indeedの求人を怪しいと感じたことはありませんか?
求人か簡単に検索できるindeedですが、サイトの特性から安心して応募できる仕事だけ記載しているとは言い切れません。
この記事では、indeedに載っている求人情報の注意点をまとめました。
そのほかにも、詐欺にあわないための嘘求人やカラ求人の見抜き方を紹介します。
求人検索に便利なindeedですが、企業に応募する際は充分に気を付けましょう。
仕事探しはindeed(インディード)!口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
目次
indeedの求人は怪しい?詐欺の可能性がある求人の特徴10
indeedの求人は怪しいものもあり、応募は企業や仕事の安全性を見分ける能力が求められます。
やみくもに応募すると転職活動がうまくいかないばかりか、余計なストレスを感じる可能性があるので注意しましょう。
ここからは、indeedに限らず詐欺の可能性がある求人の特徴をまとめました。
求人応募後にトラブルや被害にあわないためにも、チェックしてください。
1.内定までが早すぎる
求人応募から内定までが早すぎる場合は、注意が必要です。
募集中にもかかわらず書類選考だけで内定に進むと、入社してもミスマッチを起こす可能性があります。
犯罪に巻き込まれる可能性は低いですが、企業が人手を早急に補いたいと考えていることがあります。
ブラック企業で定着率が低いと「どんな人材でも雇いたい」というスタンスのため、書類選考だけで採用されることがあるでしょう。
相性や人柄が書面から分からないので、書類選考だけで雇うことは企業にとってもリスクが大きいです。
内定を承諾する前や応募の段階で企業をチェックしましょう。
2.採用担当者から突然連絡が来る
indeed利用中に、企業の採用担当者から突然連絡をもらったら警戒しましょう。
すぐに面接に出向いたり、雇用契約を交わすことは危険なので避けてください。
企業の採用担当者から突然連絡をもらった場合は、個人情報を目的とした虚偽求人の可能性があります。
indeedは企業とやり取りができる自分専用のページがありますが、急に連絡が来ても返す必要はないでしょう。
正常な企業であれば求人に応募していない人宛に、いきなりメッセージを贈ることはほとんどありません。
3.企業から金銭を要求される
企業に雇われる際や仕事を頼まれた時に、お金を要求されても応じる必要はありません。
そもそも、雇われても企業にお金を払う必要はないので、金銭を要求されたら詐欺と考えましょう。
「仕事を始めるための道具や情報が必要」「会社への登録事務手数料」といった名目で金銭を請求される犯罪があります。
トラブルに巻き込まれないためにも、自分で身を守ってください。
4.報酬についての企業PRが多い
「入社してすぐに年収1000万」「日給5万円」など、高い報酬を全面的に押し出している企業は注意してください。
報酬のPRが多くそれ以外の情報が分かりにくい求人は、個人情報を目当てにした詐欺の可能性が高いです。
どのような企業が求人を出していて、どんな仕事内容なのかよく確認しましょう。
企業の住所や電話番号が確認できなかったり、ほかの求人サイトで公開されていない場合は応募をおすすめしません。
5.連絡のメールで誤字脱字が多い
求人の応募後に企業からメールやメッセージの返信が来たら、文章に着目しましょう。
採用担当者からの返信として文面が不自然な場合は、要注意です。
誤字脱字が多く読みにくい文章が届いたら、応募先の企業について調べてください。
メールの返信が来た時間も、一般企業が営業している時間帯か見極めましょう。
採用担当者のコミュニケーション方法に不安がある場合は、面接を受けるべきかよく考えてください。
6.採用前に銀行口座や税務書類を求められる
企業からの採用前に銀行口座や税務書類の提出を求められたら断りましょう。
採用時に機密情報の提出が必要になるのは、内定後に雇用契約を結ぶときだけです。
銀行口座番号や被保険者番号、マイナンバーは、雇用契約で要求があった場合のみ伝えてください。
内定承諾前に、機密情報や連絡先以外の個人情報を尋ねられても、うかつに教えてはいけません。
7.企業の固定電話がない
応募したい求人を見つけたら、すぐに行動せずに企業情報を確認しましょう。
企業のホームページや求人条件から、住所や電話番号をチェックしてください。
企業の連絡先に固定電話ではなく、携帯番号が記載されている求人は要注意です。
