保育施設で働く保育士は、収入の低さや仕事の負担の大きさに不満を感じている方が多い仕事です。
ですから、子供たちと接することに憧れを持ち大きな希望を抱いて働き始めたはずなのに、そんな状況に耐えきれず転職を考える方は少なくはありません。
でもだからと言って、違う保育園に移っても状況が一変する可能性は高いとは言えません。
それなら、思い切って異業種への転職を考えてみるのはどうでしょうか?
この記事では「保育士は一般企業へ転職できるのか?」や「おすすめの仕事」について解説します。
後半は保育士が異業種への転職を成功させるためのコツをご紹介しますので、最後までしっかりと読んでくださいね!
目次
保育士から一般企業への転職は可能?
保育士は一般的な仕事とは少し違う特殊な仕事です。
そう考えると保育士の仕事から異業種に転職するのは、非常に難しく感じてしまうかも知れません。
ですが保育業界以外で「保育士は歓迎されない」かと言えばそんなことも無く、一般企業へ転職できる可能性は充分にあるんです。
保育士の仕事に疲れてしまったのなら、他の業界へ飛び込んで見るのも凄く良い選択肢ですよ!
「保育士資格に頼らない」という覚悟が必要です
「できることなら保育士資格が活かせる仕事に就きたい」と考えるのは理解できるのですが、それに関してはあまり期待しない方が良いでしょう。
子供を預かる仕事以外では仕事に直結することが無いことから、保育士資格を持っていてもあまり評価はされません。
つまり、ほとんどの仕事では小さな子供と触れ合う機会はありませんので、異業種への転職時に保育士資格を持っていることが転職を有利にしてくれる効果は期待できないということです。
異業種への転職を考えているのなら「保育士資格には頼れない」と理解しておくことも必要です。
ですが勘違いしないでいただきたいのは、「資格は活かせなくとも経験は活かせる」ということです。
みなさんの、保育士として積み重ねてきた経験を活かせる仕事は幾つもありますよ。
どんな仕事にだって転職できるチャンスはあります!
保育士資格を活かすことに拘らないのであれば、保育士から転職できないと決まっている仕事はありません。
どんな仕事に挑戦するのも、みなさんの自由です。
もちろん面接などを通過しなければ転職はできませんから、本当の意味でやりたいことが何でもできるわけではありません。
ですが可能性はありますから、これからの自分が行いたいことを考え、保育士になろうと頑張っていた時の様に希望を持って転職活動を初めてくださいね!
保育士から一般企業に転職するメリット・デメリット
一般業への転職を考えている方は、保育士としての仕事に不満を抱えている方がほとんどのはずです。
保育業界を離れることさえできれば不満は大きく解消されると考えがちなのですが、実際の転職活動を始める前に少し立ち止まって「保育士を辞めるメリット・デメリット」について考えてみてはどうでしょうか?
異業種へ転職するメリットに魅力を感じられるのはもちろんですが、デメリットについてもある程度の理解ができていれば、転職後のトラブルや不満も少なくすることができるはずです。
保育士から一般企業へ転職する「メリット」
- 後々の収入アップが期待できる
- 残業や持ち帰りの仕事などを減らすことが可能
- 仕事上の負担やストレスの軽減
全てを一気に解消できるわけではありませんが、上記した様なメリットが期待できます。
どれもが「保育士を辞めたい!」と思った理由に直結しているのではないでしょうか?
次はそれぞれのメリットについて具体的に解説していきます。
後々の収入アップが期待できる
保育士は収入が低いことで知られています。
中でも問題なのは「キャリアを積んでも収入が中々アップしない」ということです。
5年10年働いても新人と給与に大差がないとなれば、誰だってモチベーションも上がらなくなりますよね。
一般企業であれば毎年の昇給もある程度確保されていることが多く、勤務年数に見合った収入を得られる可能性は大きくなります。
さらに仕事上で結果を残ることができれば大きな収入アップも期待できますよ。
年収を上げたい保育士がやるべきこと!転職で年収アップできる?
