転職を成功させるためには、魅力的な志望動機を提出する必要があります。
志望動機によって採用結果が決まることもあるのですが、「志望動機の書き方がわからない…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
この記事では企画営業への転職を成功させる志望動機の書き方について解説します。
志望動機の例文や転職が成功しないNGな志望動機もご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
そもそも「企画営業」とは?
企画営業への転職を成功させる志望動機をお伝えする前に、企画営業という仕事についてご紹介します。
企画営業とは、営業職の一種で、自社商品・サービスを使うことで行える施策などを、企画・提案する仕事です。
通常の営業職と異なる点は、企画や提案などを行い商品やサービスに付加価値を加えることで、マーケティング要素が強い傾向があります。
企画営業では自社商品・サービスが売れたら終わりではなく、今後の戦略や運用方法などにも関わることが多いです。
また、プロモーション活動やイベント運営などにも携わることがあります。
そして企画営業と似ている言葉で、「営業企画」という仕事があるのですが、全く別の仕事を指しています。
実際に営業するのが企画営業で、支援するのが営業企画です。
間違えて理解していると転職を成功させる志望動機は提出できないので、注意してください。
企画営業への転職を成功させる志望動機のポイント
転職をするときにしか志望動機は書かないため、「書き方がわからない」という方は多いです。
そこで企画営業への転職を成功させるための志望動機を書くうえで、抑えておきたいポイントをいくつかご紹介します。
基礎的なポイントを中心にご紹介しているでの、参考にしてみてください。
結論を初めに書く
企画営業への転職を成功させる志望動機を書くためには、結論を初めに書くことが大切です。
自己PRなどでも通ずることなのですが、基本的に結論は初めに書きます。
志望動機における結論とは、「なぜ志望するのか」ということです。
なぜ企画営業を志望しているのか、なぜ貴社を志望しているのかを書くようにしてください。
初めに結論を書くことで、結論を理解している状態で続きを読んでもらうことができて、理解してもらいやすくなります。
また、企画営業でも結論から伝えることが大切になるので、「企画営業に向いている」と判断してもらえる可能性もあります。
オリジナリティのある内容を書く
企画営業への転職を成功させる志望動機を書くためには、オリジナリティのある内容を書くことが大切です。
志望動機を言葉の通り、志望した理由を伝えることなので、ありきたりなことを書いても採用担当者の目には止まりません。
なぜ転職しようと思ったのか、どのようなことを成し遂げたいのかなどを、具体的に書くことが大切です。
そして企画営業では、オリジナリティのある企画を提案しなければいけないため、志望動機でオリジナリティを出すことは転職成功率を高めます。
自分のスキルと実績を合わせる
企画営業への転職を成功させる志望動機を書くためには、自分のスキルと実績を書くことが大切です。
上記でお伝えしたオリジナリティのある内容を書くときに、自分が身に付けているスキルと実績を合わせて書くことで、より魅力的な志望動機になります。
また、スキルと実績を書くことで、志望動機に信憑性が増します。
採用担当者は転職希望者から送られてきた書類と面接だけで判断しなければいけないため、具体的なスキルと実績を書いて信用を得ることも大切です。
転職理由と魅力的に感じた点を結びつける
企画営業への転職を成功させる志望動機を書くためには、転職理由と魅力的に感じた点を結びつけることが大切です。
応募した企業の事業内容や商品・サービスに対して魅力に感じたことを志望動機に書く方は多いのですが、それでは魅力的ではありません。
その理由は、周りの転職希望者も魅力的に感じているからです。
そのため魅力的に感じた点と転職したいと思った理由を結びつけることが大切で、自分ならではの志望動機が完成します。
特に企画営業は特別な仕事ではないため、魅力的に感じる部分が類似することが多いので、結びつけることはより効果的です。
企画営業は女性でも活躍できる?向いている女性の特徴と注意点をご紹介
企画営業への転職を成功させる志望動機の例文
企画営業への転職を成功させる志望動機のポイントをお伝えしましたが、「イメージが湧かない」「具体的な志望動機を見てみたい」と感じられて方は多いでしょう。
そこでアパレル店員から企画営業へ転職するときの志望動機の例文をご紹介します。
「アパレル店員として約5年間、コーディネートの提案などを行ってきましたが、既存の商品を販売するスタンスにやりがいを感じにくくなり、もっと自分から積極的にお客様の力になりたいと思い、企画営業への転職を希望しました。
アパレル店員で培った経験を生かしたいと考えており、アパレル関連の商品を取り扱っている貴社を志望いたしました。
