既卒の履歴書は新卒と同じではダメ!正しい自己PRの書き方とは

既卒の履歴書は新卒と同じではダメ!正しい自己PRの書き方とは

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職歴がない新卒と違い、既卒の履歴書はどう書いていいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

「アルバイトしたことも書いた方がいい?」「卒業したけど大学の履歴書を使うのってあり?」そんな疑問にお答えします。

フォーマットの選び方にもコツがありますので、これから就活を始める既卒の皆さんは、ぜひ参考にして下さい。

書類選考で落ちない履歴書の書き方を習得し、採用を勝ち取りましょう。

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既卒の履歴書フォーマットの選び方

フォーマットは市販の履歴書やダウンロード式、大学指定の履歴書などいくつかのフォーマットがありますね。

既卒が使用するフォーマットは、応募枠や職歴の有無で選ぶのが正解です。

既卒として応募する場合は市販の履歴書を使用する

既卒が使用する履歴書は、市販のものを使用するのが基本です。市販品にもさまざま種類がありますが、出来るだけ自己PR欄がたっぷりととられたフォーマットを選ぶといいでしょう。

大学指定の履歴書を使用する人もいるようですが、卒業しているにもかかわらず、大学の履歴書を使用することに違和感を感じる人事もいます。

「学生気分が抜けていない」「新卒のときの履歴書を使い回している」など、マイナスのイメージを抱かれるケースもあるため、十分に注意しましょう。

新卒でエントリーする場合は大学指定の履歴書を使う

新卒枠で応募する際は、大学指定の履歴書を使用して構いません。

ここ数年で既卒が新卒枠で応募できる企業は70%まで増加しており、これからも増えると予想されます。

「配偶者欄」や「扶養家族欄」がないので、市販品よりも書きやすいのがメリットです。

また学生向けの履歴書は職務経歴欄が縮小されているため、無駄がなく作成しやすい履歴書になっています。

アルバイト歴が豊富なら職務経歴書も追加する

卒業してから3年近く経っている方や、アルバイト経験が豊富な方は、職務経歴書を追加してアピール材料にするのもオススメです。

履歴書はフォーマットが決まっていますが、職務経歴書は自由に作成することができます。

勤務した企業名と働いた期間、仕事内容や実績を書いていきましょう。

パソコン作業があった場合は、使用したソフトを書くとPCスキルがアピールできますよ。

既卒の履歴書の書き方

学歴

学歴は小学校から書く必要はなく、最終学歴のひとつ前から記入するのが一般的です。

大卒であれば高校から、高卒であれば中学からになります。

学歴欄の記入例
学歴
平成20年 4月 東京都立〇〇高等学校 入学
平成23年 3月 東京都立〇〇高等学校 卒業
平成23年 4月 〇〇大学 経済学部 入学
平成27年 3月 〇〇大学 経済学部 卒業

1行目は「学歴」と記載してから書き始めます。

高校と略せず高等学校と記載しましょう。

浪人や留年については、とくに触れなくてもOKですが、3年以上の長期間は学歴欄内に理由を添えるのがベターです。

留学については1年以上の期間にわたる「正規留学」「交換留学」のみ記載します。

留学していた国や期間、学校名や専攻を記載しましょう。語学習得のための留学は「語学留学」にあたり、正式な留学とは異なり「語学研修」に分類されます。

職歴

新卒枠で応募する場合は、「なし」と記載して構いませんが、卒業してから1年以上経過しているのであれば、アルバイトやインターンが記載できます。

「正社員じゃないのにいいのかな?」と思われるかもしれませんが、ここは業務経験を書く欄ですので、正社員でなくても問題ありません。

ハローワークでも同様の指導がされています。以下の記入例を参考にして下さい。

職歴欄の記入例
職歴
平成27年 6月 〇〇株式会社 入社(アルバイト)
平成28年 2月 一身上の都合により退職
平成28年 3月 株式会社〇〇 入社(アルバイト)
現在に至る

学歴と同様、1行目に「職歴」と記載します。退社したときは「一身上の都合により退社」と記入するだけでOK。

社名は上の欄に記載しているので不要です。採用担当者が混乱しないように、カッコ内に雇用形態を必ず記載しましょう。

まだアルバイトを継続している場合は「現在に至る」と記載し、退職している場合は右寄りに「以上」と記載して下さい。

資格欄

資格は自己アピールに直結するので、しっかりと記載して下さい。何種類も資格を持っている場合は、業務に役立ちそうな資格や応募先に関係のありそうな資格を記載していきます。

また略称ではなく正式名称で書くことを忘れずに。「英検1級」も「実用英語技能検定1級」と記載します。

また取得はしていないけど勉強中の資格があれば、それも記入しましょう。

注意点として、応募企業や職種に関連性のない免許や資格は、記載しない方がいい場合もあります。

例えば広報部に応募しているのに、日商簿記やファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、「財務部の方が向いているのでは?」と思われてしまいます。

仕事に活かせる資格のみを記載すると、採用者の困惑を防ぐことができます。

アピールポイントがない!既卒は自己PRに何を書けばいい?