残業や持ち帰りの仕事などを減らすことが可能
ある程度規模の大きな一般企業なら残業などの規定もしっかりとされており、残業時間が増え過ぎない様に配慮されていたりサービス残業にならない様に徹底されています。
ですから保育士時代には残業時間の多さに悩まされていたり、持ち帰りでお金にならない仕事をしてしまっていたという方も状況が大きく変わるかも知れません。
ただ残念ながら一般企業の中にもブラック企業と言われる職場環境の悪い所も存在しますので、転職前にはしっかりと情報収集することが大切になります。
精神的・肉体的な負担の軽減
これは選んだ仕事によって大きく違いが出ますが、異業種に転職することで「精神的・肉体的な負担」を軽減することが可能です。
例えば、子供や保護者に気を使うことの多さが負担だったのなら、製造業などに転職することでストレスは減らせるはずです。
立ち仕事が多く肉体的な負担が大きかったと感じていたのなら、事務職に転職すればデスクワークが増えますよね。
選んだ職種によっては負担が増えてしまう可能性もありますが、保育士として働いている間は我慢せざるを得なかったことが解消できる期待は少なくありません。
保育士から一般企業へ転職する「デメリット」
- 転職してからしばらくは収入が減る可能性がある
- 慣れない仕事を一から覚えなければならない
- 年齢が高くなると転職をすること自体が難しくなる
当然のことですが、異業種にも「その仕事での苦労や負担」は存在します。
そして転職すること自体で発生する問題も避けては通れません。
上記した様なデメリットを覚悟した上で転職活動を行うのも、後々になって後悔しないためには大切です。
転職してからしばらくは収入が減る可能性がある
「収入アップ」を期待して異業種への転職を決めたという方は少なくは無いのですが、いきなり収入がアップできるとは限りません。
特に保育士としてある程度のキャリアを積んでいた方が転職した際には、一旦は収入がダウンしてしまう可能性も否定できません。
未経験の仕事に転職するということは全くの新人になるということですから、最初から高い給与を期待するのは難しくなります。
場合によっては保育士時代の収入に戻るまでに、数年など長い期間が必要になることもあり得るかも知れませんよ。
慣れない仕事を一から覚えなければならない
異業種に挑むのですから、「仕事上で必要なスキル」を一から学ぶ覚悟が必要です。
もしかすると、転職先では年下の人から仕事を学ぶことになるかも知れません。
他にも仕事上のスキルだけでなく、保育業界とは違った「暗黙のルール」が存在している可能性もあります。
もう一度、「新人として謙虚に学ぶ姿勢」が無いと仕事が上手くいかないことになりかねません。
年齢が高くなると転職をすること自体が難しくなる
経験の無い保育士とは違う業種へ飛び込む際には、「年齢」が重要視される傾向があります。
それは受け入れ先の企業からすれば、一から仕事を教えるのならば若い方が良いと考えるからです。
人手不足の業界であれば、ある程度の年齢までは歓迎されるはずですが、40代以上ともなってくると「未経験で正社員」などは難しくなってきます。
40代・50代などの方が転職する際には、パートなど働き方を考える必要が出る可能性がありますね。
保育士の転職におすすめの異業種3選
少しでも転職を有利にしたいと考えるのなら、「保育士としての経験を活かせる・アピールできる仕事」を選ぶのがおすすめです。
保育士資格を持っていること自体は異業種への転職にあまり影響しませんが、手に入れたスキルは色々な仕事で活かすことができます。
ここからは特に保育士時代に手に入れたスキルや経験が活かしやすい、「保育士の転職におすすめの異業種3選」をご紹介します。
コミュニケーション力が活かせる「サービス業」
子供たちだけでなく保護者とも円満な関係を築くことが重要な保育士の仕事をされていた方は、高いコミュニケーション能力を持っている方が少なくありません。
もしコミュニケーション能力に自信があるのなら「サービス業」がおすすめです。
