JACリクルートメントは、サイトに登録するだけでは十分に有効活用することができません。
なぜなら、非公開求人の多くは「キャリアアドバイザーから直接教えてもらう」事でしか手にすることができないからです。
しかも、面談の結果からあなたの長所や適正を判断し、職務経歴書の書き方から内定獲得までを手厚くサポートして頂けますので、メリットしかありません。
ですが、長く仕事を続けていれば面談をしてもらう機会なんて中々無いもの。何を準備していけばいいのか分からず、不安になりますよね。
そこで今回はJACリクルートメントで行われる実際の面談の流れや準備すべき事を解説しながら、最適な活用方法を紹介していきます。
- 求人数
- 11,756件(2023年6月現在)
- 対応エリア
- 全国
- フリーター
- ×
- 未経験
- △
目次
JACリクルートメント登録から面談までの流れ
登録からの流れは以下の通りです。
- 会員登録
- 面談の日時設定
- 面談当日
- 電話・メールにて求人紹介
項目ごとに順番に解説していきますね。
会員登録
JACリクルートメントを利用する為に、まずは公式サイトから会員登録をする必要があります。
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 直近の年収
- 直近の経験職種
- 直近の経験業界
- 利用規約に同意
上記項目を登録することで、会員登録手続きは完了です。
日時設定
会員登録を済ませると、1週間以内に担当のキャリアアドバイザーから電話、またはメールにて連絡があります。
初回の日時設定は、必ず電話で行いましょう。
そこで簡単に今回登録した経緯などをお伝えし、この時点からしっかりしている印象を植え付けることが何より大切です。
たったこれだけで、好条件の求人を出してもらえる可能性が飛躍的に高まります。
と、言うのにも2つ根拠がありますので、解説させて頂きますね。
しっかりしているという印象をキャリアアドバイザーに与えられる
キャリアアドバイザーの中での第一段階は「好条件の求人を紹介しても大丈夫な人間かどうかを見極める」ことです。
登録者の中には突然連絡を絶つ方や、面接の時間を過ぎてもその場に現れず、そのまま音信不通となってしまう方もいらっしゃいます。
そのような事態になってしまうと会社の信用にも関わってくるので、どうしても慎重になるわけです。
ですが逆に言えば、この部分さえ払拭してしまえば好条件の求人を獲得できる可能性は飛躍的に高まります。
具体的には、
- 報告、連絡、相談が問題無くできる
- ビジョンを構築することに対して前向き
- 自分をしっかり持っている
- 状況の変化に合わせて柔軟に対応できる
の、以上4点に気をつけておけば大丈夫です。
希望条件を明確に伝える
求人も水物ですので、良い条件のものほどすぐに定員に達してしまいます。
良い求人が出たときにキャリアアドバイザーがまず何をするかというと「自分の担当する求職者の中に条件にマッチする人がいるかどうか」を確認します。
ですが、ここに一つ落とし穴があります。
それは、全ての条件を決めてしまわない方が良いということです。
妥協できる条件はどんどん妥協しておきましょう。
全ての条件をクリアできる求人は、そう多くありません。
妥協しても大丈夫な条件にも希望をつけてしまうと「こだわりの強い融通の利かなそうな人」だという印象を与えてしまい、紹介して貰える求人の幅を狭めてしまいます。
ですので、希望条件に優先順位をつけ、上位3つに最低ラインを設ければ十分です。特にこだわらない部分に関しては「こだわりがない」とはっきり伝えましょう。
JACリクルートメント面談当日の流れ
面談は、最寄りのJACリクルートメントの拠点にて行われます。
やむを得ない事情があれば別会場での面談にも対応可能ではありますが、よっぽどのことがない限りはこちらから出向くようにしましょう。
以下、面談当日の流れと話す内容についてまとめておりますので、参考にして下さいね。
面談は個室にて、60~90分かけてしっかりと行われます。
時間は19::30までなので、定時終わりではない方は有給を消費する必要があるかもしれません。
ですが、それだけの価値があると言える大変ボリューミーな面談となっていますので、まずは今から解説させて頂く流れをご覧下さい。
