全国展開しており、普段から愛用している人も多いコンビニエンスストアであるローソン。
そんなローソンに転職した場合どれくらいの年収を稼ぐことができるのでしょうか。
また、実際にローソンで働いている人は働きやすい会社と思っているのでしょうか。
そこでこの記事では、ローソンの年収や転職難易度、実際にローソンで働いている人の口コミなどをまとめました。
目次
一目で分かるローソンの評判
年収は高い? | ◯ |
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残業は少ない? | △ |
福利厚生はどのくらい充実している? | ◯ |
仕事のやりがいはある? | ◎ |
スキルアップやレベルアップにつながる? | ◎ |
職場の雰囲気は良い? | ◯ |
中途入社はしやすい? | △ |
ローソンはどんな会社?
会社名 | 株式会社ローソン |
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設立 | 1975年4月15日 |
資本金 | 585億664万4千円 |
従業員数 | 10,395人(連結) |
本社所在地 | 東京都品川区大崎一丁目11番2号ゲートシティ大崎イーストタワー |
代表者 | 竹増 貞信 |
事業内容 | コンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズチェーン展開 |
事業方針・経営理念
ローソンでは地域・お店・お客様を起点としてサービスを展開することを重視しています。
地域に住む人々の生活に欠かせない店となることを目指しており、コンビニエンスストアでありながら地域密着型の傾向がある企業と言えるでしょう。
また、地域の人々から必要とされる企業を目指すにあたって、ローソンでは仮設・実行・検証のサイクルをスピーディーに行うことを重視しています。
そのため、積極的に新しい取り組みに挑戦できる環境が整っており、自分で意見を出して改革していきたいと思っている人が働きやすい企業と言えます。
事業内容
ローソン系列のコンビニエンスストアにはローソンに加えてナチュラルローソン・ローソンストア100があります。
ローソンはフランチャイズ展開をしており、商品を開発するだけでなくこれらの系列店のフランチャイズ経営をサポートするのもローソンの仕事です。
フランチャイズ経営のサポートに関しては、仕入れや利益の向上のためのアドバイスだけでなく、フランチャイズ店舗を開店するにあたっての実地調査なども含まれており、1から新規店舗の開店に関わることができます。
売上
2018年度のローソンの売上高は2兆4000億円超です。
日本国内だけでなく中国をはじめとするアジアにも店舗を展開しており、コンビニ業界ではセブンイレブン・ファミリーマートに次ぐ3番手なのでかなりの売上を誇る企業と言えるでしょう。
2010年以降売上が右肩上がりであり、ローソンの独自ブランドであるウチカフェやローソンセレクトの人気も高いことからさらなる売上の上昇が期待できます。
従業員数
ローソンの社員数は系列グループの社員も含めて10,395人です。
ローソンはフランチャイズ展開をしているので、実際にローソンの運営に関わっている人は社員よりもフランチャイズ経営者やアルバイトの人数の方が多いです。
そのため、大企業で従業員が1万人程度だと少なく感じるかもしれませんが、コンビニ業界をはじめとする小売業界は人の出入りが激しく、中途採用も積極的に行っています。
したがって、中途枠でも正社員を目指すのはそれほど難しくないと言えるでしょう。
ローソンの転職難易度
ローソンの転職難易度は先ほど解説したように人の出入りが激しいことから積極的に中途採用を行っており、それほど高くないと言えるでしょう。
しかし、ローソンの正社員のキャリアはまず店舗で店長として店のオペレーションを学んでから、エリアマネージャーとして自分が担当するエリアの店舗を統括し、結果を出すことができれば本社勤務となります。
そのため、本社勤務に抜擢されるのはほんの一握りであり、大半はエリアマネージャー以上の仕事を任されることが少ないです。
ローソンの人の出入りが激しい理由として、アルバイトのシフトの穴埋めをしなければいけなく、希望する日に休みが取れないことが多いという点が挙げられます。
したがって、ローソンに転職する場合はこの点を理解したうえで転職すべきと言えるでしょう。
ローソンの年収は平均660万円程度
ローソンの平均年収は660万円程度です。コンビニ業界においては2番目に平均年収が高い企業であり、給与待遇は良いと言えるでしょう。
給与のピークは40代後半~50代で、最高で750~800万円程度の年収を稼ぐことができます。
また、再雇用制度が用意されており、60歳で一度定年を迎えても65歳まで働くことが可能であり、定年後でも年収400万円以上の安定した生活が送れます。
転職後の昇給はしやすい?
