この会社、合わないなぁ。なんでこんなに嫌な人ばっかり集まってるんだろう。
今日も同僚に嫌味を言われた。イライラする。
なんだろう、この理不尽でネガティブな会社の体質は。
会社が嫌いだと、毎日が本当に苦しいですよね。
私も新卒の時は毎日、先輩方に怒られては苦しい思いをしていました。
サラリーマンである以上、人間関係のストレスは常について回ります。
会社の意向も組んで組織人として振る舞うことを求められます。
ストレスが溜まりますよね。
でも大丈夫です。
社風と人間関係のストレスは、考え方を変えなくても、少し視点を変えれば解決することもあります。
少し長くなりますが、最後までお付き合いくださいね。
目次
出世した同僚がウザい…調子に乗っている
自分より先に同僚が出世した。
素直に喜べない。
自分は会社から認めれれなかったようで、ストレスがたまる。
なんであいつだけ出世するんだ。
会社から実績を認められて管理職に出世したはずの同僚ですが、どうしても受け入れられないという方は多いと思います。
管理職は普段、どんな仕事をしているのでしょうか。
日本企業において管理職の仕事は、さらに上位の上司に怒られることです。
社長であっても株式会社であれば、株主の厳しい批判にさらされます。
仮に同族企業であっても、会社を営んでいる以上は社会的におかしなことをすれば批判されます。
会社員は役員も含めて、みんな怒られているということです。
ちなみに課長職以上の管理職になれば、どの会社でも社長や役員から半端ではない怒られ方と詰められ方をしています。
俺らは人間以下や!管理職の悲痛な叫び
とある大企業の部長職の方がいらっしゃいました。
社内では部下に対してプレッシャーをかけまくる、理不尽大王で有名な方でした。
あるとき、会議がありました。
お昼の会議でした。
マシントラブルで生産計画が順調に進んでいないということで、朝の5時から社長に呼びつけられていた、理不尽大王で有名な部長の方は、こんな本音を漏らしました。
「俺は、人間以下や」と。
このセリフが口から出るまでの背景ですが、彼は朝の5時からお昼の13時にスタートする昼一の会議までずっと社長室で社長に怒られていました。
昼食も食べられておらず、やつれていました。
9時間以上に及ぶ激しい叱責は、会議室から漏れ出て、外にも聞こえていました。
その時に、会議に出席している他の管理職が、社長による叱責からの連続会議に音をあげてこう言いました。
「俺らも人間やから休憩時間が欲しいわ。なんでこんな朝5時から怒られて昼飯も食えへんで会議に出なあかんねん」
とある課長が言いました。
彼も一緒に怒られていたのです。
そこで、理不尽大王の部長がボソっと漏らした言葉がこれです。
「俺ら、人間以下やから。管理職なんか、ならへんかったらよかってん」と。
会社組織である以上、上の立場に立てば、辛いことが増えます。
自分の倍は怒られていると、少し優しい目で見るようにしてあげれば、出世した同僚への苛立ちも減るのではないでしょうか。
自分より先にストレスを受けているだけです。
同僚が自分より早くに昇進したときには、快く拍手をしてあげるようにしましょう。
嫌いな同僚が出世したときほど、男気を見せて快く拍手してください。
あなたの器が大きいと評判になり、あなたも出世します。
社風がおかしい!ストレスをためないコツは、周囲と同調しないこと
社風の正体って、何でしょうか。
それは、社員全員が何となく口にしている言葉が社風です。
社員の口癖が社風になります。
ネガティブな人や怒りっぽい人が多ければそれがそのまま社風になります。
明るく前向きな人が多ければ、明るく前向きな社風になります。
誰もが会社の社風を構成する一員です。
つまり、自分自身が少しでも前向きになれば社風は前向きなものに変化していくということです。
他の人の言動に囚われることはありません。
人の悪口を言ったり、無意味にヒステリーを起こす人が多ければ、自分はそうならない様に気を付けていきましょう。
同じ組織で働く仲間ですが、あなたはあなたです。
ネガティブな考え方を持って働く人は放っておきましょう。
少し言葉は汚いですが、ある大企業の社長がおっしゃっていた言葉があります。
「周りにアホな社員が多かったら、それだけ自分が光らせてもらってると、こう思わんとあかん。前向きに仕事をせなあかん」
社風は社員が変わっていけば変化していきます。
あなたが少しでも明るく、前向きに仕事をするようにすれば周囲もドンドン明るく前向きになります。
会社が嫌いな人は、周囲に同調し過ぎることなく、自分が他の人よりも光った存在になるために少しづつでも良いので、前向きに物事を考える訓練をしてみるようにしましょう。
文句ばかりの同僚、どう対処したらよい?手を動かしてくれる同僚を大切に!