企業の固定電話がないからといって一概に詐欺やトラブルがあるとは言い切れませんが、雇用が安定しない会社の可能性が高いです。
固定電話を用意できないくらいの経営状態であったり、個人事業主が一時的に従業員を募集していることがあります。
そのほかにも、Googleマップで住所を検索し、企業の外観をチェックすることも有効です。
Googleマップで民家や使われていない建物が検索結果に表示されたら、応募は避けましょう。
8.仕事内容にくらべると給料が高すぎる
indeedをチェックすると、仕事内容に比べて給与が高すぎる求人がいくつかあります。
実際に検索したところ「簡単な作業で月収50万円」「レビューを書くだけの仕事で年収600万円」などが確認できました。
仕事内容に比べて給料が高すぎる場合は、安全な企業や業務とは言い切れません。
作業自体は簡単でも、トラブルや犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあるので注意してください。
最近は在宅勤務希望者に向けた、情報商材販売詐欺も増えています。
むやみに応募せずに一呼吸置いてから、求人を出している企業を調べましょう。
9.勤務時間が柔軟すぎる
勤務時間が柔軟すぎる求人は、企業の名前や仕事内容をよく確認しましょう。
「週に3日程度の勤務で月収30万」といった仕事は、求人を出して個人情報を集める詐欺の可能性が高いです。
応募する前に、企業名を検索してどのような業務内容なのかチェックしてください。
履歴書を送ってしまうと犯罪に巻き込まれるおそれがあるので、十分に注意しなくてはいけません。
勤務する時間はワークライフバランスを保つために重要な要素ですが、あまりに柔軟すぎる場合は警戒しましょう。
10.仕事内容や募集条件が具体的ではない
仕事内容が曖昧で応募要件がゆるく誰でも歓迎しているような仕事は、トラブルに巻き込まれる可能性が高いです。
未成年でも応募できる年齢制限であったり、募集の条件がゆるい求人は注意してください。
「業務内容は面接で詳しく説明します」「仕事内容についてはお問い合わせください」といった文言がある求人も、応募はおすすめしません。
求人情報に仕事内容を具体的に記載できないネガティブな理由があるため、曖昧な文章でごまかしている可能性が高いです。
indeedの求人で怪しいものが多い理由
indeedを検索すると、求人情報に怪しいものが見受けられます。
ほかの転職サイトでは見つけられなかった求人も多数掲載されているのですが、すべて安心して応募できるとは判断できませんでした。
ここからは、indeedの求人で怪しいものが多い理由を紹介します。
求人検索専用サイトだから
そもそも、indeedを簡単に説明すると求人情報をまとめた検索サイトです。
企業が転職者向けにベストな求人情報を提供するサイトではないため、怪しい仕事も紛れ込んでしまうと考えられます。
indeedから仕事内容や給料などを紹介するページは確認できますが、応募の管理はindeedが行なっているわけではありません。
求人情報の「応募画面に進む」をクリックしても、専用の画面に進むわけではなく各企業のエントリーフォームや掲載サイトにつながっています。
各求人情報には「掲載元で詳細を見る」というリンクがあるため、転職者はそこから応募してもおおきな区別はされないでしょう。
審査が厳しいとは言えないから
indeedはほかの転職サイトやエージェントと比べると、求人掲載の審査が厳しいとは言えません。
indeedはプログラムでインターネット上のリンクからサイトを巡回することで、求人情報をコピーして載せています。
情報収集のシステムによって求人が掲載されているので、審査は緩い傾向です。
実際に応募してトラブルが起きても、indeedが対応してくれる範囲は限られています。
求人の募集が終了しているものも掲載しているから
indeedは情報収集のシステムによって求人掲載を行っているため、募集が終了している仕事も検索で出てくることがあります。
そのため、indeed利用者からは「怪しい」と受け取られることもあるようです。
募集が終了した求人のなかには、入力フォームの設定が間に合わず応募できる状態で公開されている仕事が見受けられました。
そのことからも「個人情報収集の詐欺ではないか」といったように、求人応募者から不審がられる可能性が考えられます。
求人の内容が抽象的だから
仕事内容が詳細に書かれておらず抽象的な求人もあります。