ローソンではキャリアパスがはっきり示されており、勤務年数に加えて役職グレードが上がった際にも昇給が行われます。
40代前半までは順調に出世できる人が多く、一定の金額までは順調に昇給できると思って良いでしょう。
また、ローソンでは小売業界で働いたことが無い人も積極的に正社員で採用しています。
未経験だと転職時の給与はどうしても低くなってしまいますが、役職グレードを上げることで同世代の正社員に追いつくことができます。
ボーナス・賞与は貰える?
ローソンは小売業界の中でもボーナスが高いことで知られており、夏冬合わせて大体4ヶ月分程度の金額が支給されています。
年間の平均ボーナスは100~150万円程度と言われており、勤務年数だけでなく歩合でも金額が上がるシステムなので、成果を出して稼ぎたいと思っている人に良い企業と言えるでしょう。
ローソンの福利厚生は充実している?
- ベネフィット・ステーション
- トヨタレンタカー
- 通信教育補助金
- 宿泊補助金制度
- インフルエンザ予防接種補助金
- 人間ドック/健康診断補助金
- 各種社会保険完備
- 確定拠出年金
- 財形貯蓄制度
- 社員持株会
- 部活
ローソンでは上記の福利厚生制度が用意されています。ベネフィット・ステーションが利用できるので、宿泊施設やレストランなどを格安料金で利用できる点が良いと言えるでしょう。
また、確定拠出年金や財形貯蓄制度など社員がゆとりのある老後を過ごすことができるようにするためのサポート制度も充実しています。
それに加えて社員同士で活動を行う部活も多数存在しており、業務中はあまり交流が無い社員ともスポーツなどの部活を通して交流できます。
ローソンの休日・休暇制度は整っている?
ローソンは週休2日制で、シフト制となっています。そのため土日固定休ではなく、平日が休みとなることが多いです。
また、入社した段階で年間10日の有給休暇、夏季・冬季にそれぞれ7日間の休暇が付与されており、年間休日数は116日となっています。
ローソンは家庭と仕事の両立を支援する企業が認められるくるみんマークを取得しています。
ローソンで働く女性社員が最大3年の育児休暇を取得することができるだけでなく、男性の育児休暇取得も推進しており、男女問わず子育てと仕事を両立できる環境が整った企業と言えるでしょう。
育児休暇に関しては産前産後休暇や分娩休暇も用意されているので安心して出産に臨めます。
育児休暇期間中は社内用のPCをレンタルすることができ、それを使ってeラーニング学習を行い、復職後のスキルアップのための勉強に取り組むことも可能です。
ローソンの残業時間は多い?
ローソンの残業時間は35~40時間程度と言われています。大体1日1~2時間程度であり、この業界の中では平均的な残業時間と言えるでしょう。ただ、この残業時間は本社勤務の場合です。
店舗で働いている間は残業時間は基本的にありません。ただし、この場合はパート・アルバイトの人のシフトを優先して組む必要があります。
そのため、自分の希望通りに働くことが難しいうえに、大半の店舗が最小限の人手で店を回していることから、正社員だと労働時間が長くなってしまいがちです。
ただ、もちろん時間外勤務や深夜勤務に対しては給与がしっかり支給されるので、忙しい店舗だと稼ぎやすいと言えるでしょう。
ローソンへ転職するまでの流れ
- エントリー
- 書類選考
- 面接
- 内定
ローソンへ転職するまでの流れは上記の通りです。エントリーはローソンの採用サイトもしくは転職サイト・エージェントでできます。
どの応募方法でも選考に影響はないので自分がやりやすい方法で応募しましょう。
ローソンの面接は基本的に一次面接・二次面接・最終面接の計3回行われます。面接に必要な期間に関しては時期によって異なり、基本的に面接の際に選考結果が出るまでの期間や次の面接の日時が伝えられます。
万が一落選となった場合でも連絡が来るので、気長に連絡を待ちましょう。
ローソンの求人に応募してから内定が決まるまでは大体1ヶ月~1ヶ月半程度と言われています。
ローソンへ転職した人たちの口コミ・評判
年齢 | 34歳 |
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性別 | 男性 |
前職 | 営業職 |
転職理由 | 会社の待遇が悪かった |
