既卒採用の大手企業リスト公開!既卒の就活はスピードと行動力が命!

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既卒は大企業への就職ができないと思っていませんか?「ブラック企業や零細企業で働くしかない」と絶望している方は、この記事を読んで考えを改めましょう。

実は積極的に既卒を受け入れているのは、小規模な企業よりも大企業の方が圧倒的に多いのです。

ただし既卒が新卒枠で採用試験を受けられる期間は決まっているため、早めの行動が重要になってきます。

大手への就職を切望している既卒者は、卒業して3年以内の行動が必要不可欠です。

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【既卒可】大手企業を一挙公開!

「大手企業=知名度の高い企業」と解釈して一部を掲載していますが、下記以外にも数百の有名企業が既卒を採用しています。

また上場企業であれば1,000以上の企業が既卒を受け入れており、思った以上に既卒は歓迎されているようです。

ジャンル・業種 会社名
自動車メーカー トヨタ自動車、Honda、スズキ
電機メーカー 富士通、シャープ、ソニー
食料・飲料メーカー 伊藤ハム、日清食品グループ、アサヒグループ、キューピー
鉄鋼・金属・重工メーカー 住友金属鉱山、新日鐵住金、川崎重工
化学・素材メーカー 日本ガイシ、ユニ・チャーム、昭和電工
半導体・工作機械メーカー オムロン、東京エレクトロングループ、クボ
部品メーカー デンソー、住友ゴム、横浜ゴム
その他メーカー 凸版印刷、ユニクロ、ミズノ、イケアジャパン
製薬メーカー 武田薬品工業、塩野義製薬
情報通信サービス NTT東日本、NTT西日本、楽天、ヤフー、ソフトバンク
鉄道 JR東日本、JR西日本、西武鉄道
電気 東京電力、東北電力、四国電力
エネルギー 出光興産、コスモ石油、昭和シェル石油
空輸 JAL
郵便 日本郵便
銀行 ゆうちょ銀行、三井住友銀行、横浜銀行
保険 日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命
証券 野村証券、SMBC日興証券
不動産 三菱地所、住友不動産
広告代理店 電通
商社 住友商事
コンサルティング 野村総合研究所、シグマクシス

有名どころの企業が名前を連ねており、既卒の就活生が思っている以上に、挽回のチャンスはありそうですね!

大企業の3社に1社が既卒を受け入れている

大手が積極的に既卒を採用しているデータは他にもあります。

こちらは労働政策研究・研修機構が調査した既卒を受け入れている企業規模のデータです。

従業員が1,001名以上の企業では、新規大卒採用に既卒を対象としていないのは30%で、およそ66%は既卒を受け入れているのが分かります。

卒業後の経過年数はまちまちですが、卒業して3年までの既卒であれば、57%が新卒枠で採用しているという結果です。

卒業後の経過年数 100人未満 100〜299人 300~999人 1,001名以上 無回答
前年度卒のみ 17.4 20.5 19.7 12.9 16.6
2年程前卒まで 11.2 13.1 10.9 9.6 10.4
3年程前卒まで 21.8 21.2 25.3 34.6 27.0
5年程前卒まで 3.1 0.8 2.7 1.6 3.7
5年程超前卒まで 3.4 2.5 5.0 7.6 3.7
既卒を対象としない 25.3 28.6 30.8 30.5 25.4
無回答 17.8 13.2 5.6 3.3 13.3

既卒でも、大手を狙って就活できるということが理解できたと思います。大企業では新人の教育制度が整っていることや、採用規模が大きいという理由で、既卒者が採用されやすい環境になっているのです。

参考:労働政策研究・研修機構  平成29年「企業の多様な採用に関する調査」
https://www.jil.go.jp/press/documents/20171226b.pdf

既卒とは?既卒は「新卒」「中途入社」のどちらに応募すべき?