約5年間、お客様へのコーディネートの提案などで培ったコミュニケーション能力や提案力を活かし、貴社の事業に貢献したいと考えています。」
志望動機のフォーマットによって上記の例文よりも文字数が限られていることがあるので、より簡潔に書くことが大切になります。
別途のA4用紙に書くこともあるのですが、その場合は約7割を埋めて提出するようにしてください。
企画営業への転職が成功しないNGな志望動機
企画営業への転職が成功しないNGな志望動機がいくつかあります。
NGな志望動機をいくつかご紹介するので、注意しながら書くようにしてみてください。
具体性のない志望動機
具体性のない望動機では、企画営業への転職は成功しません。
上記でもお伝えしたようにオリジナリティのある志望動機を書くことが大切で、ありきたりなものは採用担当者の目には止まりません。
その代表例が、具体性のない志望動機です。
具体性のない志望動機は、「ネットに出回っている例文をコピーした」と判断される可能性があります。
例文をコピーした転職希望者のことを、採用したいと思う担当者はいないので、具体性が欠けている志望動機には注意してください。
転職に対して前向きではない志望動機
転職に対して前向きではない志望動機では、企画営業への転職は成功しません。
中途採用では即戦力で働けて、仕事に前向きな人材を求めている企業が多いです。
そのため転職に対して後ろ向きな志望動機は、採用担当者の目に止まらず、転職が成功することは考えにくいです。
「ノルマが厳しくて転職を希望しました」「人間関係に悩まされて、仕方なく転職を考えました」など、ネガティブな志望動機には注意してください。
営業職への転職ではどんな志望動機が好ましい?NGな転職理由とは?
志望動機以外で転職を成功させるために大切なこと
企画営業への転職を成功させるために魅力的な志望動機を書くことが大切なのですが、他にも抑えておきたいポイントがあります。
希望通りに転職を成功させることは簡単なことではないので、下記のポイントを抑えながら転職活動を行ってみてください。
企画営業で求められるスキルを身に付ける
企画営業への転職を成功させるためには、企画営業で求められるスキルを身に付けることが大切です。
転職活動をしている段階で企画営業に必要なスキルを身に付けられていると、採用担当者にとっては魅力的です。
もし、すでに身に付けられているスキルがある場合は、具体的な実績とともにアピールすることで、転職成功率をグンと高められます。
まだ、企画営業で求められるスキルを身に付けられていない方は、下記のスキルを参考にしてみてください。
- コミュニケーション能力
- マーケティング能力
- PCスキル
- アイデア力
- 自分の意見を通せる力
1つでも多くのスキルをアピールできると、成功率は高まります。
ただし、「身に付いています」とアピールしても信憑性がないので、具体的な実績とともにアピールするようにしてください。
働きながら転職活動を行う
企画営業への転職を成功させるためには、働きながら転職活動を行うことが大切です。
退職することで転職活動に割ける時間は増えるのですが、無職の期間ができてしまいます。
無職の期間ができることで、精神的な焦りが生じて、転職活動が投げやりになってしまう可能性があります。
その結果、転職したことを後悔することになります。
さらに、退職することで金銭面での焦りも生じるため、働きながらじっくり時間をかけて転職活動を行うことが大切です。
転職エージェントを活用する
企画営業への転職を成功させるためには、転職エージェントを活用することが大切です。
転職エージェントとは、無料で転職に関するサポートを受けられるサービスで、具体的には「求人紹介・面接対策・条件交渉・日程調整・書類作成」などです。
また、志望動機に関するサポートもしてくれるため、転職成功率を一気に高められます。
さらに、転職者1人に対して担当のキャリアアドバイザー(転職のプロ)が付くため、働きながらでもスムーズに転職活動を進められます。
そして、転職サイトには公開されていない「非公開求人」にも応募できるようになり、転職先の選択肢を広げられます。
企画営業への転職におすすめの転職エージェントは下記の通りです。
転職サイト名 | 求人数 |
---|---|
doda | 600〜1,000件 |
マイナビエージェント | 100〜300件 |
type転職エージェント | 300〜500件 |
転職エージェントは併用しても問題ないため、気になるものがあれば、登録してみてください。
企画営業への転職を成功させるためには志望動機が肝心
この記事では企画営業への転職を成功させる志望動機についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
企画営業への転職を成功させるためには、採用担当者の目に止まるような志望動機を書くことが肝心です。
上記でお伝えしたポイントを抑えながら、魅力的な志望動機を書くようにしてください。
そして「企画営業で求められるスキルを身に付ける・働きながら転職活動を行う・転職エージェントを活用する」の3つのことを抑えて、企画営業への転職を成功させましょう。