飲食店やアパレル関係など接客が必要な仕事は数多くあります。
人と話すのが好きであったり得意ならば、そんな仕事で大活躍することができるはずです。
例えば、保育士時代は中々できなかったお洒落をしての仕事も、アパレル業なら「仕事とお洒落」を両立できたりしますよ。
保育士の頃とは違った環境で働けることで、気分も大きく変わりますね。
接客業に転職する時の志望動機を考える上で大切なポイントをご紹介
体力面の負担も少なくPCスキルがあれば歓迎の「事務職」
あると有利なのは間違いありませんが「事務職」は特別な資格が無くても転職しやすい仕事です。
デスクワークが中心ですので、保育士時代と比べれば体力的な負担を減らすことができ、屋内での勤務ですので日焼けなどの心配もありません。
それほど高いスキルが必要になるわけでは無いのですが、ExcelやWordなどのPCスキルが無いと苦労する可能性はあります。
保育士時代に保護者に配るプリントの作成などをしていたのなら、その技術を活かすことができるはずです。
臨機応変な対応力が活かせ人の役に立てる「介護職」
子供の相手には疲れてしまったけど福祉の世界での仕事を続けたいと考えているのなら、「介護職」はどうでしょうか?
「介護職員初任者研修」の資格があると歓迎されますが、無資格であっても勤務することは可能です。
肉体的・精神的な負担が小さくはない仕事ですが、人手不足が心配されている業界ですので求人が多く見つかるのも特徴です。
子供たちよりも身体の大きな大人の方へのサポートを行いますので、与えられる仕事によっては保育士時代よりも体力を求めらるかも知れない点には注意が必要です。
介護職におすすめ転職サイト・エージェントランキング!【2020年】
介護職はブラックだらけ?ブラック施設の見分け方と転職のすすめ
営業職や電話オペレーターなどもおすすめ
他にも様々なセールスを行う「営業職」やコールセンターで電話の取次や対応を行う「電話オペレーター」も、保育士として働いてきた方には向いていると考えられる仕事です。
営業職は結果を残すことができれば、どんどん昇給が期待できます。
また直接会って話すのは疲れてしまうという方も、相手の顔が見えない電話オペレーターなら無理無く働けるのではないでしょうか?
保育士を辞めても子供と触れ合える仕事も!
異業種に転職すると、ほとんどの仕事では「子供との触れ合い」はありません。
ですが遊園地やアミューズメント施設には多くの子供が来店します。
他にも子供服を取り扱うお店にも小さな子供が多く来店するでしょう。
保育園の様な直接的に関係する仕事は多くはありませんが、元気に楽しく過ごす子供たちを見ながら働ける仕事は幾つも存在しているんです。
保育士から異業種への転職で役立つ転職サイト2選
保育士から異業種へ転職するのであれば、他の職種が多数集まる転職サイト・エージェントを利用する方が非常に効率が良いです。
保育士から異業種への転職で役立つ転職サイトを、以下で紹介していきます。
doda
dodaは国内でも特に求人数の多い転職サイトです。
全国各地、職種問わず13万件以上の求人が掲載されており、業界内トップクラスの求人数を誇ります。
未経験からの異業種転職もOKな求人も掲載していますので、保育士から異業種への転職を検討しているのであれば、登録しておいて損はありません。
転職サイトとして利用できるほか、専門のコンサルタントから求人の提案も受けられるので、初めての転職活動でも安心です。
キャリトレ
キャリトレは20代をメインターゲットにした、転職サービスです。
アプリで求人の検索ができるため、通勤時間を活用して転職活動をすすめられるメリットは非常に大きいでしょう。
20代の若手社員向けの求人を多数掲載しているので、未経験OKの求人も多数掲載しています。
人工知能を採用しており、フリック操作で求人を振り分けるだけで皆さんにあう求人を提案してもらえます。
未経験から異業種に挑戦してみたい方は、是非利用を検討してみてください。
保育士が異業種に転職するポイント!