indeedは情報収集システムの関係上、掲載されている求人は特にその傾向が強く出ています。
求人情報には勤務時間に残業時間が掲載されていなかったり、年収の幅に数百万円単位で大きな開きがあったり、不確かなものも見受けられました。
福利厚生も簡単に書かれているだけで、実際はどれくらいの手当てや保険があるのか分かりにくいです。
求人の詳細が不明なことで「indeedはあやしい」と受け取られることがあるでしょう。
indeedに転職サポートがないから
indeedはあくまで求人情報検索サイトです。
転職のサポートが受けられるエージェントとは異なるので注意してください。
indeedは、インターネットから応募できる求人を探せる機能に特化しています。
言い換えると「インターネットに載っている多くの求人を探せるだけ」で他の機能がほとんど期待できません。
転職活動で悩んでいる人には、indeedではなくエージェントの活用をおすすめします。
indeedの求人で怪しいものを見つけた口コミ
しかし、情報をよく見ると派遣社員募集で、正社員としての採用ではなかった。
正社員のような触れ込みだったので、紛らわしいと感じた。
応募ページに飛ぶと、応募者にだけ連絡するという記載があり企業名を載せていない。
怪しいので応募しなかった。
勤務地で希望の地域を設定しても、全国を対象にした仕事がヒットする。
住所を調べようにも掲載されていないので、実在する会社か不明。
indeedの求人を怪しいと感じたら転職エージェントを活用しよう
indeedの求人に不安がある場合は無理な応募はおすすめしません。
とくに初めて転職する人は、どのように活動したらいいのか不安ですよね。
転職活動に自信がない人は、indeedだけに頼らず転職エージェントを活用しましょう。
一人ひとりにマッチした、丁寧な転職のサポートやアドバイスが受けられます。
indeedと転職エージェントを比較してみた
indeedと転職エージェントに、どのような違いがあるのかまとめました。
indeed | 転職エージェント | |
---|---|---|
求人検索 | 〇 | 〇 |
転職プランのアドバイス | – | 〇 |
書類添削 | – | 〇 |
面接サポート | – | 〇 |
企業とのスケジュール調整代行 | – | 〇 |
転職エージェントはindeed以上に、無料で使えるサービスが多くあります。
より効率的な転職を目指す場合は、indeedではなく転職エージェントをおすすめします。
転職エージェントはサポートが手厚い
転職エージェントはサポートが手厚いことが特徴です。
転職活動のトータルな支援が受けられるので、初めての人も迷うことがありません。
書類添削や模擬面接だけでなく、企業との面談や入社日のスケジュール調整も代行してもらえます。
忙しい人も自分で企業と連絡を取り合う必要がないため、転職活動がスピーディーに進められるでしょう。
無料で利用できる転職サービスがほとんど
転職エージェントは無料で利用できる会社が多くあります。
紹介している企業も安定した会社が多く、求人掲載にもエージェントの審査があるためウソ求人やカラ求人が紛れ込んでいません。
登録する企業は、転職エージェントに料金を払って掲載しています。
「お金を払ってでも人材を採用したい」という会社が多いため、採用に積極的なことがわかりますね。
転職成功までにエージェントからの連絡が途切れることはないので、選考の途中で企業と音信不通になることはありません。
複数利用で効率的な転職活動ができる
より効率的な転職活動を行いたい人は、転職エージェントの複数登録をオススメします。
2~3社の転職エージェントに登録すれば、そのエージェントにしか公開していない非公開求人も要領よくチェックできるでしょう。
登録の際は、ほかの転職エージェントと並行利用していることをキャリアカウンセラーに伝えてください。
他社よりも早い転職成功のために、エージェントから優先的に求人を紹介してもらえる可能性がアップします。
応募企業や進捗を管理できる範囲で、転職エージェントに登録しましょう。
indeedの求人を怪しいと感じたら応募はやめよう
indeedに記載されている求人で不安を感じたら、無理な応募は避けてください。
indeedは、あくまで転職情報を検索できるサイトと考えましょう。
実際にindeedを使ってみると、応募後に企業から連絡が来ないことも多々ありました。
より効率的な職探しを考えている人には、サポートが充実している転職エージェントへの登録をおすすめします。