしています。
医療現場で働くメリットには、さまざまな症例に取り組むことで経験を積み、専門知識を向上させたり、医療チームと協力して患者の総合的な健康をサポートできます。
また高齢化社会の進展に伴い、介護ニーズが増加しており、介護機関での言語聴覚士の求人も増えています。
介護機関での言語聴覚士の仕事は、高齢者のコミュニケーションや食事に関わる嚥下障害などの疾患の治療をおこないます。
さらに言語聴覚士は学校などの教育機関でも活躍し、児童・生徒の言語や聴覚の発達をサポートし、コミュニケーション障害の解消や学校生活の充実を図ることもあります。
子どもたちやその保護者とのコミュニケーションを通じて成長を感じることで、やりがいを感じられるため子どもが好きな方には向いているといえるでしょう。
言語聴覚士になるには
ST・言語聴覚士になるためには、国家試験を受けて資格を取得しなければいけません。
国家試験を受験するためには、文科省が指定した大学で決められた授業の単位を取得し卒業するか、またはST・言語聴覚士養成に必要な一定基準の科目を取得している方を対象とした専門指定校(1年)を卒業する2つの方法があります。
文科省指定の学校では、ST・言語聴覚士に必要な多方面の知識と技術に関わる授業の単位を取得し、スキルを身につけることが求められています。
どちらのルートを選んでも国家試験に合格しなければならず、例年の合格率は通常50~60%程度でといわれています。
ちなみに未経験でも言語聴覚士の資格を持っていれば転職はできます。
経験者は培ってきたスキルをアピールすることができますが、未経験だとできないので、転職エージェントに登録し、未経験でも良い転職先が見つかるようアドバイスをもらうことをおすすめします。
言語聴覚士の給料の目安
厚生労働省のデータによると、言語聴覚士の平均年収は4,189,400円といわれており、男性の平均年収は約438万円、女性は397万円といった違いがあります。
女性の場合はライフイベントである出産などの影響で、正社員ではなくパートとして入ることもあるので少な目になっていると考えられます。
ちなみに言語聴覚士の平均年収は他の職種と比較して比較的高い水準といわれており、言語聴覚士の専門性と需要が強まったからだとされています。
言語聴覚士は高度な専門知識とスキルを持っており、認知症や言語障害の患者の増加に対応する需要が高まっています。
また、男女間の給与差が他の職種よりも小さいことは、職場での公正な評価とキャリアアップの機会が女性にも平等に与えられていることがわかります。
言語聴覚士という職業は高い専門性と需要があることから、長く働きたい方や安定した職に就きたい方にとってはおすすめだといえるでしょう。
言語聴覚士の将来性
高齢化社会の進展に伴い、認知症や言語障害を抱える患者の数が増加していることから、言語聴覚士の需要もますます高まっていくと考えられます。
また、医療やリハビリテーションの分野での技術の進化や診療報酬の改定により、言語聴覚士の活躍の場は広がりつつあります。
たとえば、訪問リハビリテーションの重要性も高まっており、在宅ケアのニーズの増加に対応する言語聴覚士の需要も高まっています。
以上のことから言語聴覚士は将来性のある職業だといえるでしょう。
言語聴覚士に強い転職エージェントを利用しよう
今回は言語聴覚士・STの転職におすすめの転職サイト・エージェントについてご紹介してきました。
転職を希望する言語聴覚士の方には、言語聴覚士向けの転職エージェントの利用がおすすめです。
なぜなら言語聴覚士の仕事や業界に詳しいキャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進められ、言語聴覚士に特化しているので幅広い求人数から自分に合った職場が見つかる可能性が高くなるからです。
言語聴覚士の転職市場は、需要に対して人材が不足しているため競争率は高くなく、資格保有者が少ないため狙い目です。
しかし、選択肢が豊富なだけに、誤った選択をしてしまったり、情報不足で職場の選び方ができず、転職前よりも職場環境や条件が悪化してしまう可能性も考えられます。
今回の記事を参考に自分にあった言語聴覚士の仕事を見つけてみてください。