保育士の方が異業種の一般企業に転職する際には幾つかのポイントがあります。
- 自分のアピールポイントを見つける
- 志望動機は前向きな内容で
特に、この2つのポイントには気をつけてくださいね。
異業種に転職する際には自分を雇うことで会社が得られるメリットや、否定的ではなく前向きな考え方で転職を決めたことを伝えることが重要になります。
自分のアピールポイントを見つける
「転職先に対してどうアピールするか?」というのは、書類審査や面接を通過するのに非常に大切です。
できるならば「保育士時代の経験」の中で、転職先の仕事でも活かせるポイントを探しアピールするようにしましょう。
実際に経験した具体例を含めて伝えるのも良い方法です。
さらに自分がその職場に入ることで、会社に対してどんな貢献ができるのかを意気込みも含めて完結に伝えることができれば、印象はとても良くなりますよ。
志望動機は前向きな内容で
志望動機は、特に転職において重視されます。
保育士を辞めてまで応募してきた理由が納得できる内容でなければ、「ただ保育士が嫌になって辞めただけでは?」と思われかねません。
できるだけ前向きな内容を伝えてください。
間違っても「保育士の仕事の愚痴ばかりを並べる」ということにはならない様にしてください。
文句ばかりを言う人を雇いたいと考える企業なんて、ほとんどあるはずがないですよね。
その仕事への憧れや自分のスキルを活かせる仕事であることなど、「相手が納得できる志望動機」を考え出してください。
保育士の志望動機の書き方については、こちらの記事で更に詳しく解説しています。
保育士の転職で有利になる志望動機の書き方!自己PRでアピールするポイント
一番のポイントは「転職のプロ」に頼ること!
保育士が異業種に転職するためのポイントを2点ご紹介しましたが、実はそれ以上に重要かも知れないポイントがあるんです。
それは「転職エージェント」を利用することです。
保育士から一般企業へ転職する際には色々と考えたり調べたりする必要があり大変ですが、転職エージェントに登録すれば様々な方法でみなさんをサポートしてくれるんです。
このサービスを使うかどうかで、転職の負担も成功率も格段に違ってしまいますよ!
「転職サイト・エージェント」を使うべき理由
- 求人の紹介
- キャリアの棚卸し、適正の調査
- 書類添削、面接対策
- 求人への応募、面接などのスケジュール調整、企業との交渉
上記した様なサービスが、転職エージェントでは「無料」で受けることができます。
どれでも転職のサポートとして効果的で、全てを自分で行うとしたら本当に大変なことばかりですよね。
取り扱う求人数が豊富!
大手総合転職エージェントなら10万件を超える膨大な求人を取り扱っています。
さらに「非公開求人」と呼ばれるオープンには募集されていない求人も多数あり、登録し紹介されなければ出会うこともできません。
非公開求人は条件的にも優れていることが多いので、これを目当てに転職エージェントに登録するだけの価値も充分にあります。
また求人数が多いだけでなく、企業情報も詳細なので転職先探しにとても役立ってくれます。
適正を見抜く力が優れている!
転職エージェントに登録した後には、担当者との面談が行われるのがほとんどです。
少し面倒に感じてしまうかも知れませんが、面談を通してこれまでのキャリアや様々な仕事への適性を判断してくれます。
もしかすると何人もの転職をサポートしてきたプロの目で、みなさんの隠れていた才能が見つかるかも知れません。
適正まで含めて求人情報の紹介を行うことで、「自分に最適な仕事が見つかりやすい」のも転職エージェントを使うメリットの1つです。
書類添削や面接対策で異業種への転職にも自信が持てる!
