転職するときには求人サイトを利用することが一般的です。
会計事務所に転職したい人は大手の人材会社を利用することも方法の1つですが、会計事務所に専門特化して求人を掲載している転職サイトを利用することもまた手段の1つです。
この記事では、経理、財務、税務会計分野に特化した転職サイトである人材ドラフトのメリット、デメリット、向いている人などを広く紹介していきます。
実際の利用者の口コミも掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
一目で分かる人材ドラフトの評判
サポートは手厚い? | 〇 |
---|---|
相談はしやすい? | 〇 |
嘘はつかない? | ◎ |
第二新卒でも使いやすい? | ◎ |
対応は丁寧? | 〇 |
色んな職種に転職できる? | × |
求人量は多い? | × |
たくさんの求人は紹介してもらえる? | × |
サイトは利用しやすい? | 〇 |
在籍中でも利用しやすい? | 〇 |
電話連絡はしつこくない? | 〇 |
人材ドラフトの運営会社はどんな会社?
人材ドラフトは主に経理、財務、税務会計の3つの分野に特化した転職サイトのことです。
この転職サイトは人材ドラフトWEBと人材ドラフトエージェントという2つのサービスを提供して求職者を転職支援しています。
このサイトの運営会社は2000年7月に設立された株式会社人材ドラフトです。
主な事業としては、インターネットでの人材採用支援サービス、人材募集や採用活動に関するコンサルティング、広告や宣伝などです。
人材ドラフトのメリット
- ドラフト指名がある
- 逆指名制度もある
- エージェントを利用できる
- 職場の雰囲気をつかむことができる
- 書類選考に通りやすい
- 面接後のフォローがある
ドラフト指名がある
人材ドラフトにはドラフト指名というものがあり、企業から求職者にオファーメールが届くようになっています。
求職者が企業を探すだけでなく企業も求職者を探しますので、転職活動にかかる時間と手間を減らすことができます。
はやく転職したい人にも向いています。
逆指名制度もある
人材ドラフトでは求職者が企業に直接応募することも可能になっています。
企業の求人募集には「逆指名する」というボタンがあり、それを押せば応募できます。
エージェントを利用できる
人材ドラフトエージェンシーというサービスを利用すれば、求職者1人1人にエージェントとよばれるコンサルタントがつきます。
エージェントは求職者にふさわしい求人を紹介してくれたり、履歴書や職務経歴書などの書類の添削や提出をしてくれたり、面接の日程調整や合否連絡をするなどさまざまな点で転職支援をします。
これらの作業は本来であれば求職者本人がやるべきことですが、エージェントが代わりにやってくれますので、求職者にはとても楽です。
ちなみに、この制度は登録者全員が使うことができるわけではなく、エージェントから案内のメールをもらった人だけです。
職場の雰囲気をつかむことができる
人材ドラフトのエージェントは直接求人を掲載している企業に直接訪問して、職場の雰囲気も調査しています。
そのため、求職者はあらかじめどのような職場なのかを知ることができます。
実際に入職した人は転職する前と転職した後でのギャップが少なくて、ミスマッチが少ないです。
書類選考に通りやすい
求職者がエージェントを通して企業に応募した場合には、エージェントが企業に推薦文を添えて書類を提出してくれます。
そのため、書類選考を通過する割合が大きくてすぐに面接を受けることができます。
面接日程はエージェントがすぐに企業側と調整してくれます。
面接後のフォローがある
人材ドラフトは面接が終わったら企業と求職者の双方に感想をヒアリングします。
そのヒアリング内容は双方に伝えます。もし面接のときに聞きそびれたことがあれば、人材ドラフトにそれを伝えると後に回答がきます。
人材ドラフトのデメリット
- 求人数が少ないこと
- エージェントとの相性が悪い可能性がある
求人数が少ないこと
人材ドラフトWEBには常時300件程度の求人情報が掲載されていて、それらの求人はすべて公開されています。
経理、財務、税務会計に特化しているのは大きな特徴ではありますが、300件という数はやはり少ないです。
一方、人材ドラフトのもう1つのサービスである人材ドラフトエージェンシーでは公開求人ではなく非公開求人を扱っています。
求人数は明らかになっていませんが、およそ3000程度の会計事務所との取引実績があります。
ただし、人材ドラフトエージェンシーは求人を出す会計事務所から利用料をとっているので、求人数はそこまでありません。
エージェントとの相性が悪い可能性がある
人材ドラフトのエージェントは基本的には経験と知識が豊富な人が多くて非常に優秀な人が多いです。
しかしながら、相性というものがありますので、エージェントと合わないときにはなかなか転職活動がうまくいかないこともあります。
どうしても性格的に合わないと思ったら人材ドラフトエージェンシー以外のサイトも併用するとよいかもしれません。
人材ドラフトはどんな人に向いている?
人材ドラフトは初めて転職したいと思っている人にとてもおすすめです。
エージェントが手厚くサポートしてくれますので、履歴書や職務経歴書の書き方を教えてくれますし、面接対策なども実施してくれます。
また、経理、財務、税務会計の3つの分野に特化している転職支援サイトなので、そうした企業を希望している求職者にとても向いています。登録しておいて損はありません。
人材ドラフトで転職するまでの流れ
人材ドラフトで転職するときの流れは以下のとおりです。
会員登録手続き
まずは公式サイトにアクセスして登録をすることから始まります。
簡単な個人情報を記入するだけでかまいません。このとき人材ドラフトエージェンシーにも同時登録しておくことをおすすめします。
そうして求職者は登録をすれば、次にプロフィールをしっかりと入力します。
このプロフィールを参考にして企業はオファーを出します。そのため、過不足なく記入することです。
ちなみに、氏名、住所、電話番号については企業は知ることができませんので、安心してください。
ドラフトメールが届く
それから、資格、経験、フリーコメントを記入する欄があります。項目が非常に詳細に指定されていますので、時間がかかりますが、経験と資格は企業からのドラフトメールがくるかどうかが大きくかかわっています。
フリーコメントには自分のアピールポイントをしっかりと書いておきましょう。
採用担当者はここを見て求職者の個性を知ろうとしています。
そして、企業からドラフトメールがくれば拒否、保留、承認のいずれかを選択した上で、それに返信します。
ちなみに、このときのドラフトメールが誰にでも当てはまるようないわゆるコピペメールであれば、ほかにもたくさんのドラフトメールを送っている可能性があります。
逆に、プロフィールのフリーコメントなどにも触れているときには、しっかりと求職者のことを知ろうとしているということです。
企業の真剣度が伝わってきますので、興味のある企業なら応募してみることをおすすめします。
書類選考・面接
そうしてドラフトメールを承認した上で返信すれば、書類選考に入ります。
中には書類選考なしで面接のステップにいくことができる場合もあります。
また、人材ドラフトには人材ドラフトエージェンーシというサービスもありますので、それを利用してみることもおすすめします。
エージェントから企業紹介を受けたり、書類の添削を受けたり、面接対策をすることができます。
そうして、面接を受けて企業から合否の結果が通知されます。
もしエージェントを利用していて内定をもらえば、その後、給料や待遇などの条件交渉をエージェントが代わりにやってくれます。
その内容に納得すれば入職することになります。人材ドラフトで転職するときの流れは主にこのようになっています。