それでも既卒で大手に採用されるのはひと握り

「既卒でも大手が狙える」「既卒の採用枠がある」ということはデータで理解できましたが、一般的に大手に採用されるのは、「優秀な人材」というのを忘れてはいけません。

新卒でも大手に入るのは難しいように、既卒でもそこは変わらないのです。

学歴が高い

やはり既卒が大手に採用されるためには学歴が重要です。

採用側は書類と短時間の面接で優秀な人材を見つけなくてはいけないため、新卒・既卒、関係なく学歴は重視されてしまいます。

学歴と同じように年齢も加味されますので、卒業して3年以内の早い段階で応募できるよう、スケジュールを組んで行動に移していきましょう。

既卒になった理由がポジティブ

大手に採用される既卒には特徴があり、留学をしていて就活のタイミングを逃した、国家資格を目指していたが路線変更した、というような前向きな理由がほとんど。

面接官が「それだったら仕方ないね」と思うようなケースが多いのが特徴です。

つまり「新卒での就活に失敗した」というネガティブな理由ではないということ。

大企業に内定をもらえる既卒は、「優秀な既卒」ということになります。

新卒にないスキルや経験がある

新卒と既卒の違いは社会経験の有無。卒業してから応募するまでにどのような経験を積んできたかも、内定をもらうための重要なポイントです。

アルバイトをしていたのであれば、チームリーダーに抜擢された、後輩の指導係に任命されたなど、リーダーとしての素質があるとみなされるような実績は企業にも喜ばれます。

また企業の業態にあった資格を取得することも、やる気があるとみなされ書類選考でも有利です。

不動産業界であれば宅建資格、海外部門がある企業ではTOEICのハイスコアは武器になります。

既卒の就活を成功させる3つのポイント

大手はもちろん、中堅企業やベンチャーでも、既卒の就活を成功させるにはポイントがあります。

また新卒の就活で内定を勝ち取れなかった既卒は、同じような行動をとらないよう注意しなくてはなりません。

とにかくすぐに行動する

既卒の応募を受け付ける企業は増えてきていますが、それでも新卒と比較されると劣ってしまう既卒は、行動範囲を広げて積極的に動く必要があります。

興味がない業界のセミナーに行くのも、新しい発見や気づきがあるかもしれません。

就職している友人に仕事内容を聞いたり、実際に働いてみて感じたことを聞いたりするのもオススメです。

顔を合わせづらい気持ちもあるかもしれませんが、少しだけ人生の先輩だと思って、話に耳を傾けてみましょう。

企業の人事や社長の話を聞くよりも、説得力があるかもしれません。

履歴書の空白期間は出来るだけ短く

卒業してから今日までの期間は、面接で必ず突っ込まれます。

有意義な時間であれば問題ないと思うかもしれませんが、この期間は出来るだけ短い方がいいです。

もし1人で就活をして結果に結びついていないのであれば、就活エージェントを使ってみるのもいいかもしれません。

あなたが独自で作った履歴書や面接での対応に問題がある場合は、そこを指摘し正しい知識を与えてくれます。

企業にあった面接対策やビジネスマナーも教えてくれるので、スムーズな就職が可能になります。

申し込みをする場合は、既卒に特化した就活エージェントを選びましょう。

学生時代よりも行動量を増やす

大手人材サービスのマイナビが、既卒者と内定をもらった学生との行動量を比較した調査を実施。

内定もらった学生のエントリー数が26社なのに対し、内定をもらえなかった既卒は14社しか応募していませんでした。

この結果からも分かるように、内定をもらうためには1社でも多く応募することが重要です。

つい名前が知られた大手ばかりを選択してしまいがちですが、知名度が低い優良企業は世の中にたくさんあります。

業界や職種の幅を狭くしすぎると、そういった企業に気づきにくくなるため、間口を広げてたくさんの情報を仕入れていきましょう。

既卒の就活で成功するポイントとは!新卒で応募していいって本当?

大手に入社できない既卒がキャリアを築く方法

「大手に入社したいけど早く就職したい」「なかなか内定がもらえない」という方は、中小やベンチャー企業に方向転換することになります。

しかし落胆する必要はありません。

大企業に入れなかった既卒にも、キャリアを築くチャンスはあります!

中小企業やベンチャー企業で経験を積む

大手よりも採用されやすい中小企業やベンチャー企業で、社会人としてのキャリアをスタートさせましょう。

大手の魅力は年収や福利厚生、また友人に自慢できるなどの魅力もありますが、規模が大きいだけに自分の意見が通りにくいというデメリットもあります。

仕事の面白さでいうと、幅広い仕事に携われる中小企業の方が同じ勤務年数でもたくさんの経験が積めます。

ベンチャーであれば、新人でも裁量のある仕事を任せられることもあるでしょう。

大手では味わえない仕事の面白さを経験できるのは、中小・ベンチャー企業の醍醐味です。

企業規模が小さければ小さいほど、やれる仕事の幅は広くなります。

この経験を活かし将来起業することや、専門的なスキルと経験で大手へ転職することも可能になってきます。

知名度が低い優良企業に就職する

知名度が低いというだけで、若手の人材確保が困難な優良企業はたくさんあります。

入社してみると居心地がよかったり、やりがいもあったりして、思った以上に長く働くことができるかもしれません。

優良企業は将来性があり、社員を大切にしてくれる環境が整っていることも多いです。

ネームバリューだけで選ばず、どんな自分になりたいか、どんな仕事をしたいかを自己分析して就活を再スタートさせてみてはいかがですか?

既卒でも大手企業へ就職できる!まずは即行動

大手へ入社するには出来るだけ若いうちに、そして積極的に行動することが重要です。

既卒はタイムリミットがあるため、少しでも早く内定をもらえるよう活動をしていきましょう。

大手に執着しすぎて、新卒枠の期間を逃さないよう注意して下さい。

「就職は初めが肝心」と慎重になりすぎないよう、大手に見切りをつける判断も大切です。

既卒はまずキャリアを積むこと、大手を狙うのはそれからでも遅くありませんよ。

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