ほいく畑を利用したいけど、保育士の資格って絶対必要なの…?と不安なあなた。
保育士に転職するにはほいく畑のような転職サービスを利用するのがおすすめですが、資格を持っていないと求人を紹介してもらえないのでは…と不安ですよね。
しかしご安心ください。ほいく畑では保育士の資格を持っていなくても、求人を紹介することができます。
今回はほいく畑は保育士の資格がなくても大丈夫か、またどんな求人を紹介してもらえるのか解説していきます。
目次
ほいく畑は無資格でも登録できる?
ほいく畑は、保育士など保育園での仕事に特化した転職サービスです。
自分で求人を検索できるほか、担当のコーディネーターが付いてくれて、仕事探しや面接日の調整、企業との条件交渉などを行ってくれます。
ではほいく畑のサービスには、保育士の資格を持っていない無資格の方でも登録できるのでしょうか。
実際にサービスの内容を確認しながら検証してみました。
無資格でも働ける求人はある?
結論から言えば、無資格でも働ける求人はあります。
ほいく畑には、保育士が仕事を探すときに使いやすいような検索軸がたくさん用意されています。
その中の一つに、『無資格・未経験OK』というものがあります。
試しに検索してみると、2018年10月25日段階で2462件の仕事が検索できました。
ではこれらすべての求人が無資格で応募できるかというと、実はそうではありません。
『無資格』限定で探してみましたが、検索結果5ページ分、つまり100件の求人の中で、無資格の方を歓迎しているものはたった2件しかありませんでした。
割合としてはわずか2%です。
中には「無資格の方は応相談」というものも。やはり資格のない方は、求人数も少ないというのが現状のようです。
とはいえ人で不足の昨今、交渉次第で働ける職場もあるとは思いますので、まずはコーディネーターに相談をしてみましょう。
保育士になるにはどんな資格が必要
保育士になるためには、当然ながら保育士資格が必要です。
無資格でも仕事自体はできることもありますが、行える仕事に制限があり、仕事をする側にとっても、雇う側にとっても非常に不便です。
ゆえに保育士資格は、ほぼ必須となっているのが実情です。
保育士の資格は、大学や短大、専門学校など保育士養成施設で養成の課程を受け、卒業すれば取得できます。
ほとんどの保育士はこうして資格を取得していますが、実は保育士とは関係のない学校・学部で学んできた方や、保育士とは別の仕事をしてきた方であっても、保育士試験に合格さえすれば保育士資格を取得することができます。
その受験資格が以下の通りです。実は気づいていないだけで、あなたも保育士試験を受けるための条件に合致している可能性があります。まずは確認してみてください。
- 大学卒業者
- 大学中退又は在学中で62単位修得済み又は習得見込みがあると学校長が認めた方
- 短大卒業
- 短大在学中で卒業見込みがある
- 2年以上通う専門学校卒業
- 2年以上通う専門学校に在学中で卒業見込みがある
- 平成3年3月31日以前に高校卒業
- 平成8年3月31日以前に保育科高校卒業
- 中学・高校卒業後(同等の資格を有する方含む)児童福祉施設において2年以上かつ2880時間以上従事し実務経験を積んだ方
- 中学卒業後、児童福祉施設において5年以上かつ7200時間以上従事した方
- 平成3年(1991年)3月31日前までに高校を卒業された方
※上記の実務経験は児童福祉法に基づき設立された認可施設のみ対象で無認可保育園は実務経験として認められません。
いかがでしょうか。実は大学や短大を卒業していれば、すでに受験資格があります。
現在資格が無い方でも、資格が取得できる可能性はありますので、ぜひご自身と照らし合わせてみてください。
無資格の方がほいく畑経由で保育士になるまでの流れ
ほいく畑のサービスを活用して、無資格の方が保育士になるための流れを簡単に説明していきます。
まず大前提として、ほいく畑のサービスへの登録が必要です。
ほいく畑ではコーディネーターが転職に関する様々なことをサポートしてくれます。
また応募するためにも登録していなければなりません。
登録自体は簡単で、電話での登録もできますし、公式サイトのフォームを使って数分で登録も可能です。
その後コーディネーターに希望する勤務地や給与、働き方などの条件を伝え、その条件に沿った求人を紹介してもらいます。
気に入った求人があれば応募し、面接などを受けて内定を目指していきます。
内定までの課程で、履歴書の書き方や面接での受け答えの仕方などについてもサポートしてもらえます。
そして内定をもらえたら、入社。いよいよ保育士としての仕事が始まります。働き始めても、コーディネーターから職場や仕事内容についてのアフターフォローをしてもらえます。
資格取得までどれくらいかかる?
