SEとして働く女性で
「仕事がしんどい」
「もっと良い環境で働きたい」
「続けられないかも?」
上記のような悩みを持つ人も多いでしょう。
SEは拘束時間が長く、下請けになればなるほど給料が低くなるため、しんどいと言われています。さらに、女性がSEとして働くとなると、身体的に男性よりしんどいと感じる可能性が高いため、注意が必要です。
しかし、中には女性SEが働きやすい企業や職場もあり、それらを見つけるには企業の評判や制度などを、事前にリサーチして調べることが重要です。
今回は女性がSEとして働くのはしんどい理由と、働きやすい環境を見つける方法をご紹介します。
この記事を最後まで読むことで、
「SEとして女性が働くのがしんどいといわれる理由」
「SEとして女性が良い労働環境を見つける方法」
「女性SEが転職エージェントを活用するメリット」
上記が理解できるでしょう。
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目次
女性がSEとして働くのがしんどいといわれる理由
女性がSEとして働くのがしんどいといわれる理由は、主に以下の5つです。
- 職場の拘束時間が長すぎる
- 満足いく給料がもらえない
- 男性の多い職場で理解が得られにくい
- ワークライフバランスがとりにくい会社もある
- 管理職に採用されない可能性がある
職場の拘束時間が長すぎる
女性がSEとして働く場合、職場の拘束時間が長すぎてしんどいといわれます。
SEは働く企業やプロジェクトによって業務内容が大きく異なります。
しかし、SEの大半は拘束時間が長いプログラミングや設計業務に携わるので、しんどいと感じる人が多いです。
そのため、特に女性SEは男性よりも体力的にしんどいと感じるでしょう。
満足いく給料がもらえない
SEとして働く場合、満足行く給料がもらえないことがあります。
SEは下請けになればなるほど、給料が下がるもの。
大手企業の正社員でSEをしていれば別ですが、2次請けや3次請けでSEをしていると、給料が低くなりがちです。
加えて、SEは給料が低くなりやすいのに、作業量が多いと言われています。
残業も多くなりやすいのに給料が低いため、しんどいと感じる人が多いでしょう。
男性の多い職場で理解が得られにくい
女性がSEとして働く場合、男性の多い職場で理解が得られにくい可能性があります。
例えば、産休や育休をとりたくても、男性がかなり多い現場がほとんどなので、休暇を取りづらい可能性が高いです。
また、女性SEは産後職場復帰することも、難しい職業といえます。
ワークライフバランスがとりにくい会社もある
女性がSEとして働く場合、ワークライフバランスがとりにくい会社もあります。
SEは運用保守を担当する場合、夜勤や休日出勤がある可能性が高め。
そのため、不規則な生活になりやすく、しんどいと感じる人が多いです。
ただし、働く企業やプロジェクト、担当するフェーズによってはワークライフバランスを保てるものもあります。
プライベートを重視したい人は、事前にどのようなプロジェクトを担当するか確認しておくのがおすすめです。
管理職に採用されない可能性がある
女性がSEとして働く場合、管理職に採用されない可能性があります。
企業によっては女性は出産で一時的に職場を離れるものと考えられています。
そのため、長く勤務していても管理職候補として名前が上がりづらいでしょう。
女性SEとして働いて、管理職を目指したいなら現時点で上司や管理職に女性が多いかを確認しておくのがおすすめです。
女性SEが働きやすい労働環境を見つける方法
女性SEが働きやすい労働環境を見つける方法は、以下の4つです。
- 産休・育休制度が整っている企業を探す
- SNSで口コミをチェックする
- 自社開発か客先開発かを確認する
- 女性の社員割合が高いかをチェックする
産休・育休制度が整っている企業を探す
女性SEが働きやすい労働環境を見つけるには、産休・育休制度が整っている企業を探すのがおすすめです。
産休や育休制度が整っている企業は、女性社員を積極的に採用していたり、女性が働きやすい職場が整っていたりします。
加えて、産休や育休の取得率を確認するのも重要です。企業によっては産休や育休があっても、取得率が悪いこともあります。
産休や育休の取得率が低いことは、制度があっても利用しづらい可能性が高いです。
そのため、産休や育休制度がある企業をみつけたら、取得率までチェックするのがおすすめです。
SNSで口コミをチェックする
女性SEが働きやすい労働環境を見つけるには、SNSで口コミをチェックすることが重要です。
近年では、SNSで企業の評判や働きやすさをチェックしやすくなっています。
SNS上で悪い評判があったり、立て続けに退職している人が多い傾向があったら注意が必要です。
自社開発か客先開発かを確認する
女性SEが働きやすい労働環境を見つけるには、自社開発か客先開発かを確認しましょう。