学校を卒業しており、社会人としての経験も少ない既卒者は、自己PR欄に何を書いたらいいのか迷ってしまいますよね。

大学を卒業して間もない場合は、学生時代の経験を書いてもいいですが、卒業して1年以上が経っている場合は、アルバイトや現在取り組んでいることについて書くようにしましょう。

アルバイトをしていた

アルバイト経験を通して自己PRをする際は、ただ仕事内容を書くだけではNGです。

なぜそのアルバイトを選んだのか、アルバイト先でどんな成果を出したのか、どんな努力をしてきたかを詳しく書きましょう。

自己PR欄には書き方に4つのポイントがあります。

  1. 結論ファースト
  2. 理由
  3. エピソードを書く
  4. 抱負や意欲で締める

自己PRの例文

「私の長所は積極性があることです。困った人を見ると積極的に声をかけて問題を解決し、人のために役立つことに喜びを感じます。その力を発揮できたのが、飲食店でのアルバイトです。

アルバイト先では、お客様のご案内や配膳、会計などが主な仕事でした。お客様が少ないときは自ら外にでてチラシを配ったり、お店が混んでお客様が並んでいるときはお茶を出したりして、また行きたいと思われるお店づくりに注力しました。

その結果、毎月1人表彰されるMVPに、3ヶ月連続選ばれことができました。指示を待つのではなく、自ら考え行動してきた経験は、御社の営業職でも活かせるのではないかと思っています。」

資格の勉強に励んでいた

資格をアピールするときも、上記のアルバイトの例文と同じように4つのポイントを重視して書きます。

資格を取得したことをアピールするのではなく、資格取得の経験を根拠に自分の長所をアピールしていきましょう。

自己PRの例文

「私は目標を達成するために努力を惜しまない自信があります。その力を発揮したのがTOEICで750点のスコアを取得した経験です。

英語力には自信があったのですが、初めてアメリカに旅行した際に、自分の英語が全く通じず、相手の話していることもほとんど聞き取れず失望してしまいました。それまで読み書きができることだけを重視し、コミュニケーションツールとして英語を使用した経験がなかったからです。

帰国してからはリーディングとスピーキングを重視し、1日6時間を学習にあて、半年でTOEICスコアを200点伸ばすことができました。また外国人と交流できるイベントに参加し、多国籍の友人ができたのも英語の上達にプラスになったと思います。

私は自分に実力がないという現実に当たっても、目標を設定し、努力することができます。御社でもこの強みを活かし、自分を磨きながら成果を上げていきたいと思っています。」

履歴書に貼る証明写真

採用担当者は、証明写真からどんな人物なのかを想像します。

清潔感がなかったり、身なりが整っていなかったりすると、履歴書の内容が良くても採用されないことがあります。

第一印象は非常に重要ですので、身だしなみに注意して、印象のいい証明写真を撮りましょう。

写真はカメラマンに撮ってもらいデータも貰おう

インスタント写真は簡単に撮れて安上がりですが、履歴書の写真は写真スタジオなどでプロのカメラマンに撮影してもらうのがオススメです。

スタジオは設備が整っているため、照明や写真の画質もインスタントとは全く違います。

気に入るまで撮り直しがきくのもメリットです。

またスタジオ撮影は、写真をデータでもらうこともできるため、WEBの履歴書にも使用できます。

使用する写真は撮影してから3ヶ月以内が理想ですので、新卒の就活で撮影したものは使用せず、新しく撮りなおすのがオススメです。

証明写真の裏には記名を忘れずに

履歴書のマナーとして、証明写真の裏には名前を書いておきましょう。

人事部では大量の履歴書を扱っているため、のりが剥がれてしまった場合に、応募者の顔が分からずに困ってしまいます。

名前がきちんと記載されていることで、「この応募者はマナーがなっている」とプラスに働くこともあります。

隙のない履歴書で書類選考を通過させる

履歴書は、応募先にあなたの存在を知ってもらう重要な書類です。

採用担当者があなたの履歴書を見て、「会ってみたい」と思ってもらうことが大切ですので、細かいところまで手を抜かないよう注意して下さい。

既卒は新卒よりも自己PRに一層力を入れなくてはなりません。

紹介した例文を参考に、あなたの長所を説明しながら、仕事への意欲をアピールしていきましょう。

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