文句を言いながらも仕事を手伝ってくれる同僚と、素直にハイハイというけれど全く協力してくれない同僚ならば、どちらが良いですか。
文句を言いながらも仕事を手伝ってくれる同僚の方が圧倒的にありがたいはずです。
返事だけ良い同僚や人当たりだけ良い同僚ほど要注意です。
「はい」という返事が一番危険です。
別に素直な同僚が悪いわけではありませんが、新卒でもないのにハイハイと素直に返事をする同僚ほど要注意です。
仕事を山のように抱えた状態で、上司がさらに仕事を振ってきましたよね。
その上に同僚から仕事を振られるとします。
普通は、スケジュール調整などでそんなにすぐに「はい」とは答えられないはずです。
仕事にだって疑問が沸きませんか?
そうであれば当然、振られた仕事に対して疑問符や文句が飛んでくるのが普通です。
ある意味、同僚からの文句は仕事の確認も含まれています。
素直にハイハイという同僚の様子や評判を周囲に聞いてみましょう。
恐らく、あなたの悪口を言っていると思います。
私も経験しましたが、知ったときはショックでした。
人当たりが良かったり、自分に対しておべっかを使ってくる同僚ほど、自分の知らないところで悪口を言っているものです。
文句を言いながらも仕事を手伝ってくれる同僚を大切にするようにしましょう。
同僚が愚痴ばかりでウザい!愚痴をいう同僚の話は聞き流すのがベスト!
同僚がウザい。
口を開けば愚痴ばかり言って、全くこちらの話を聞こうとしない。
コミュニケーションがとれないからそのような愚痴まみれの状況に陥っていると思います。
あなたが同僚の不満まで抱え込む必要は全くありません。
無視とまではいかなくても、真剣に聞く必要はありません。
右から左に流すようにしましょう。
そもそも真剣に仕事をしていれば、そこまで愚痴は出てきません。
仕事が出来る人や真面目な人は、やればやるほど仕事がドンドンきます。
そのうちに誰よりも早く出世します。
会社はあくまで仕事をする場所で、仕事の愚痴は職場ではなく飲み屋などで話してその場で忘れるものです。
家庭や職場には愚痴や不満を持ち込まないのがベストです。
ネガティブな人の周りにいると、あなたもネガティブになってしまいます。
それは避けるようにしましょう。
人間は良くも悪くも周囲の人に影響されるものです。
愚痴ばかりを聞いていて、前向きな気持ちで仕事をできるはずがありません。
大丈夫です。
あなたはあなたで、堂々と仕事に邁進しましょう。
ウザい同僚は裏切りますが、仕事はあなたを裏切りません。
仕事の為に人間関係は割り切ろう!メリットと割り切るための考え方を解説
同僚からの口出しで仕事が進んでいかない…ストレスに感じる。
同僚がやたらと仕事の進め方に口を挟んでくるのも大きなストレスになりますよね。
心配しないでください。
同僚は上司ではありません。
このタイプの同僚に対して有効なのは、私には私の仕事のスタンスがあるとはっきり伝えることです。
仕事の進め方はある程度決まっていても、どのようなスタンスで仕事を進めるのかは個人によってスタンスに大きな違いがあります。
最低限遵守すべきところは遵守して、自分なりのスタンスで仕事に集中するようにしましょう。
自分のやり方に合ったスタンスで仕事をしていくうちに、仕事に集中できるようになり、いつの間にか圧倒的な成果を残しているということは多々あります。
足を引っ張ってくる同僚には、成果を出して黙らせることが最も効果的です。
仕事の成果を、自分自身のスタンスで達成することで、唯一無二の仕事のスタイルを手に入れることができるようになります。
こうなれば余計な雑音は消えます。
人間関係は辛いもの!でも見方を変えれば意識が変わります
人間関係は辛いことばかりですが、それでもチームで仕事を達成した瞬間や、職場で一体感を感じた瞬間には楽しいと思えることも多いはずです。
あなたにはあなたの素晴らしい仕事に対するスタンスがあります。
同僚が出世しているのに自分は出世出来ていないことであったり、社風が暗かったり理不尽だったりすることはある意味では人が集まる会社組織では当たり前のことです。
しかし、それに負けずあなたがあなたらしく仕事に真剣に打ち込むことで、評価してくれる人は必ず現れます。
頑張っている人は、誰かが知らないところで必ず見て評価してくれています。
みな誰もが真剣に仕事に取り組んでいますし、人間関係に躓くものです。
そんなときこそ、自分自身の仕事のスタンスを大切にして、成果を残すことに集中してください。
それが出来たとき、素晴らしい成果となって、あなたのストレスを解消してくれます。
会社は仕事をしにいく場所であるという認識を強く持つことで、どんな問題も乗り越えていくことが出来ます。
落ち込まず、あなたらしく、自信を持って日々の仕事に邁進していきましょう。
心やすらかに職場で良い仕事が出来る日が訪れることを、お祈り申し上げます!