では保育士の資格をこれから取得しようとすると、どのくらいの期間がかかるのでしょうか。
まずは、保育士試験の受験資格を持っている方の場合です。
試験に受かりさえすれば資格を取得できるので、そんなに時間はかかりません。
試験は年2回で、前期は筆記試験が4月、実技試験が7月、そして後期は筆記試験が10月、実技試験が12月に開催されています。
もちろん受験資格があるからと簡単に受かるものではありません。
保育に関する知識や技術が身に付いていることは大前提なので、参考書や通信講座などを通じて勉強をしていく必要はあります。
大手の通信講座運営会社であればだいたいどこでも保育士の講座を持っているはずなので、興味がある方は調べてみてください。
次に、保育士の受験資格を持っていない方の場合です。
受験資格を持っていない場合は、前述の1~11のいずれかの条件をクリアしなければなりません。
最も現実的なのは専門学校でしょう。保育士や幼稚園教諭専門の専門学校もありますし、中には夜間コースや通信教育を行っている学校もあります。
現職と勉強を両立させたい方などにもオススメです。
このようにこれから受験資格をクリアしていくのなら、試験を受験することも考えると2年以上の時間がかかってしまいます。
ちなみに、保育士資格の取得に関しては規制の緩和に向けて進んでいます。
保育士は慢性的に人材が不足しており、保育士の人員確保は全国的にも大きな課題です。
どのように緩和されるかについてはまだはっきりとは分かりませんが、今後保育士を目指す方はぜひ動向に注目していただければと思います。
ほいく畑は未経験・ブランク歓迎の求人も多い
ほいく畑に掲載されている求人の総数は4000件以上。
その中で未経験歓迎の求人は、2000件以上です。こうして数字で見てみると、未経験者を歓迎している求人はかなり多いといえます。
そもそも保育士の資格さえあれば知識や技術に関しては問題ないと判断できますし、経験が無くても仕事に支障はありません。
業界的にも慢性的に人材不足なので、未経験者であっても喉から手が出るほど採用したいというのが本音でしょう。
そして次に、ブランクがある方を歓迎している求人についてです。
こちらはなんと3000件以上も掲載されており、全体の75%近くの求人です。ブランクの理由は様々だと思います。
出産や他職種への転職、夫の転勤など。ですが、いずれにしても過去に保育士としての業務経験があり、仕事への順応も早いと考えられるため、保育施設側としては貴重な人材です。
業界的にも、出産などを機に一度仕事から離れた方が、子育てがひと段落したタイミングで仕事に復帰するケースは多々あります。
サポートが手厚いから未経験・ブランクでも安心
未経験の方やブランクがある方でも問題が無い理由のひとつとして、ほいく畑の“サポートの手厚さ”も挙げられるでしょう。
ほいく畑のサービスのひとつに、転職後も継続的にアフターフォローを行ってもらえるというものがあります。
いざ働き始めたものの、職場にうまくなじめなかったり、勤務時間や休日などの働き方にギャップを感じてしまったり…。
特に未経験の方やブランクがある方などは、こうしたミスマッチを感じてしまいやすいのではないでしょうか。
ほいく畑では、こうした方々へのアフターフォローサービスを行っており、いつでもコーディネーターが相談に乗ってくれます。
コーディネーターは保育業界や保育士の仕事に詳しい方ばかり。保育士から相談を受ける機会も多いと思いますので、的確なアドバイスをもらえるはずです。
アドバイスがなくとも、ちょっとした悩みを聞いてくれるだけでも心強いのではないでしょうか。
フォローやサポートへの言及もチェック
求人情報の中に書かれた保育施設側からのコメントの中に、フォローやサポートに関するコメントがあります。例えば…
「未経験、ブランクがある方も職員が丁寧に教えてくれます☆」
「週3日—OK!朝のみ、夜のみなど短時間勤務希望の方もご相談ください!」
といったように。ブランクがあることに不安がある方や、働き方に関する希望がある方にとってはありがたい記載なのではないでしょうか。
コーディネーターからの一言
求人には、『人材コーディネーターから一言』という項目もあります。ここにはその求人のポイントや施設を訪問した感想、向いている人などがコーディネーターの言葉で語られています。
中には以下のようなサポート・フォロー体制についての記載もあり、未経験者やブランクがある方にとっては安心できる材料になるのではないでしょうか。
「園長は保育士さんの事を第一に考えており、生活環境をかんがみてシフト調整してくれる良い職場です。」
「園長は保育士さんの事を第一に考えており、生活環境をかんがみてシフト調整してくれる良い職場です。」
保育施設側からの発信ではなく第三者の意見というのも、信頼できるポイントです。もし気になるものがあれば、直接コーディネーターに問い合わせてみても構いません。