転職活動の進め方の説明
エントリーから面接までの流れなど、実際に、どのような流れで転職活動が進んでいくのかを説明してくれます。
全体像がイメージできるように説明をして下さるので、転職活動がうまくいっていない方や初めての方には特にオススメです。
転職活動状況の共有
現在のあなたがどのような状況下で、どれくらいのペースで転職活動をしているのかを確認します。
うまくいっていない場合誤魔化したくなってしまいますが、素直に話しましょう。
JACリクルートメントのコンサルタントは、あなたの状況を正確に判断した上で、あなたに合ったプランを提示しようとしてくれます。
ですので、見栄は張らずに素直に、なるべく簡潔に話すことをオススメします。
キャリアの棚卸し
これこそが、JACリクルートメントでの面談を受ける最大のメリットです。
職務経歴書の作成や面接の際に重要なことは、自分の強みと、その強みの活かし方を把握しておくことですよね。
このキャリアの棚卸しでは、キャリア棚卸しシートというExcelファイルを用いて、あなたの強みを見つけだしてくれます。
しかも、ただ抽象的な表現をして終わるのではなく「職務経歴書作成のポイントとなるところ」「実績のPRポイント」「転職理由」「キャリアビジョン」という4つに分類して、あなたのことを分析してくれますので、すぐに今後の転職活動に活かすことができます。
ちなみにこのキャリア棚卸しシート、JACリクルートメントのホームページにて公開されていますので、気になる方は確認してみて下さいね。
キャリアプラン相談
多くの人材会社が行うキャリアプラン相談とは、業界の流れなどには関係なく、その人の進みたい方向にのみ目を向けて行われることが多いのですが、JACリクルートメントのコンサルタントによるキャリアプラン相談は一味違います。
その人が将来きちんと活躍できるステージに辿り着くことができるように、希望する業界の動向の変化に合わせて一緒に考えてくれます。
ですので、キャリアプランの構築はもちろんのこと、すでにご自身のキャリアプランを構築している方にとっては、業界の動向の変化を再確認した上で、さらにコンサルタントの意見を踏まえてキャリアプランを見直し、再構築する事ができます。
これは今後の人生設計をする上での大きなメリットとなるのではないでしょうか。
求人紹介
面談が終わればいよいよ求人紹介です。
求人紹介のタイミングは大きく分けて2回で、「初回の面談時、もしくは面談前」か「面談終了後、数日以内に電話で連絡がくる」のどちらかです。
ほとんどの場合は面談終了後にきちんとした連絡が入るのですが、上記した通り、面談前の電話の段階である程度条件を伝えておくと初回の面談時により良い求人を出してくれることがありますので、是非実行してみて下さい。
JACリクルートメント面接までに準備しておくこと
転職理由と希望条件、自己PRを整理しておく
面談で行われるものの中でも特に有意義なのは「キャリアの棚卸し」と「キャリアプラン相談」の2つですよね。
ですが、どんなに有意義な面談であっても話の土台がなければ意味がありません。その為の最低限の条件が、転職理由、希望条件、自己PRの3つです。
転職理由
比較的前向きな言い方を心掛けましょう。
プラス思考であることをアピールした方がより良い求人を紹介してもらえる可能性が高まるのでオススメです。
例:残業時間が長いのが嫌⇒プライベートを充実させる為の時間を確保したい
希望条件
上記させて頂いた通り、優先順位の3番目まではしっかりと伝え、妥協できる条件に関してはとことん妥協しましょう。
これにより、自分の意見を持ちながらも柔軟に対応できる人材であるという印象を与えることができます。
自己PR
最後は自分のアピールポイントです。自分で自覚している部分は整理した上で面談に望むと、自覚している以外のアピールポイント発見に繋がるのでオススメです。
日時の融通はきく?
基本的に土日祝のサポートは行っておらず、平日も19:30までのようですので、時間の融通はききにくいかもしれません。
ですが、コンサルタントによっては休日であっても対応してくれる方もおりますので、初回の電話で確認をしてみても良いかもしれません。
また、各問い合わせには土日祝を省き24時間以内に返信してくれるようですので、まずは問い合わせてみましょう。