元々営業職として働いていた経験から、現在は店舗開拓の業務を任せてもらっています。今まで培ってきたスキルを活かすことができるうえに、大手企業でキャリアをやり直すことができて良かったです。
年齢 | 40歳 |
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性別 | 女性 |
前職 | ファミリーレストラン店員 |
転職理由 | 正社員として働きたかった |
年齢 | 30歳 |
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性別 | 男性 |
前職 | フリーター |
転職理由 | 正社員として働きたかった |
正社員なので店の運用など覚えることは多いですが、他の仕事にも活かせる内容なので、ここで学んだスキルを活かしていずれは店の経営に挑戦してみたいと思っています。
大手企業におすすめの転職サイト・エージェント
ローソンのような大企業に応募する場合、転職サイトを経由して応募した方がスムーズと言えるでしょう。
しかし、転職サイトはたくさん存在しており、手あたり次第に登録していては転職サイトからのメールだらけで良い求人や重要な連絡を見逃してしまう可能性があります。
そこでローソンの求人に応募するにあたっておすすめの転職サイトをチェックしましょう。
掲載される求人は時期によっても異なりますので、非公開求人を含めてローソンの案件があるかは、エージェントから最新の情報をもらうようにしましょう。
doda
dodaは国内でも最大手の転職サイトで、常時5万件近い求人を取り扱っています。
そのため、ローソンに限らず大手企業への転職を希望するなら登録しておきたい転職サイトと言えるでしょう。
ローソン以外の大手企業の求人も多数取り扱っていることから、色々な求人を比較して、最も自分に合う企業を探したいと思っている人におすすめです。
それに、ローソンは小売業界未経験者も積極的に採用していますが、企業側が求めるレベルに達していなくて採用してもらえないこともあります。そこでdodaなら幅広いレベルの求人を取り扱っているので、ローソンに応募するために必要な経験を積める企業を探すこともできます。
dodaでは無料で転職エージェントサービスも行っています。そのため、ローソンのような大企業へ応募する際に必要な応募書類や面接対策に対応してもらうことができ、万全の体制で転職活動に臨むことが可能です。
パソナキャリア
パソナキャリアは取り扱い求人の半数ほどが非公開求人となっていて、質の高い求人を豊富に扱っています。
ローソンの求人を扱っている可能性も高いでしょう。
取引企業数が多く、大手企業や優良企業からの信頼が厚い転職エージェントです。
またキャリアアドバイザーの質も高く、専任のアドバイザーが利用者の経験スキルや強みを引き出すサポートをしてくれます。
ハイキャリアにおすすめの転職サイト・エージェント
ハイキャリアの転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントも見ていきましょう。
紹介するのは、大手求人や好待遇の求人を多く扱うハイキャリア転職を得意とする転職エージェントです。
ローソンのような質の高い求人の紹介を特に期待できる転職サポートサービスですから、非公開求人の内容を確認するためにも登録してみることをおすすめしますよ。
ビズリーチ
ビズリーチはハイクラスに特化した転職エージェントです。
フリーランスのキャリアコンサルタントが、登録されている利用者のプロフィールを見てコンタクトを取り、求人を紹介するシステムなのです。
基本的に年収600万円以上でないと良い求人を紹介してもらえないというデメリットはありますが、条件が厳しい分ローソンのような大企業の求人を紹介してもらえる可能性も高いです。
したがって、スキルが十分に身についていて既に年収600万円以上を稼いでいるならビズリーチがおすすめと言えるでしょう。
JACキャリア
JACキャリアは、20代のハイクラス転職に強い転職エージェントサービスです。
ハイクラス転職はミドル世代というイメージが強い中、若手世代の転職に力を入れているのがポイントですね。
取り扱い求人の質も高く、小売業界の求人も取り扱いがあるので、ローソンの案件も紹介してもらえる可能性がありますよ。
20代でも転職でキャリアアップしたい、初めての転職だけど失敗はしたくない、という方にピッタリのサービスです。