自社開発の企業であれば比較的働きやすい傾向があります。
しかし、客先開発だった場合、クライアント企業に常駐して開発業務を行うため、自社開発よりも働きづらい可能性があります。
加えて、客先開発は一定期間で働く企業が変化していくので、その度に新しい職場に慣れる必要があります。
よって、精神的にも負担が多くなるかもしれないことを理解しておきましょう。
女性の社員割合が高いかをチェックする
女性SEが働きやすい労働環境を見つけるには、女性の社員割合が高いかをチェックするのがおすすめです。
女性社員が多い企業は、女性が働きやすく産休や育休などの制度も整っている可能性が高め。
そのため、女性社員の割合が高いIT企業は、女性SEにぴったりです。
女性SEが働きやすい職場を見つけるには転職エージェントの利用がおすすめ
女性SEが働きやすい職場を見つけるには、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントは転職のプロであるコンサルタントが、転職を一貫してサポートしてくれます。
特にIT転職に特化した転職エージェントを利用することで、女性SEが働きやすい企業を紹介してくれる可能性が高いです。
さらに、転職エージェントでは履歴書添削や面接対策を行ってくれます。
そのため、転職に慣れていない人にもぴったりです。
女性SEにおすすめの転職サイト・エージェント
女性SEにおすすめの転職サイト・エージェントは、以下の2つです。
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
- doda
マイナビエージェント
マイナビエージェントは大手マイナビが運営する転職エージェントです。2022年11月9日で公開求人は54,599件ありました。
マイナビエージェント内で検索可能な求人は全体の20%ほどで、全体の80%ほどは非公開求人が占めています。
そのため、マイナビエージェントに登録することで、ほかでは見つからないベンチャー企業の求人まで触れることができるでしょう。
全体的な求人数が多いので、幅広い職種の求人を探すのにおすすめです。
■マイナビエージェントの基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公開求人数(2022年11月9日時点) | 54,599件 |
利用可能地域 | 全国 |
利用料 | 無料 |
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、リクナビNEXTを運営する株式会社リクルートのエージェントサービスです。
リクルートエージェントの特長は、業界トップクラスの非公開求人数。
一般の求人サイトには掲載していない10万件以上の求人があるので、自分の希望する条件に近い企業が見つかりやすくなっています。
加えて、キャリアアドバイザーが応募書類の添削や面接対策、独自に分析された業界や企業情報の提供など幅広くサポートしてくれるため、転職活動を円滑に進められる点もポイント。リクルートエージェントは、履歴書・職務経歴書の作成や面接などに慣れていない人におすすめです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数(2022年11月9日時点) | 290,603件 |
利用可能地域 | 全国 |
利用料 | 無料 |
doda
dodaは公開求人数が10万件を超える大手転職サイトです。
2022年11月9日時点での公開求人は164,697件ありました。
dodaではITエンジニアから営業、メディカル業界、外資系企業まで幅広い職種を取り扱っており、大手企業からベンチャー企業まで求人を保有しています。
全体的な求人数が多いので、希望条件に近い求人が探しやすいのがポイントです。
さらに、dodaではスカウトサービスがあり、希望条件を登録しておくだけで企業側からアプローチがもらえます。
加えて、専門スタッフが応募書類の書き方アドバイスや、面接対策を行ってくれるエージェントサービスもあります。
dodaは手厚いサポートのもと転職活動を進められるので、転職が初めての人にもおすすめです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数(2022年11月9日時点) | 164,697件 |
利用可能地域 | 全国 |
利用料 | 無料 |
働きやすい環境を見つけて働きやすい職場を見つけよう
今回は女性がSEとして働くのはしんどい理由と、働きやすい環境を見つける方法をご紹介しました。
SEは拘束時間が長く、下請けになればなるほど給料が低くなるため、しんどいと言われています。
さらに、女性がSEとして働くとなると、身体的に男性よりしんどいと感じる可能性が高いため、注意が必要です。
ぜひこの記事を参考にSEとして働きやすい職場を探してみてください。