履歴書の作成や面接時の受け答えの練習というのは面倒ですし、得意でない方からすると適切に行うのは難しいはずです。
それなら転職エージェントで書類の添削を受け、本番を想定した面接対策を受けてみることをおすすめします。
自分としては完璧だと思っていた履歴書も、プロの目で見ればまだまだということも少なくはありません。
面接対策も業界情報や企業の内部情報にも詳しい担当者からのアドバイスを受けられるので、とても参考になります。
スケジュール調整・給与交渉などで時間的にも精神的にも負担が激減!
面接日のスケジュール調整をするだけでも、企業と直接連絡を取り合うのは精神的にも大きな負担になります。
さらに給与面の交渉などは普通の方にとっては非常に難しいはずです。
転職エージェントでは、企業との様々な交渉もみなさんの代わりになって行ってくれます。
もちろん後々問題にならない様に丁寧に行ってくれますので、頼ってしまって全く問題ありませんよ。
保育士資格を活かして職種を変える方法も
保育士からの転職を検討ししている方の中には、まったくの異業種に転職したい!と考えている方もいることでしょう。
しかし上述した通り、保育士から全くの異業種に転職することはリスクが0というわけではないのです。
そこで提案したいのが、保育士資格を活かして職種を変える方法です。
保育士の資格は国家資格ですから、保育園以外でも活躍できる場がありますし、これまでの経験が生きてきます。
以下は保育士資格を活かして就ける仕事の一例です。
- ベビーシッター
- 児童福祉施設
- 保育園運営企業
- 企業内保育
- 病院内保育
保育園ではたらいていると、どうしても園独自のルールや人間関係に苦しみ、ストレスが溜まってっしまうものです。
また給与や福利厚生面が充実していないところだと、生活も苦しくなってしまい段々と気持ちにも余裕が持てなくなってしまいます。
取得した保育士資格は、職種や企業を変えればいい職場が見つかる可能性も高いのです。
保育士専門の転職サイトでは、保育士資格を活かして保育士以外の職種につける求人も掲載していますので、参考にしてみるといいでしょう。
保育士資格を活かした転職で役立つ保育転職サイト
保育士資格を活かして、他の職種に転職したい方向けの転職サイトを、下記で紹介していきます。
コンサルタントサービスがあるサービスでは、資格を活かして就ける求人を提案してもらうことも可能なのでぜひ検討してみてください。
保育士ワーカー
保育士ワーカーは保育業界専門の転職サイト・エージェントです。
全国の求人を多数取り扱っており、保育士資格を活かせる求人を多数掲載しています。
院内・企業内・学童・その他の求人で検索をかけてみると、公開求人だけでも4000件以上表示されます。
保育士資格を活かして転職したい方は、是非利用を検討してみてください。
マイナビ保育士
マイナビ保育士は転職業界大手マイナビが運営する、保育業界専門の転職サイト・エージェントです。
保育円の求人だけではなく、企業内保育・院内保育のほか、企業主導型保育事業の求人も多数掲載しています。
会員登録することで、保育業界に詳しい専門のコンサルタントから、求人の紹介から転職サポートまで対応してもらえます。
保育業界で初めて転職する方は、是非マイナビ保育士の利用を検討してみてください。
保育士から離れることで、「保育の魅力」に気づくかも知れません
大きな希望と憧れを持って働いていたはずの「保育士の仕事」から異業種へ転職するのは、不安も後ろ髪を引かれる思いもあるかも知れませんね。
ですが、不満を抱えたまま保育士として働き続けても、理想とする保育はできないのではないでしょうか?
一度、保育の世界から離れることで「保育の魅力」にもう一度気づける可能性があります。
今のまま停滞するのではなく、今より一歩踏み出すために「保育士から一般企業への転職」をチャレンジしてはみませんか?
きっと今こそがみなさんにとって、「変わる勇気」が必要な場面ですよ。